自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

ニルデさん宅のハイテク・シャワールーム

2013年02月27日 | 2013ローマ&フィレンツェ
ニルデさん宅、3日目の夕食。 今日は、いずみさんも呼ばれている。

お昼にカレーライス食べて、家に帰ったら、夕飯がカレーだったってこと、よくありますよね。この日は、昼にカルチョーフィ(アーティチョーク)のスパゲティ、鶏のトマト煮を食べたのだけど・・・、ニルデさんのところの夕食は、カルチョーフィのフジッリ(汗)、鶏のロースト・・だった。重なったな~。
 

皆さんとお食事するのは、最後なので、皆さんと写真を撮りました。
悪ガキ風は、アレッシオ 中央はニルデさん


ソニアさんとアレッシオ
  

いずみさんとアレッシオ  アレッシオのトレーナーの絵柄は・・・どうよ(汗)


オリーブをつまみ、みかんのようにオレンジの皮をむきながらおしゃべり。どこも一緒だね。 どうやら、ニルデさんに頼まれて、いずみさんが、日本の昔話「浦島太郎」をアレッシオ聞かせている。「・・・なんで、亀を助けたのに、最後、おじいさんになっちゃうの? 何か教えるものはあるの?」 「・・・」 そんなことぉ、考えたことないよ。

さて、食事も終わり、シャワーを浴びようと思ったら、ソニアが使おうと思っているところだった。 ゲストの私は、本来、このシャワールームは私専用になるはずなんだけど、ニルデさんの怪我でソニアが泊り込んでいるから、シャワールームをシェアすることになっていた。ソニアが気にして、お先にどうぞ、と言ったけど、「いえいえ、どうぞ。 トイレだけ先にすませて?」ソニアが急いで洋服を着て出てきた。 中に入ると、何か落ちてる。取り上げると、ソニアのパンツ。 う~む、ティーバックだよ。 普通にイタリア女性は、ティーバッグはいているのね~。

さてさて、このシャワールームが凄い。ブースは、結構広くて、レバーをまわすと、壁の前面からシャワーが出てくるモード、天井全体からシャワーのモード、天井から一本の滝のようで出てくるモード、普通のホースから出てくるシャワーモードと、選べるのだ。 ま、一番慣れている普通のシャワーが使いやすい。 そして、証明も、ピンク、グリーン、ブルー、ミラーボール風・・・と、ムーディ(汗) おまけに、音楽やラジオも聞けちゃおうよ~ん。 楽しんでるね~。 日本のウォシュレットも負けていられんぞから
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブロカッチでトリフのパニーノを・・・

2013年02月25日 | 2013ローマ&フィレンツェ
今回のフィレンツェは、ホームステイ。 夕食が宿についている、だから、夜、レストランやエノテカで食事をしない。でも、どこかで飲みたい。ニルデさんの近くには、夜遅くまで営業しているお店も多いし、ニルデさん宅の夕食の後、出かけようか・・・。長年フィレンツェに住んでいるいずみさんに、聞いてみた。 「イタリアは、女性が夜、一人で飲みに行く習慣がないから、・・・、夕食の前のアペリティーヴォをオススメしますよ。」と教えてくれた。アペリティーヴォは、食前酒の意味も持ち、夕食の時間の遅いイタリアの、夕食前の軽い食事・飲みを指す。ついでに・・「どこか、いい場所ありますか?」 一軒目は、前にも書いた、小さなワインバー。そして、2軒目は、ガイドブックにも紹介されているプロカッチ。

ドォーモ近くをぶらぶらしながら、おしゃれな通りに出る。ここは、トルナブオーニ通り。博物館併設のフェラガモ、グッチ、アルマーニ・・・、私には、まったくご縁の無いお店がずら~り。アンティノーリ伯爵家がオーナーのプロカッチの外観・内装も趣がある。素敵な紳士・淑女がお酒を飲みながら、おしゃべりを楽しんでいる。 混んでいたけど、スプマンテをグラスで頼むことに成功。目の前に並んでいた焼き洋梨が目に付いて、ついオーダーしてしまった。ま、お酒が効いているし、スプマンテには、合わないことはない。 最後の外食を、一人楽しむ。


宿に着いて、何か・・・思い出した! そうだ、ここでは、トリフのパニーノを食べないといけないのだった~! この店は、食料品として創業し、目玉商品は、トリフ製品だった~。一口大の小さなパニーノ(小さなロールパンみたいなパンに、トリフ風味のクリームチーズといった感じのようなものらしい) うううう、しまった~! 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

イ・ヴィナイーノで聖美さんと乾杯♪

2013年02月24日 | 2013ローマ&フィレンツェ
12時、フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅構内のマクドナルドの前で待ち合わせ。 マクドナルド前は、分かりやすいので良く使われる待ち合わせ場所。2年半前に来たときは、薬局の隣にあったけど、今は、線路に近いMOKAというカフェの隣に移転していた。少し早めに着いて、ほーっと、看板を見る。モッツァレラが入ったバーガー、美味しそうだな~、でも、セットが結構高い、7ユーロぐらい。 日本のようにトイレがどこでも充実していないイタリア、マックは、トイレに駆け込むには最適の場所です。食べなくても大丈夫、困った時は、どうぞ。

さてさて、12時をまわっても聖美さんが現れない。ちょっと不安になりながらも待つこと5分。 聖美さんが、予想外の方向から現れた。「ごめん、ごめん、マックの場所が変わっていたから、駅構内でなく駅向かいのマックに行ってしまったのよ~。妙子さんはすぐ分かった~?」 元気な聖美さんの声、女性同士だけど、久しぶりの再会に、ハグハグ。
聖美さんは、11年前に知り合った、シエナに住む女性。その時は、ワインショップの店員をしていた。面倒みのいい、誠実な人柄に、今でも交流が続く友人になった。ワインショップのソムリエ→イタリアンのシェフを経て、現在は、ご自分で会社を立ち上げ、ワインの販売、通訳などをしているようだ。

1月のはじめは、毎年、紳士服の大きな商談会がフィレンツェの国際会議場で開催される。この間、フィレンツェのホテルは満室になり、予約が取れない。取れたとしても、通常料金の2倍~3倍に跳ね上がる。だから私は、B&Bを利用するわけだ。
聖美さんは、その商談会、日本から来たお客様のアテンドが3時から入っているとのことで、駅の近くでランチをすることに。店のお客様から借りた本に出ていて、以前、そのお客様が食事をしたとき、有元葉子さんが、来ていたというレストランに行くことしてもらった。

イ・ヴィナイーノは、トラットリアよりさらにカジュアルなオステリア。日本で言えば居酒屋? 入り口にお惣菜が並んでいて、どれも美味しそうだ。奥のテーブルに案内され、お店の方とのコミュニケーションを大切にする聖美さんは、「かわいいお店ね~」と、誉め始め。 ここのオーダーは、聖美さんのおかげで全く困らない。

この日は、1月8日、コッコロが10年前に誕生した日。その10周年の日に、聖美さんとフィレンツェで乾杯が出来るのは、何か深いご縁を感じる。

前菜盛り合わせ 甘い、辛い、酸味、と味が重ならないよう味付けがされていて、この一皿だけで、満足しちゃう


パスタは、チンギアーレ(猪)のパスタ、カルチョーフィ(アーティチョーク)のパスタをオーダー
 

マインは、鶏のトマト煮
おしゃべりに夢中になって、食べている途中で、写真に気づく


デザートは、しょうが風味のガトーショコラ


たった3時間の再会だったけど、聖美さんの早口トークなら、5時間くらいの内容だったと思う。 これからも大切にしたい信頼のおける友人、再会、ありがとう。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バールでボンボローネ

2013年02月22日 | 2013ローマ&フィレンツェ
露天市場には、屋台も出て、美味しい匂いを放っている。私は、栗の粉で焼いたパンケーキだかクレープだかにリコッタ・チーズをはさんで売っている店がないか探してみた。以前、誰かのブログだか、エッセイで読んで、食べてみたかったのだ。栗の季節には、季節限定で出ていたのかもしれない。同じく、街のお菓子屋さんでも、カスタニャッチョという栗のお菓子がないか、何件かトライしてみたが、見つかれなかった。う~ん、さらに食べたくなった~。そう言えば、昔11月にプーリアを旅したときに、ローマから戻ったばかりの宿のおばちゃんが、食べさせてくれたのが、そうだったかもしれない・・・と、今、思い出した。

さてさて、市場では何も食べなかったので、何か食べよう。バールに入って、ショーケースを端から端まで眺めて、一つ、揚げパンみたいなのが、目に付いた。これと、ラテ・マキアートを注文。バールでは、カフェ・ラテと言っても通じない。コーヒー多めのカフェ・ラテは、カフェ・マキアート。ミルク多めは、ラテ・マキアート。 

出てきたラテ・マキアートは、ほとんどホットミクルで、コーヒー風味って感じ。でも、朝には丁度いい。 揚げパンみたいなのは、中にカスタードが入っていて、外の生地もホワホワで軽く、油も気にならない。あら?美味しいじゃないの~これ。


帰国してから、気づいたのだが、これが、ボンボローネというお菓子だった。バールによっては、自家製のカスタードで揚げたてのものを出すところもあるそうです。 今回のお菓子のテーマは、カントッチだったけど、次回は、このボンボローネをつきつめてみよう。

ドォーモ近くのお菓子屋さん
  
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カッシーネの市で、お買い物

2013年02月21日 | 2013ローマ&フィレンツェ
1月8(火)、ニルデさんの朝食をスキップして(昨夜のうちに、説明をして)、カッシーーネの市に出かけた。毎週火曜日に、カッシーネの森で、露天市場が開かれる。11年前、フィレンツェに3週間滞在したときに、一度行ってみた。フィレンツェの中央駅からは、徒歩20分くらいのところ。バスに乗るには、何番に乗るのか解らないし、ま、なんとなく、記憶をたよりに歩きだした。この辺だったと思うのだけど・・・、またまた、歩いている人に、Dove?(どこ)を駆使して、聞きまくる。答えが、イタリア語なので、私の言ったことは伝わっても、彼らが答えてくれていることが、解らない。なんとなく手振りと感で、なんとか、ぐるぐるしながらも市場にたどりついた。あれ?以前と場所が違うじゃないの~。


この日は、霧が出て、鼻水が出るほど寒い。日本のようにマスクをしたい、でも、マスクすると、彼らには、福島を連想させちゃうみたいだから、我慢する。 朝早いので、人は少なめ。以前は、もっと農産物が多かったみたいだけど、今は、ほとんど日用雑貨と洋服、バッグ。 洋服は、10ユーロ~30ユーロくらいのカジュアルなものが主流。皮のバッグもそんな感じ。 ここでは、チーズを購入。日本では、入手困難な、山羊のハードタイプのチーズ。
最近のガイドブックによると、オーガニック・ファーマーズマーケットみたいなのが、街の中でも開かれるようで、それで、この市場での農産物が減っているのかもしれない。

ぶらぶら歩いていると、ちょっとかわいい洋服が・・・。自分のサイズを出してもらい、試着。露天でも試着するスペースを用意していたのには、驚いた。25ユーロのタグがついていたので、ダメもとで、スコント??と、かわいく???聞いてみた。スコントとは、値引きのこと、早く言えば、大阪のおばちゃんが、「まけて~な」みたいな感じ。 おじちゃん、あっさり笑いながらも、値段を20に直してくれた。やった~。

露天は、500メートルくらい続いていたと思う。端に着いて、今度は、反対側を見て歩く。ちょっと素敵なバッグが・・・10ユーロ。 4つも買っちゃった~。 中国製だけど、デザインはイタリアだし、皮だし、ま、いっか。
 
しかし、こんなところに来る日本人観光客はいないらしく、日本人とは、誰とも遭遇しなかった(汗)

行く時は、散々迷って歩いたけど、なんだ、ここまでは、2年前に開通したトラムに乗ってこれたのだ。 もちろん帰りは、トラムに乗って中央駅まで。 以前フィレンツェに来たのは、2年半前、だから、初めて乗るのだ~、テンション上がる。

チケットの自動販売機があったので、5ユーロ入れてチケットを購入。1,2ユーロ、おつりが出てくるのか不安もあったけど、、、出てきた~、それも、もの凄い勢いで! おつりが、受け口から飛び出して、拾うのにひと苦労。 だから、イタリアの自販機は嫌なのよ~。ローマの地下鉄も半分は壊れている。 以前、2枚購入しようと思ったら、お金だけ飲み込んで、チケットが出てこなかった。 駅員さんに文句言ったら、自販機をボンボンたたいてる。たたいても出てこないって~(笑) 返金もしてくれず、中に入れてはくれたけど、2枚目は、泣き寝入り。(ローマの地下鉄は、出る時は、切符不要)

カッシーネの森駅  フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅
 

ニルデ宅に戻って、市場の話をしたら、トラムが出来て、新しい橋がかかり、市場も移動した、とのこと。そうよね~、以前と場所が違うから、迷ったのよね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする