今回の長野旅、まずはメインの渋温泉・金具屋の予約をすることから始まった。
せっかく新幹線に乗って出かけるのだから、一泊二日ではもったいないな~と、もう一泊長野市内にも泊まってみよう。ビジネスホテルなんて、たくさんあるだろうから、楽勝で予約できるだろう、と思っていた・・・・、が、3月25日(土)だけがどこも満室。え? どういうこと? いろんなサイトを見てみるけど、やっぱり空室が無い!
結局、長野市内は諦め、唯一、予約のとれた宿が
小布施(@@;)の宿
しかもユースホステル(^0^;) ご一緒したF先輩は、人生初のユースホステル。
ドキドキ、いわゆる2段ベッドとか、談話室があったり? アラカンでユースホステルとは・・・
不安でいっぱいだったけど
行ってみると、我々の部屋はそれぞれシングル個室
なんだか実家の自分の部屋みたいな・・・妙にリラックスできるお部屋でした。
荷物を預け、ぶるぶら。
東京より一足遅い春の訪れ。
美容院の入り口に垂れ桜の盆栽、素敵♪
宿からすぐ近くには、北斎館。
北斎が小布施の豪農・豪商高井鴻山の招きで小布施にやってきたのは、なんと北斎83歳の時だったという。その年齢で晩年の集大成を作り上げていった。
二台の祭り屋台
迫力ありますね~
この除魔絵は、太宰府に行ったときに九州国立博物館で観たな・・・小布施で再会だ。
さあ、そろそろお昼にしましょ。
昨日食べ損ねたお蕎麦(^0^) 美味しゅうございました。 お庭の素敵なお蕎麦やさん。
小布施の造り酒屋♪も寄ってみる。
お腹も満たされ、さあ、北斎の大作に会いに行きましょう。
小布施に来たなら、これは外せない、岩松院へ。
ここでもタクシーの運転手不足なのか、タクシーまったく見つからず、運動のために歩く。
田舎の道を歩くこと30分
着きました~
ああ、垂れ桜のつぼみが膨らんでる、、桜の時期も良さそうですね。
写真を撮ることはできなかったけど、北斎晩年の傑作「八方睨み鳳凰図」を目に焼き付ける。
21畳の天井画は、圧巻、なんと北斎89歳の魂の傑作。
ここの庭には小さな池があって、有名な一句の碑がありました。
春になるとこの庭にヒキガエルが集まるそうで、俳人小林一茶が、一句を詠んだ。
「やせ蛙まけるな一茶これにあり」
さあ、そろそろ宿に戻りましょう。
長野の地元スーパー「ツルヤ」に立ち寄り
ツルヤオリジナルのジャムの品揃えが凄い。そして、PBのレトルト食品も豊富。ジュース類も魅力的~♪ ここでタクシーを呼んでもらって宿まで。
宿の女将さんに夕飯のいただけるレストランを教えてもらい向かったのは
栗の小道にあった”Evolve”
中に入るとお客さんいない(^0^;)・・・大丈夫か? と心配になる。
まずはワインをいただこうかしらん。
「グラスワインは何がありますか?」
「赤と白ワインがあります」
え??? だからどんなのがあるかって聞いてるんですけんど(^0^;) 大丈夫なん?
しか~~~し、裏切ってくれましたよ。
コッコリ これは、フィレンツェで私が家庭料理を習ったときに作ったヤツ♪
揚げシュー生地(もしくはピザ生地)に生ハムとリコッタチーズをのせて食べる。懐かしい~
私が営んでいた店コッコロの名前のヒントになった食べ物です。
栗のフリット
オサレでないのぉ~~!
信州豚のロースト
信州牛のラグーソース
ゴルゴンゾーラのニョッキ♪
持ってきてもらったワインも、長野高山村のワインだった。
これもバランスが良くて凄く良かったです。
信州たかやまワイナリー
Nacho の白と赤
長野の方言で「なちょ」は、どう? どうしてる?と相手を思いやる気遣いの言葉なんだそう。
そして、小布施といえば、栗
栗と言えば~、モンブラン♪
目の前で、生モンブラン作成中
おおおおお、美しく輝くモンブラン「朱雀」
テンション上がりまくり~~
朝から充実した小布施の一日となりました。
長野のホテルがいっぱいだったために小布施の地に来ることになったけど、偶然だったけど、結果、素敵な旅となりました。
長野駅付近のビジネスホテルがいっぱいだったのは、ジェネレーションズのコンサートが長野で開催されるためだったそうです。ジェネレーションズ万歳、推し活、恐るべし。