オリオン村(跡地)

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2014年通信簿 39 川本良平

2014-12-08 00:15:50 | 千葉ロッテ

39 川本良平 捕手 32歳 年俸2000万円

【2014年成績】 21試合 38打数 2得点 6安打 打率.158 2二塁打 0三塁打 2本塁打 6打点 0盗塁 0四死球 8三振 得点圏打率.375

故障がちな里崎の穴をカバーする存在として昨年の開幕直前に獲得をした川本ですが、しかし一気な若返りの波に押し出されて今季も出番を減らしてしまいました。
もう少し打てると思っていたのですが身長にも満たない打率が足を引っ張ったところもあるでしょうし、ポスト里崎を育てる意志を固めた伊東監督の方針に翻弄をされた感もあります。
それでもその里崎が引退をして捕手としての実績はチームトップとなった川本ですので、まだまだ活躍の場はあるはずです。
レギュラーは難しくとも若手をサポートする立場として、まだまだ老け込んでいる場合ではありません。

それにしても不憫、申し訳ないとの気持ちが強いです。
ロッテの窮状での温情トレードとも言われていましたから、ヤクルトからすれば相川の移籍で使わないなら返して欲しいと思っているかもしれません。
春先は浦和でG.G.佐藤と交互に外野を守らされたりもしましたし、その浦和でも若手が優先で39試合の出場でしかありませんでした。
今季の一軍では5点差をひっくり返したサヨナラ勝ちを決めた初球打ち、が全てとも言えますし、6安打のうち2本がホームラン、そして6打点の勝負強さが昨年と比べてのアピールポイントでしたが、やはり浦和でも一軍でも2割に満たない打率では捕手はまず守り、リードとは言いながらも使いづらかったのでしょう。
その捕手としてもやや雑なキャッチングと単調なリードは、伊東監督の好みとはかけ離れていたように思います。
ただそれでも里崎という大きな存在が抜けたことで若手だけでは不安ですし、川本とは対照的にバットで目立った金澤はさらに捕手としての経験がもう一つです。
やや消極的ではありますがまずは第三の捕手のポジションを手にすること、今季の流れからして川本の目指すべきところはそこしかありません。
そして若手が隙を見せれば取って代わる、あるいは良き相談者として存在感を出す、そんな川本であってくれればと思います。

2013年通信簿


【オリオン村査定】 2000万円 → 1800万円 (▼10%)

 

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