自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

3年ぶりの海外(;^ω^) イタリア・プーリアへ♪

2018年10月28日 | イタリア・プーリア2018
夢の世界から舞い戻った途端、怒涛の現実が待っておりました(;^ω^)
ピアーノ、ピアーノ(ゆっくり)記事アップして参ります。

3年前、店をやめて時間はあったものの、その当時処方されていた薬の副作用に、「白血球が激減する」という可能性があり、万が一その症状を発症した場合、悪い細菌と戦えず死に至る・・・という恐ろしい脅し?、海外渡航禁止令がトクターより下されました(◎_◎;)
なので日本国内を忙しく旅したのでした。 きっとヨーロッパを一月旅できるくらい散財したかと思います。

その後、現在は会社勤めとなり、サラリーマンの特権「有給休暇」を頂き、いざ海外へ〜\(^o^)/今回の旅となりました。
たまたま金融機関の端くれのため、一週間の連続休暇が義務づけられている=長い休みが取りやすい(*^^)v

旅友は、Kせんせ。 健脚チームのKせんせは、大学時代からの親友KKさんを、お疲れ会社員チームの私はお客様だったTさんをお誘いし、今回も大人女子4人旅。

計画を始めたのは6月くらいからだっただろうか、目的地はプーリア、ブーツの形で言えばかかとのあたりに位置しアドリア海側。 日本で言えば日本海側的な? 東海側の京都・大阪・神戸(イタリアならミラノ、フィレンツェ、ローマ)のような華やかな都市名は無い。
アドリア海側で一番の商業都市は、バーリ。 バーリまでの航空券を探す。 以前は、ヨーロッパまで早く購入すれば、JALでも12万円台くらいでチケット買えていたのに・・・今年は高い! で、できれば利用したくない「アリタリア」に悩んだ末に決定。 はい、やっぱり、狭い、サービス悪い、、、成田からですらゲートはバスに乗って移動するという情けない状態。 ローマまでの12時間の長いフライトは、映画4本を観て過ごす。 こういった長いフライトは、通路側の席がマストですな〜、エコノミー症候群にならないように、トイレや水をいただきに、最後尾までウロウロ(;^ω^) 通路が狭いので、横向きになって進む(笑)、たまにデブの人にぶつかるデブ(^^ゞ

ローマで乗り継ぎ、バーリ空港に到着したのは、成田を出発してから16時間後。
この空港を利用するのは2度目。 最初はコッコロを開店する前の2002年、南イタリアのマンマの料理を習いに。 すっかり空港は綺麗になっていた。
入国審査はローマですませているので、国内線感覚でスイスイ荷物を受け取ったら外へ。

今回お世話になるプーリア在住日本人妻・ケイコさんがお迎えに来てくださっていた。
隣には、優しいご主人、そして赤いセーターを着たケイコさんの義父。 2台の車に分かれて、これから5泊をするルティリアーノの町へ。
物静かなご主人の車は、英語の得意でないご主人とイタリア語の得意でない我々お疲れチームが乗っていたので、静かに暗い道を進む。
ケイコさんと義父パパの乗った車へは健脚チーム、パパのおしゃべりでさぞかし賑やかだったことだろう(通じるか通じないかは全くお構いなしのパパ・・・(笑)

さてさて、30分ほどでルティリアーノの町へ。無名の小さな町は、静かで安全で、とても綺麗な町でした。日本人を見かけることはなく、騒々しい隣国の方々と遭遇することもない。
あ〜、遠くへ来たな〜。

まずは、フリーの時間に移動のしやすい駅前のB&Bが最初の宿。

小さな駅前の広場に面している。

お部屋は、いくつかあって、

お疲れチームは、奥の一番広いバスタブ付きの部屋を使わせていただいた。
ここには、広〜〜いベットと小さなソファベットが一台。 バスタブはジャグジー付きだけど、夜はお湯の温度に問題ありで・・・ちょっと残念だったけど、大きな問題ではない・・・朝入ればいいのだから(;^ω^)

長い空の旅でお疲れでしょうから・・・と、今回の旅のコーディネーター、ケイコさんの気使いが温かい。 ベッドに入った途端に爆睡状態のTさんがうらやましいな〜と思いながら(ちゃんと睡眠薬を飲んでいたそうで)、目を閉じる。
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山梨の一日 レストラン竜 → 奥野田ワイナリー → 大善寺

2018年10月08日 | 日本のワイナリー
9月23日、10時に宿を出て、塩山に下る。 帰りもまたほとんど乗客無し(^^ゞ これでは採算まったく合ってないよな・・・。

塩山の駅から運動もかねて予約を入れていたワイナリーへ向かう。
このあたりは、本当にブドウ畑だらけだ。 楽しい♪


30分ほど歩いて奥野田ワイナリーに到着。


さっくりティスティングを楽しむ。

夫婦でやっているワイナリー。 奥様の説明が、とってもわかりやすい。

ゆっくりしたいところだけど、、、、11時半からランチの予約が入っているので、さっさと退散。畑もゆっくり見たかったな・・・(・・;)
レストランまでのタクシーを待つ間、ご主人と立ち話。

ぶどうが圧搾されて絞り出されているところ。

Tちゃんが予約してくれたレストラン竜。 地元で人気のレストランらしい。

立派なお一軒家レストラン。 お庭も素晴らしい。

アミューズから始まり、

なんともボリューミーなフルコースヽ(^。^)ノ コスパいいです!

あ〜、お腹いっぱい。 駅に戻り、ここで小淵沢の先輩とはお別れ。 我々はお隣の勝沼ぶどう郷駅へ向かう。

この時期、しかも三連休、人が多い。

ワインの入った荷物を駅のコインロッカーに預け身軽になって、いざ観光♪
ずっと気になっていた大日影トンネル遊歩道を目指す。 ここには、天然のワインセラーがあって、覗いてみたかったのだ。
どっちかな?ってウロウロしていたら、親切なお爺ちゃんが、案内してくれた('◇')ゞ すると、、、なんと熊本地震をきっかけに、この遊歩道は閉鎖されちゃったんだって〜涙。 そうだね、この中を歩いているときに地震があったら、、、、古くて崩れそうだもんな。


ま、仕方ない。 次は大善寺に行こうと思っている我々を、どんどん案内してくれるお爺ちゃん。 急な階段もすいすい。
「ここをまっすぐ進めば大善寺だよ」
ありがとうございます。

盆地だね〜。

このたわわに実る、ぶどうちゃんに合いたかったのよ〜、嬉しいヽ(^。^)ノ

はい、大善寺到着。 立派なお寺だ。

コスモスと彼岸花。

ここが有名なのは、ぶどうを手に持った阿弥陀如来がいらっしゃること。10月のはじめは拝見させていただけるようだけど、今回は、残念ながら写真だけ。
さすが別名「ぶどう寺」と言われるだけあって、こんな拝観料セットがある、面白い。

拝観+ワイン\(^o^)/

庭園を眺めながら、ワインとぶどうをいただく。
この時期は、ぶどうがどこでも出てくる。 以前、TVを見ていたら、山形の方は、さくらんぼを買わない。 いろんな方々からいただくからだそうだ。 ここもきっとブドウは、いただくものなんじゃないかな?

最後に甲州街道沿いのぶどう園で、生のぶどうを買って、駅に戻る。
我々の電車までには、まだ一時間ほどある。 時間をどうつぶすか? 駅の2階にショップがあったような・・・と二階に上がると、閉店してる。ううう。 カフェでもやってくれればいいのに。。。

とぼとぼ駅前を歩いてみる。 すると「珈琲」の看板発見。 いい場所見つけた。 ぶどうも販売していて、とっても親切。 今度は、ここでブドウ買おう♪

皆は、クリームあんみつとか食べてたけど、私は、テイスティングセット。

あ〜あ、またワイン飲んじゃった(;^ω^)

いや〜、ぶどうを満喫し、ワインをいただき、温泉を楽しみ、よく歩いた〜。





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山梨 裂石温泉 雲峰荘ふたたび(;^ω^)

2018年10月07日 | 温泉

ずいぶんご無沙汰、サボってしまった・・・。 なんだか体調すぐれず、風邪からの咳・のどのイガイガが2か月近くとれない。とうとう呼吸器科に行って気管支の薬を出してもらった。 今度こそスッキリしたい。

さてさて、秋になると見たくなるのが、ブドウ畑♪
いつも小淵沢の先輩のところへ行くと、一日中おしゃべりだけで終わってしまい、ぶどう畑を見ることがない。
今回は、東京と小淵沢の中間地点で集合として、ゆっくりお泊りでおしゃべりをする。

気軽に行けて、宿泊料金もリーズナブルな宿、雲峰荘に再訪することにした。
しかし、独特な雰囲気の宿、きれいなホテルや高級旅館しか泊まれない人は、声かけられない。
今回のメンバーには、前置きに「突っ込みどころ満載な宿だからね〜。 きれいじゃないよ〜。」それでもいいんだよね???と、確認しておいた。

9月22日(土)塩山に午後2時集合。 この遅い集合時間がいいね〜。 小淵沢からS先輩、東京からは、K夫妻とTちゃん、私。 5人集合して、バスに乗り込む。 バスは、我々以外ほとんど乗客が無く、自由にばらけて座る。 これ、われわれのいつものスタイルで、隣同士とかに並ばない('◇')ゞ それもいい。

30分ほどで、終点・大菩薩峠登山口に到着。 バス停の茶屋をちらりと覗くと、笹だんごとか採れたてのトマトがお安〜い。 あ〜、手作りもものコンポートも買って帰りたいけど・・・重いのを知っているし、物欲も激減しているから、ぐっと衝動を抑える。

そこから5分くらい歩くと、日本秘湯を守る会の会員宿、雲峰荘がある。


後ろを歩いているK夫が、「うわ〜〜っ!」と大声をあげた。???
でっかいハチの巣(◎_◎;) しかも・・・たくさん(;゚Д゚)

おいおい、、、、大丈夫か〜?

玄関に入って、「すみませ〜ん」と声をかけても誰も出てこない。 う〜む、2年前もそうだったな。
フロントにあるベルを鳴らして、チェックイン。

お部屋は、以前と同じ二人用の小さな部屋(戸を開けるとすぐ畳(^^ゞ)とそのお隣の特別室。 特別室は、居間と寝室が別になっている。 今回の目的(とにかく皆でしゃべる)には、ちょうどいい。
でも、排水下水の処理に問題あるらしく、トイレ方向からの匂いが気になった。ほかに部屋もないし、みなさんも「部屋変えろ〜」と騒ぐ人もいない。ま、いっか。

部屋で一杯お茶を飲んでいると4時。 ここの宿のユニーク・チャームポイント①。 ワインの試飲♪♪
地下に場末のカラオケスナックみたいなスペースがあって、我々5人は、カウンターに一列に座る。

気前よく7種類のワインを試飲させていただく。

地元のワインを仕入れていたり、近隣の農家さんのお野菜やくだものを販売していたり、動物愛護の活動をしていたり、すごくパワフルに頑張っているんだけど、全くそれを表に出さない。 親切なんだけど、そっけなく・・・ツンデレ的な宿(笑)

場末のスナックにいるママ的な方と、おしゃべりを楽しみながら、夕飯時にいただくワインを選ぶ。

部屋に戻り、さあ、温泉、温泉♪
明るいうちに露天風呂に行く。 混浴だけど、浴衣(バスタオルを筒状にしたもの)を貸していただけるので、それをつけて露天へ。
ここの温泉、pH9,9と強アルカリ性、美容液のようなトロっとした美人の湯だ。このお湯の良さがチャームポイント②

混浴で、強いのは女性(;^ω^)、若い男性は、すごすごと上がっていった。けど・・・、そこに住み着いているんじゃないか?と思われる爺が、一人・・・(◎_◎;) 我々美女(笑)4人をずっと見ている。 いくら我々のボデエが魅力的だからって、おいおい、マナー違反じゃろ。
はあ、適当なところで切り上げ、ごはんごはん。

2年前に来た時も同じ9月だったので、料理は以前と似たものだったけど、やっぱり美味しい♪

先ほどのスナックのママ(いえいえ違います)の旦那様が作っているんだって。美味しいごはんはありがとう、旦那さん。

選んだワインは、キスヴァン(塩山にある女性醸造家が手掛けるワイン)と契約農家鈴木さんのワイン。

キスヴァンは、ロゼ。しかも日本ではほかに育てている人いるんでしょうか? ホワイトジンファンデルのロゼ。 これは本当に珍しい。 もう出会えないかもしれないから一本お土産にゲットヽ(^。^)ノ

夜は内風呂をいただき、特別室に集まり宴会スタート(/・ω・)/

50過ぎてヘリコプターの免許取得にチャレンジしているTちゃんに刺激受けたり、15歳先輩のSさんからは、これから迎える我々の先の人生を教えていただいたり、、、眠くなった人から布団にもぐりこんでいく。 この辺も自由で、このメンバーは本当に気を使わなくていい。

朝も、トロトロのお湯を楽しむ。そうそう源泉は、ぬるい(真夏に海に入るときくらい冷たいけど、これがまたいい)お湯なので、暑い→ぬるい→暑い→ぬるい・・・と繰り返し、最後にぬるいで出ると、大汗かかないですむ。

朝ごはん。

アロウカナの卵かけご飯♪ 華やかでないけど、野菜が美味しいし、ぶどうは食べ放題。 赤米がヘルシー♪
この手のかかった夕飯・朝食が、チャームポイント③

フロント前のお土産コーナー

私的には、これもポイント高い。

看板犬のお見送り。



紅葉の時は、きれいでしょうね〜〜。

いや〜、相変わらず突っ込みどころ満載の宿だった。
笑った、笑った〜。





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