自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

長野でアートはしご

2023年07月01日 | 長野2023

3月26日(日)

小布施の朝

モーニングをいただきにお邪魔した古民家カフェ 珈茅

 

立派な古民家です。 お庭も桜が咲いたら美しいんでしょうね。新潟だったかな?から移築した古民家だそうです。

お店に着いたのはいいけど、、、なんか不穏な(^0^;)

もしや・・・定休日なの? 閉まってる。  そこで心強いF先輩、「あの~、やってますか~?」戸を開けてみる。

(たぶん)ここのご主人が、「ちょっと待ってね」と、(おそらく)料理担当の奥様にお伺いをたてている模様(*^ー゚) しばし待ち、どーぞ、と入れてくれた。やった(^O^)v

  

なんか椅子とテーブルがちぐはぐだけど、建物は立派です。お庭の景色も楽しめて素敵です。

 

サンドイッチ

籠はかわいいんですけんど、、、お皿の方が嬉しいな。だって、食べ辛いんですもの。

フルーツ王国?長野らしくフルーツサンドが売りらしいんだけど、予約しないと無いそうです。

しばらくすると、常連さんらしきオヤジが別々に2名ご来店。サンドイッチでなくてトーストセットを食べていた。しかもオーダー聞かれてなくて出てきてた。お年寄りには、こういった喫茶店って、大切なんですよね。 朝のルーティン、喫茶店でモーニングをいただき、常連同士とのちょっとした会話を楽しむ。=生息確認(^0^;)? 私も、毎朝喫茶店モーニングできるくらいの貯金しとかなくちゃ(*^ー゚)

宿に戻りチェックアウトして、F先輩は早々に駅に向かいました。私は、せっかくなので、小布施出身の日本画家の美術館に行ってみることに。めったに小布施に来ないしね。

 

数年前に墨絵を習い始めてからは、日本画にも興味がわいてきて、日本絵具、日本画の色彩が好きになってきました。お花や草木の細部が気になるようになってきました。 らんまんの牧野博士みたいに、立ち止まって、じ~っと見入って、触ってみたりします。 今は、通勤途中にあるオリーブの木、緑のかわいい実がついてます。あとは、駅に向かう途中のぶどうの木。あじさいと一緒に咲いていて、食用というわけでなく、山ぶどうのようで、ほったらかしになってる。でも、たわわに緑のかわいい房になっていて、かわいくて仕方ないのです。さてさて話がそれました。

こういう小さな美術館好きです♪

中島千波さんは、1945年生まれ、まだまだご活躍中です。お花の絵が多くて、観ていて心優しい気持ちになります。春間近で桜の大きな作品の展示もありました。 

その中で私が気に入ったものは、アーモンドの花を描いたもの。桜にそっくり、2月頃に咲きます。シチリアで観ましたよ。は~、イタリア行きたいな~。 いつ行けるんだろう・・・、毎年のように出かけていたのにな・・・。今は、ユーロが高すぎて、飛行機が高すぎて、、、(T-T) 足腰キツくて(^-^*)、エコノミークラスで南回りに耐えられるのか・・・。 プーチンめ!

さてさて、そろそろ出ないと、長野市内で何も出来ない。

F先輩は、今日は善光寺に亡くなった叔母様のお墓参りに行くと言っていました。善光寺にお墓なんて、高貴な叔母様。

宿に戻り荷物をピックアップし、タクシーを呼んでいただこうとすると、留守番の方がお一人で、番号が分からないと言う。 ううう、自分で調べるか・・・とスマホをごそごぞかばんから出していると、「もし、私の車で良かったら駅までお送りしますよ」と、そのご親切に甘えて無事、雨に濡れずに駅にたどりつきました。ありがとうございます!

そしてかわいい長野電鉄を待つ。

あれ? あそこに電車が・・・。あれに乗るのか? ホームを渡って、小さなホームに行くあたり、ヨーロッパとかの田舎の駅みたい。ローマからオリヴィエートに行くときに、やはりテルミニ駅の端っこ、いや端っこの奥の電車に気づかず、乗り遅れそうになったのを思い出す。そのときは、はい、ホームを戻れなかったので、線路縦断しちゃいましたよ(@@;) またまたそれました。

不安になって駅員さんに聞くと、長野行きは、このホームで良いようでした。

あれは何処行きだったのだろう? 

この木は何だろう。リンゴかな? 栗か?  時間が無くて行けなかったけど、3月末は、あんずの花が満開を迎えるらしい。あ~、それ観たかったな~。

長野電鉄、面白いです。 駅に野菜とかくだもの、ジャムとか売ってる。湯田中温泉では、温泉まんじゅう。

長野駅にもありました。野沢菜の生の葉っぱとか、切符買うみたいに、駅員さんが売ってくれます。いいなあ、こういうの。

長野行きのスノーモンキー号がやってきました。

乗り込むと、ほぼ満席(@@;) 外国人も乗ってるけど、若い子たちも乗っていて、長野で遊ぶんでしょうね。

そして長野で行きたかったのが、長野県立美術館に併設している東山魁夷館

  

善光寺の裏手にあって、山が見えて、広々しています。 東山魁夷といえば、コバルトブルーの青い絵のイメージだけど、冬の絵の展示が多かったかな。

さあ、そろそろ駅に戻らなくては。

駅に戻り、F先輩と合流。 駅ビル ミドリに入っているお店へ

長寿で有名な?長野県の健康食を一汁三菜定食で提供する「長寿日本一 長野県長寿食堂」

で健康的に長野最後のごはん

今回も、楽しい旅となりました。

 

 

 

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小布施で北斎三昧

2023年06月24日 | 長野2023

今回の長野旅、まずはメインの渋温泉・金具屋の予約をすることから始まった。

せっかく新幹線に乗って出かけるのだから、一泊二日ではもったいないな~と、もう一泊長野市内にも泊まってみよう。ビジネスホテルなんて、たくさんあるだろうから、楽勝で予約できるだろう、と思っていた・・・・、が、3月25日(土)だけがどこも満室。え? どういうこと? いろんなサイトを見てみるけど、やっぱり空室が無い!

結局、長野市内は諦め、唯一、予約のとれた宿が

小布施(@@;)の宿

しかもユースホステル(^0^;) ご一緒したF先輩は、人生初のユースホステル。

ドキドキ、いわゆる2段ベッドとか、談話室があったり? アラカンでユースホステルとは・・・

不安でいっぱいだったけど

行ってみると、我々の部屋はそれぞれシングル個室

なんだか実家の自分の部屋みたいな・・・妙にリラックスできるお部屋でした。

荷物を預け、ぶるぶら。

    

東京より一足遅い春の訪れ。

美容院の入り口に垂れ桜の盆栽、素敵♪

宿からすぐ近くには、北斎館。

北斎が小布施の豪農・豪商高井鴻山の招きで小布施にやってきたのは、なんと北斎83歳の時だったという。その年齢で晩年の集大成を作り上げていった。

二台の祭り屋台

       

迫力ありますね~

 

この除魔絵は、太宰府に行ったときに九州国立博物館で観たな・・・小布施で再会だ。

さあ、そろそろお昼にしましょ。

 

昨日食べ損ねたお蕎麦(^0^) 美味しゅうございました。 お庭の素敵なお蕎麦やさん。

 

小布施の造り酒屋♪も寄ってみる。

お腹も満たされ、さあ、北斎の大作に会いに行きましょう。

小布施に来たなら、これは外せない、岩松院へ。

ここでもタクシーの運転手不足なのか、タクシーまったく見つからず、運動のために歩く。

田舎の道を歩くこと30分

着きました~

ああ、垂れ桜のつぼみが膨らんでる、、桜の時期も良さそうですね。

写真を撮ることはできなかったけど、北斎晩年の傑作「八方睨み鳳凰図」を目に焼き付ける。

21畳の天井画は、圧巻、なんと北斎89歳の魂の傑作。

ここの庭には小さな池があって、有名な一句の碑がありました。

   

春になるとこの庭にヒキガエルが集まるそうで、俳人小林一茶が、一句を詠んだ。

「やせ蛙まけるな一茶これにあり」

さあ、そろそろ宿に戻りましょう。

長野の地元スーパー「ツルヤ」に立ち寄り

 

ツルヤオリジナルのジャムの品揃えが凄い。そして、PBのレトルト食品も豊富。ジュース類も魅力的~♪ ここでタクシーを呼んでもらって宿まで。

宿の女将さんに夕飯のいただけるレストランを教えてもらい向かったのは

栗の小道にあった”Evolve”

中に入るとお客さんいない(^0^;)・・・大丈夫か? と心配になる。

まずはワインをいただこうかしらん。

「グラスワインは何がありますか?」

「赤と白ワインがあります」

え??? だからどんなのがあるかって聞いてるんですけんど(^0^;) 大丈夫なん?

しか~~~し、裏切ってくれましたよ。

コッコリ  これは、フィレンツェで私が家庭料理を習ったときに作ったヤツ♪

揚げシュー生地(もしくはピザ生地)に生ハムとリコッタチーズをのせて食べる。懐かしい~

私が営んでいた店コッコロの名前のヒントになった食べ物です。

栗のフリット

オサレでないのぉ~~!

信州豚のロースト

 

信州牛のラグーソース

ゴルゴンゾーラのニョッキ♪

持ってきてもらったワインも、長野高山村のワインだった。

これもバランスが良くて凄く良かったです。

信州たかやまワイナリー

Nacho の白と赤

長野の方言で「なちょ」は、どう? どうしてる?と相手を思いやる気遣いの言葉なんだそう。

そして、小布施といえば、栗

栗と言えば~、モンブラン♪

目の前で、生モンブラン作成中

  

おおおおお、美しく輝くモンブラン「朱雀」

テンション上がりまくり~~

朝から充実した小布施の一日となりました。

長野のホテルがいっぱいだったために小布施の地に来ることになったけど、偶然だったけど、結果、素敵な旅となりました。

長野駅付近のビジネスホテルがいっぱいだったのは、ジェネレーションズのコンサートが長野で開催されるためだったそうです。ジェネレーションズ万歳、推し活、恐るべし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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渋温泉♨へ

2023年05月28日 | 長野2023

コロナ前だったかYちゃんのご主人が長野出張の際、長野のビジネスホテルがとれず、見つけた渋温泉が美味しかった、良かったと。今度、連れていってあげるからね~。

と言っていたのに・・・いつまで待ってもお声かからない。そうこうしている間に忘れていたら、いつも飲みに行くお店で、温泉師匠?と遭遇。 なんと、今度、渋温泉に行くという。 えええ、ズルい~(^0^;)  インスタに写真をたくさんアップするからね。

あ~、忘れかけていた渋温泉への思いが、再燃。 行きたいっ!

どうせ行くなら、歴史ある金具屋に泊まろう。 まずは部屋の空いてる日を探し、一部屋押さえ、それから友人にお声かけ。 ここのところよく遊んでいただいているF先輩もOKとのこと。やった~~。

3月24日(金)

長野新幹線に乗り込み長野まで。11時頃の到着だったので、長野でお昼ご飯を食べよう。

長野電鉄への乗り換え途中に、立ち食い蕎麦くらいの軽い感じがいいな、とネット記事を読むと、長野駅構内には、8軒も蕎麦やがあるそう・・・凄い、その中に美味しそうな蕎麦や発見♪ ここだ、とさらにお店の情報を調べると・・・

なんとコロナ禍で、閉店(>o<)  他も数店閉店し、残ったお店は、特に個性なく、惹かれない。

なら駅を出て、近くの蕎麦やにするか、、「蕎麦政海本舗」という蕎麦やに決定し、長野到着後、お店の開店時間と同時に入店(^0^)

メニューを見ると、あじフライが自慢とのこと。ふ~む、それは自慢のものはいただくか。

あ、信州サーモンもいいね。

 

あ、蕎麦を食べようと思っていたのに・・・(^0^) ま、旅は始まったばかり、そのうち蕎麦食べるでしょー。 しかも、軽くのつもりが・・・ガッツリ(@@;)

さあ、長野電鉄へ、JR長野駅善光寺口を出て、地下に入ると長野電鉄。 長野から湯田中へ向かう。

 

温泉に入る猿を見に、多くの外国人がやってくるこの路線。  特急電車は、スノーモンキー号♪

長野を出るとすぐにのどかな風景。 りんごの畑やあんず、ぶどう・・・とくだもの天国♪

車窓から桜のような花が咲いていて、梅かあんずだった模様。

湯田中に到着すると、バスがしばらく無い。歩いても行けるのかもだけど・・・タクシーを使うことに。・・・しかし、駅前にはタクシーいない(^0^;)  しばしタクシー会社の待合室でタクシーが戻ってくるのを待つ。 客はいるんだけど、運転手がいないらしいのだ。 外国人は、渋温泉より先の野沢温泉とかに行っちゃう・・・するとしばらくタクシーは戻って来れないのだ。それもタクシー不足の理由の一つ。

しばしタクシー会社事務所のおじさんとそのあたりの世間話をしながら、タクシーを待つ。

乗り込むと10分ほどで渋温泉へ。

    

川に芹出たゴミ置き場。通りが狭いからと景観を守るため? 

まんじゅう屋さん、入り口に、「猿が出るので、戸を閉めています」(@@;)

ここで試しに買った胡麻そばまんじゅうが美味しかったな~~。甘さ控えめで、酒に合いそう~(^0^)

翌日買おうと思っていたのに・・・時間がなくて買えなかった(>o<)

宿に荷物を置かせていただいて、チェックインまでの間、ぶらぶらする。

日本酒の醸造元

クラフトビールとしては先駆けの滋賀ビールも造っている。 ここに行くと、ビールが飲めちゃうというので、クラフトビールをいただく。 うふふ、昼ビーは、美味いのです。

   

建物の2階は、ギャラリー♪

山の向こうは、野沢温泉、その先は草津温泉

このあたりの温泉は、泉質が良く、次は野沢温泉に行きたいな。

渋温泉、こじんまりしていて温泉街の懐かしい趣が残っています。

 

ぼろぼろ、、、やってんのかな?

射的(^0^;)

そして9つある共同湯。はじごを楽しむこともできる。宿泊客は一日町民として鍵を渡され、自由に入れるのだ。 

    

宿のすぐ斜め向かいにある9番湯(大湯)は、唯一、宿泊客でなくても入れる湯だそう。

渋温泉は、湯が熱くて、ここが一番入りやすいとの噂?により、こちらに入ってみました。清潔に保たれていて、「いい湯だな~♪」と気持ちよ~く浸かりました。

 

 

 

 

 

 

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