自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

イタリアの新酒”ノヴェッロ”解禁♪ 10月30日

2012年10月31日 | 京都2012
毎年11月6日がノヴェッロの解禁日でした。フランスのボジョレーより2週間近く早く解禁となり、いち早く、今年のフレッシュなワインが楽しめます。
・・・今年は、更に一週間早まり、10月30日が解禁日となりました。
なんだか詳しい理由は分からないのだけど、9月に生産者組合の話し合いの結果、1週間早い解禁日が決定されたようです。いろんな理由があるんでしょうね・・・。

10月に入り、イタリアからは、ポルチーニ茸の話題がいっぱい届き、その後は、オリーブの収穫の話・・・。でも、ノヴェッロの話は誰もしない・・・??? あれ? 騒いでいるのは、日本だけ? 日本人は、初物に限りない情熱を注ぐ。これは、江戸っ子の気質?って、生粋の江戸っ子は少ないけどね。何はともあれ、楽しいことは、素直に楽しみましょう(笑)

小豆島の新漬けオリーブも届きましたので、オリーブをつまみながら、乾杯しましょう♪

左がプーリア(南イタリア)のノヴェッロ ネロ・デ・ターヴォラ主体
右がアブルッツォ(中・北東)のノヴェッロ サンジョヴェーゼ、モンテプルチアーノ


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ジョカトーリ

2012年10月08日 | 京都2012
一泊二日の京都、よく食べたな~。さあ、最後の夕食も美味しいものいただこう♪ グルメ隊長の指令は、烏丸御池駅へ、と京都駅から荷物を持って地下鉄に乗車。京都にもラッシュとかあるんだろうけど、さほどでもなく荷物を持っていても他の乗客の邪魔にならなくて良かった。
烏丸御池駅に着いたものの、何口?何番出口に行けばいいのかしら? メールを送ると、即返事で1番出口の階段を上がって外に出よ。一日歩いてへろへろの足に、階段がこたえる(汗) 地上に出ると隊長が荷物を持ってくれて、タクシー?に乗り込む。え?そんな遠く? 隊長は、職場からタクシーに乗って待ち合わせ場所に来てくれていた。私が荷物を持っているのも考慮してくれていたようだ。なんとも、気のまわる人だ。

今回の京都、最後の食事は、イタリアン、ジョカトーリ。隊長の好きなお店で、オーナーともすでに親しげだ。このお店は、2回目。最初に来たのは、2年前。 その時は、夕飯がなんともイタリアンのはじごだったので、ゆっくりできなかった。今回は、ゆっくり食事がしたい・・と言っても、8時に店を出て、9時の新幹線に乗り込まないといけない。少しあわただしい。

ショップカードを良く見ると、イタリアワインとお菓子、ちょこっと料理の店とある。う~む、変っている。 私と同じように、一人で料理・サービスすべて行っている。隊長曰く、とてもシャイな人らしく、初対面に近い私とは、なかなか話しがはずんでいかない。私もシャイだし。?? 店主は、最近ご結婚されたらしく、10月11月は、イタリアに2ヶ月新婚旅行だそうだ。ピエモンテだったかな?の知り合いに会ったり、フィレンツェを基点にいろいろ廻るとおっしゃっていた。なんともうらやましい。 

お店の入り口


前菜の盛り合わせ

カボチャはバニラ風味、ひよこ豆のトマト煮にはクミンだったかな? それぞれに味が違い、野菜もいろいろ食べられるから、嬉しい一皿。

ラムのソテー バルサミコ風味


またもや、パスタの写真をとるのを忘れた・・・。食べることに夢中になると、どうも忘れてしまう。

じゃ~ん! 桃のカキ氷! 凍らせた桃を、カキ氷器?で、ぐるぐる削ってドルチェに。桃の味がストレートに味わえて美味しかったな~。


シチリア風のココナッツプリン? ラズベリーソース


さあ、新幹線に乗らなくちゃ。京都駅で、隊長とはさよならして、新幹線乗り場へ。台風も近づいており、嫌な予感がしていたが・・・、やっぱり・・・、のぞみが運転取りやめ・・涙。 掲示板は、遅れの表示、そしてひかりとこだまのみの運転。ううう、ひとまず次のひかり自由席に乗り込む。一年前同じような事態を経験しており、名古屋で席が空くのを待つ。雑誌を読んでいると、あっという間に名古屋、運よく席確保。ま、のぞみじゃないけど、順調に走っているから、いっか。とのんびり目の前に流れるテロップを見ていたら、米原~名古屋間、運転見合わせ。おおお、今、通過したばかり。 危なかった・・・。いつも、いろんな事件が起きるけど、最悪だけは回避できる自分の強運に感謝。 無事、その日のうちに帰宅できました。
京都グルメ隊長、大変お世話になりました。ありがとう!
次回も、よろしく!
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京都でアート 佐伯洋江展

2012年10月04日 | 京都2012
関西弁なのか京都弁なのか、私には区別がつかないのだが、うるんだ大きな瞳で、はんなり話をされると、「守ってあげたい・・・」と女の私でも思ってしまうほど、はかなげでかわいらしい佐伯洋江さん。「京都のギャラリーで作品展を開くことになりました」と、ずっと前聞いていたが、ご本人自ら招待状を渡されたら、行かないわけにいかない。

彼女は、美術館にお勤めのキュレーターAさん(私の勝手なあだ名は、青ゴン)イチオシの若手アーティスト。彼女の作品は高く評価されていて、有名芸能人のコレクターもいるそうだ。家が広くて、リッチならな・・・。

さて、「草喰なかひがし」で、優雅なランチを終え、ギャラリーに向かう。バスで今出川まで戻って、地下鉄に乗ろうかと思ったけど、超方向音痴の私は、激しく振る雨にめげ、タクシーに乗る。地図を見せたけど、何度も見直している。そんなに解りづらいとこ? うん、とタクシーの運ちゃんが、納得したみたいで、地図を返された。広い通りから細い通りに入り、いちいち信号機にひっかかりながら、どんどんメーターが上がっていく。う~む、なめられたか~? ま、ここは、京都、イライラしない。キリキリしない・・・っと。

ギャラリーに到着すると、雨のせいか、火曜日のせいか、客は私一人。一階の展示室には、陶芸作家の展示がされていた。2階に上がると、佐伯さんの作品。さらに奥のスペースには、教会のチャペルを想像させるオブジェ?  さながら小さな美術館だ。結構楽しい。
佐伯さんの作品を一つ一つ丁寧に見てまわる。
彼女の作品は、シャープペンシルで、気が遠くなるほど細かく腺を書いていって、一枚の絵を作る。白いキャンバスの余白も絵の一部。 光と影、静と動、いろんなものを感じる。一枚の屏風絵のような和を感じさせる彼女の絵。 はかなげな彼女の全エネルギーを投入して書いているのだろうな・・・パワーを感じる。

招待状として使われた作品

ご本人は、私がギャラリーにお邪魔した日に、イギリスに飛んでいってしまった。これから一年留学、さらに大きくなって、日本に帰ってくるのでしょうね。

作品展は、タカ・イシイギャラリー京都で、10月13日までです。ギャラリーってほとんど行くチャンスはなかったけど、いいですね~。美術館にいったような気分だし、入場料もない(笑)



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草喰なかひがし 予約の取れない店・・・

2012年10月01日 | 京都2012
そんな凄いお店を予約してくれていたとは知らず、隊長の指令のまま店に向かう。
全くの前情報なく、後から調べて、ほうほう、そうだったのか・・・と復習をしている情けない私。

グルメな人には、とっても有名な店らしい。 予約は毎月1日に受付、朝からコンサートのチケット予約の如く電話をかけないといけないらしい。まず、その時点で私はリタイアだけど・・・。どうやって、予約を取ってくれたのかは、次回会った時に聞いてみるが、なんともラッキーなことに、座敷なら一組だけ大丈夫ですと、最後の席だったそうだ。

店に入ると早速、2階の座敷に案内してくれた。8人くらい座れるテーブルの真ん中に、二人ぽつんと座る。日本料理の店は、特に京都なら、座っている姿、箸使い、いろいろ仲居さんにチェックされているようで、ちょっと緊張する。 太ってから(生まれたときからずっとぽっちゃりだけど、最近特に体重がマックス)正座が苦手だ。

まず運ばれてきたのは、八寸

ずいきの葉っぱにのった旬がいっぱいの8品
とっても元気な葉っぱは、店主なかひがしさんが、朝にとってきたものだろう。彼の朝一番の日課は、菜園に行くことらしい。途中も、かわいい野花がいたら、連れてくるようだ。そうか、だから付け合せに添えられている花や草が元気な訳だ。卵も雛から育てたらしく、「やっと卵を産むようになりまして・・・」と、仲居さん。

椀物


鯉のお造り

実は鯉は苦手だった。でも、美味しく頂きましたよ~。
しょうゆの代わりはジュレ、大根は、辛いシャーベットになっていた。
皿も日本料理の楽しみの一つ。9月は、菊の節句、花はまだなので菊のお皿。

この前に、鮎の西京焼きがあったのだけど・・・
子持ちの鮎が笹に包まれて、とてもフォトジェニックだったのに・・・
食べるのに夢中になっていて、写真を忘れた・・。
添えられているみかんちゃんも、スタッフでみかん狩りに出かけたそうで、なんだか、楽しそうだね~。このすっぱくて小ぶりのみかんちゃんは、間引きをしたもの。

炊き合わせ
ずいきの茎は、ここで。


この店のメインディッシュともいえる、おくどさん(かまど)で炊いたご飯。
おかわりして、最後におこげも食べて、お腹ぱんぱん。


デザートのところで、「カウンターが空きましたから、下へいらっしゃいますか?」とお声をかけていただいたので、下のカウンターに移動。 カウンターは、ワイン色の漆で塗られてピカピカ。 目の前には、ご飯を炊くかまど、焼き物もここでする。店主のなかひがしさんは、とてもチャーミングな方のようで、お客様には、ちょいちょい駄洒落やちょっかいを出してくるようだ。私は初対面なので、お名刺をいただいたのみだったけど、いたずら好きそうな目をしていて親近感が湧いた。そう、それでなくても緊張する日本料理、しかもカウンター、きっと、彼の駄洒落?も、お客様をなごませる彼の心配りなのだろう。

このお店にはまる人、はまらない人、好みの問題だろうけど、私は前者の方だな。隊長に前回、前々回と、素敵な京料理のお店に連れていっていただいたけど、どこもそれぞれに良かったけど、ここには、遊び心や発見がたくさんあって、楽しいお店だった。

ありがとうね、グルメ隊長♪


コメント (2)
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山田松香木店で雅な香りを

2012年09月28日 | 京都2012
そうそう、京都御所の参観申し込みは、宮内庁のHPにアクセスして申し込みをする。宮内庁のホームページって・・・、普段覗かないページですよね。昔、高島屋提供の皇室アルバムを見ていたが、今では、皇室に何が起きているのかよく解らないっていうか、あまり関心がない。しかし、宮内庁のホームページ、結構、いろんな記事があって面白いかも。今度は、時間を見つけて、皇居の見学もしてみよう。

一時間ほどで、京都御所の見学を終え、京都の地図を見ると、わりと近くに山田松香木店という御香のお店が出ている。歩けるな・・・と思って歩きだしたけど、雨にへこたれそうになる。今回もお世話になっているグルメ隊長にコッコロの入っているビル1階のパリセヴェイユのマロン・ケーキを手土産にぶらさげていたが・・・、雨で手提げ袋が破けた・・・、悲しい。

京都御苑を左手に歩く。しかし、京都御所、広い!
なんとか目的地に到着。
山田松香木店
 
お店に入ると、すでに御香のいい香り。香木そのもの、お線香、匂い袋、御香、本や手紙などに挟む文香など、さまざまが販売されている。
時間が合えば、聞香という御香の作法?や、香りを当てる平安時代の貴族の遊びを体験できたりする。
今回は、時間が合わず断念。

さて、今日のお昼は、”なかひがし”というお店らしい。そう言えば何時に何処でと約束していなかった。 確か出町柳あたりをうろついていろと言われた気がするから、ひとまず出町柳に向かう。なんだかやっぱりバスは乗りなれないから、地下鉄の駅まで歩こう。またもや京都御所を左手に歩き出す。本当に、御所は広い! 
途中、鴨川を渡る、雨でも、川はいいな~。


出町柳の駅に到着し、11時半。 仕事をしている隊長にメールを打つと、指令が届いた。
「出町柳の駅を出て、銀閣寺行きの市バス17番に乗れ」 ほえ~、また、バスか~。バス停に行き、どれ、17番・・・、バスがやってきた。でも、あれ? 何処のバス停で降りるか書いてない。メールで確かめていると、バスは行ってしまい、次を待つ。すると、次なる指令が、、「まだ、バスに乗っていなければ、タクシーで銀閣寺道で私を拾え」おお、タクシー~。これがなかなか来なくてね。やっと来たタクシーは、女性の運転手さんだった。
指令通り、金閣寺道のバス停で昼休みに抜け出た隊長を拾い、なかひがしさんへ。



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