5月24日(金)続き
ホテルでまったりしてから、ホテル裏手の飲食店街をぶらつく。
なんだか繁華街と言っても人は少ない感じ(^^ゞ 観光客の多くは、釧路には宿泊せず、阿寒周辺や釧路市内は通り過ぎて、どこか他の街に宿泊してしまうらしい。釧路には、○○発祥の店、というのが複数あるらしいのにもったいない。 私にしてみれば、外国人でごった返す観光地より、インスタで映える映えないで店を決める人々が集う店より、静かにその街や文化を楽しめるので、嬉しい限りではある。 釧路の街は、インバウンドフリーで落ち着く。
さて、最初に向かったのは、ざんぎ発祥の店と言われる「鶏松」へ♪
店構えがいいじゃないですか~(^<^)
カウンターの一番端に通され、ビールと骨なしのざんぎを注文♪ 骨付きか骨なしを選べる。 もともとは骨ごとぶつ切りにしていたのが最初らしい。
二つのフライヤーにそれぞれいっぱい鶏を投入しています。
我々のザンギ来ました~♪ 1人前です。 小食のTさんと体調イマイチだった私、申し訳ないけどシェアさせていただきました。
たくさんは食べられないけど、ザ・ザンギ、いただきました~。
最初はそのままで、次は、鳥松特製ソースでいただきます。ウスターソースっぽい感じで味変(^O^)v
食べていると、電話で注文していたお客様がテイクアウトのピックアップにやってきました。 お会計担当のおかあさんが、手早く紙に包み(かなりのボリューム)、上に吊してあるヒモの玉をぴ~っと引っ張り、くるくるっと十字にヒモをかけ、いかにも手土産に仕上げてました。コントで酔っ払いがぶら下げてる手土産的に。鶏をひたすら揚げている親父さんも職人だけど、このおかあさんも職人だわ~(#^.^#) いいもの見せていただきました。帰り際、サラリーマン的なおじさんが一人入ってきて、ザンギを食べてました。出張で来られた方でしょうかね。
さあ、次は、釧路名物つぶ焼きの店へ。
通りの角っこに立っています。だからかど屋なのかな?
こちらもオヤジ心をそそる、いい面構えです。
オヤジさんが一人、もくもくとつぶ貝を焼いています。 なんだかたこ焼きみたいですね~。ぐるぐるしながら、タレみたいなのをそそいで味付けをしているようです。
じゃ~ん、出て来ました!
専用の木の皿に乗ってきた~、明石の玉子焼を思い出します。
楊枝をさして、ぐるぐるっと中身を引っ張り上げます。たっぷり身が大きい!
ほんのり甘い味付け。 最後のくるくるっとしたとこまで出すのは、結構難しい。楊枝でほじっても出てこないし、ま、仕方ない。 次を手にしたところで、おやじさんが、「お姉さん、いい?」って、私の食べ終えた貝を手に取り、少し左右に振った後、逆さまにして木の皿に、トンっ!と叩きつけた(@@;) すると、ころんっと貝の先っぽが出て来た(^O^)v ほほ~~~! 食べ方を教えて下さいました。 これ、他の貝でも応用できますね。 つぶ貝の焼きで一年中勝負しているこのお店、貝の取れないシーズンもあるから、どうしてるんだろ? シーズン中にオフシーズンの分も仕入れて、処理(いったん中を出して、また戻す)をしてから冷凍しておくんだそうです。我々が食べたのは、そのオフシーズン用のもの。
ふと、カウンターの反対側を見ると、先ほど、鳥松にいらしたサラリーマン(^0^;) 我々と同じルートたどってる。美味しいものにこだわりがありそう。つぎは何処へ行くんだろう?
お会計を済ませると、いつの間にやら、地元民で満席になってました。
釧路、楽しいじゃな~い。
そして、3軒目は、炉端焼き発祥の店、その名も「炉ばた」
こちらもシブイ♥
この字に囲炉裏を囲み、雰囲気抜群に良いです。
ネットで見たときは、お父さんが焼いていたけど、お亡くなりになったのか、お母さんが焼いていました。 娘達と店を引き継いでいるようです。
さっぱりしたものが食べたくて。
昼間食べ損ねた、あさり♪ 大きい♪
時知らず、再び♪ 今度は焼いたモノ♪
お隣に座っている若いお一人様女子、気になる。すると名刺を出して、お店の人に挨拶している。 札幌で小料理屋をやっているという、やり手女子。生産者を訪ねて釧路まで来たそうだ。私たちも名刺をいただき、次に札幌へ行くときは寄ってみたい、これもご縁♪ ホテルに戻って、お店をググってみました、ん?小料理といっても、ちょっと高級そうでした(^0^;) 行けるかな~(^-^*)
さてさて、釧路の街には炉端焼き屋さんがたくさんあって、自分で食材を焼いて楽しめる”岸壁炉ばた”っていうのもあるらしい。それも楽しそうだね。
釧路は海の幸に恵まれた場所、炭でシンプルに焼いて食べる、贅沢な街ですね~。
体調が良かったら、ショットバーとかで仕上げたいところだけど・・・、宿に戻ってひとっ風呂浴びよう♨ なにせ、5月下旬だというのに、外は一桁代の寒さ(@@;)、体感はマイナス(..;) ダウンをしっかり着込まないと震える寒さなので。
幣舞橋
ホテルは、この橋のすぐ近くで
リノベされた部屋は、よく眠れました。
写真は翌朝撮ったもの。
最上階に天然風呂があります。
さあ、ふろっ、風呂♨
寒くて震えていた体が温まります。 日帰り温泉もやっているくらいなので、風呂は広くて、気持ちいい。
はて、露天はというと、2階上の最上階にあります。 どうやって行くのだ?
露天風呂のサインがあるドアを開けると、エレベーター(^0^;) え? 裸のまま、エレベーター乗るの? 下までいっちゃったらどうする? 空いたとき男風呂だったらどうする? 不安いっぱいで、エレベーターには乗らず、横の階段で上がりました。
しかも、非常階段的な階段なので、どちらにせよ不安です(^0^) タオルで前を隠し?ながら、恐る恐る一段一段上る。一人女性が上から降りてきました。
もちろん裸です。 なんとも不思議な造りの♨
上に上がっていくにつれ、??? なんだか騒々しい人の声が・・・
え? 男性の声聞こえるけど・・・、もしや混浴~~(@@;)???
覗いてみると、大きなスクリーンがあって、ビデオが流れています。
この声だったのか・・・ せっかくなので、誰もいないし、湯に浸かってみたものの、やはり、不安は一掃されず、そそくさと下へ降りました、階段で。
裸でエレベーターに乗る機会も無いから、エレベーターにすれば良かったかな(笑)