自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

薩摩焼の里 美山

2020年08月23日 | 福岡・佐賀2017
鹿児島行きの数日前、TVを見ていると、「鶴瓶の家族に乾杯」という番組で、鹿児島特集を再放送していた。6月、7月と、TVは昔の番組の再放送ばっかりやっていた(;^ω^)
鶴瓶は、鹿児島の美山という薩摩焼の里を歩いていた。 トイレに入りたくなって、飛び込んだ先が、「沈壽官窯」という薩摩焼の代名詞ともいえる窯。 たまたま14代沈壽官氏がいらっしゃって、 その穏やかで人懐っこく、人を引き付ける魅力にあふれた方と、鶴瓶は出会う。
昨年に亡くなられたその人物、司馬遼太郎の「故郷忘じがたく候」に唯一実名で出てくる方だそう。現在は、15代目があとを引き継ぎ当主となっている。

へえ~、行ってみたいな~。と、指宿から鹿児島に移動途中に調べたら、鹿児島から40分くらいで行けるとなっている。
指宿のたまて箱が鹿児島に到着し、ホテルのチェックインをすませ荷物を下ろし、鹿児島中央駅へ向かう。 調べた電車にのるため、ホームに降りると・・・???なんかおかしいぞ。 乗り換え案内で調べた電車が掲示板に書かれていない・・・なんで???
改札に戻り、駅員さんに聞くと、7月の豪雨で、途中区間が運行休止になっている・・・とのこと。 ううう。😢
とぼとぼ料金を返してもらい改札を出ると、すぐ目の前に観光案内所があったので、ほかに行き方がないか調べてもらう。
う~ん、ちょうどいいバスがない。
「あ、高速バスで近くまでは行けます」と、代替え案を提案してくれた。 それで行きます! で、発車時間は? 15時ちょうどです。
と、時計を見ると、まさに今15時ぴったり(;・∀・)
私一人ならあ~あ、行けないか・・・と諦めたかもしれない。
「もしかしたら、まだ来てないかも、バス停に行ってみよう」と心強いTさんの言葉に、二人走り出す。
あ、なんだか人がまだいるね。 間に合うかも~~。
と、そこへバスが入ってきた。ヽ(^。^)ノ
ぜいはあ、はあはあ、バスに乗り込む。
高速に乗り、すぐに下車。 高速道路の路肩にあるバス停に降りる。
小淵沢とかにバスで行くときと一緒。私はそれに慣れていたけど、マダムTさんは、初体験。
な~んにもない住民のための駐車場から、タクシーを呼び、美山へ。

運ちゃんの大田区で教員をしている息子さんの自慢話を聞きながらタクシーで15分くらいだったかな、お目当ての沈壽官窯へ到着。

立派な武家門だ。

アプローチもいい。


代々続く先代の作品を展示する美術館、閉まっていたところを開けてもらい、静かな館内へ。
芸術的な白薩摩、繊細な香炉、、、、と目の保養をさせていただく。

奥にショップがあって、湯呑がほしかったから、一つ旅の記念に購入。
薩摩焼は、島津藩御用達の白薩摩と、庶民のための黒薩摩がある。 庶民の私は黒薩摩を一つ。

中にお花の絵付けがされているのは珍しい。

ショップの2階には、現当主15代の作品を展示したギャラリー


裏手を散策させていただくと、

まるで韓国

登り窯

薩摩焼の、もともとは、秀吉が朝鮮へ攻め入っていたころ、薩摩藩島津義弘が朝鮮から連れ帰ったきた陶工たちが、始まりだ。
慶長3年って、いつだ? 1600年をちょっと超えたころのよう。
400年もの間、続いてきた歴史、壮絶なものだったに違いない。
分業制の薩摩焼、各作業を職人がきっちりとこなす。 計算尽くされた繊細な仕事。

自分へのお土産に買った薩摩焼、さっそくお茶を飲んでみる。
今まで、薄っぺらい茶碗があちち過ぎて、マグカップで代用していたけど((;・∀・)
味が違うじゃないの~~、目から鱗(◎_◎;)
ワインはグラスで味が変わるのは知っていたけど、、、お茶も同じか・・・。
そして、このぽっちゃりとした茶碗。 手にしっくり来るのです。
もう、今は、私のくつろぎタイムの相棒となっている。
・・・しかし、黒なもんで・・・お茶の色がまったくわからない(笑)
今度チャンスがあったら、次回は、白薩摩を買おう♪

心豊かな気持ちになって、茶室の横を通り、外へ


帰りは、鹿児島街中まで行くバスにタイミングよく乗れて、ハラハラなしで帰れた。

東京に戻ってから、はい、読みました。

訪れた場所の歴史を学び、東京に戻っても、旅の続きができる。

たまたま鶴瓶がトイレを借りた場所・・・からの出会いのように、
その番組を見て、導かれた私たち。
だから、旅は楽しいのです。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

博多天神散歩 ピエトロ本店 & レクリュ

2017年12月29日 | 福岡・佐賀2017
さすが天神、お買い物モードに引きづりもまれそうになる(;^ω^) やまややふくやなど明太子屋を何軒かのぞいて、そろそろお昼、何食べよう〜。
雨も降ってきた・・・、するとドレッシングで有名なピエトロが・・・。ピエトロ・ビルって、ここ福岡が発祥なんだ。

ピエトロ・チェントラーレ

レストランとデリになっている。高い天井の広い店内。 デリにはサラダやパン、チンすれば食べられるパスタみたいなものが売られていた。

ここでお昼とするかね。
パスタ・セットにするとサラダ

ピエトロのドレッシングとともに出てきて、サラダはお代わりできる(^_^)v

パスタ

フォークが、巻き巻きしやすいようになってる。

こんな心使いも、女性には嬉しい。

お世話になったフローラルイン西中洲も、ちょっとした小物にやられたし、女性が一人で行けるお店とか、ラーメン店の紹介、歩いて行けるレストランとか、気の利いた地図をたくさん用意していた。 博多、なかなか勉強になるな〜。

食後のコーヒーは、すぐ近くのレクリュで♪
ここは、こだわりのコーヒーとヴァンナチュール(ワイン)の店

ビルの一角、スタンディングの店内。

スタンディングは厳しいんだけど、椅子が二つだけあったので、一つゲット(^_^)v

コーヒーは、どれにしようかな〜?とメニューを見ていたら、
「ストレートで召し上がりますか? そしたら、アメリカーノがおすすめですよ」
はい、お願いします。

コーヒーにもワインにも凄いこだわりがあるような方で、ちょっと気難しい方と勝手に思っていた。 でも、とても気さくな方でした。 近くのOLさんや会社員なんかが、ランチ後にコーヒーを一杯。 仕事後にワインを一杯と、気楽に使える。 いいな〜、こんなスタイルのお店。

とてもくつろげたので、帰りに「今度は、ワイン頂きにきますね〜」って、店主にご挨拶したら、「是非〜」と、にこやかに見送ってくださった。
佐賀・福岡の旅も、これで最後。 そろそろホテルに戻り荷物をピックアップしよう、雨もすっかり止んだし。

と、歩いていると、八女茶で有名な八女のアンテナショップが天神に。

今回の旅、道の駅とかに寄る時間がなかった。 でも、ここで、農家自家製の柚子胡椒とか高菜漬けとかゲットできた(^_^)v お茶やあまおうを普段のお買い物みたいに買って、東京へ戻りましたとさ(笑)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柳橋連合市場

2017年12月28日 | 福岡・佐賀2017
旅の最後、今日は本当に一人歩き。 朝チェックアウト、荷物を預け、那珂川沿いをお散歩。

西中洲と中州を結ぶ「であい橋」

キャナルシティ方面に歩く。 キャナルシティには、九州の食材にこだわる熊本発信のホールスクエアという食材やさんが入っている。 熊本のチーズを買って帰るつもりだったけど、開店前だった・・・残念。

そして次は、柳橋まで。
そこには、柳橋連合市場というのがある。博多駅から住吉通が那珂川にぶつかったところ。
小さいけれど、昔ながらの市場。 以前、行ったとき、ごま鯖丼が頂ける食堂があったのを思い出し、最後にまた「ごま鯖」を、と目論んでいたのだが・・・。
あれ? カフェになっちゃってる〜(;^ω^) しょうがない。

只今、リニューアル工事中の模様。 そうだよね、古すぎて・・・


九州らしい食材、「くじら」

懐かしい"くじらベーコン"も。

あまおう〜🍓 白いいちごもある〜。

明太子屋さんも何軒か入っていて、そこでは、なんだか中国人らしき人が爆買い。 もしかしたら、このいちごも外国人向けか?

私のお目当ては、さつま揚げ

これが、いい酒のあてになるのよね〜(;^ω^) 笊に自分でいろいろ入れて、グラムで販売。

ここからは、バスに乗りとりあえず天神へ。
人がいっぱい。 お買い物エリア、外国人も多い。

バスを降りたところにパン屋さん。 ちょっとのぞいてみる。

糖が気になる方へとか、コレステロールが気になる方、とか、、、面白い説明書きがある。 パンをちょっとずつ詰めたセットや、お弁当形式になっていたり、売り方がユニーク。 面白い。 奥にイートインもあり、天神のOLさんなら、ここでサクッとランチもありかも。
よく見ると、糸島のパン屋さんじゃないの〜。 糸島産食材を使った"カレーパン"を一つ買って、おやつに頂こう♪

ぶらり"タエ散歩"(笑)



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

博多ナイト② 孤独のグルメ博多出張編・一富

2017年12月27日 | 福岡・佐賀2017
夜7時に大分の友人と待ち合わせたのは、博多中州・人形小路にある「一富」。

"博多 ディープソーン"で検索したら(って、どんな検索なんだか・・・(;^ω^)この人形小路っていうのが出てきた。確かに、中州の怪しいエリアに通り過ぎてしまいそうなこじんまり路地。 お隣には、例?の"無料案内所"がある(笑)


その路地には数軒の飲み屋・小料理屋がならんでいて、どこも美味しそうだし、いい雰囲気なのだ。

待ち合わせしたのは、この「一富」

どんな店なのか、さらに検索を続けていると、?何か見覚えのある料理が並んでいる店・・・あ、孤独のグルメ・博多出張編で、主人公・五郎ちゃんが行ったお店じゃ〜ん\(^o^)/
その回良く覚えている。 下戸の五郎ちゃんが居酒屋のカウンターで食べてるシーン(笑)

きっと放送の直後は、大賑わいだったに違いないが、行った日は、大将一人で回していてのんびりムードだった。
大分のAさんが到着する前、寒いから熱燗をお先に。
お通しは、きびなご。

いいね〜、こういうの。

そうこうしている間に7時をまわり、Aさんが到着。
今年の1月にも博多で集合したから、博多でスタートして博多で終わる、Aさんとの笑い納め。

五郎ちゃんも食べていた「鯖ごま」(この店では、ごま鯖と呼ばない。 ごまをまぶしてあって、醤油は自分でつけるのだ) うっま〜い\(^o^)/
そして、博多名物「おきゅうと」 酢醤油とおかかであっさり、これまた美味〜〜。 おきゅうとが苦手だというAさんも、これは美味しいと食べていた。

「酢牡蠣」

こんなのも九州の食べ方だね。

お腹が空いているというAさんは、から揚げを。 柔らかくて美味しい。


脂っこいものを食べた後は、「レモンサンド」

これも五郎ちゃん、食べてた〜。 みずみずしい大根のスライスにレモンのスライスがサンドされている。 イケる〜。
これは、パクリ決定だ。

レトロな店、ある意味、「汚なミシュラン」なので、そういったのが苦手な方にはおすすめできません。
でも、私は大〜好きです、ハイ(^_^)v 博多に来るときは、また来るよ〜。

せっかくの博多ナイト、次へGO.
そこから歩いて、渡辺通りの「夢吉わいん」へ。

ここは、コッコロのお客様だった新婚K氏から教えて頂いたお店。

カウンターには、おじ様たちがいっぱい。 でも、小奇麗なおじ様達、お安くはないクラスワインをゆっくり楽しんでいる。
もともと着物の会社がやっているお店のようで、内装もこ洒落ているし、店員さんも男女供に美しいお着物姿。

タイルの床や、窓ガラス、トイレなど、いちいちかわいい。

乾杯は、またもやオレンジワインだ。

最近の流行りだね。 白ワイン用のぶどうを赤ワインの造り方で醸造する。 皮の色がほんのり残り、味わいがしっかりしている。

お腹はすでにいい感じなので・・・

と言いながら(;^ω^)、食べてる〜〜www.

最後は、着物美女がお見送り。

こりゃ、殿方が通う訳だ・・・(笑)

さあ、最後は、昨日に続いて「バー倉吉」
怪しいビルの6階

クリスマスの飾りが・・・昨日は、気づかなかった。

今夜は、カウンターに座らせていただく。 カウンターには、昨日お休みだったオーナーの倉吉さんもいらっしゃった。
「写真のオーナー、カッコ良かったよ」と教えてくれたKさん、おい、「みのもんた」じゃないかよ〜〜👎👎👎
リーゼント店長に、昼間に行った大宰府のお話を報告。
「初めてですよ〜、そんな報告くださったお客様は〜」と嬉しそう。 はい、私は、律儀な女なのです。

倉吉氏、よくしゃべるお方でした・・・(笑) 釣りがご趣味のようで、まるで「梅宮辰夫」じゃん(;^ω^)
他人の言う「かっこいい」の基準は、マチマチ。 信用してはあか〜ん。











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

とどろき酒店・薬院スタンド & オークラ・ブルワリー

2017年12月26日 | 福岡・佐賀2017
福岡空港でM妻が札幌へ出発した後、東京に帰るM夫とKさん、そしてもう一泊博多に泊まる私、みんなバラバラで、では、気を付けてね〜と解散(;^ω^)
私は、地下鉄に乗り博多へ戻る。 博多は、本当に空港からのアクセスがいい。 たった10分もすれば、もう街中だ。

さあ、何しようかな? まずは、気になっていた酒屋さんへ。 ヴァンナチュールのワイン(自然派ワインよりさらに自然派(;^ω^)とこだわりの日本酒を扱う店。 そこで得意の角打ち。

とどろき酒店薬院スタンド


イケメン店員がお酒の説明をしてくれる(*^^)v

グルジアのオレンジワインを頂く。

狭いながらも日本酒、クラフトビールなどもある。


なんで酒屋にわざわざ行くかというと、こだわりのある酒屋は、こだわりのあるレストランがお客様、美味しい情報がゲットできるからだ。
ワインを頂きながら、日本酒の話やワインの話、若いイケメン君だけど、丁寧にお話しくださった。 そして、数軒、おすすめバーも教えてくれた。

一人になりマイペースに戻った私、街をぶらぶら♪
お、こんな自販機が・・・

あご出汁のペットボトル。 何故に・・・

さあ、次は、オークラへ。
M夫妻が、オークラにお忘れ物。 冷蔵庫に糸島で買ったチーズと呼子で買ったじゃこを残してきてしまったのだ。 私がピックアップしてきてあげるよって空港に向かう車中で言ったら、「あ、ウエルカム・ドリンクのチケットがあるから使ってよ」と、オークラのドリンクチケットを出してきた。
はい、その使い忘れ?も、私が処理するよん(*^^)v

もともとオークラ博多には、行ってみたかった。何故ならば、地下にブルワリーがあってクラフトビールを醸造しているのだ〜。へへへ、フロントでM夫妻の忘れ物をピックアップして、そそくさと地下へ向かう。

???

し、閉まってる〜〜〜ガーン。 定休日???ホテルのくせに〜〜っ!

ん?待てよ、それなら、オークラ内の違う店で飲めばいいか・・・と、カフェ・レストラン「カメリア」へ。

ホホホ

ちゃんと、飲めました〜(^_^)v

これから大分の友人が、博多まで来てくれることになっている。
今夜の博多ナイト②に向け、一杯で止めておく。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする