自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

ばらの季節のお散歩 〜 戸越銀座温泉

2017年05月19日 | 銭湯
空気が爽やかな五月は、お外に出て歩きたくなる。 家から自由が丘まで歩いていく。 通常ならバスに乗るところだけれど、歩くとほほ30分。

ご近所にある文房具店(現在は閉店の模様)、レトロ過ぎて・・・

屋根が朽ちてきて・・・かなりヤバイ

ちょうどガスメーターをチェックしている東京ガスの人がいたので、「ここ、いらっしゃるんですか? バラ凄いですね〜」
と話かけたら、「どなたもいらっしゃらないようなんです。 ほんと、ばらが見事。 この辺りの方は、ばらを育てている方が多いですね〜」

なるほど、そういえば、と自由が丘までの道、意識して歩いてみる。

バラだけじゃなくて、この季節、春爛漫、お花が満開♪

お、ほんとだ〜、よく見るとバラを育てている家が多い。

お散歩、気持ちいい〜。

さあ、自由が丘到着。 さて、せっかく外に出たから、どこか行こう。・・・???
そうだ、戸越へ行ってみよう。東京一長い商店街で有名な、「戸越銀座商店街」

結構、人は歩いていますね〜。
奇跡のりんごの木村さんがプロデュースした無農薬の商品を並べるお店だったり、福井県のどこかの市のアンテナショップだったり、かないマニアックな店もあるし、昔ながらのお肉屋さんや、八百屋さんなんかもあって活気はあるものの、リサイクルショップやしょぼい店(;^ω^)けっこうあって、物の売れない時代、厳しいよね〜。

しかし、長いね。
まだ、続いてるよ〜。
1,3kmもあるんだって。 東京一ってことは、日本一っていうのもあるんだよね〜。
日本一は、大阪、天神橋筋商店街 3kmだそうですよ〜。 さすが、商人の街、大阪。

さて、ここに来た目的のもう一つは、「戸越銀座温泉」

銭湯だけれど?、立派な温泉\(^o^)/ 東京によくある黒湯だ。

昔ながら・・・というよりは、スーパー銭湯風で、一階が番台?、広い休憩室(厨房設備もあるから、宴会もできそう)、2階が風呂。 黒湯は、寝湯もあり、中の階段を上がると透明の湯が炭酸泉、半露店になっていて、ヒノキの香りが気持ちいい。サウナもある。 なかなか、よくできている。

でも、基本、ここは銭湯だから、石鹸、シャンプーなどはない。 そして、地元のおばちゃん、おばあちゃんたちの日常の場所。
のんびり足をのばしていたら、黒湯で中の見えないところに、おばちゃんが私の足に躓いた。 あっと、思った瞬間、すでに遅し。 「もう、危ないじゃないの〜っ!!!」お叱りを受け、もちろん、不注意でした、ごめんなさい。すぐに謝ったのに、ぐちぐち10回くらい同じこと言われたので、つい、「何度謝れば気が済むんですか〜、しつこいですね〜」と、穏やかな私もキレた。 少しカルチャーショックを受け、やっぱり、テリトリー外に行くのは、危険だな(;^ω^)

東急池上線の戸越銀座。 駅は小さいけど、ホームが立派です。

木の壁、椅子。

たった10数分電車に乗っただけで、プチ旅行気分。 たまには、いいですね。


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神楽坂の銭湯 熱海湯 & エミリア・ロマーニャ料理 イル・ボリート

2016年06月16日 | 銭湯
京都で銭湯に入って以来、銭湯が気になって仕方ない。 だって、銭湯には、富士山があるのが当然と思っていたから。 でも、京都には富士山はいなかったし、富士山にも、いろんなタイプがあるようなのだ。


そんな話を、奥沢から神楽坂にお引越しされたKさんと話をしていると、「神楽坂にも銭湯ありますよ」 お、それは、昔ながらの瓦屋根の銭湯か?
「そうですよ〜」との答えに、もう、気持ちは神楽坂〜♪

神楽坂に行くなら、まずは、ここをのぞかないとね。

チーズ専門店 アルパージュ 情熱の塊、店主森さんが経営するお店
季節のシェーブルが食べたい。 おすすめを聞いて、一つ購入♪ ロカマドゥールという小さいもの。

さあ、お上りさん状態で、右をきょろきょろ、左をきょろきょろ(^▽^;) 飯田橋駅近くまで坂を下り、細い斜めに伸びる小道に入る。 ここでいいのか? 「銭湯はどこですか?」買い物袋をさげているお姉さまに聞く。

「たぶん、あそこ」と、指さされた場所

おおお、立派じゃ〜ん。
昭和29年に建てられたそうで、だいたい60歳。
今でも薪で湯を沸かしているそうだ。

中に入ると、左に女湯用の下駄箱。 がらがら〜と女湯の戸を開けると、男湯との境に番台。 おばちゃんに460円お支払いして、早速、服を脱ぐ。 脱衣所は、すでにお風呂から上がったおばあちゃんたちの社交場となっている(;'∀')
さらに浴場の戸をあけると、おお、立派な富士山が鎮座ましましておる。松が手前にあるから、三保の松原から見た富士となるのか・・・? でも、仙台の松島みたいな島がいくつかあるし・・・?
銭湯にある富士山の絵は、そもそも東京のどこかの銭湯が始めたことから、流行ったそうなのだ。 富士五湖の湖面から見た富士、三保の松原から見た富士、夕焼けの赤富士、などなど、いろんなタイプがあるんだとか。

最近は、銭湯もマンションの一階に入っていたり、味気ないけど、ここ立派な瓦屋根、浴場の天井の高さ、あんまり高くない男湯との仕切り・・・・おじいちゃんたちの会話が聞こえてくる。 いや〜、気持ちは、昭和に戻っちゃったね〜。

さあ、湯につかるかね、、、一つはぶくぶくジャグジー風、もう一つは、少し黒いから薬湯のようだ。 足先を薬湯に入れてみる。 あぢっ〜! え〜? 尋常じゃない熱さ(◎_◎;) なら、ジャグジーのほうへ。 あぢぃ! これじゃ〜入れないよ〜。
その姿が面白かったのだろう、先に湯舟に入っていた女性が、「あ、場所変わりますね」と笑って、冷たい水の出る蛇口のそばを譲って下さった。 ひえ〜、なんだか、ダチョウ倶楽部の上島龍平ちゃんになった気分。 お願いしますよ〜、もう少しぬるくしてください。
・・・しかし、すでに脱衣所で世間話をしていたおばあちゃんたち、、、、恐るべし(笑)

さて、この熱海湯がある、細い道、神楽坂のメインストリートの一本裏。 こんなにも、庶民派。

だけど、フランス人が外でまかないを食べているレストランや、ワインバー、蕎麦屋など、雰囲気のある店が多い。

熱海湯から少し行った同じ小道に、Kさんが教えてくれたイル・ボリートもあった。
Kさんより少し早く店に入って、ビールをいただく。 夕暮れのこの細い小道を行きかう人を眺めながら、まったり。
Kさんも到着し、

前菜4種盛り バルサミコで煮た玉ねぎが美味しい。 ザバイオーネは、甘くな〜い。

エミリア・ロマーニャ州の料理を出すというこのお店、名前のボリートは、日本のおでんのような?もの。 二年前に行ったボローニャを思い出す。
チーズの王様 パルミジャーノ・レッジャーノや、生ハム、バルサミコなど、食の宝庫のエミリア・ロマーニャ州。 店長一押しの一品は、

赤牛のパルミジャーノ・レッジャーノを使ったプリン(これも、甘くはないよ) チーズのムースといったところでしょうか。
赤牛の人形を一緒に持ってくるのが、かわいい(笑)
ワインも、生産者の写真をそえ、どんな生産者なのか説明してくれる。 ランブルスコもすごく辛口で、いままで飲んだことのない味だった。いや〜、頑張ってるな〜。こんな店に来たときは、たくさんの刺激をいただく。

イル・ボリート

このガラスに映っている後姿、「オッパッピー」の人です(^▽^;)、そんなの関係ね〜。






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京都の銭湯♪ 船岡温泉 & 銭湯カフェ・さらさ西陣

2016年05月30日 | 銭湯
以前、お客様が、二条で銭湯に入った話をされていた。 ふ〜む、今度機会があったらと思っていた。
京都で面白い場所ないかな〜?と探していたら、ヒットしたのが、「銭湯カフェ」 なんじゃ、それ?
調べてみると、もともと銭湯だった場所が、外観そのままに、内装もそれを利用してカフェになっているという。 しかも、私がここ数年はまっているタイルが美しいというではないか。 絶対、行く!

昨日、一緒だったメンバーに打診してみたものの、反応はイマイチ。 3人分タオルも持参していたけど(笑)、チャンスなし。 なら、一人で行くもんね〜。

ワインショップぐるぐるを出て、地下鉄を乗り継ぎ、鞍馬口駅に降りる。 駅からは、鞍馬口通りを一本なのだが、、、20分・・・しかも、雨が降ってきた。 え〜ん涙

何とか気持ちを強く持ち、何度か地元の人に道を尋ね、まずは、さらさ西陣(元銭湯のカフェ)

おおお、立派だ〜。 入口の瓦、門構え、確かに銭湯

中に入ると、期待が、興奮に変わった!
思ったより、タイル〜〜❤❤❤

まず、入口

中に入ると
ここは、番台と脱衣所があった場所だよね。

奥は、浴場があった場所きゃ〜、きゃわいい〜。

ここは、男湯と女湯の壁だったとこよね

高い天井

ヨーロッパから取り寄せたマジョルカ焼きのタイル

たまら〜ん。

さあ、お腹も満たしましょう♪ ランチは3種類くらいあって、私は、

鴨うどんセット♪ これにドリンクがついています。

昨夜、日本ワインバーたすくのマダムに、
「明日は、何しはるん?」と聞かれ、Kさん、Bちゃんは、伏見に、と伝えると、
「あ〜、かっぱっぱ、るんぱっぱ〜ね」
私は、船岡温泉行こうと思ってます。 京都って、富士山の絵じゃなくて、タイルなんですね〜。
って言ったら、「そうよ、富士山なんかあられん」
そうなんだ、、、銭湯の富士山って、全国区じゃないんだ・・・

さあ、それを検証に、さらさ西陣から7、8分の船岡温泉へ。

ここは、ロンリープラネット(Kせんせのご愛用本)という海外の旅行本に紹介されているらしい。 実際、金髪のお姉さんが2、3人いらっしゃいました。

いい顔してますね〜

中に入ると、このタイル。


おばちゃんに、450円お支払いして、さて脱衣所へ。
脱衣所は、地元のおばちゃま?おばあちゃんたちが、トドのようにくつろいでいて、世間話にいそしんでいる。
天井には、天狗の彫り物。 欄間には、上海事変の模様が描かれた木彫り・・・。
裸になって、タオル一枚前を隠しながら進むと、「桶は、そこよ〜」と親切に教えてくれた。 桶を一つとって、通路?を抜ける、ここもかわいいタイル。 風呂は、ジャグジーや普通の風呂、日本で一番最初に導入されたという電気風呂、サウナ、水風呂などがある。 体を洗う石鹸とかはおかれていない。 蛇口は、昔ながらのお湯、水、押すタイプ。 そして、京都だけなのか、特徴的なシャワーのような蛇口? これは頭を洗う時に使うのか・・・?

風呂は、リニューアル?されていて、清潔で近代的。 そうだ、噂の?電気風呂も試してみよう。 手を入れてみると、痛っ! 結構、電気強し(;'∀') 足を入れてみるが、痛っ! これじゃ、怖くて全身は沈められない(笑) 腱鞘炎の手首をしばし入れて、セルフ?電気治療をしてみる(^▽^;)

さあ、そろそろ出るか、戻ろうとすると、中庭にドアが・・・お、露天風呂〜〜〜\(^o^)/ 一人占め〜。
中庭には、池があって、立派な鯉が泳いでいる。 そして、通路のところには、橋がかかっている。 この橋、実際に鞍馬千本通りにかかっていた菊水橋とかいう橋を移築したものなんだって〜いや。 面白い。

さすがに、風呂屋では撮影できないので、こちらの船岡温泉公式ページの写真を見てくださいませ。
http://www.funaokaonsen.net/dish.html
船岡温泉

銭湯では、風呂から上がったら、フルーツ牛乳を飲むのが定番(^▽^;) だが、ここは京都。 これじゃ〜! (たすくのマダムに教えてもらった)
シーホープ
なんとメロン味のジュース(笑) 昔、メロンの形をしたアイスがあった。あ、あの味。

この異次元、異文化、楽しい〜♪

大満足で、外に出ようとすると、「ありがと〜ぉ」
素敵な場所だ。
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