自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

琵琶湖花火大会♪ 

2013年09月05日 | 夏京都2013
半年くらい前、グルメ隊長との会話から、琵琶湖の花火大会を見よう!ということになり、今回の京都は、この花火大会がメインイベント。手配上手のグルメ隊長、混雑した電車や人ごみを避けようと、京都のホテルから会場までの往復タクシー送迎+船上での観賞+お弁当付き、というプランを予約してくれた。
花火大会は、8月8日。

親切なヤサカタクシーの運転手さんが、3時半にホテルに迎えに来てくれ、いざ会場へ。 車は、順調に高速道路に乗り、大津まですぐかと思いきや、なんだか山を越えている。しかも、雲行きが怪しい。空が暗くなってきたじゃないの~。隅田川の花火のようにゲリラ豪雨だけはご遠慮願いたい。と車の中の全員が祈るような気持ち。と、フロントガラスに雨が・・・。次第に、ザーザー降り(汗) これって・・・・・ゲリラ豪雨???  「強い雨なら、すぐにやむよ」と隊長。「そうだね」全員。 3時半に出発して車を降りたのは、5時。いったいどこにいるのか??? 雨は、なんとかやんでいる。 ここで、判明したのが、ミシガンという琵琶湖の遊覧船にのるのではなくて、小さな船で、湖面に浮かぶ浮島へ移動し、そこから花火を見るということらしい。ふ~む。ま、いっか。 その港にクラブハウスで、舟を待つ。 また、雨が降ってきた。 おいおい、ちゃんと開催してくれるんでしょうね~。半年前から計画して、京都まで来たのに・・・中止はないよね~~。ドキドキしながら、さらに待つ。同じクラブハウスにいた誰かが、ネットで検索して、開催決定を伝えてくれた。っほ。

さあ、舟に乗り込む。雨は止み、夕日がさしてきた。雨のせいで、空気も涼しくなっている。6時半に出て、浮島に着いたのは7時すぎ。琵琶湖って広~い。花火はじまっちゃうよ~ん。浮島に椅子が並べられている。この浮島、たぶん、毎年開催されている「鳥人間大会」にしようされているものか??? 
 

さあ、いよいよ花火が始まった。まず、一つ。次にまた一つ。え? このペース? 40年前の花火は、そうこんな感じだった。一つ上がっては、「たまや~」ひとつ上がっては、「かぎや~」 まさか、そんなはずないよね・・・・
と、2会場から、バンバン上がりだした。湖面に映る光が美しい。これぞ、琵琶湖。水面に映る光を計算して、半月にスターマインが上がる。右と左。2会場から花火が打ち上げられる。交互の時もあれは、左右対称に上がるときも。 
  
タクシーの中で、運転手さんが、今回の花火大会は、開催30回目の記念の大会なんです。2尺球も上がるんですよ~。おお、このタイミングの良さ。ヤサカタクシーの四つ葉のクローバーが運を運んできてくれたのか? 左右の会場から一つずつ上がって、大きく広がり、二つが重なった。ズームとかにしているわけでないから、他のに比べて、格段大きいのがわかる。 

花火が終わると、ミシガンという大きな遊覧船で来た港に戻る。 もともとミシガンに乗っていた人たちを先に港に返して、我々はその後に乗船するようだ。 花火終了後1時間待ち、その間は、ビンゴ大会。 ここでも、隊長に運が向き、賞品のデジカメをゲット、。その後、ミシガンに乗って港へ、港からタクシーで、宿に着いたのは夜中の12時だった。これで、私の夏休は終了。

結果、美味しいものを食べ、楽しい七夕のイベントも見て、花火も雨に濡れることなく、涼しく観賞。 すべて◎の夏京都となった。いつものことながら、グルメ隊長、ありがとうございました。
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おしゃれ?八百屋?でワインを飲み、京都で蕎麦?@鴨音(Kamon)

2013年08月29日 | 夏京都2013
なんだか不思議なタイトルになってしまった(汗)  

どこへ行っても、店のことを考える悲しい性・・・。今日は8日、明日9日の夕方には、もう自由が丘で営業をしなくてはいけない。そう、そろそろ食材のことや仕込みの手順を考えないといけない。 京都では、京野菜と鱧を買って、お客様にも楽しんでいただきたい。どこで買うか。グルメ隊長が教えてくれた八百一本館という店に出向くことに。 四条烏丸駅から歩いて5分ほどのところに新しいビル。一階は、青果と肉、お惣菜など、上に進むと、酒、チーズなどの食材。さらに食器や調理道具などを売っている階も。東京で言えば、成城石井レベルの値段設定と、品質だろうか。 名前の八百一からは、想像できないおしゃれな感じ。そして、屋上には、六角農場という農場まであるという。 ここで、野菜たっぷりのお食事や、フレンチの食事もできるそうな。さて、私は、賀茂なすや水ナスをごっそり買い込む。グルメ隊長は、コーヒーが飲みたいと、農場の横のテラスに行こうというところを、チーズも見たいと私が言ってしまったのが、、、、。2階に上がると、酒コーナー、チース、ざっくり見てみる。と、一角にワインが飲めるカウンターがあるではないか。。。。しかも少量でのテイスティングも出来るし、しっかりグラスで楽しむこともできる。ちまちまテイスティングも邪悪くさい、ロゼをグラスで一杯いただく。そう、コーヒーの時間がなくなっちゃった。農場も見そこねた。
 
オーガニックワインを扱う前田豊三郎商店(渋っ)という酒屋の営業
ワインは、かわいい山羊ちゃんがラベルに描かれている。畑に放されていて、余分な葉っぱを食べているんだとか・・・。

先に行って満席だった鴨音から、席が空いたとグルメ隊長に電話が入り、コーヒー@農場テラスをあきらめ、鴨音に向かう。ここでは、お得な前菜と鴨せいろとデザートがついたセットを注文。食事の来る前に、またもや酒・・・。たこ焼きに合うシャンパンと大阪のワイナリーが作っているのが、その名も「たこシャン」 デラウェア(そう、子供のころからよく食べている庶民派ぶどう)100%。 あの独特な風味がワイン作りを厳しくしていたらしいが、このたこシャン、よく出来ている。美味しい。
最近、日本のワイン、イケテル! 
   
蕎麦が出てきて、はい、ちょっとウンチク。 
店主「まずは、香りを楽しんでください。豆を茹でたような香りがするでしょ?」
たしかに。でも、みずなを茹でたときの香りのほうが似ているかな? 蕎麦って、こんなに香りがするんだ~~、発見。
店主「塩をつけて、まず、蕎麦そのものの味を味わって下さい」

最後にデザートを食べてから、気づいた。ごはんがまだだった~。忘れちゃったみたいだ。おにぎりにしてもらって、持ち帰った。後日、店主のブログを見たら、昼は、手打ち蕎麦と麦きり(これに興味があったのだけど、粉の関係で欠品中)の専門店、夜は割烹として営業、合間に蕎麦つゆの通販までやって、体力の限界を感じていた最中だったようだ。そりゃそうだよね、若くなさそうだし・・・。

さあ、ホテルに帰って、買い出した食材を東京に送らなくちゃ。
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京の七夕とオステリア・コンチネッラ

2013年08月27日 | 夏京都2013
お得な新幹線&ホテルのパックになったJR東海ツアーズのチケットは、ネットで申し込むが、出発前に最寄りのJR東海ツアーズで受け取らないといけない。私の場合は、新横浜から乗車なので、新横浜駅にある支店で、チケットを受け取った。そこで何気にもらってきた「京の夏の旅」というパンフレット、新幹線の中で中を開いてみると、これが、結構使えるパンフで、イベント情報や、体験教室の情報がのっている。 「京の七夕」お、ちょうど我々が行っている間(開催期間は、8月3日から12日までだった)、となっている。ふむふむ、楽しそう。昼は、なかひがしでリッチなランチ → 夕方は、間逆の超庶民的居酒屋あみたつ その後は、二条城あたりから、堀川の遊歩道を歩く。

きれいに整備された川の遊歩道、歩きながら、なんかどこかで同じような雰囲気の場所があったな~? あ、ソウルにもあった。ここも流れていなかった川を2002年から2009年にかけて整備し、通水させたそうだ。なるほど。

7時をまわり、辺りが暗くなりはじめた頃、上流から「いのりの星」と名付けられたLED内臓の青い玉が流されてきた。短冊がわり? ゆっくり上流へ歩いていくと、途中、竹と光をテーマにしたアートの展示、光の友禅流し、竹の巨大なモニュメント(ドームになっていて、中を歩ける)がライトアップする「光の天の川」が頭の上に。。。 
  
なかなか見ごたえがある。

今度は、二条城へ戻る。ここでは、プロジェクション・マッピングが行われるとのこと。初めてのプロジェクションマッピング、嬉しい~。
二条城は、無料で開放され、なんと世界遺産の二の丸御殿に映像が映し出されうのだ~。音楽と光の作品。 おおお、圧巻。

なんかとっても得した身分。ゆっくり散歩とアート、一時間半も楽しい時間を過ごし心は満たされた・・が、お腹は空いてきた。グルメ隊長が数あるリストから、ここから近い数件を紹介してくれた。で、オステリア・コンチネッラに行くことに。

京町家を改造したお店。コンチネッラはスローフードの象徴、イタリア語でてんとう虫のこと。入り口右の窓柵には、てんとう虫が何匹かいる。かわいいファザードだ。
中に入ると、テーブル席、その奥がカウンター、そしてさらに奥が中庭、離れのトイレ。典型的な細長い京町家のつくりなのだそうだ。トイレに行くのも楽しい。

感じのいいイケメンのお兄さんに相談しながら、料理とお酒を選ぶ。カウンターの中の厨房では、店主がお一人で料理を作っている。う~むカウンターの席がいいな~。酒がずら~りと並んでいて、わくわくする。
   
今日一日、盛りだくさんで楽しい一日だった。私は地下鉄に乗ってホテルへ。K夫妻は、ホテルに戻る途中にもう一件チャレンジしたそうだ。元気だな~。

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京都らしからぬ?店、発見! あみたつ@京都三条会商店街

2013年08月22日 | 夏京都2013
京都の市場と言えば、錦市場。でも、ここは、観光スポットとなってしまって、お値段も庶民価格でない。魅力的なものもあるけど、今回は、違うパターンで行きたいと思い、武蔵小山のアーケードのような商店街に出かけてみた。方向音痴の私は、地図を人の倍チェックして出かける。さあ、そろそろ出かけるか~と思ったら、グルメ隊長が案内してくれるという。おお、ありがたい。 バスだと一本で行けるようだけど、渋滞を考えると電車が間違いない。京都駅から、ローカルなJR嵯峨野線に乗り一駅(と言っても、ず~いぶんあった)二条駅で下車。千本通りの入り口から堀川通まで、800mって言っていたかな? アーケードの商店街を歩く。すでに5時をまわっていたからか、水曜日だからか? シャッターの閉まっている店も多い。
手作りの昔ながらの漬物やさん、抹茶ソフトクリーム発祥?の店、カカオ豆から焙煎して手作りのこだわりチョコレートを作る店など、庶民的な店から、マニアックな店まで、いろんなお店が、このアーケードの下にあるようだ。
八百屋で野菜を覗いてみたが、とくに魅力的なものはない。おやじさんが、「何さがしてるの?」と聞いてくれたので、「ビールが飲みたいんですけど・・・」 (おいおい、ここは八百屋だよ!) 「この先に、魚屋がやってる居酒屋があるよ。5時からやってるから、行ってみな。 おお、ありがとうございます。
 
お、あった、あった、ここね。
店に入ると、椅子がビールのブラスチックケース。裏っ返しになっていて、その上に座布団。それが、すわり心地いいのなんの。 カウンターに座ると、カウンターの下は、冷蔵庫。っつーか、冷蔵庫の上に、簡単な板が載っていて、カウンターになっているわけ。
  
そう、ここは、昼間は、本物の魚屋のようです。魚屋が閉店すると、夕方は、居酒屋。うう、面白い。
カウンターの上には、魚屋の発泡スチロールの箱に、魚が並び、値段が書いてある。うひゃ~、テンション上がる~。 
生ビールを頼み、はもの湯引き、きずし(しめさば)をお願いし、乾~杯♪ さらに私がもう一杯ビールをおかわりして、7時のK夫妻との待ち合わせに間に合うように、お会計。周りを見渡すと、いつの間にか満卓。 このお店のお支払い、計2250円也、う~、懐に優しい~。  ちなみに、お通しは、セルフサービスらしい。小皿を自分でとって、そこにおいてあるペットボトルの貯金箱?に100円を投入するんだって。
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「草喰なかひがし」再び &銀閣寺

2013年08月19日 | 夏京都2013
京都へ行くと決めて、必ず行きたかったお店がここ、なかひがしさん。グルメ隊長に伝えると、予約頑張るわね~。そう、このお店、”京都で一番予約の取れない店”として知られている。そして、雑誌やネットによれば、”日本一の昼飯”とも称されるお店なのだ。

昨年も隊長が予約をとってくれて、今回は、2度目。 毎月1日が電話での予約受付日、コンサートのチケットをとるがごとく、つながらない。隊長は、どうやら独自に開発?した裏技を使って、予約をとってくれる。おそるべし。

今回は、たまたま関西方面に夏休を予定していた常連のK夫妻も一緒に行くことに。
お二人と彼らの宿泊先ホテルで待ち合わせし、いざ、出陣。 タクシーを銀閣寺交番まで走らせ下車。 涼やかに打ち水した石畳の上を歩き、カウンターにつく。コの字型の端っこ、カウンターについているお客様達、カウンターの中の店主中東氏とスタッフ、全体が眺められるベストな席。ふふ、嬉しい♪

まずは、ビールを頼んだが、他のお客様がシャンパンを頼んでいる。うお、飲みた~い。K夫妻も同意してくれ、次にシャンパン。優しさとキレと、バランスの取れた食中酒。

前回は、9月に来たから、夏の終わりと秋の走りを楽しめるメニューだった。今回は、8月、夏!なメニュー。季節を五感で感じる贅沢なひととき。
お料理は、今昔、新しい発見やサプライズと同時に、あ~日本人で良かった~とため息をつくような料理が楽しめる。下にはキュウリの煮浸し中間にゴマ豆腐、上にキュウリのムースが乗っているといった感じ。
   

鮎は、塩焼きが定番だけど、いただいたのは、一夜干しした鮎を炭で焼いて、表面にうるか(鮎の内臓)をぬってほろ苦さを加え、頭からボリボリいただく。万願寺とうがらしとトマトを煮詰めたピュレが添えられていた。
鮎料理の次は、鯉。 「愛」の次は「恋」と店主の駄洒落が飛ぶ。
食事も終盤、「さあ、本日のメイン」と供されるのは、炊き上がったばかりのツヤツヤのごはん。いわしの一夜干。 いわしは、いわし雲のお皿にのって泳いでいる。これを言いたくて、このお皿を使っているお茶目な店主。
   

朱色の漆のカウンターの奥は、かまどがどしんと厨房の中心と主張している。京都では、「おくどさん」と呼ぶ。店主が本日のメインと呼ぶだけあって、ご飯は、店主が自らよそってくれた。う~ん、美味しい~~! おこげもおかわりしていただく。あ~、幸せに満ちたお食事だった。日本一の昼飯、ご馳走様でした。


外に出て、腹ごなし。歩いてすぐの銀閣寺を見学。桜の有名な哲学の道も途中だ。途中、ロケにきていたスギちゃんを通り越し、中学の修学旅行以来の銀閣寺へ到着。

あれ?こんなんだっけ? いや、この池越しに見る銀閣寺が、やっぱり美しい。
侘び寂びの世界・・・
 
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