自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

"まぼろし"を求めて山梨ぶどう狩り

2021年10月16日 | 日本の食べ歩き
数年前からお声かけいただきながら、なかなか都合が合わず参加できなかったKさんMさんの山梨ぶどう狩りツアー。
ツアーといいながらも、Mさんのボルボ号で(定員4(5)名)行くんだけどね。
もう、二十年近く通っているんだって。 偶然見つけたぶどうやさん。 噂によると、そこでしか買えないぶどうがあるとか。。。
名前も"まぼろし"とか、"エンペラー"とか、聞いたことないぶどう品種。それが、そこのを食べたら、他のは食べられない・・・という。その辺のぶどうが食べられなくなるなら、怖くて行けないよ(笑)

集合は八王子10時、すでにボルボMさん号が待っていてくれて、いざ出発♪
平日の中央道、スムーズに進み、11時半ちょうどに、ランチをいただくお店に到着。

一度来たことのある、"和こう" 甲州牛のお店です~。 元気なMさんとKさんは、肉食だ。

雪の無い富士山が、うっすら。 山梨側から見る富士山は、新幹線から見える富士山とは形が違います。

じゃ~ん、肉です🍖

ヒレなんだけど・・・意外に油が・・・
たぶん来年は、食べられないだろうな・・・、すでに胃腸が大人になって、、、牛の油を分解できなくなっている。。。いと悲し。でも、でも、長い長い緊急事態宣言が明けて、ビールが飲めるのですよ~、ヽ(^o^)丿

は~、贅沢な平日(*^^)v
道の駅にも寄りますよ~。


で、思い出しました。 このあたりに有名な?スーパーマーケットがあることを。
"ひまわり市場"、TVで逆転人生だったかな? 田舎のしょぼいつぶれかけたスーパーを立て直した社長の話。
店員はヤンキー(笑) やる気のないパート・・・、凄い借金、それを見事に立て直した。

残念ながら、ゆっくり見る時間がなかったのだけど、いろんな工夫、陳列された商品も、都心のスーパーでも見かけないユニークなものがいっぱい。 入口には、山梨地産地消、有機野菜のコーナー。 見事な松茸もありました。
入店したとき、少しだけ聞こえたけど、社長のアナウンスが面白いらしい。そして、一つ一つに丁寧に説明が書かれた商品。
HPを見てみても、売り場担当者の売りの商品説明、商品への愛が感じられます。
いや~、また、ゆっくり見たいわ~。

さてさて、本題のぶどう狩り♪
昇仙峡を目指します。 昇仙峡の手前、凄い傾斜を上り、到着。
名物おばちゃんが、出迎えてくれました。

ぶどう畑をまわって、ぶどうの紹介とお味見。

これ、おしりがあります。 珍しい葡萄。
ぶどうが実っている風景って、本当にわくわくするのですよ。 あまりフルーツ狩りとか興味の無い人いるけど、この実っている姿を見ると・・・豊な気持ちになれるんです。

ご一緒したYちゃん、もう三年目です。 前回も凄いお買い上げ量だったらしいけど、今回も大量仕入れ?
親戚に送ってあげるそうで・・・受け取ったご親戚は、しあわせだね~。
で、噂の"まぼろし"、"エンペラー"は、時、遅し。 今年は終わっていました。

私は、自分のぶんだけ。
定番、シャインマスカット、新種のサニードルチェという葡萄。
果肉がしっかりしていて、りんごのような。

お高かったけど、美味しかったし、楽しかった(*^^)v










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ヨロイズカファーム@小田原でランチ

2021年03月13日 | 日本の食べ歩き
緊急事態宣言は明けるはず?だった・・・
でも延長・・・。

せっかく休みもとったし、不要不急だけど、、、
さっくりマスク・手洗い・用心万全で。

昨年、兄夫妻&母と立ち寄ったヨロイズカファームのバーバが忘れられず再訪(^▽^)/
※バーバは、イタリアの菓子でサバランのように焼いた生地にお酒を染み染みにしたもの。
キノコみたいな形をしている。

小田原からヨロイズカファームまではタクシーで1700円くらいかな。 週末はバスもあるようだけど、コロナで運行中止中。
小田原の街、相模湾を一望する山の上にあり、景色いい~。
秀吉が小田原合戦の本営とした一夜城は、 一夜のうちに城を出現させたように築城したという伝承に基づいてこの名がついたそうです。
ヨロイズカファームは、その石垣山一夜城歴史公園内にあります。


自家菜園で果実やハーブの畑があります。
木のオブジェがあちこちに。

牛🐮

ブルドッグちゃんたち🐶

カエル🐸ちゃんたちもいましたよ。

前回来た時は、ブルーベリー畑の緑がキレイだった。今は、菜の花。そして、このエリアでしか出会えない湘南ゴールド♪

果実のなってる姿、大好きなんです♪
自分の庭でレモンを育てるのが夢♪ (庭無いけど(;^ω^)

シチリアでオレンジがたわわになっていたのを思い出します。
日本なら間引きして果実を大きくしたり味を濃くしたりするんだろうけど
なりっぱなし?たわわのオレンジ畑が、ず~~~っと続いていました。

さて、ランチの予約していた時間になりましたので、お店へ。

店内は、5テーブルくらいかな、11時15分スタートと13:30スタートの2部制。月曜日だったけど満卓でした。
3時からは、カフェ。

うふふ、スパークリングで乾杯♪

前菜盛り合わせ

生ハムやベーコンも自然で美味しい。 ブリは燻製をかけてました。

リゾット


大根のスープ

心もあったまるぜい。

鯛のソテー 白ワインソース

はい、白ワインも飲みますよ。
パンも美味しかったな~。レーズンパン、ふつうならレーズンがポロポロっと入っているけど、ピューレにしたものが練りこまれていて、ほんのり甘いパンになってる。 これはいい!

そして、メイン?のデザート前のお口直し?

さわやかなシトラスのジュレ
ここに来る途中、いっぱいみかんだかオレンジだか湘南ゴールドだか、いろんなシトラスがなっていたものね~。

ジャーン♪ デザート

一夜城ヨロイズカファームのシトラスロールケーキとピスタチオ&チョコのムースケーキ
さすがに、美味い! しあわせマックス~。

こちらは、フォンダンショコラ

味が濃い~~~。
シェアしたから良かったけど、これ一つ完食困難かも。

いやはやいやはや、さすがヨロイズカ、良きかなでした。

で、お目当てのバーバはどうなった?

はい、店に入るやいなや、ショーケースをじろり。
あれ? ない?????( ;∀;)
一応聞きました、バーバありますか?
すると、、、こっそり隠れるように一つだけ、いました!

こちらは帰宅してからいただきましたとさ。

これも酒がジュブジュブでした\(^o^)/

私と同じように、この酒浸しのバーバ好きはいるようで、
このためにやってくる人がいると、気の利くサービスの気持ちいい店員さんが教えてくれました。
はい、私もこのために来ましたよ(笑)








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幻の金沢旅

2021年02月13日 | 日本の食べ歩き
昨年夏、東京は、コロナ感染者が多く(今もまだ多いけど)、みんなが7月から楽しんでいるGOTOトラベルが9月末日まで使えなかった。
10月からやっと始まったと思ったら、12月には怪しい雰囲気に(;^ω^) これが最後、蟹を楽しむために北陸に行きたい! そして、飛行機会社も応援したい。
金沢2泊、うち一日は冬の白川郷を見に行く♪ そして、蟹三昧~♪
と、着々と飛行機、宿、レストラン、現地での足・・・準備も完璧~~。
蟹を調べていたら、金沢には、"蟹面"というのがあるらしく、おでんやさんで食べることが出来るらしい。
蟹面って???
香箱蟹をカポっと開けて、身を取り出し、甲羅に身やみそ、内子を美しく戻しで、自分でホジホジしなくてもすぐ食べられる状態で、おでんの出汁に浸かって供される。
おおお、よだれ物~! 楽しみ~♪

・・・が、日に日に感染者が増えていき、ヤバイな~・・・と思っていたら、東京の高齢者は自粛しろ(まだ、高齢者には入っていないが、東京在住なので「行ってはいけない」雰囲気、プレッシャーがかかる)
私的には、充分気を付けているし、移動することが感染のモトではないし・・・、行く気でいた。

しかーし、ご一緒する予定だった友人は家族と暮らしており、私より年上のお姉さん、家族の怖~い目、強烈なプレッシャーのもと、キャンセル。
ううう、それは仕方ないね。 一人で行くか。
でも滋賀・京都も一人だったしね・・・やっぱり、美味しい、楽しい、綺麗・・・を共感する人がいないのは寂しいんだよね~。
しかも、冬で寒いし、暗いし・・・。

苦渋の決断、私もキャンセルしました。

しかし・・・、楽しみにしていた蟹・・・
あきらめられない(;^ω^)

こうなったら東京で蟹面が食べられる店を探すしかない!
ググると、さすが東京、何でもアリ。
板橋の大山という町の商店街に発見!

クリスマス、もともと有給休暇を取っていたので、4時から飲んじゃうぜぃ!
酒場「千代鶴」へ。

名前から、もっとシブイ店を創造していたのだが、意外に普通にキレイな居酒屋さん。
まずは、

おでんのネタで外せないもの、、、大根\(^o^)/
そして、巨大なばい貝♪ 美味しい(^▽^)/

金沢らしい、車麩、昆布巻きのかまぼこ

車麩、出汁しみしみ、ふにゃふにゃで、たまらん。

そして、そして、お待ちかね、蟹面

ビューテイフォー\(^o^)/

幸せ~、最後に、具を少し残しておいて、そこへ日本酒を投入
じゅるじゅると、すする。 あ~、日本人で良かったよ~。

金沢には行けなかったけどね・・・蟹面には、執念でたどり着けた(笑)
お腹も心も満たされた・・・何気にメニューを眺めていると、お、地元能登で食べられている甘えびより美味いという幻の海老?・・・「がす海老」発見!!!
この海老、日本海でとれ、エリアによって、もさ海老とか、どろ海老とか呼び名が変わるらしい。

たしかに味が濃い。
この海老、色がすぐにかわってしまうそうなので、地元でしか食べられないんですね。

ここ大山、金沢市と友好交流都市協定を締結しているそうです。このお店がここで出店した理由が、それなのかはわからない、
なかなか立ち寄ることのないエリアだけど、もっと探検してみたい街、また、いつか来てみよう。


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トランクウィル@山梨市

2020年04月11日 | 日本の食べ歩き
1月11日(土)
いや~、夜、朝、つるつるの温泉につかり、手足お肌、全身すべすべっ!
ほんとに! 指先もささくれ無し! 凄いお湯だ~。

チェックアウト後、早川の渓谷沿いを町営バスで下部温泉駅へ。 のんびり身延線に揺られ甲府へ。
KせんせとKさんは、石和温泉の日帰り温泉に寄るとのことだったので、私とTさんは、山梨市へ向かう。
マイペースな者同士なので、別行動は当たり前(;^ω^)

昨年12月にも訪問したトランクウイルというイタリアンでランチ。
山梨市駅から徒歩5分くらい、笛吹川沿いに立っているレストラン。 何でこの店を知ったのか、、、誰かのブログで桃のパフェや美味しそうな料理の写真を見たからだ。 ずっと気になっていて、やっと12月に初訪問。

のどかな道を進むと、1階が車庫、2階がコンテナみたいな四角い建物に到着する。 知らなければ、レストランとは全くわからない。

到着したのは午後1時ごろ、満席(;^ω^) 海外から帰国した友達を囲んでの食事会らしいマダム達(後ろの席だったので、お話が聞こえてしまったので・・・)、カップル、女子二人組、女子おひとり様・・・と、さまざまなお客様。

12月に来たときは、シェフ一人だけで、大変そうだったけど、今回はサービスの女性が一人加わっている。 前回聞いたお話だと、たぶんお姉さま。 しっかり者風。

ここのイイところ。

席から見える開放的な景色
笛吹川、フルーツパーク、富士屋ホテル、ほったらかし温泉のある山が見渡せる。

シェフはかなりのこだわり屋さんのようで、なんでも自家製xxxとか書いてある。
ワインも地元旭洋酒(ソレイユ)のすっきりした甲州。 美味しい♪

フルーツやナッツの入ったサラダ

綺麗だしオサレ(^▽^)/

パスタ

Tさんが頼んだサルシッチャと白菜だっけかな?、私のはモッツアレラとほうれん草のトマトソース

そしてドルチェ

プラス400円だったかな。 プリン♪
私、プリンとシュークリームには目がないんです(;^ω^)

はあ、美味しいものがあれば、すぐにし・あ・わ・せになってしまう単純な生き物で良かった~。
ごちそうさまでした。

食後は、笛吹川沿いを歩き、JAでお買い物して買えることに。

いいお散歩です。

JA

フルーツが盛んな時期には、きっと魅力的なんでしょうね。

もう歩けないので、タクシーを呼んでいただき、山梨市駅へ。
一泊二日の山梨旅、いい気分転換になりました~。

コロナのせいで(◎_◎;)、唯一の?楽しみである旅が出来ない(´;ω;`)ウッ…昨今。
とうとう、昨夜は、夢の中で旅してました(笑)

たぶんイタリアから車をチャーターして、途中トイレ休憩で降りた場所が、地中海の小さな港町みたいだけど中国(笑)(と、運転手が言っていた)、そして次に下車すると、台湾の故宮博物館のような階段を登り、到着したのがユーロディズニー(最終地点はフランスでしたね)
はい、夢なので、地理的にはめちゃくちゃです。 朝、起きて、自分で笑ってしまいました。とうとう、旅をしたい!という願望を夢で叶えるというテク・・・人間って、面白いですね~。



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Akizuki@北鎌倉

2019年05月06日 | 日本の食べ歩き
大好きな江の島ロアジが閉店して以来、待ちに待った秋月さんが新店をオープン♪ 自分の本当にやりたかったことをしたいと、当初、釣り好きの店主が予定していたのは、小田原近くの早川・・・ところが、ここはご縁なく、どうなっちゃうのか・・・と思っていたら、鎌倉界隈のご縁で、古民家を改装した物件に出会った。北鎌倉駅から、4~5分、早速お邪魔してみる。
(訪問は、3月初旬)

平日、仕事後に鎌倉まで出かけるのは大変(^^ゞ、朝から絶対「私、定時に帰ります」を宣言し、無事Akizuki到着。他のメンバーはもう先に飲んでる(;^ω^)

まずは、泡から♪
江の島にあったロアジでは、シチリアの絵付けをしたかわいいお皿だったけど、今度のお店は、和皿!
マスカルポーネで和えた白和え的な一品。

玉ねぎのスープ


カルパッチョならぬお造り?


店内は、一つある大きなテーブルを我々が占領し、カウンターは常連さんらしき素敵な鎌倉マダム、余裕の大人湘南ボーイ?達が楽しくやっている。

寿司屋のカウンターのようだ。

パスタ

う~ん、ロアジの味~。

そして、出てきたエビ

日本海でとれる泥エビ。
おおお、これこれ、食べたかった~。 神戸に1年赴任していた女医のSさんから、正月に教えてもらったばかりの噂のエビ。
鳥取では、もさエビと呼ぶらしく、お隣の福井や日本海側で泥エビと呼び、地元でしか出回らない。 甘エビよりずっと美味しい・・・と。
よだれをこらえてSさんのお話に釘づけ。食べてみたい・・・と、鳥取へひとっ飛びしようかと思ったほど。
それを、、このタイミングで、鎌倉で食べる~???
しかも、そのSさんのお話を聞いていなかったら、そのありがたさをちっとも感じることなく、ただ美味しい♪とペロリと瞬殺だったはず。
コッコロで出会った方々、本当に美味しいものへのアンテナ、こだわりが凄いのです。そして、いろんな美味しい情報をくれるんです。

ロゼワイン

目をつぶって飲んだら赤ワインでしょ?というくらい力強いワイン。こういった面白いワインに出会えるのも秋月ワールドの魅力♪

ワインもたっぷり飲みますが、ごはんもしっかり頂きます(;・∀・)

みやじ豚

お皿やお料理、和を感じさせる・・・日本酒飲みたいな~、とつぶやくYちゃん。
すると、秋月さん、一杯だけよ~と、お客様がお祝で持ってきてくれたという珍しい日本酒を分けてくださった。

山川光男・・・山形の4つの蔵が共同で造ったお酒。遊び心にあふれるネーミング、そして出来たお酒は、それぞれの蔵のいいとこ取りの美酒。
参りました。ちなみに、日本酒好きのYちゃんは、その存在を知っておりました(^^ゞさすが。

カウンターの大人地元民がお帰りになり、カウンターに我々は移動。食事を続けます。
うげ~、今日もたくさん飲んだね~(◎_◎;)


リゾット

秋月さんとお話、、 「早川の出店がダメになって、1年ちかく、いろんなことしましたよ。」
フェイスブックで彼の近況を追っかけていた我々の目には、いろんなお店でゲストシェフして、夏は海の家で働いて・・・と、気楽な秋月さんしか見えなかったけど、
「俺には他には何もないんだな~、やっぱり店があるからこそ、自分が存在する・・・」(by 私の勝手な解釈)
みたいなことをおっしゃっていて、凄く私も共感して聞いておりました。そう、まさに私も同じことを感じることがあるから。
でもね・・・また、お店やる体力、気力、財力は無いんだね・・・(^^ゞ

デザート


あ~、幸せな時間は、時計の針が早く回るのです。そろそろ終電、東京まで戻らないといけない・・・、名残り惜しく立ってコーヒー飲みながら、デザートをつまむ。

新しい秋月さんのお店、Akizukiは、コース料理のみ。
たくさん飲む我々には、ちょっとお高くなって、ちょくちょくは来れないけど、北鎌倉のハレの日を楽しみに、また日々、地味に働きます(笑)








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