自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

大和葡萄酒&麻屋葡萄酒@勝沼

2013年11月21日 | 日本のワイナリー
9月に続いて勝沼のワリナリー巡り第二弾。
ほうとうをいただいた「皆吉」のある等々力エリア、徒歩圏にワイナリーがいくつもある。まずは向かいの細い道を入った「大和葡萄酒」 11月2日土曜日は、山梨の新酒解禁日。この3連休は、勝沼中お祭り騒ぎだったんだろうな〜。その連休明けの訪問者に、ちょっと意外な表情をされたが、マイペース。 事務所で声をかけて、試飲スペースに案内される。 3種類くらい試飲させていただいたのだけど、案内のきれいなお姉さんが怖くて、あまり覚えていない。 が、おすすめは?と出してくれた「甲州」は、お手頃な価格設定で、おいしかった。どうしようなか? ま、ビールでも飲みながら考えよう。 ここは、ワインのほかに、「甲斐ドラフト」という地ビールも造っている。 先ほどのほうとう屋さんでもここの瓶ビールをいただいたが、生をいただこう♪ 小さいサイズのグラスに注いでもらい、飲んでいると、私一人を置いて、お姉さんは、仕事に戻ってしまった。う〜む、買うか、買わないか・・・。お姉さん怖いけど、ま、せっかく来たのだから、「甲州」を一本買っていこう。 恐る恐るカウンターにあるベルを鳴らすと、お姉さんでなくてお兄さんがやってきた。ほ〜、良かった〜。
 
大和葡萄酒の事務所  地ビール「甲斐ドラフト」

ここから等々力の信号まで歩いて、大きな道を曲がると、すぐに麻屋葡萄酒はあった。ここも発送の手配とかで忙しいのか、誰も出てきてくれない。事務所で試飲はどこですか?と聞くと、おばちゃんが、奥に案内が出てるます。 ???どこさ〜? うろうろしていたら、おじさんが、わかりづらいですよね〜といいながら、入り口まで連れていってくれた。 建物の横を入っていって、しかも2階! これは、分かりづらいよっ。
2階に上がっていくと、明るく広いスペース。 ここでも放置プレー(汗)。 勝手にどうぞって感じなので、勝手に始める。
 


ここでは、アジロンという品種の新酒(甘めだが、べたつかず、悪くない)と、古い甲州に(たしか1970年代の甲州といっていた気がする
)ブランデーか何かで酒精強化をしたお酒を買ってみた。なんだかポートみたいだけど、作り方が違うから、ポートではない。こちらは、食後種としていけそうだ。 2013年今年のブドウから出来た生まれたてのワインと、古酒。 面白い組み合わせ♪
大和で購入した甲州が右端。 重たくなってきたので、6本にしてまとめて宅急便してもらった。

身軽になったところで、山梨の野菜を買って帰るか・・・。 歩いて15分くらいのところに、産直の店があるようなので、行ってみることに。 田舎の15分は、えらく遠かった・・(涙)
途中、「馬」の文字がはためく肉屋を発見。おお、熊本で馬肉を買ってこれなかったから、いいかも♪ 中に入って、おばちゃんに、馬肉はどんな感じで販売してるんですか〜?と聞くと、冷蔵庫から、パックに入った肉をもってきた。「カナダ産」なんですよ〜。???え? 山梨産じゃないの? もしくは、長野産じゃないのん? 
おばちゃん曰く、茨木だか群馬だかどこかで馬を育てていたのだけど、原発の風評被害で、売れなくなり、もう馬は育てていないんだとか・・・。
と、いうことは、先ほど「皆吉」でありがたく食べた馬刺しは、カナダ産だったわけね〜〜〜(汗) トホホ
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紅葉の勝沼 ほうとう@皆吉(みなき)

2013年11月15日 | 日本の食べ歩き
11月5日火曜日、甲府のホテルをゆっくりめにチェックアウトして、勝沼ぶどう郷駅へ向かう。駅に到着すると、ちょうど高尾行きの各駅停車が出たところだった。そうだ、ここは都心とは違う。5分も待てば次の電車がくるわけではないのだ〜。次の電車は、40分後。ううう、しゃーない、コーヒーでものんで時間をつぶすか。

ひと月に一度、火曜定休日と月曜(祝日が多い)をつなげて、二日の連休にしているのだが、「よく休むよね〜」と言われてしまう。みんなは、毎週連休じゃんか。ひと月に一回くらいは許してよ〜。 その貴重な連休は、ゆっくりすればいいのだが、連休じゃないと遠出ができないから、ついついどこかへ行きたくなる。遊ぶのも簡単じゃないのだ。 ひと月前の熊本も、羽田午前発の飛行機に乗るには、寝ないで行かないといけない。その日も30分だけ横になって、家を出た。 今回も、前日深夜2時半に帰宅して、1時間半だけ布団に入って、小淵沢へ向かった。寝ないで遊んでいるわけで・・・、半世紀を生きてきた私には、だんだんキツくなってきた(汗)、でも、のこのこどこかへ行きたくなる、悲しい性・・・。

さて、高尾行きの電車が来た。甲府からスタートなので、すぐだ。 勝沼ぶどう郷駅は、桜の並木が紅葉してきれい。
 
9月に来た時に、聞いていた、ぶどうの品種によって葉っぱの紅葉の色が違う、ホントだった〜。
 

駅の観光案内で、勝沼の地図をもらい、今日のコースを確認。 まずは、ほうとうを食べる。「いしはら」というほうとうのお店をお客様から教えてもらっていたが、火曜日で休み。そう、観光地は火曜休みが多いのだ。甲府のワイナリー、「サドヤ」も火曜日が休みだった。
なら、「皆吉」だ。 その回りには、徒歩で行けるワイナリーもたくさんある。 連休明けで、全くやる気のないタクシーの運ちゃん、私が車の横にいるのに、気づいてくれない。「すいませ〜ん」と大きな声を出して呼ぶと、やっと気づいてくれた。

車中、運転手さんに、「どこのほうとうが好き?」と聞いたら、「味がしっかりしていたり、薄味だったり、それぞれ違って、それぞれの好みだからね〜、どこも美味しいよ」 あまり、参考にならない答えだったけど、運転手さんは、やっぱり自分のおばあちゃんが作ってくれていたほうとうが一番好き、と答えてくれた。昔は、どこも自分の家で麺をこねて、食べていたそう。味噌も手前味噌。 「出来立てもおいしいんだけど、翌日ののびのびになって、汁がなくなったのもおいしんですよ〜。なつかしそうに話していた。

「皆吉」は、週末は、11時開店と同時に満席になってしまうらしいが、今日は火曜日、「お好きなところへ、どうぞ」と、ほいじゃ〜、と、床の間の真ん前の上座に座っちゃった。何種類かあるほうとうメニューから、基本の一番素朴な、野菜ほうとうを注文。 そして、熊本で食べたりなかった馬刺しを追加。目の前のワイナリー、大和葡萄酒で作っている地ビールも、頼まないと〜。
ふふ、来た来た〜♪
 
ふふふ、し・あ・わ・せ♪ だから、火曜日休みは、止められな〜い。 こんなに、馬刺し、たっぷり〜♪ ほうとう、温ったまる〜♪

古民家が、なかなかいい雰囲気。 茶室の入り口のような背の低い戸が入り口。庭もきれいに紅葉していた。



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和楽膳Shirato@小淵沢 & 甲府B級グルメ

2013年11月08日 | 日本の食べ歩き
以前勤めていた会社の先輩が還暦を迎え、仲間でお祝いをすることになった。場所は、小淵沢。 小淵沢には、私と同じく脱サラしてお店を開いている先輩Sさんがいらっしゃる。 観光地ということもあり、夏のみ&週末のみの営業。

Sさんのお店、和楽膳Shiratoは、手間をかけた和食のお店。 センスのいい、バランスのとれた、旬の味が楽しめる。我々は、いつも自分の田舎に帰省をするような感覚で、Sさんの作るお食事とおしゃべりを楽しみに集う。だから、あまり観光はしたことがない(汗)

さてさて、11月4日、今回は、15名が集まった。全員、同じ会社に勤めていた人たち。全員退職して、次のステップに進んでいる。変わらず外資でバリバリ働いている人、田舎に帰ってマイペースで働いている人、自分で事業を始めている人・・・と、それぞれの道で頑張っている。

主役の先輩Mさんは、数々の企業で活躍された方、そのお祝いサプライズは、その履歴をたどってのメニューとなった。無理やりのムチャブリに、Sさんは、さぞご苦労されたことと思うが、どの料理もSさんらしいメニューになっていて、さ〜すが。
乾杯は、主役Mさんの最初に勤めたY社の○クルト。 40〜60代の立派な大人たちが、○クルトを飲んでいる(笑) 数々のこじつけ料理がつづき、そのメイン・イベントが「流しそうめん」 この時期に流しそうめん・・・?なのだが、本当は、9月の予定だった。そう、9月の台風で延期となっていたのだ。 竹は、京都の竹屋さんから、取り寄せた。 ばかばかしいけど、面白かった〜。 そう、そういうばかばかしいことを、真剣に遊んでしまうのが、この仲間なのだ。
 主役Mさんは、赤いパンツまではかされ・・・
 大人?の流しそうめん

その仲間の中に、新潟でワイナリーを始めた方がいらっしゃる。私の上司だった時期もある大先輩。 悪戦苦闘の毎日と思うけど、初めてのリリースを持ってきてくださった。 ラスカルゴ(かたつむり)という名前のワイン。ブドウは、マスカット・ベリーA。 きっとこれからも試行錯誤を重ね、洗練されていくことと思う。頑張れ〜っ! と応援したい。


さんざん食べて、大笑いをして、皆、解散。 これまたマイペースの参加者。 徒歩30分かけて駅に向かう人、帰りの電車もバラバラ・・・。私も一人甲府に宿をとっていたし、小淵沢リゾナーレに部屋を予約していたHさんも・・・。このマイペースなところが、また心地いい。

さあ、甲府へ。本当は、温泉にでも泊まりたかったけど、なにせ一人だから、手軽なビジネスホテルに。ネットで調べたら、新しくて、広くて気持ちよさうな、「PrivateStay たちばな」というのを見つけた。駅から2分。 部屋は、30平米、風呂もバスタブが大きくて、気持ちいい。


部屋に荷物をおいて、夕食♪ ・・・しかし、さっきまで小淵沢で食べ続けていたから、たくさんは無理だ。 ホテルの回りを歩いて物色する。スペインバル、ほうとうの小作・・・、そこへ「鳥もつ」の旗が目にとまった。 よし、鳥もつで一杯だ。
入ったのは、ホテルの1階に入っている「奥藤」駅前店。 ここが、山梨の生んだB級グルメ「鳥もつ」発祥の店。 本店は、国母という地名にあるらしい。 この奥藤は、100年の歴史を持つ老舗の蕎麦屋。 「鳥もつ」は、1950年ころに生まれたようだ。 戦後まもない当時としては、甘いものは貴重。 鳥のレバー、砂肝、ハツ、キンカン(卵)を醤油と砂糖で味付けした「鳥もつ」は、人気を得て、広まっていったそうだ。甘しょっぱくて、日本酒や焼酎に合う〜。


 
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阿蘇の温泉 「夢しずく」

2013年11月05日 | 2013熊本
阿蘇をドライブ・・・本来なら、日本屈指の名ドライブコースらしい・・・
が、視界ゼロ。 カルデラを見に行くロープウェイは、霧のせいでなく、噴火口からの危険なガス発生で、運休。どこまで・・・


さあ、そんなときは、気持ちを切り替えて、宿に早く入って、ゆっくり湯につかるにかぎる。(汗)

今宵の宿は、「夢しずく」 熊本空港から20分というアクセスの良さ。 
お部屋は、広々〜、おまけに露天風呂つき〜♪ 


外のお風呂も広い。 無色透明の湯に浸かると・・・「お、トロトロ〜、これは・・・和歌山の龍神温泉と同じ泉質ではないの〜、うひゃっほ〜♪」 美人の湯といわれる、炭酸水素塩泉。 お肌にとぅるんとまつわりついて、まるで美容液の中に浸かっているよう。
この泉質、好きだ〜〜〜。 これからは、この泉質の温泉を制覇することにしよう!

さてさて、お食事タ〜イム♪
お、馬刺しもついてるよ〜。でも、ちょっとだな〜。郷土の味がテーブルに並ぶ。昼間見たネギを使った「ぐるぐる」も。
そして、〆は、むかごごはん、嬉しいな〜。
  
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