自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

イサム・ノグチ作品 続き@東京都美術館

2021年06月19日 | 高松2021
高松でイサム・ノグチ庭園美術館を訪問した際、あるべき場所の作品がいくつか留守だった(;^ω^)
なぜなら東京に行っていたから(笑)
ならば、東京でその子たちとはお会いしましょう♪

4月、高松から戻ると、GWを目前にまた緊急事態宣言( ;∀;)
公園、動物園、美術館・・・あらゆる場所がクローズ。
6月に入ってやっと再開された。

しか~~し、悪いことばかりじゃない(^_^)v
美術館は、完全予約制となり、入場者が制限されている。 んなもんで、ゆ~っくり鑑賞できるのだ。

出かけたのは、上野の東京都美術館。 大き過ぎず、作品も見やすいこの美術館は結構好き♪
以前何かを観に行った時は、違うホールで盆栽展なんかやっていて、こちらも面白かった。

平日、しかも入場制限・完全予約制の今、
人少ない~~~! 年寄り少な~い! 見学中、お友達と作品ごとに感想を言い合ったりうんちく?自慢話のおばさまグループもいなくて、静かだ。 最高~~~\(^o^)/

まず会場に入ると

入口に「黒い太陽」 あかりシリーズのなんとも美しい作品が出迎える。
ぐるっと廻って、いろんな趣を楽しむ。

ロビーフロアから、一階上がると

こちらは、子供たちが遊べる遊具
観るだけのアートではなく、実用としての作品も、イサム・ノグチのこだわりのようです。
テーブルや椅子・ソファーの作品もあります。

こちらもあかりシリーズ

細胞分裂と名付けられた作品

どんどん細胞分裂を繰り返していく生命力を表した作品。

これら意外にもアルミのシリーズなど、時代時代にいろんな作品にチャレンジしている。

そして次の階へ上がる。
こちらは、彼が晩年に過ごした牟礼のアトリエをイメージして作品が配置されている。
その現地で会えなかった作品達は、ここにいました♪ (この階は撮影禁止)
牟礼(高松)のアトリエは、ぐるっと石を積み上げた石壁に囲まれている。
あそこに行った人しか気づかないかもしれないけど、
そのサークルをイメージするようにアールの木の壁で表現されている。 そこにいて作品を観ているように、その壁沿いには座れるところもある。 良く出来てるな~。 あの雨の牟礼のアトリエで感じた空気感、感動が蘇ってくる。

イサム・ノグチの牟礼での作品作りに欠かせないパートナーがいた。 和泉正敏さんという石工。
この人も気になるね~。 原田マハあたりが小説にしてくれないかな~。イサム・ノグチの数奇な人生と盟友・・・。

そんなことを考えながら、緑のまぶしい不忍の池をのぞいてみる。
蓮池の緑はすくすく成長しているけど、蓮の花はまだでしたね。
紫陽花越しの不忍池

柳の葉っぱも緑がきれいです。

は~、コロナでささくれた心に栄養補給ができました(^_^)v

コメント (2)
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高松市内ぶらり&栗林公園

2021年06月11日 | 高松2021
4月18日(日)高松最終日

昨夜に続きランチをいただく「まいまい亭」での集合を決め、午前中は別行動。
私は、店をやっていた頃の習慣で?最終日は、買い出しをしてしまう。今は店て使うものでなく、自宅用なので、ほぼ普段の買い物の感じだが(笑) 新ごぼう、、、葉っぱがついてる・・・? 初めてみだよ~、とか、この野菜なんだろ?とか、スーパーに並んでいる野菜や魚コーナーも、面白い発見がたくさんある。 コンビニだって、おにぎりの海苔は、西は、味付けのりだし。地元の人が日常で口にしている食べ物たちは、私にとっては、興味をそそるものの一つなのだ。
さっくりストアチャック・お買い物をすませ、"朝うどん"と行きましょう♪

どうせなら、自分で湯切りのできるとこ、と選んだお店なんだけど・・・

??? 湯を切るとこが見当たらない・・・、たぶん、コロナのせいか( ;∀;)

気を持ち直して、かけうどんとトッピングに"たまごの天ぷら"

むふふ

高松駅の近くには高松城の公園があり、こんなオブジェも

オリンピックの聖火リレーのせいで?公園には入れず


高松は、ぼーっと歩道を歩いていると、自転車に乗ってる人に怒られる(;・∀・)

歩道の半分が自転車専用だ(;^ω^) 自転車天獄、高松

さて、国の特別名勝、栗林公園に到着

文化財庭園の中では、日本一の広さを誇る。
ゆっくり廻りたいけど、ランチの時間があるのでさっくり。

お、藤棚

白藤、薄紫、濃い紫・・・と見事だ。

蓮池があったり

滝があったり

こんな石を渡ったり

写真によく出てくる太鼓橋

そして舟で庭園を楽しむ人も。 おお、時間があったら乗りたかったな~。


さあ、店に向かわなくちゃ
急いで歩いていると、ん?

気になる店発見♪
中に入ると、お魚が乗ったかわいいおせんべい

お昼を食べ終わった後、TさんYさんもお連れした。
お話好きのお二人は、面白がって、どうやって作っているのか・・・と質問すると
おせんべいに乗せる小さな魚、干して、プレスしておせんべを焼き上げる。
少し大きい魚(といっても、3cmくらい)は、二枚におろしてプレス。 すべて手作業だから、手間がかかる。
ほううう、原料も漁であがった通常商品にならない小さな魚を使うから、常時原料が定期的に入手できるわけもなく、なんともスローフードな世界。 いいお土産ができました。

田舎のおきまり、延々と伸びるアーケードを歩きながら、途中のおしゃれジェラート屋に入り
甘いもの補給


ホテルで荷物をピックアップして、空港へ向かわなくちゃ。
TさんYさんは、瀬戸大橋を電車でわたって岡山へ移動。
いいな~、私もその電車乗って、瀬戸内海を一望したかったよ~😢

高松空港、うどんの出汁が出る蛇口があるという。
おっ!

あ~ん、コロナめ~~~! ここでも蛇口は断水中(´;ω;`)ウッ…。

でも、緊急事態宣言が明けた(すぐにまた宣言でちゃったけど)わずかな期間、飛行機にのって旅ができた。
それだけで、ありがたい。

またね~。










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郷土料理 まいまい亭

2021年06月06日 | 高松2021
前日お邪魔しようと思っていたお店「まいまい亭」、昨日は予約が入らず、本日お邪魔することに。Yちゃんがことりっぷに掲載されていて気になる、と。 私もネットで美味しそうなところを検索していて候補にあがっていた。 しかも、イサム・ノグチが愛したお店だそうだ。これは、今朝の感動のまま、本日は、「イサム・ノグチ デー♪」

高松の長い商店街が終わり、栗林公園も近いエリアにお店はありました。

この入口の石もイサム・ノグチの作品だそうです。

中は、しっぽり大人の雰囲気

カウンターを抜け、テーブルへ。 コロナ禍、一日に2組に制限。 我々とおじさま達の二組

この店全体に、イサム・ノグチが関わっている。 カウンター、このテーブル、照明(あかりシリーズ)、そして多くの有名人にも愛されているようで、壁には池田満寿夫が書いた「まいまい亭」の文字、他画家の絵もかかっている。

料理を作る大将は、シルバーヘアをゴムで縛って、ちょっと色気のあるおじさま。店を仕切るマダムは、穏やかだけど、よくお話をされ、このお店のエピソードを皿を運ぶたび私たちにしてくれた。

高松でよく食べられている野菜の前菜


しゃぶしゃぶ

小豆島のオリーブオイルと醤油でいただきます。

アマゴのひらら煮

数日弱弱火で焚きこんでいくそうで、さながら油は浸かってないけどコンフィのように柔らかく、頭から食べられる。

鬼豆腐

ピリリと辛く煮つけてあって、これ、酒進んじゃいます(笑)

入店した時から匂っていたアナゴの醤焼き?

真っ黒なのと匂いが独特で強烈。 豆腐ようのように、ちょびっとかじって、酒を一口・・・的な。

マダムの話は、瀬戸内寂聴との親交の話、大泉洋がスタッフを連れて来てくれた時の話・・・
と、次から次へと(笑)
洋ちゃんが来てくれたときは、アナゴごはんを美味しいいから皆に食べてもらいたいと、
スタッフにスプーンで一口ずつ食べさせた・・・とか。
その話を聞いたら我々も食べたいけど・・・すでにお腹いっぱいで本日は無理だ・・・( ;∀;)

なら、明日のランチに来ます♪
と翌日もこちらにお邪魔して続きをいただく。
噂の?アナゴ飯


そして鬼豆腐は重なったけど、この白いお豆腐が面白かった。

豆腐の水分を抜き、三杯酢に付け込んだもの。
少し酸っぱいから、知らない人は、このお豆腐・・・ちょっと逝っちゃってます・・・と勘違いしちゃう。
面白かったので、私も自宅で再現(^▽^)/ 市販のすし酢でかんたんにできました。
数時間かけて水気を抜き、よくペーパータオルで水分をふき取り、すし酢で表裏をひっくり返して2日

まいまい亭、昔は2階も店舗で複数の従業員を雇って大がかりにやっていたようだけど、今は、夫婦二人で経営、2階はマダムの古着?古物のお店。 食事後、のぞかせていただくと・・・
マダムはもともとブティックをされていたそうで、お洋服が大好きなんだそう。自分の目利きで仕入れた自信のある商品ばかり・・・とのこと。 高松のマダムには、貴重な店なのかもしれないけど、東京には山のようにお店があり、我々も世界中いろんなものを見てるから、そんなに興味湧かず、今、ここで買わなくても・・・
と、さっくり帰りたかったけど(;^ω^)、なんか捕まっちゃった感はあったな(笑)
でも、TさんYさんと、語り継がれる面白いネタの一つになった。
なかなか濃~いお店でした。
もし、またお邪魔する機会があったら、今度は、カウンターに座って、色気のある御主人からお話をお伺いしたいな(笑)
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