京都二日目は、ホテル近くのフツーの喫茶店でフツーのモーニング・サービスでスタート。すっかり喫茶店が激減してしまった東京と違い、いまだ京都の喫茶店は頑張っている。大人は、スタバではなく、喫茶店が落ち着くのだ。コーヒーにホットドックが付いて、450円。軽く見ていたけど、期待がない分、なんだか美味しかった。
ホテルをチェックアウトし、ひとり錦市場に向かう。ご一緒していたBさんは、お寺見学に出かけた。別行動を気楽に出来るのが大人の旅の嬉しさ。
今や錦市場は、庶民のための市場ではなく、しっかり観光地だ。京野菜や京漬物など、見てあるくには楽しい。買おう思うと高いな。外国人も多くて、中国語を流暢に話す店員のいる店もある。
ちりめん山椒の店で、店用に青山椒を買って、自分用に漬物とさつま揚げ、卵焼きを購入(帰りの新幹線でビールのお供として) たらたらそれそれのお店を覗いていると、昼の待ち合わせにちょうど良い時間になってきた。三嶋亭に向かう。
またもや”長浜の近江牛食べられなかった呪い”の影響か、今回も肉が外せない。三嶋亭は、明治6年創業、京都の人なら誰でも知っているほどの老舗のようだ。三条通と寺町京極の角にあり、風格のあるいい感じ外観だ。
靴を脱いで、3階まで案内され、天井の低い個室に連れてこられた。二人で個室、仲居さんがすき焼きを作ってくれる、なんとも贅沢なランチ。タイムスリップしたような不思議な空間、明治維新に活躍した歴史上の人々も、ここで牛肉料理を食べたかもしれない。この雰囲気を3900円(プラス税金・サービス料)でいただけるのは、嬉しい。
店の一階では、牛肉を販売している。切り落としも美味しそう♪