自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

ツタの元気なモンティ地区 カントッチをつまみながら、散策

2013年01月29日 | 2013ローマ&フィレンツェ
は~、ここのところ38度の熱が毎晩4日続き、今日はやっと病院で抗生剤をもらった。念のためインフルエンザの検査もしたが、マイナスだったので、ひとまずは安心。とにかう多忙と疲労と寝不足が最大の理由でしょう。 今日は、とにかく寝る。

さてさて、モンティ地区、以前、NHKの「世界ふれあい街歩き」だったかなという番組があって、このモンティ地区を歩いていた。その時は、春だか夏だか、緑がとにかく多かった。とくにお肉屋さん、南米から戻った友人からもらったというツタが、凄い成長をとげ、あまりに凄いので、近所の人が欲しがり、分けていたら、どのうちもツタが元気に育っている、とのこと。
そんな風景を探したら、冬で枯れたツタの葉がからまる肉やさん発見! ここだ、そうそう、こんなだった。


小さなパンやさんを発見。中に入ってみた。お腹はいつも満腹状態だから、パンは買えない(汗)、パンやさんやお菓子屋さんには、必ずある、「カントッチ」というビスケットをちょこっと買った。4つ袋に入れてくれて1ユーロ。 小麦粉でバターとかを使わないシンプルなお菓子、トスカーナの伝統菓子の一つ。アーモンドが入っている。チョコレート味だったり、レモン風味だったり、バージョンはいろいろあるが。硬~くて歯が折れそうだが、コーヒーに浸すと、すぐに柔らかくなる。今回は、このカントッチも、いろんなところで買ってみた。


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モンティ地区を散策 ミア・マーケットで野菜のキッシュ

2013年01月26日 | 2013ローマ&フィレンツェ
旅3日目
やっぱりガイドブックには、詳しい情報がない。でも、イタリアを特集した最新情報を発信する旅行雑誌には、ここのところ、このエリアが注目エリアとして紹介されている。古代遺跡群が隣接し、テルミニ駅からも遠くない。昔は貧民が住むエリアだったらしいが、今は、アーティストやおしゃれな人が住むエリアに変化しつつも、庶民的なエリアなようだ。 

行きたいと思っていたお店は、「ミア・マーケット」というオーガニックの食材を売りつつお茶も出来るカフェ。野菜は、地元の野菜だそうだ。
今日のお昼は2時、宿でお知り合いになった女性二人組とご一緒させていただく。だから、宿で食べる朝食は、ヨーグルトだけにして、ミア・マーケットで、軽く食べよう。と、宿の冷蔵庫を開け、バナナ味のヨーグルトをチョイスした。だって、日本では食べないもん。


ローマの7つの丘のうち4つがこのモンティ地区にある。モンティとは、山の意味だから、その名の通り。

坂の上がサンタ・マリア・マッジョーレ教会

さて、宿を出て、まずはサンタ・マリア・マッジョーレ教会を目指す。そこから斜めに延びている道をまっすぐ進めば、目的地につくようだ。これなら、私だって、迷わないよ。
すいぶん坂を下って、ミヤ・マーケットを見つけた。 まだ、時間が早いので、もう少し先まで歩いてみることにした。そしたら、昨夜迷子になった時にあった、博物館を発見。これは、入ってみろとのことであろう、が12ユーロはちょっと高い気もするな~。しかもキャッシャーのPCが動かず15分くらい待たされた。 なのに、ごめんなさいも無く、チケットを渡される。ふ~む、日本なら絶対無いシチュエーション。ま、ピアノ・ピア~ノ(ゆっくり)、ゆったりした気持ちで一日過ごしましょう。

入ったのは、トライアヌスのマーケットとフォーリ・インペリアーリ博物館。トライアヌスのマーケットは、2世紀の始めに造られ、今も状態の良い遺跡の一つ。半円形の建物は、1階が11に区画され、2階は屋根付きの回廊式に、3階はテラス。食べ物やや商店が入っていたらしい。この雨でも買い物ができるアーケード式は、世界最古のものだそうだ。ちなみに、日本に入ってきたアーケードという言葉は、ポルトガルから来た言葉。ふふ

テルマエ・ロマエのルシウスがいそうな場所?


さて、ミア・マーケットへ行こう。中に入ると、綺麗なお姉さんが一人で作業をしていた。お姉さんに野菜のキッシュとピンク色のビールを注文。(ワインはボトルになるといわれたので・・・)

野菜のキッシュは、じゃがいもほうれん草、カリフラワーとかが入ってヘルシー、美味しかった。でも、再生紙で出来たスプーンしかなくて、フォークは?と聞くと、ごそごそ探した挙句に、無い。ううう、スプーンでキッシュを食べるのは結構しんどかったよ~。


棚の中から昨夜食べたカルボナーラで使われていたパスタを購入。 マカロニの太くて大きいやつ。

これも、オーガニックと書いてある。
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ローマのイルミネーション

2013年01月25日 | 2013ローマ&フィレンツェ
日が落ちても、スペイン広場は人でいっぱい。

そうそうたるブランドショップが並ぶコンドッティ通りにいたっては、通勤列車並みの混雑(ちとオーバーか・・・)、おまけにベビーカーあり、くわえタバコあり、写真撮ってる人あり、この道は避けたい通りだ。でも、通りだけでなく、さすがに、各ブランドショップの飾りは華やかだ。フェンディのあたりは、ゴージャス! ま、スリに気をつけて、眺めるのもいいか

スペイン広場付近は、通り毎に、違ったイルミネーションで飾られている。なかなか雰囲気がある。


早めの夕食をとった後、スパーニャ駅に戻らず、明後日の昼に行く店をチェックしておこう、と思ったのが間違いだった。地図を見ながら歩きだしたら・・・白い帯が綺麗なコルソ通りに出てしまった。あれ? 去年は、イタリアが共和国になって150年の記念の年だったから、緑・白・赤の3色の帯だったが、今年は、白一色。それでも美しい。 で、この美しい帯は、どこまで続いているんだろ~?という素朴な疑問が湧いてきた。ちょっと歩いてみるか・・・。これも間違いだった(涙)

コルソ通り  この通りは、ローマで一番長い通り、ポポロ広場からどこまで?と思っていたら、ヴェネツィア広場まで続いていた。端から端まで歩いたら、こ一時間かかるかも?? ヴェネツィア広場付近は、地下鉄の駅が無い、だからバスかタクシーを使わないといけないのだ。バスも夕方以降は、快速化して、旅行者には、利用が難しい。う~むバス停もどこかいな? とにかくテルミニ駅方向に歩き出す。暗くなって、この先1時間くらいかかる・・・。急に寒くなってきた。トボトボ、バス停があるか気にしながら、しばらく歩いたところでバスに乗った。あ~、今日はよく歩いて、くたくた。オペラ座で、「ドンキホーテ」(バレエ)が上演されるのは知っていたけど、無理! 今日は、足のマッサージして、寝よう。
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ムゼオ・カノーヴァ・タドリーニでカルボナーラ

2013年01月24日 | 2013ローマ&フィレンツェ
さて、ピラミデ駅に戻り、スペイン広場のあるスパーニャ駅へ地下鉄に乗る
。 外に出て左に進むとすぐに映画「ローマの休日」でおなじみの、スペイン階段がある。ここは、いつも人でごったがえしている。昨年は1月6日の夕方にスペイン広場に来たので、クリスマス・ツリーは無かった。でも、今年はあったよ~。

ここでは、まず、昨年時間が無くて行けなかった、キッチン用品の「クッチーナ」へ直行。スペイン広場から一本裏?先?の細い路地にある。 昨年、スペイン広場近くのプチホテルに宿泊し、このクッチーナも目と鼻の先にあった。観光を終えて宿に戻り、あ、クッチーナへ行こうと思いたったのは、夜7時15分。 「あれ?何時までやってるの~?」 ガイドブックを取り出し閉店時間を調べるAさん・・・「・・・7時30分まで」 あと15分しかないけど、行く?っと、私が鍵をもってドアに向かった瞬間、「その前にトイレ・・・」とAさん。 「あ~、もうダメだ、あきらめよう」と泣く泣くあきらめたのでした。 じゃ~、お茶でも飲もうとポットでお湯を沸かし始めたKさん。「あ、クッチーナ。。。」と、ポットの下に敷いてあった、かわいいクッチーナのオリジナル鍋敷を、うらめしそうに見ていたのを思い出す。

クッチーナに入店すると、かわいいセンスのいいキッチン雑貨が並んでいる。ランチョンマットもオサレ・・・だ。と、昨年、うらめしそうに見ていた鍋敷発見! お一つお買い上げ、ふふ。
いろいろ買いたいものはあったけど、重たいものばかりだったので、断念。ま、怨念?の鍋敷が買えたからいいか。

さて、そろそろ早めの夕食をいただくかね。 出向いた先は、スペイン階段から3分くらいの、ムゼオ・カノーヴァ・タドリーニ。
ここは、19世紀初頭、ローマで活躍したカノーヴァとその弟子タドリーニのアトリエがあったところ。現在は、内装は当時のままで、カフェ兼レストランとして営業している。

ローマ在住のブロガーのコメントを読んでいると、イタリア一番美味しいとガンベロロッソに掲載されたロショーリのカルボナーラとここは変らない美味しさとのこと。 店内も面白そうだし、と、キャッシャー兼受付のお姉さんに、ここで、カルボナーラを食べたいのだけど、今の時間で大丈夫?と、怪しいイタリア語で聞いてみた。ここでは、私の便利用語Vorrei(~欲しい、~したい)を使う。お姉さんが、ちょっと待ってねと英語で返してくれた(汗)
席に座り、カルボナーラを注文。いえ~い。 本場のカルボナーラだよ~ん。

味は、非常~に濃厚。 だって、脂肪たっぷりの豚のホホ肉の生ハムを使うし、ペコリーノ・チーズもどっさり入っているからね~、超高カロリー。

 
店内中、こんな感じで作品が並んでいる。 へんな感じ?


入り口も、大きな作品が出迎えてくれる。

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ローマの外食1日目 ヴォルペッティ ピュウ

2013年01月22日 | 2013ローマ&フィレンツェ
普通の観光客は、こんなところまで来ないだろうな~。地下鉄ピラミデ駅を降りて、テヴェレ川に向かうエリアは、テスタッチョ地区と呼ばれ、昔、肉の市場があったらしく、内蔵料理の老舗レストランとかがあるけど、わざわざは来ないよね。今は、野菜や魚を売ったりする普通の市場がある。

私がここに来る理由は、大好きな老舗食材屋さんがあるから。何度か来ているにもかかわらず、相変わらず道に迷う私は、本当にドが付くほどの方向音痴なのだな~と、情けなくなる。 でも、口がある限り、地元の人に聞くのが一番。 遠い国から来た年齢不詳の女性に道を聞かれ、嬉しそうに教えてくれる。 必須の単語、「Dove?(どこ?)を駆使して、「テスタッチョ市場はどこ?」と聞くと、午後の時間だったせいか、「多分、閉まってるよ」てなことを言った気がする。なら、「Volpettiは、どこ?」と聞くと、「あ~、ヴォルペッティね、ピラミッドの後ろを左にまっすぐよ」と、言っている気がする(汗) Grazieと満面の笑みで感謝すると、これまた、自分もよく行くわよ~みたいな笑みが帰ってくる。 地元では知らぬ人がいない有名店なのだ。 たかだか、こんなコミュニケーションだけど、人の親切に嬉しくなるし、一人旅でも、寂しい気持ちにならない。

老舗食材店「ヴォルペッティ」 チーズやハムなど、イタリア中からの食材が揃っている。初めて行ったときは、シチリアのマグロのからすみを買ったな~。2回目に行ったときは、リコッタとプロシュートをちょこっとだけ、ポコポコと言いながら、パックに詰めてもらう。パンもつけてもらって、お持ち帰りランチ・バックになった。今回は、午後のお休み時間に入ってしまって、店内は覗けなかった。しかし、今回の主目的は、この食材屋さんが経営しているレストランに行くこと。今日は、ここでランチ。 この近くのはずなんだけど・・・、どこかいな?とうろうろしていると、ヴォルペッティの厨房から以前見たことのあるおじさんが出てきた。またもや「Dove?、レストランは?」と聞くと、そこ、っと指さされた。おお、あった、あった。


中に入ると、30代くらいの女性二人が並んでいる? ???どんなシステム? と思っていると、「先にどうぞ」と言われた(と思う)ので、前に進む。 どうやら、目の前のショーケースのお惣菜をお願いしてトレイに入れて運んでいくセルフサービスの店らしい。ここで今年、数少ない私の便利用語リストに加わった、「Avete ○×? ○×はありますか?を使い、「ラザニアはあるか?」と聞いてみた。はいよ~と、皿に盛ってくれ、奥のキッチンで暖めてくれる。「他は?」とおじさん。う~む、これ。と、指差して、またもや皿に盛ってもらう。

左がラザーニア、右が干しダラとじゃが芋の煮物(ここでも、干しダラ・・・ポルトガルを思い出す)ワインは、2,5ユーロのミニボトル
う~む、地元っぽくていいわ~、楽しい。

ヴォルペッティに来る途中に見つけたお菓子屋さんのウインドー

1月6日は、イタリアは祭日。 クリスマスみたいに、サンタならぬほうきに乗ったおばあさんが、子供たちにプレゼントをする。良い子にはお菓子を、悪い子には墨・・・。
おばあさんもよく出来てるね~。

シャネルのバッグのケーキ  いいんですかいね~?


レジの前で、ワインもお願いして、はい、20ユーロ。

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