自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

「ななつ星」の停まる阿蘇駅

2013年10月28日 | 2013熊本
阿蘇の雄大な景色を楽しんでもらいたい、というNオヤジ、山をドライブし始めた、、、、が、濃くなる霧・・・対向車のヘッドライトすら直前にならないと見えない・・・真っ白白な世界(涙)危険を感じる。仕方なく下る、悪い視界ながら、ところどころに、牛や馬が放牧されているのが見えた。 牛は、赤牛。 馬は、きっと馬肉用? 牛の放牧は見たことあるが、馬は、やはり熊本ならでは。

車内では、「誰だ〜?」と、雨女、雨男探し? そうそう、このメンバーで行ったカリフォルニアも、凄かった。
霧のサンフランシスコは、濃霧でゴールデンゲートブリッジは見えない、フィッシャーマンズワーフは、ゲリラ豪雨。 ナパバレーは、非常事態宣言が出されるほどの洪水。通行止めのエリアも多く、かろうじて通った道の左右は、水浸し。 ナパバレーのブドウ畑は、まるで、日本の田植時の田園地帯。

ま、どんな時も笑い飛ばして、楽しく過ごす、これが我々の流儀。

さあ、ランチ、ランチ♪
熊本の郷土料理やさんへ。 



熊本の郷土料理といえば、「だご汁」うどんのような不揃いの麺と野菜の入ったやさしいお味の汁。大分に行ったときも「だんご汁」といって同じような料理があった。あまちゃんの「まめぶ」もだんごは違っても、汁自体は、こんな味なんだろうな・・・。
だご汁、たかな飯、もつ煮がセットになったものもオーダー。 熊本で「もつ煮」といえば、馬のもつ煮!

食事を終えると、Rちゃんが、東京で言えば「スイカSUICA」みたいなJR九州のカードをお土産に買いたいというので最寄りの駅、阿蘇駅へ。

この日は、10月15日、話題のクルーズトレイン「ななつ星」が運行開始した日。 阿蘇駅には、二日後の朝6時ころに到着するらしい。なんか記念でカードでもあるかと思い気や・・・「大きな駅でしか売ってません」とのやる気のないJR九州さんのお答え。う〜む、東京なら、すかさず「ななつ星」のついたカードとか、くまもんをくっつけたり、招魂たくましいところだが、、、ここが、地方のゆるさだね〜。

で、東京ならスイカ、大阪ならイコカ、九州なら何だ? 駅の方に聞くと・・・
「スゴカ」(凄か〜)だった(笑)
あ〜ん、買いたかったな〜。


改札を入って向こう側には、立派なレストラン。ここは、「ななつ星」のために新しく建てられたレストラン。 乗客でない人は、阿蘇駅で入場券を購入して改札を通ってホームから入店。 なんだかね・・・。
この駅のすぐ前には、道の駅があり、地元の野菜や特産品お土産が購入ができる。 すでに野菜はほとんど売れてしまっていた。緑がきれいな立派なネギが唯一残っていたが、さすがにこのネギをしょって、東京に戻るわけにもいかないから、あきらめた。けど、おいしそうだったな・・・
。このネギ、あとでわかったのだけど、熊本郷土料理の「ぐるぐる」をつくるネギだったのね。

ここにも「くまもん」
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熊本ワイン

2013年10月22日 | 日本のワイナリー
熊本でワインを作っている、と誰かに聞いて、気になっていた。
ある日、今回の熊本案内人Nのオヤジが、熊本ワインを持ってコッコロにやってきた。お連れのRちゃんと、みんなで開けてみる。シャルドネというには、果実味が強く、甘口に感じるが、とっとも素直なきれいなワインだった。ほ〜、面白い。熊本への興味が増してきた。

今回のくまもんツアーには、ぜひ、このワイナリーを加えてもらいたい。

旅二日目10月15日、ホテルを出発し、熊本ワインに向かう。熊本市内からは、車で20分ほどだ。かわいらしい外観。スペインをイメージしたのか、太陽が似合いそうな回廊のある建物
建物に入ると、まず、お決まりのショップエリア。くまもんがついたお土産が山のように売られている。 ここを通り、見学コースを回る。醸造所→タンク→ボトリング・・・わかりやすい案内。 地下に行くと、樽に入れられ熟成中のワイン保存庫。廊下の展示には、コルクの紹介、これって、見た景色だね〜。そうそう、ポルトガルで見た、コルク樫の木。 他に、ワイン樽のできるまで・・・。と、子供や高齢者も楽しめる見学コースになっている。
 
シャルドネ、カベルネ、葉っぱの形が違う。

今回学んだこと、ワインは、日本のどこでもできる。 九州のワイナリーを紹介したパンフを見ると、ほかにも大分、宮崎、、、、福岡、長崎、そして、日本最南端は、鹿児島だ。
   
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くまもん 行くもん♪

2013年10月21日 | 2013熊本
一道一都二府43県、残すは、熊本と高知。 出かけるのが好きだった両親のおかげと、そのDNAを引き継いだ私の旅好きが高じて、日本地図をチェックしたら、上陸したことのない土地は、わずか2県となった。 熊本には、学生時代の友人、両親の介護をきっかけに帰郷したお客様がいる。会いに行こう! と思っていたら、近い将来、熊本に引っ越すという友人N氏(通称、Nのオヤジ)が、車で案内してくれるという。なんともタイムリー♪ そして私の休みに合わせてくれる希少な友人達で、ええ歳の大人5人旅となった。 

集合は熊本空港。 以前、このメンバーでカリフォルニアのナパに行った時も、サンフランシスコ空港が集合場所だった(汗)

10月14日、11時50分羽田発。いつも深夜まで働いている私にとっては、朝6時の便に乗るのと同じ感覚、は、早い! 予想通り、一睡もせず空港に向かった。もちろん機内では爆睡。 眠い目をこすりながら熊本空港に着くと、Nのオヤジが迎えにきてくれていた。他のメンバーは、一足先に到着していて、空港近くのレストランで昼食をとっている。そこに合流して5人の「くまもんツアー?」は、スタートした。

まずは、熊本と言えば、馬肉。 馬を食べねば。Nのオヤジが案内してくれたのは、「菅乃屋」、熊本の人には、100年の歴史がある有名な馬肉専門店だそうだ。 お昼すぎに到着した我々は、空港すぐの店舗へ。 ファミレス的な店内に、ちょっとガッカリしながらも、ま、2時をすぎてご飯が食べられるのだから、ありがたい。 食事は、飲み物とサラダがバイキングになっていて、メインは、テーブルに運ばれてくる。

私がオーダーしたのは、タタキのっけハンバーグ。他の方々は、馬肉のシチュー。
癖が無く、あっさりしている肉、バンバーグなっちゃうと、牛なんだか馬なんだかの区別が難しい・・・。 っでも、馬肉のハンバーグ、初体験♪


今夜のホテルは、メルパルク。 5人それぞれシングルルーム。大人になると、マイペースが確保できる一人部屋が嬉しい~。荷物を置き、熊本城方向へ移動。 私は残念ながら、皆さんと別行動で、熊本の友人とお茶タイム。 熊本城のお堀近くに市役所があり、ここからの眺めは、すばらしいのだろうな・・・と想像しながら、友人との待ち合わせ場所である鶴屋百貨店へ向かう。ここ数年、話題を呼んでいるくまもんは、熊本のどこにでもいる。いまや熊本は、くまもんの町になってしまっている。

 
街の中は、レトロな市電が走っていて、旅気分を盛り上げてくれる。


街を少し歩いて、やっとお腹に隙間ができてきた。さあ、夕食だ~。熊本に住んでいる学生時代の友人Eちゃん、介護で帰郷したお客様Mさんも加わって、7人の賑やかな食事。レストランは、お客様のMさんに選んでもらった。前日にもらったレストラン情報。場所は、ジャンジャンゴー(正々好)??、何の店? 
・・・まさかの~、中華! あ~ん、熊本に来たのに~、熊本の郷土料理じゃないの~ん? でも、きっとおしゃれな場所がいいかな~?と、考えて選んでくれたんだから、オススメに文句は言っちゃいけない! 

店に向かう途中、「なんで中華?」の疑問は解けた。
友人Eちゃんに、馬以外で、熊本では何を食べればいいの?と聞くと、タイピーエンを食べるといいよ。??なんだかどんなものなのか解らない。店を予約してくれたお客様Mさんが、「ジャンジャンゴーのタイピーエン(大平燕)美味しいのよ~。明日は、温泉って聞いてたから郷土料理の和食だと思ったから、今日は、このレストランにしたの」
おおお、そこまで考えてくれていたのに、、、、まさかの~中華!なんて文句を頭の中で言っていた自分が恥ずかしい・・・。ありがとうMさん。

店は、バブルの時代を彷彿とさせる中心が吹き抜けの店内。パーティとかに向いている。
7人の大人数だったので、料理は飲み放題つきのコース料理。 7品目くらい出たが、どれも美味しい。良かった~。そして、その噂の?タイピーエン。 長崎チャンポンのめんがはるさめになったような、野菜たっぷりあっさりスープの料理。美味しいよ~。
タイピーエンは、福建省に古くから伝わる正月やお祝いの席のスープ料理なのだそうだ。熊本へは、明治の時代、華僑の方々が、故郷に思いを馳せながら、燕の巣の代わりに揚げた卵、フカヒレの代わりに春雨を使ったといわれているそうな。 ふ~む。

  
入り口。 これが、タイピーエン(大平燕) 飲み放題についてきた2Lのバズーカ・ビールサーバー。 Nオヤジの友達、N仙人が嬉しそうに、サーバーで遊んでいた。

東京でCAをされていたお客様のMさん。ご両親の介護の為に帰郷、なれない田舎での暮らし(熊本は都会だけど、テンポや人の気質が違う)なかなか友人が作れず、職場の人とも話しが合わない。そうとうストレスを溜め込んでいたようで、東京の空気を運んできた我々に、話が止まらない。 彼女の話も、バズーカ級だったのが、おかしくてたまらない。
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自由が丘のおもしろ新店 

2013年10月08日 | 自由が丘まち歩き
自由が丘に毎日いても、歩く場所はほほ同じ。たまたまネットで見つけた新店を覗いてみることにした。

「セアダス フラワーカッフェ」
10月3日にオープンほやほやのカフェ。 セアダスというヨーロッパ最古のお菓子の専門店?。入り口を入り手前には、手作りフラワーリース専門のコーナー、奥がカフェ。
どちらも珍しい。

ドライフラワーと生のリースをさっくり見て、カフェのカウンターに座る。早速、そのセアダスというお菓子をオーダー。 一個1000円。う~む、立派なお値段だ。メニューには、ワインと一緒に♪とすすめられているけど・・・ううう、グラス1500円は、強気値段だね~。 それでも、聞いたこののないお菓子、私の好奇心がうずうず。
セアダスは、イタリア・サルディーニャ島で、はるか昔から食べられていたお菓子だそうです。セモリナ粉と小麦粉、ラードで生地を作り、中にペコリーノチース(羊)をラビオリのように中にはさんで、油をかけながら揚げる。それにた~っぷりのハチミツをかけていただくお菓子。う~む、高カロリー決定ね・・・。

おお、出てきた~。
 
フォークをセアダスに乗せた瞬間、「あ、写真!」と思い、カシャ。ナイフの跡がついちゃったけど、ぷく~と揚がっている。外は、サクサク、中からは、チーズがとろっと出てきた。ここでは、ペコリーノとモッツァレラが入っているのだそう。
ペコリーノの塩気とハチミツ。この組み合わせ、ロミオとジュリエットともいう。しょっぱいものを食べると、甘いものが食べてくなり、甘いものを食べると、しょっぱいものが・・・。ま、魅惑の組み合わせというわけね。

さてさて、オーナーは、このセアダスを食べてから、これに魅せられ、自分でこの店を開いてしまったのだそうだ。もともとは、アーティストなんだそうで。 そんなお話をしていると、この甘いデザートワインもご一緒に試してみてくださいと、サービスしていただいちゃった。すみましぇ~ん。場所は、ピーコックの駐車場横の道を入って、ヴィノスやまざきの手前中庭奥。

さて、もう一軒
「レトルト食品専門店 にしきや」
ひょえ~、なんてマニアックな・・・。どんな店~?と思い、覗いてみることに。
学園通りを目黒通り方面に上っていって、靴屋さんのABCのななめ向かいくらいにある。中に入ると、まるで本屋さんのディスプレイ。 面白い! いわゆるレトルトパウチされたままのパックもあるけど、箱に入ったものは、本のように棚に並べられていて、新しい店の作り方だな~と、関心。 ここは、宮城の食品会社のお店だそうだ。やるね~。簡単なキッチンも用意されていて、そこでカッテージチーズの入ったカレーを試食させていただいた。カッテージチーズというより、ころころしたキューブ状のチーズは、キプロスのパルミチーズに歯ごたえが似ている。このチーズも、地元の蔵王チーズさんが作っているのだそうだ。おお、この蔵王チーズというのも気になるね~。カレーは、マイルドで、ごはんというよりは、ナンやパンに良く合う。パーティなんかで、パンにのせて、皆で食べても楽しそうだ。 レトルト食品は、野菜のポタージュや野菜のカレーなどの、300円台のお手軽なものから、本格的なインドカレー(600円くらい)、これもいっぱい種類があって、現在14種類、目標は、30種類だとか。そして、買いたい衝動にかられながらも、踏みとどまった、本格パスタソース2種。かにクリーム、うにクリーム。 ほぼ、レストラン価格のレトルトソース。でも、美味しいに決まっている。誰かに贈り物をするときは、是非、買ってみたい。

  


自由が丘って、なんだか面白い街ですね~。






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