自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

美味しいもの好きのDNA?

2015年01月27日 | 日記
今年も、母から「干しいも」が届いた。 母は、現在77歳。戦時中、茨城に疎開していたこともあり、茨城に今でも知り合いがいる。 最初は、その知り合いから毎年干し芋が届いていた。 ここ数年は、あまりに美味しいので、自分で買いに出かけている。 母の友達からも、一緒に行ってみたいとなり、今では、マイクロバスみたいなのを手配して、ドアツードアで送迎付きの日帰りバス旅行に組み立てて、スーパーシニア軍団が、芋の買い付けに出かけているそうだ。す、凄い(;・∀・)


2キロ入りの箱が二つ、1キロのバラの袋が二つ。合計6キロヽ(^o^)丿 みんなにちょっとずつお裾分けして、もうわずかとなった。意外や、この素朴なデザート、みんな密かに好きなのね〜。
スーパーとかで売っている、表面が白っぽくなった硬い芋とは違い、
半生な感じの、ねっとり、しっとり、紅はるかという品種のお芋。 美味〜〜。

その次の週は、完熟のいちごが農園から直送されてきた。 完熟なので、甘くて美味しい! いちごも農園に出かけていって、ここも買い付け。 トマトもそうだし、美味しいものを見つけると、自分で車を運転して出かけてしまう。 凄いパワーだ。 いつまでも、この食い意地(^▽^;)を糧に、元気でいて欲しい。

そもそも、代々?、うちの家系は、食い意地が張っている。母の母(私の祖母)も、かなりの食いしん坊だった(笑) 祖母が亡くなる寸前、意識がもうろうとする中、「・・・あ・・な・・・ご・・・、あ・・・な・・・ご・・・」と、うわごとを言っていた。 病室に駆けつけていた家族たちは、「穴子」の握り寿司を買いに走った。 口に運ぶと、もぐもぐと、嬉しそうに食べた。あ〜、良かった・・・と、最期の願いをかなえることができた家族もホッとしたところ、「・・・ま・・・ぐ・・・ろ・・・」と祖母が・・・・言った。(;・∀・)
きっと、私もこの世を去るとき、こうやって、食べたいものを想像しながら息を引き取るんだろうな〜と、思ったエピソードだ。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真奈邸 箱根 & 鈴廣かまぼこ博物館

2015年01月21日 | 旅行
1月5日、平日宿泊とはいえ、まだまだ御正月気分が残る中、やはり人気の宿は、空きがない。 全く知らない旅館だったけど、風呂の評価も全体の評価もよさそうだったので、「真奈邸 箱根」という宿に予約. 小涌谷駅からは、徒歩10分くらいだが、送迎をお願いした。

宿は、2012年オープンとのことで、新しいのかな〜と思ったら、以前どこかの保養所だったところを買い取り、リフォームしてオープンさせたようだ。 ま、マンションの中古もそうだけど、きれいにリフォームすれば、新築同様、ピカピカになる。
宿に到着すると、広々した気持ちいいロビーでチェックイン。 最上階5階にあるロビーからエレベーターで下の階の部屋へ。


和モダンな雰囲気の部屋も明るく、窓枠なども古さは感じなかった。
・・・・が、なんだが、、、電気のスイッチがたくさんあって(^▽^;)、入口入ってすぐのクローゼットは、扉を開けると、通路をふさぎ部屋にも入れないし、外にも出られない・・・という変な造り(◎_◎;) ま、気にしないことにしよう...

さあ、風呂、風呂〜♪

大浴場と、貸し切り家族風呂が三つ。 空いていれは、いつでも使い放題。 タオルもそれぞれに置いてあるので、手ぶらで風呂へ行けるのはうれしい。
・・・が、川沿いに建つこの宿、露天は残念ながら無かった、、、ちょっと残念。 でも、どの時間に行っても、誰とも会うことがなかったので、ゆったりできた。何で? みんな半露天風呂付きの部屋に宿泊してるのかな〜?

ネットで予約したとき、食事は、自家菜園の野菜を使い、こだわりの創作料理とのことで、面白そうだな〜と思った。あまりに斬新な料理に苦いコメントを書いている人もいたが、出てきた料理は、その噂?の料理とは違い、普通に普通の創作料理じゃないですかい。
宿の人に聞くと、厨房が新しく代わったとのこと。料理長がとは言わなかったから、任されている会社が代わったのかな? う〜む、システムは解らない。


正月らしい祝膳から始まり、フルーツ人参のスープ仕立て、お造り盛り合わせ、ぶりの中華蒸し、有機野菜の温野菜、黒毛和牛の大和煮、じゃこごはん、フルーツ。 といった感じで、やっぱり野菜がふんだんに使われている。 重くないし、女性にはうれしいメニューかも。 ぶりの中華蒸しは、面白いな〜と思った。 普段、ぶりなら照り焼きか、ぶり大根か、良くてぶりしゃぶくらいだろうけど、 ぶりをソテーして、白髪ねぎや野菜、薬味を上に乗せ、アツアツのごま油をジャッとかけたこの料理、新鮮だったな〜。 温野菜のソースは、ポン酢と塩と、だし汁だったか、、、他に味噌味とか、クリーム系のものがあるといいのにな〜。 でも、パラフィンみたいなものに茶巾状につつまれて、これをあけるのも楽しい。 メロンは硬かったな〜(;・∀・)
隣のテーブルは、アジアからいらした外国人。 スタッフが英語でかんたんな説明をしていた。さすが、インターナショナルな観光地、箱根。

お腹も満たされ、正月感の残るバラエティ番組を見ながら、おおお、眠くなってきた・・・。ううう、眠い。 10時に寝ついてしまった(笑)
先輩は、寝る前にもひとっ風呂浴び、部屋に戻ってきたのも気づかないほど爆睡。 朝、8時まで、寝た〜〜〜(笑) このベット寝やすいよ! 適度に硬くて、普段、旅先でなかなか眠れない私が、久しぶりの大爆睡。 これだけでも、ここに泊まったかいはあったな(;^ω^)

朝食も、程よい量でいい。

真ん中のお重は、二段になっている。

前日の雲一つない晴天とは一転、宿を出ると雨。 今日は、さっくり帰ろう。 小田原へ向かう途中に風祭に立ち寄る。

今日も、古い車両の登山電車、、、でも、小田原へ到着するまで3回のスイッチバックを繰り返し、やっぱり登山電車楽しい♪

風祭の駅に降りると、すぐに鈴廣のお店、鈴廣本店は、さすがに立派〜。

かまぼこ博物館は、隣の隣。

ここでは、かまぼこの製造している作業を見学することができたり、自分でかまぼことちくわを作る体験教室がある。


いろ〜んな種類のかまぼこも売っていて、試食し放題♪ かまぼこ食べたら、飲みたくなるのは、これ。

鈴廣の向かいで作られている箱根ビール♪ 美味し。

そして楽しいのが、「かまぼこバー」

3種類のかまぼことビールのついたセット 500円♪ ま、ちょっとだけど、楽しいじゃないの。
カウンターの中にいるお姉さんに、このかまぼこの違いは?とか、お値段は? とか、いろいろ聞いてみた。
一番右のかまぼこは、農林水産省なんとか賞を取ったという高価なかまぼこ。 一冊3800円?高っ。 この三つどう違うの? 左の二つは機械製、右は職人の手作業。 職人のものは、表面が滑らかで、口当たりがよく、ふわっと空気を適度に含んでいて、触感がいい。 う〜む、言われなければ、一番左の一番安価、っつても、一冊1200円だから、決してお安くはない、でも充分美味しい。
やっぱり、食の工場見学っぱいの楽しいね〜ヽ(^o^)丿Y







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

久しぶりの箱根♪

2015年01月19日 | 旅行
ここ数年、正月休みは、ローマかフィレンツェだった。 いつも寒くて、暗くて、お店も閉まっている。 だから、今回は、冬休みを前倒しして、10月末にした。 したがって、今回の正月は、遠出ができない。 、、、でも、どこか行きたい! と、近場の箱根に行くことにした。 6日までのお休み、最後の最後、1月5日(月)の一泊で宿が取れた。

町田に住んでいる先輩が、一緒に遊んでくれるという。 平日遊びに付き合ってくれる人は貴重なのだ。
自由が丘からは、横浜経由→小田原→箱根湯本が一番効率的なのだが、町田の先輩に合わせて、久しぶりの「ロマンスカー」に乗ることにする。 女子旅なので、ロマンスは無いが、このロマンスカーという響きがいいのだ。 どこか夢の世界に連れていってくれるようで・・・?

ネットで電車の時刻表を調べていると、「メトロはこね」という名前のロマンスカーが出てきた。 メトロ??? どうやら数年前から、地下鉄千代田線をロマンスカーが走っているようだ。 他の人が普通に地下鉄を待っているところに、さっそうとロマンスカーに乗り込む優越感?を味わいたかったけど・・・ 、私の家の前から、成城学園前駅行きのバスがあるので、成城学園から乗車することにした。

成城学園前の駅、新しくきれいになって、しかも、不慣れな小田急沿線、なんだか落ち着かない。 同じ区でも沿線によって、雰囲気、文化などが違うものだ。

さあ、「箱根フリーきっぷ」とロマンスカーの特急券を買って、ホームへ。
来た〜〜、メトロはこね♪

青い車体がメトロはこねのようだ。 新宿から出る普通のロマンスカーは、古〜いタイプの茶色っぽい車体と、展望車がついた白っぽい車体がある。
実は、この青い車体に乗りたかったから、東海道線でなくロマンスカーにしたのだ((^▽^;) 少し鉄子な自分。

車内は、木目調で、シック。 前にパタンとおろすテーブルは無くて、横の膝置きからぬるっと出すタイプ。


車内から富士山♪ 今日は、バッチリ♪

町田から先輩が乗り込んできて、合流。 一時間弱でもう箱根湯本。 この時点で、すでに昼。
何を食べようか〜?って、探すのもなんなので、先に調べておいた、湯葉丼の「直吉」に直行。
並ぶことを前提にしているかのように、タッチパネルが入口にあって、名前と人数を入力(◎_◎;) 我々の前に二組だから、まずまず。 しかし、今時って、こんな? しばらく椅子に座って待っていると、続々と人がやってきた。 迷うことなく真っすぐ来た我々は、正解(^_^)v

店内は、ゆ〜ったりテーブルが配置されていて、もう少し、テーブルを増やせば、お客様を待たせなくてすむのに・・・。と、ついつい、ブツブツ.

だし汁に湯葉が入っていて、それを卵でとじてある。 それをご飯にのっけて食べるシステム。 地味だけど、健康には良さそう?

1月5日、世の中のサラリーマン・ウーマンたちは、仕事初めの日だけど、箱根は、それなりに人が出ている。 バス停にもたくさん人がいるし、芦ノ湖付近は渋滞しているとのこと。 ・・・しかし、ラッキーな我々、スムーズに箱根港に到着。

箱根港から桃源台まで、30分の船旅♪
来た来た、海賊船♪ いや〜、箱根って、自然の中にあるテーマパークだよね〜。 船に、ケーブルカー、ロープウェイ、登山鉄道・・・。

ウキウっキ♪

おお、富士山見えてきた〜。

はい、今度は、ロープウェイ


大涌谷に到着し、はい、名物、温泉黒卵♪ 銅像?まである

ここからの富士山も素晴らしい。 午後の時間は、光の加減で、白っぽくなっちゃってるけど・・・

温泉卵を食べて、さあ、ケーブルカーで強羅へ。 そして、強羅からは、登山電車。
この登山電車も、最近、新型車両が走りだしたようだけど・・・残念ながら、古いレトロなのがやってきた。先輩も、ロマンスカーにせよ登山電車にせよ、車両に詳しかったな〜。 先輩も鉄子だな?(^▽^;)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2015も元旦ロアジ@江の島♪

2015年01月14日 | 店主の休日飲み歩き
昨年の元旦、大好きな江の島のイタリアン、ロアジで、食べて飲んで楽しかった、夢のような初ディナーが忘れられず?、Y子ちゃん、K夫妻、私と、同じメンバーで、今年も行ってしまった(笑)
昨年は、1月1日元旦がロアジの年末仕事納だったが、今年は1月3日が仕事納め、なので、普通に自分たちでオーダーを決めて、ゆっくりマイペースで食事を楽しんだ。 (昨年は、飲み物も食べ物も、すべてオーナー秋月さんのお任せ)

さあ、まずは、初ワイン?
エチケットがかわいい♪

魚のカルパッチョ めかじきがとろ〜り、激ウマっ!


いつものお決まり、野菜のローズト あ〜、美味しい


昨年飲んで、興味深々になった山梨の金井醸造所の甲州、2014年リリースのもの。うふ。
上善如水みたいですよ、、、とちょっと躊躇する秋月さん、あれ?

はい、最初から最後まで、上善如水でした(^▽^;) 自然派のワイナリー、難しいね〜。
リリース量が少なく、人気が高いので、次に飲めるのは、やっぱりまた一年後になるのだろうけど、また、懲りずにチャレンジすることにしよう。

イノシシ肉のサルシッチャ
こちらにも、お野菜がたっぷり♪


シチリアの自然派ワイン 作り手はその道では有名な方らしい、「これは失敗だ」と作り手が言うのだけど、僕は美味しいと思うんです、って秋月さん。
うん、不思議なワインだった。ランブルスコのような甘味とバルサミコみたいな酸がある。


アンコウ♪


ぷちぶちの触感が面白いサルディーニャのパスタ


デザートをいただきながら、グラッパ

この無骨なボトルに入っているのは、スロベニアのグラッパ
スロベニア?って、どこ??? イタリアの右隣、オーストリアの下、クロアチアの上、、、と、東はトルコなど、いろんな国の影響を受けた食の宝庫らしい。 う〜む、興味わいてきた〜、いつか行きたい!
このグラッパ、度数も高く、K氏いわく、「これって、泡盛〜」

こうやって、いつも"発見"がある、オーナーの人柄&腕で加え、こういった変化球を持っているところが、この店に魅了され続ける理由なんだな・・・。

で、正月限定サービス、ロアジのお雑煮♪

ごちそう様でした〜。 今年も、いいスタートができた〜ヽ(^o^)丿
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2014 コッコロ クリスマス & 忘年会♪

2015年01月06日 | コッコロ メニュー
2014年の〆も、素敵なお客様達と、楽しいひと時を過ごすことができました。本当にありがとうございました。
(もっと早くアップすべきところでしたが、クタクタになってまして・・・、今更ですみません)

12月23日火曜&祝日、カレンダーの並びから、この日はお休みせず、恒例コッコロのクリスマス&忘年会を開催致しました。

特に出し物やプレゼント交換なんでものはありませんが、普段顔を合わせることはあっても、あまりお話するチャンスの無かった方々や、初めて会う方々、共通点は、コッコロのお客様ってこと♪ みんな楽しくて素敵な方々なんです、すぐに打ち解けちゃいます。

さあ、店主も頑張って(採算全く計算できない・・・)、料理作りましたよ〜。

まずは、スプマンテで乾杯♪
・ボローニャのタンブリーニでインスパイア?された、鶏とポテトのサラダ
・ドライトマトのマリネとモッツアレラのカプレーゼ
・カラフル・パプリカのマリネ


・サヴィーニョのアメリーゴのパルミジャーノ・クリームを乗せたプルスケッタ
・上州ネギと鮭のフリッタータ (卵焼き)


・自家製サルシッチャとエンダイブのオーブン焼き
・付け合わせに、キャベツのヴィネガー煮


ワインは、少しずつ試飲会感覚で、いろ〜んな種類のワインを♪ お酒の飲めない方には、久住ワイナリーで買ったぶどうジュースを♪

I氏が持ち込んでくださったワインも含め20本くらい空いてましたけど・・・(^▽^;)

・メッツェ・ペンネのトマトソース
・サヴィーニョのトリュフ祭りで購入したトリュフ・バターで作った、香り高〜いトリュフのリゾット 美味し!


さあ、ここ数年、甘いもの好きからのプレッシャーを受け('◇')ゞ、頑張っているドルチェ
・クリスマスリースをイメージしてラムレーズン入りチョコレートケーキ
・くるみとドライフルーツたっぷりの栗粉(ボローニャのイータリーで買った)のケーキ
・パンナコッタ ポルトガルのはちみつ屋(2012年ポルトガルに行ったときのはちみつ屋さんの新作)さんのグラノーラをたっぷりかけて♪
器は、フィレンツェで買ったアールヌーヴォ期の銀のフレームのアンティーク器


頑張ったな〜、私(笑)

昨年も一年、ありがとうございました。そして、2015年も、どうぞ宜しくお願いいたしま〜す。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする