自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

日本でおなじみのポルトガル菓子

2012年04月24日 | 店主の休日飲み歩き
坂本竜馬も食べていただろうカステ~ラ。 ルーツはポルトガル。オリジナルは、卵と砂糖と小麦粉でシンプルに作ったパオン・デ・ローという伝統菓子。先週行ったポルトガル料理マヌエルでも最後にいただいた。 日本の長崎カステラは、水あめが加わり、しっとりに進化。

来月ポルトガルに連れて行っていただくパン屋さんワルン・ロティの大和田さんが主催する「パンとワインの夕べ」というセミナーで、旅の予習も兼ね、ポルトガルのワインや食品をいただいた。その時に、カステラの原型・パオン・デ・ロー、エッグタルトの原型・パスティス・デ・ナタもいただいた。これは、なんと蒲田にある和菓子やさん・清野(キヨノ)から取り寄せたとのこと。


中がかすかにとろっとしていて、おいしい~~~っ! たぶん現地では、もっと中が半生状と想像するけど、どうだろう?現地で食べてみなくては。


昔、エッグタルトが流行った時期があったね~。自由が丘にも店あった。その時は、マカオから来たんだったように記憶するが・・。
これまた、周りがサクサクして、中はとろ~り、うまいっ! 
興味のある方は、ネットでお取り寄せができるようですよ。

ネットで清野を検索して、何で和菓子やがポルトガル菓子を焼いているんだ~?と疑問だったけど、その話が書かれていた。 リスボンで日本の長崎カステラを焼いているパオロさんとトモコさんというご夫婦がいらっしゃるそうで、12年前、そのトモコさんが日本のTVに紹介されたことがきっかけだったようだ。すぐにTV局に電話して連絡先を教えてもらい、即、リスボンに出向いたとのこと。 
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ポルトガル料理 マヌエル

2012年04月18日 | 店主の休日飲み歩き
最近のマイブームは、ポルトガル。 2年くらい前にポルトガルの美味しい赤ワインを飲んで、あれ? ポルトガルってどんなとこだろう??? と、一気に興味が湧いてきた。 目黒線洗足にあるパン屋さんワルンロティの店主が主催する食旅、「今度は、トルコかポルトガルを考えているのよ~」と一年前。すかさず「ポルトガルに一票!」 そして本当に、5月末からポルトガルに行くことになった。

その前に、予習をしておかねば・・・。

早くから東京渋谷にあったマヌエルに予約をいれた。イタリア料理教室講師のFさん、女医のSさんが今回は一緒だ。 3人の共通点は、イタリア好き。そして、全員”崎”が苗字に入っているので、「崎トリオ」ということだ。 ま、これはどうでもいいか。
渋谷駅からは10分くらいあるし、方向音痴の私には、ちと厳しいロケーション。 判り易いように東急本店まで行き、お店に行き方を教えてもらおう。電話を入れる。それでも、危うく間違えそうなところを、Fさんが、声をかけてくれた。おお、助かった。

さあ、何を飲もうかな? かわいい店員さんが、ポルトガルのビールがオススメです。というので、全員「では、それ」と、いとも簡単に答えたので、自分のオススメをそんなに素直に聞いてくれたことが嬉しかったのか、妙に喜んでくれた。なんとも独特のテンポとリアクションが、面白い店員さんだ。


ポルトガルのビール。ホップの香りはやさしくて、刺激も少なく飲みやすい。


前菜の盛り合わせ。 イベリコ豚のチョリソ(生ハムみたいに薄切り) 干ダラのコロッケ、牛肉と野菜の煮物(肉じゃがのような感じ) タコのマリネ どれも美味しいぞ~。特に気に入ったのは、ポルトガルでは、お父さんのおつまみという牛肉と野菜の煮物。 早速作ってみよう♪


ポルトガルの微発泡白ワイン、ヴィーニョ・ヴェルデ
大体は、フレッシュさを楽しむワインで、すっきり飲みやすいのだろうが、あえて、しっかりしたものを頼んだ。おおお、これは、美味しい! 上品で、上等な感じ。ポルトガル、いいぞ~。


ちょっと暗いのだが、ポルトガル独特のフタ付きの銅鍋。 中には、海老、ムール貝、イカ、あさり、あんこう、など魚介が入ったブイヤベースのようなスープ。 コリアンダーの香りがして、エスニック風だ。まるで見かけは、トムヤムクン♪ でも、辛くなくて、旨いっ! スープまでしっかり飲み干したいが、後からのお楽しみにとっておく。


赤ワイン、バガ?という沿岸部分のエリアで、聞いたことない地方だった。イタリア品種のネビオーロのような渋みとしっかりしたボディが特徴とのこと。 これは、その中でも、やさしめ。、ほう、親しみやすくて、果実味があって、イタリアのワインを飲んでいるようだ。


そろそろお肉。 鶏を3種のお酒で煮込んだもの。ほんのり甘くて、この甘さは何? 店長に聞くと、ポートの甘さだそうだ。赤、白、ポートの3種類のお酒で煮込んだそうだ。ほう、これも面白い。


先にいただいた、魚介のスープ煮のダシが出まくったスープに米を加えて、雑炊に。 ポルトガルは、ヨーロッパで一番米を食べる国。 日本人には、なんとも嬉しい食習慣。


食後酒。 もちろんポート。そして、マデイラ、グラッパ。 ほう、ポルトガルにもグラッパがあるんだ。 こりゃ、珍しい! ポルトガルに行ったら、絶対買ってこよう♪


デザートは、ポルトガル風カステーラ、お米のミルク煮、りんごのワイン煮。 どれも素朴。

いやはや、いやはや、5月末のポルトガル行きが、ますます楽しみになる予習となった。

店を出ると、店長さんとかわいい女子大生の店員さんが、我々が見えなくなるまで、ずっと見送ってくれた。もう、見えなくなるところで、「崎トリオ」全員、両手を振って、バーイ、バーイ。 とっても心温まる、楽しい食事会となった。






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春爛漫 百花繚乱

2012年04月11日 | 日記
先週の開花宣言から、あっという間に満開を迎えた桜、長かった冬から一気に春がやってきた。
先週火曜日に、父のお墓参りに行く予定をしていた。しかし、春の大嵐、電車も止まって、墓参りどころでない。で、一週ずらして今日4月10日に変更となった。車の運転は母、74歳。 小さな体だが、フットワークは軽い(体重は重い)。

桶川駅に待ち合わせをして、「こんにちは」と挨拶して車に乗り込むと、狭っ! お、後部座席に母の妹(私の叔母)が座っていた。おしゃべりな母と対照的に、おっとり静かな叔母、いいコンビだ。 車を走らせ、森林公園近くを目指す。途中、学校や公園の桜をながめつつ、約40分のドライブ。 

父が生前、自分で選んだ墓苑は、緑に囲まれて風通しが良く、管理も行き届いている。到着するや満開の桜が迎えてくれた。 本当に見事な満開。 父は、大好きな母と私に、この桜を見せたかったのかもしれない。

母の妹の夫(叔父)は、私の父と大の仲良しだった。父が亡くなって一番悲しんだのは叔父ではなかったかと思うほどだ。 自分の墓を、父の斜め後ろに購入したくらい。だから、父の墓参りは、いつも叔父の墓参りもする。きっと天国で、二人は一緒に花見をしているに違いない。

帰り道は、お花三昧。

ちかくの牡丹園で、水仙。 → 途中、土手に咲く桜と菜の花の競演 → 公園の名前が私にはよく分からないが、桜と雪柳、全国の寄贈された桜が楽しめるという公園・・・と、お花見三昧だ。



普通の水仙


花が八重になっている水仙


満開の桜。 


桜と雪柳


桜と姥桜  おばあちゃん特有のリュックはお揃い(汗)仲良し姉妹の母と叔母


全国から寄贈された桜が一同に。よく見るソメイヨシノとは、ちょっと違う桜。
ピンクの濃いのは、「ヨウコウ」という種類らしい。
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春カフェ 「お仕事いろいろ」 たまには、お芝居などいかが?

2012年04月06日 | 日記
桜はいつ咲くのかい?と思っていたら、いきなり突然満開っ! 近所の呑川緑道も自由が丘南口の緑道も、すでに見ごろ! なんだか焦ります。

呑川の桜 4月4日撮影

さて、私とお誕生日が一日違いの清水泰子ちゃんが、お芝居に出ます。たまには、お芝居なんていかがですか? 

以下詳細です。
★★★★★★★


短編劇集 volume 1
春カフェ『お仕事いろいろ』

2012年4月13日(金)~15日(日)
会場:東中野/RAFT

●公演情報
http://www.momouta.org/producs/201204cafe/

仕事にまつわるあれこれを、短編劇数片としてお届け。
A,B,Cの3つのパートを順繰りに上演します。

私は「劇団桃唄309」の客演として、AとBに出演します。
ミニマムなスペースと脚本で正攻法のストレートプレイ。
意外にも「ちょっといい話」系です。
カフェコーナーで喉をうるおしつつお楽しみいただくという趣向。
私が参加したことも「うるおい」になれば何よりなのですが、さて…?!

もしもご覧いただける場合は
↓こちら(清水扱い)から
http://www.momouta.org/main/tickets/box/selc/shimizuy

それでは、どうぞよろしくお願いいたしますm(__)m


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なつかしの味 あおば(大井町)

2012年04月02日 | 店主の休日飲み歩き
私が店を開店させた10年前には、火曜定休の店は少なかった。 しかしここのところ、飲食店の火曜定休が増えてきた感じがする。ハッピーマンデーの3連休が多くなった影響があると思う。てなわけで、飲食店向けのワイン輸入業者の試飲会は、火曜日が多い。 そして、私の休日は、試飲会に参加することが頻繁になった。 良いことなのか、悪いことなのか・・・?

3月27日も、P社の試飲会に品川まで出かけた。本来、口に含み吐き出すのが、プロの試飲会だが、どうも、ベーと出すのが乙女の美的感覚に合わない。飲み込んでしまう、結果、50種類くらいの後には、結構いい気持ちになってしまう(汗)

友人と会う元気はない。そうだ、大井町でご飯を食べて帰ろう。
20年くらい前に働いていた会社が大井町にあった。大井町は、懐かしい町なのだ。大井町は、ここのところ再開発が進んで、商店街はずいぶん様変わりした。いくつかある商店街の中に、「小野」というお惣菜・お弁当を売るお店があった。切り干し大根やひじき、高野豆腐など、ヘルシーでお母さんの匂いのするお惣菜が多かった。6種類のおかずとごはんが二段になって、500円。懐かしいな~。
でも、ここは今はない。代わりに、ここの親子が、「あおば」という定食・居酒屋を開店させていた。 あのお弁当に入っていたお惣菜は、今も健在だった。 お母さんが作っているのだ。息子さんは、焼き物や刺身、揚げ物などを担当しているようだ。

一人なので、あまり食べられないけど、お惣菜の盛り合わせ(小)、鯵の刺身、和風春巻きを頼んでバランスのとれたお食事とさせていただきました。


京都のグルメ隊長H嬢が、泣いて喜びそうな一皿。
切り干し大根、かぼちゃ、高野豆腐、白和え、などなどちょびっとずつ


鯵の刺身 ならば、熱燗でしょ~


和風春巻き  中身は、なるほど、きんぴらごぼう!







コメント (4)
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