自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

なんとも楽しそうな ひろめ市場@高知

2014年06月19日 | 高知2014
高知城をさっくり見学して、「ひろめ市場」へ向かう。 高知城を出て広い並木道を進むと(日曜には、賑やかに市が出る)、金物屋が何軒も続く。と、右側に「ひろめ市場」の入り口(たぶんこちらは裏口?)があった。ひろめ市場は、40の飲食店と20の物販店が入る巨大屋台村。 午後4時、すでに背広姿のおじさま達が、上機嫌で飲んでいる。 中は、フードコートのように、テーブルと椅子が並べられていて、各店舗で食べ物を購入するシステムのようだ。 新鮮な魚料理、肉料理、お惣菜、ご飯ものが並んでいて、どれもリーズナブルで美味しそうだ。 5時にはここを出て空港に向かわないといけないから、ここで座って食事はできない、なので機内で食べられるようなものを買いだすことに。 寿司やお刺身みたいなものは、持ち帰りはできないとのことなので、手作りの鯛めしと、揚げたての天ぷら(さつま揚げ)、トマト豆腐なるもの、小夏ジュースを購入。 パン屋では、あ、高知のローカルパン「ぼうしパン」を探してみたが、売り切れ、残念(涙)

NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」で、主人公が子供たちと作っていた"アイスクリン"発見。 あっさりしていて、食べやす〜い。

いい雰囲気〜♪


なんじゃこれ〜? ワンショット100円で、高知の地酒をお試しできる。 素敵〜♪


市電の走っている大きな道路に面したこちらが、入口のようだ。

ここから市電に乗ってはりまや橋までいったが、時間があれば、ずっと続くアーケードをひやかしながら、帰りたかったな〜。
母と二人、ひろめ市場に、後ろ髪引かれながら空港行きバスに乗り込んだ。

帰りは、スイスイ走って、30分で空港着。 地方の空港、早く着いても買い物する場所ない、食べるとこ無い、・・かな?とおもいきや、売店充実!
あ、ぼうしパンも売ってた〜\(^o^)/

このぼうしパン、高知市内のパン屋さんが考案したらしいのだが、今では、昭和30年から市民に愛されるローカルパンとなっている。真ん中のふっくらしたところは、昔懐かしい素朴なパン、ぼうしのツバは、クッキーともボーロともカステラとも、やわらかいクッキーのようなほんのり甘い生地。
温めて食べると、美味しさがアップするようだ。

カツオだけでない、高知の食、
いなか寿司(野菜寿司)、ぼうしパン、芋けんぴ、まじめなミレービスケット(たべっこ動物のような味で、美味しい)、小夏、フルーツトマト・・・
あ〜ん、やっぱり、地方は面白い♪
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桂浜 & 高知城

2014年06月16日 | 高知2014
朝チェックアウト後、宿の近くで、火曜市という市が開かれるのを知り、宿に荷物を預けて散策。 規模は小さいながらも地元の食材が、テントを出して並んでいる。ふつうに農家がネギや空豆を出していたり、今の時期は、梅の実が多かった。そして、高知といえば、フルーツトマト。 二箱お買い上げ〜。旬は5月、今は、ぎりぎり今年最後の収穫。 気温が上がってくると、糖度が上がらなくなるそうなのだ。 は〜、ぎりぎり間に合った〜。
そして、よく見かけるのが、昨日も到着早々買ってみた小夏という柑橘。 めちゃくちゃ高いわけではないが、それなりにお高い。 すべてのテントをのぞいているうちに時間がどんどん過ぎていく。さ〜、急いで帰らないと。

宿に戻って、宅急便の荷造りを始めたところで、ちょうどヤマトの兄ちゃんが入ってきた。おおお、急いで詰めなくては〜! とにかく突っ込んで、空いているところには、洋服からほとんどすべてを詰め込んで、かばんの中が空っぽになった。 母と私、焦りすぎて、大汗〜(笑) でも、おかげで身軽。

さてさて、宿近くから出ているバスに乗って、いざ、桂浜へ向かう。30分くらいかと思いきや、1時間ぐらいかかった。

太平洋 あいにく空も海も、どんよりしているけど、雨には降られなかった。 "雨女"だと、みんな私を疑うけど、"曇り女"くらいにしておいてくれ。


龍馬ちゃん


桂浜の売店で、"小夏ジュース"の旗に吸い込まれていった母。 一つ買ってみる。 小夏の果汁にレモンを加えて、さらにゆずジュースをブレンドしているそうだ。さわやかで美味しい〜!

高知市民のこの小夏への"愛"?は、すごい! 食べ方にうるさいのだ。 桂浜から市内中心部に戻るバスを待つ間、かばんの中に入っていた小夏を食べてみることに。 ナイフなどないし、みかんのように皮をむいていると・・・。 そのさわやかな香りに反応した、隣のベンチに座っていたおじさん。
「それ、小夏?」
「はい」
「むき方が違うで〜、そんなふうに食べたら味が違うで〜」「りんごみたいに、ナイフで皮むいて、白いところと一緒に食べんと、味違うで」
「・・・はあ・・・」
とりあえずは、みかんふうに食べたけど、十分甘くて美味しいよ〜。
東京に戻ってから、ネットで「小夏」と調べると、まず食べ方が出てくる。 「小夏への愛」ハンパ無いぞ〜(笑) ゆずの仲間のようで、他の地域では、ニューサマーオレンジがそれにあたるようだ。

さあ、午後は、高知城へ。 門を入ると、ボランティアのブースがあって、無料ガイドをしてくれる。 ちょっと前にスタートした他のグループに参加することにする。 お城、階段が多くて、歩き辛い。


この高知城、藩政時代半ばに焼失しているが1749年再建され、日本で唯一完全な形で残っている本丸御殿なんだそうだ。 龍馬が見ていたものを、今、自分たちも見ているのだ。 もちろん下級武士である龍馬は、このお城に入ることはなかったようだけど。
中は、6層になっていて、急な階段を上る。

お城の一番上の階は、外に出てぐるっと一周でき、高知市内を一望できる。

後から考えてみれば、76歳の母には、しんどかったようだ。気づいてあげられなくてゴメン。








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龍馬に会いに?高知へ

2014年06月10日 | 高知2014
たまには親孝行をしよう。母は、今年77歳、喜寿を迎える。そう思って、どこに行きたい?と聞くと、「高知」との答えが返ってきた。おお、高知、それは大賛成! だって、高知に行けば、1都1道2府43県、クリアするのだ〜。ある日、行った県を塗りつぶしてみたら、行ったことのないところは、5県だけだった。 数年前から、滋賀、大分、和歌山、熊本と旅し、最後に残っていたのが、高知だ。

早速、飛行機と宿を手配。 高知と言えば、坂本龍馬、そしてカツオ。この二つさえ楽しめれば、一泊二日でも十分。
宿は、坂本龍馬が生まれた土地に建つ宿「ホテル南水」に決定、古いホテルだけど、龍馬のギャラリーがあったり、龍馬の紋の入った着物を着て写真撮影ができたり、龍馬クイズに答えたら、なんか特典があるとか?・・・なんだか、面白そう。 高知の郷土料理・皿鉢料理もいただけて、一人一万円は安い! ここに決定♪ 

高知龍馬空港に到着し、バスで街中に移動する。空港からの高速道路がないようで、平道を走るから、なんだか時間がかかる。 バスは、街の中心、はりまや橋で下車。江戸時代には、さぞ賑わった場所なのだろうが、道路が整備され、今は、なんともちゃっちい橋が公園の一角に再現されている。 

ここを中心に、アーケードの商店街もずっと続いていて、地方都市特有な感じ、楽しい。 早速、小夏という柑橘を買ってみる。 見たことない果物。ゆずのような色で、オレンジの形。

路面電車が頻繁に走っているので便利
方向音痴は、忘れたころにやってくる。 このはりまや橋を中心に南北と東西に走っている市電。 たしか今宵の宿は、あちらのはず・・・と乗り込んだ電車は、ハズレ(汗) 車内に乗り込んでから路線図で確認すると・・・・あれ〜?
「どこ行くの?」と不安そうな我々に聞いてくれたおじさん。「上町一丁目」に行きたいんですけど・・・
「う、違うよ〜!」 次の駅で降りて、もとに戻り、違う路線に乗り換える。 運転手さんに間違えたと伝えると、後払いの代金はとられなかった。やさしい。次のはりまや橋で乗り換えるときに、そう伝えてください。市内は、200円の均一で、乗り換えのときは、乗り換えの紙切れをもらう。 海外のバス乗り換えみたいだな〜。

宿に無事到着。 中規模のホテルで、かなり年季の入った宿のようだけど、不便を感じるおとはないし、最上階に大きな風呂もあって、気持ちいい。
龍馬の生まれたこの場所、高知城にも徒歩圏だし、街の中心までは、徒歩30分くらいだろう。 都会?に住み、下級武士ながらそこそこに経済的にも恵まれ、末っ子の次男。自由人。
宿のロビーには、芸能人の写真とサイン。 もちろん、龍馬フリークの武田鉄矢、龍馬伝で中岡慎太郎役を演じた上川隆也・・・あの人は・・・・
と、龍馬を演じた福山は・・・写真はなかった・・う〜ん、残念。

ロビーの喫茶室では、こんなものも飲んでみた。

カプチーノ♪
たくさんの龍馬に関する書籍があったり、龍馬の直筆?の展示、こんなものも見つけた。

高知でのキリンビール プロモーション
日本で初めて作られたビール、キリンビールの前身である日本ブルワリーは、グラバーや岩崎弥太郎らによって設立され、龍馬がその二人の縁を持ったとのこと。 そして、キリンビールのラベルに描かれている麒麟は、中国の想像上の霊獣。 上半身が龍、下半身が馬。= 龍馬?

部屋では、坂本家の紋が柄の浴衣に着替え、さあ、夕食の皿鉢料理♪

カツオのたたき、美味し! にんにくのスライスとたっぷりの青ネギをのせていただく。皿鉢料理には、いろんな料理がのせられているが、高知のいなか寿司という野菜をのせた寿司が美味しかった〜。みょうがやシイタケ、筍など、季節のものがのるようだ。




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