自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

蕎麦屋で日本酒♪ よしみや@鷺沼

2017年09月26日 | 店主の休日飲み歩き
大先輩カップルからのお誘いで、鷺沼にあるお蕎麦屋さん・よしみやの日本酒会に参加させていただいた。 私以外にもう一人参加できるというので、日本酒に詳しく&厳しく、日本酒愛あふれるYさんとご一緒することに。

よしみやは、50年以上続くお蕎麦屋さん、近所の"よしみで"と地元に愛される店でありたいと"よしみや"と屋号を決めたとか。 その思いの通り、近所にあったらうれしいお蕎麦さん。 定期的にイベントを開催しており、「蕎酔会」と名付けられた日本酒の会は、なんと今回が55回(◎_◎;) 凄いっ! こうやって続けるということ、とってもエネルギーのいることなのだ。

さて、今回は、佐賀の酒蔵天山酒造。 小城羊羹で有名な小城で、150年以上続く酒蔵。
うふふ、蕎麦と日本酒♪ わくわく♪
すでにテーブルには、珍味の前菜がセットされ、本日のお品書きとお酒のリスト♪

朝晩の寒暖差が大きくなるこの時期、お酒は、やっぱり"ひやおろし"


川崎の野菜と佐賀の食材を使い、メニューが組み立てられている。 普段は豚や牛肉のメニューはないけど、蕎麦やでこの流れ、頑張ってるな〜。 どれもお酒に合いますよ〜。

そして、〆蕎麦〜♪

やっぱり、蕎麦、美味しいね〜。

天山酒造からは、現在の六代目当主がいらしていて、七田は、六代目からスタートしたブランドのようだ。


いや〜、飲んだ飲んだ(;^ω^) でも、ワインも同じだけど、いいお酒は、悪酔いしない。 翌朝もすっきり、シャッキリ(^_^)v




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イタリアンな一日♪ サルディーニャからローマ・ラツィオ

2017年09月17日 | 店主の休日飲み歩き
シエナに住む友人を介して出会ったFさん、物怖じせず、どんな人ともすぐに打ち解けてしまいます。 そんな彼女が通っている料理教室の先生長本氏主催の食事会にご一緒させていただいた。 長本先生は、イタリア料理界の重鎮。 多くの教え子がいらっしゃって、今回の食事会も、その教え子のお一人のお店で。場所は、アクアヴィーノというアクアパッツァのカジュアル版のお店。

で、その前に・・・・。

渋谷にあるサルディーニャ料理タロスで開催された「サルディーニャ王国」のワイン試飲会へ。
イタリア・サルディーニャ島がテーマの試飲会なんて面白そう♪ 11社だっけかな?のインポーターが参加。 白ならヴェルメンティーノ・ディ・サルディーニャ、赤ならカンノナウしか知らなかった。 でも、四国程の島に多彩な土壌があり、また、いろんな歴史文化の影響で、個性に満ちたワインが沢山あることを知った。
その中でも、印象的だったのは、ネッビオーロ。 ピエモンテで主に栽培され、バローロやバルバレスコが造られるぶどう品種。それが、サルディーナyでも(◎_◎;) そしてもう一つ、ヴェルナッチャ・ディ・オリスターノ。 大樽から小樽へ2〜3年おきに移していく10年熟成のサルディーニャで造られるシェリー。(※正確に言えば、シェリーと呼べるのはスペイン・アンダルシアのヘレスとその周辺で造られているものだけだけど) おお、シェリーがスペイン以外でも造られていたとは・・・。 世界でシェリーが造られているのは、4か所だけとのことで、これがその一つ。 サルディーニャ、面白いっ!

渋谷のサルディーニャ料理タロス この日は、店内も外も、イタリア語が飛び交う、イタリアーンな感じに。

ほろ酔い気分で、渋谷から広尾までバスに乗る。

アクアヴィーノの食事会まで、少し時間があるので、時間つぶしに入ったのが、72Tokyo(Nuts Tokyo)。
くるみやピーカンナッツ、ピスタチオなど、いわゆるナッツを量り売りするお店。

「燻製クルミ」と「アールグレー風味のナッツ」を50gずつお買い上げ。

ナッツをつまみながら、三重のクラフトビールをお味見。


さあ、そろそろお時間かな〜。 やっとアクアヴィーノの食事会へ。 アクアヴィーノは現在工事中で、地下のアクアパッツァが会場となる。 今回は、45名くらいの大きな食事会。テーマは、ローマのある州、ラツィオ。

さあ、お食事スタート♪
戻り鰹のカルパッショ仕立て


車エビのフリット

サクッと揚がって美味しい。

山形の小麦で作った自家製トンナレッリというパスタ。 広島吉田牧場のチーズでカチョ・エ・ペーペ

チーズと黒コショウのシンプルパスタは、ローマのパスタ。

ワインもやっぱりラツィオ州のワイン


和牛のパイヤータと焼きネギのリガトーニ


仔羊のロースト カッチャトーラ風

この辺でお腹はいっぱい・・・

最後は、旬の葡萄とフラスカティのゼリー

この皿、強烈〜。 ほかの方々は、こんな感じ

日本の食材を使い、独自に進化したイタリアン、それを創り出しているのが、長本先生のお弟子さん、土方シェフ。
なんと27歳〜〜若い〜。

スタッフも全員20代

そして、土方シェフの師匠である日高シェフ、今回は、自分の弟子のために、裏方(^^ゞに徹し、料理をお客様にサーブしたり、椅子を移動したり、こまめに働かれていました(笑)

土方シェフ、日高シェフ、長本先生


お隣には、素敵なフリーペーパー「イタリア好き」を発行されている松本氏。


イタリアつながりの重鎮達と夢のような食事会に参加させていただいて、お腹も気持ちも満たされ、あ〜、イタリア行きた〜い!と思った一日でした。
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セルサルサーレ@代官山

2017年09月10日 | 店主の休日飲み歩き
40代に入る前、そろそろ次へ進む準備・覚悟を考え始めたころ、いろんなところへ出かけ、たくさんの方々に出会った。 そんな中のお一人、Y氏、飲み物の専門家。 日本茶、ワイン、ビール・・・のプロ。ずいぶん前には、TVチャンピョンの飲み物選手権の部で、準優勝(^^ゞ。
そのY氏のフェイスブックを見ていたら、これから「予約の取れない店」になりそう〜と、「セルサルサーレ」という店を紹介していた。

で、早速、行ってみた。
代官山と恵比寿の中間あたり、オサレなエリア。

・・・の前に、ちょっとビールをひっかけてから。
スプリング・バレー・ブルワリー東京

最近できたマイクロブルワリー、おしゃれ過ぎて、田舎者には落ち着かないよ。

ここでビールが造られている。

最近、知ったホップ「ネルソン・ソーヴィン」グレープフルーツのような柑橘の香りと渋みを出すホップが使われているラガーと柚子と山椒の味わいのエールをちょい飲み。 後から調べると、このブルワリー、キリンの傘下なのね・・・どうりで設備・内装にお金がかかっている〜。

さあ、待ち合わせの時間だ。 ここから徒歩すぐのセルサルサーレへ。

セルサルサーレという店名、和訳をすれば、「塩・塩・塩」フランス語やイタリア語で塩のこと。 シェフは塩マニア。 料理にも20〜30種類の塩を使い分けているんだって〜。

料理は、コースのみ。

鯛のカルパッチョ、一口でぱくり。 下にカペッリーニ、上に(たぶんケッパーの香りもする)こぶ〆的な鯛。 さすが、最初の一口から、最高の塩の塩梅。

冷たいスープ。 玉ねぎとポテトと、あと一つは果物が入っています、何でしょう?の店員さんからのクイズ

「桃〜」 はい、正解!

生ハムにまかれ、上にはからすみ


はまぐりのバターパン粉焼き

お皿も、和皿、素敵です。 今のトレンドですかね・・・。

あなごのフリットと青じそのクリーム


ガスパチョに生ハム

トマトの甘さが上手に引き出されている。 これも塩の仕業か・・・。 生ハムは、埼玉で生ハム職人が作っているもの。

うひょひょ、サマートリュフ


このお店のスペシャリテ。 コーヒーを練りこんだトーストにフォアグラがクレームブリュレ風に

ほえ〜、脳内でオーケストラが音を奏で始める。 うめ〜。

まぐろのほほ肉のラグー


冬瓜とモロヘイヤと松茸

これは、土瓶蒸しをいただいているような。

そしてお口直し・・・と、出されたのが、スイカのピクルス

これはヤラれました。 はい、パクらせていただきます。 (笑)

メインのお肉・・・このころには、相当お腹いっぱい。

付け合わせのマッシュポテトも美味しいこと。

お米のミルクプリン


いや〜、よく食べたし、よく飲んだ(^^ゞ
本日は、6名で4本、いつもよりは、控えめ?


イタリアン、フレンチで修行を積み、ヨーロッパの国々も廻ってきたシェフ、イタリアンをベースに、いろんな国のエッセンス、テクニックが入っていて、楽しく美味しいお料理でした。 そして、何より、シェフはイケメンでございます。 ぶほほ。

入口には、オリーブの盆栽。

シェフのお見送り

楽しいお食事会でした〜。




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東京都美術館で「ボストン美術館の至宝展」

2017年09月08日 | 日記
お盆・正月休み、皆さん田舎に帰省したりするんだろう・・・・が、うちの場合は、いつも母は出かけている。
傘寿80にして、裕福ではなくても自分のしたいことができる程度の経済力、杖や介助を必要としない体力、遊んでくれる姉妹・友人・家族、自由になる時間を持ち合わせている母は、かなりの幸せものだ。 そして、子孝行(;^ω^)

お互いの予定を合わせるのは、かなり難しい。 お盆の予定を聞くと、自分の妹達と茨城方面に行く、美術館に行くなど、ほとんど家にいない。
ならば、上野にある美術館で合流しようと合意。

8月16日、なぜその日になったかと言うと、東京都美術館、第3水曜日は、65歳以上入場無料なんだそうだ。 それでなくてもシニアなら、割引料金があるだろうに・・・その"タダ"という響きが好きなんだとか・・(笑)
母の妹二人も65歳以上=タダ、私は残念ながら対象外(^^ゞ

お昼に待ち合わせして、まずはランチ♪
母の一番下の妹がすでに目星をつけていて、上野公園内にある「韻松亭」(いんしょうてい」へ。

素敵な門構え 明治8年創業、140年の歴史の中では、横山大観がオーナーだった時期もあるとか・・・。
緑が気持ちいい。 桜の時期や紅葉の時期は、なんとも美しい光景になることだろう。

壺御膳

壺は3段重になっている。2千円くらいで十分満足。 予想外に手もかけているし。

10年前なら、母や叔母達と一緒に休日を過ごすなんて考えられなかったけど、今となってはその時間が愛おしい。 そして、意外に楽しい(笑)

さあ、食後は、少しお散歩。 不忍池、まだ蓮の花が間に合うかな〜〜。

もうピークはとうに過ぎていて、かすかに蕾が残っている感じ。 でも、やっぱり都心にこの蓮の池、素晴らしい。

さあ、シニアデーの東京都美術館。 はいはい、いっぱいいらっしゃいますよ〜、シニアな方たちが。 ま、私も立派に中高年?(笑) でも、雨のせいで、普段なら入場に一時間くらい並ぶらしいが、今回は20分ですんなり。 今回の「ボストン美術館展」見どころは、18世紀はじめに描かれた"英一蝶"の「涅槃図」大作だ。 そして、ファンセント・ファン・ゴッホの「郵便配達人ジョセフ・ルーラン」と「子守歌、ゆりかごを揺らすルーラン夫人」 海外でこの二枚が同時に展示されるのは初めてのこととのこと。 先に描かれたルーラン夫妻の夫のほうは、シンプルな描写に対し、夫人のほうは、タッチも違うし背景が花で飾られ華やか。 この違いは、プロヴァンスで共に生活したゴーギャンの影響なのだそうだ。ふ〜む。

充分、目と心に栄養をとって、最後に甘味をいただいて、夕方ラッシュ前に解散。


母とお芝居や映画だと、隣でいびきをかかれたりするから、美術館は、いいね〜。 お互い楽しい。
また一緒に来よう♪



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