47 ルイス・クルーズ 内野手 30歳 年俸7500万円
【2014年成績】 126試合 453打数 38得点 108安打 打率.238 32二塁打 1三塁打 16本塁打 61打点 1盗塁 20四死球 47三振 得点圏打率.234
どちらかと言えば打撃よりも守備で期待をされていたクルーズですが、打撃でもレベルは低いながらもチームトップの16本塁打、61打点の二冠に輝きました。
ただ打率も得点圏打率も2割5分を切るほどに確実性に欠き、しかしファルケンボーグを攻略するなど記憶に残るバッティングでしたので、確率がやや高い宝くじといった感じです。
今江も真っ青な早打ちで四球も三振も少ないのが相手バッテリーからしてどうなのかは微妙ですが、二年目の慣れでデスパイネを活かす五番を打てるぐらいの.280を期待します。
もっとも球団もベンチも、実のところあまり期待はしていないのかもしれません。
チーム二冠なのですから再契約は速攻で、が普通だと思うのですが、あるいはリリースをするのか、と思えるぐらいにゆったりとしていました。
同じセカンドを守る中村をドラフト1巡目で獲得をしましたし、今季がそうであったように開幕レギュラーではなく控えとしてスタートの来季になるかもしれません。
そもそもセカンドを守った、と言いますか、守らされた、と言いますか、肝心の守備がもう一つだったのがクルーズへの最大の不満です。
打球を正面で捕る、といった日本式の守備に慣れていることも理由ではあるのですがおっかなびっくりで、そのグラブ捌きに頼ったプレーはリーグ最多の15失策です。
同じく15失策の今宮がゴールデングラブですので一概に数字だけでの判断はできませんが、お手玉のように軽率なものが目立ちましたので今宮と同列には語れません。
その高速弾丸バックトスは投手を何度も救いましたし、QVCマリンで内外野を分けるラインのところからの驚異的なバックトスは好プレー大賞でもいいぐらいのビッグプレーでしたのでセカンドのクルーズも魅力的ではあるのですが、チームとして考えればしっかりとショートを守って鈴木にセカンドを守らせたいです。
メジャーのときよりも太めなのが気にはなりますが走塁にも手を抜きませんし、陽気なメキシカンがオフの去就が心配になるぐらいに活躍をしてくれることを願います。
【オリオン村査定】 7500万円 → 7500万円 (±0%)