オリオン村(跡地)

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2009年通信簿 51 植松優友

2009-12-14 01:54:06 | 千葉ロッテ

51 植松優友 投手 20歳 年俸600万円

【2009年成績】 E 9試合 0勝1敗0S 防御率4.32 16回2/3 20被安打 1被本塁打 10与四球 3与死球 7奪三振

今年も昨年と似たような成績に終わった植松ですが、まだまだ勝負は始まったばかりです。
チームにひしめく和製ランディの中で、背番号51を背負う自分こそが本家本元の意識を持って来季に臨んでもらいたいです。

イースタンでこの成績ですから主戦場はフューチャーズ、あるいはシリウスだったと思うのですが、課題のコントロールは相変わらずのようです。
ただそれでも防御率が下がったことは巡り合わせだけでは語れない、そんな植松の成長があったと思うことにします。
フェニックスリーグではかなりいいピッチングも披露をしたようですし、チームの最年少左腕として期待が集まっていることに何ら変わりはありません。

投手に転向をして間がない植松ですから、グッと伸びるのはこれからです。
ですから数多く投げさせることが大事で、2軍のスタッフが総入れ替えに近い形になったことは植松にとってはプラスに働くと思います。
もちろん1軍での登板を期待するのは早計ですが、とにかく2軍では先発として1年を通して使い続けることが必要であることは敢えて言うまでもないでしょう。
10敗をしても構いませんので、その経験がきっと再来年以降に繋がるはずですし、来季の終盤にはその兆しが見え始めると信じて、来年こそ千葉マリンの親子ゲームか鎌ヶ谷で植松と巡り会う日がくることを心待ちにしています。

2008年通信簿


【オリオン村査定】 600万円 → 600万円 (±0%)

 

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8 コメント

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Unknown (ろびんそん)
2009-12-14 07:19:33
気持ち、精神的なところだけではないでしょうか?

打倒、中田翔で燃えたあの気持ち、勇気を思い出して、もっと大胆に、
投げ込んで欲しいです。

オリオン村さんのご指摘とおり
彼には、もっと投げ込ませることが必要だと
思いますね。

化ける要素はあると思います。
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植松 (ちょろ)
2009-12-14 18:32:45
植松か~。
実は今季のサポフェスで大サイン会で大嶺と共にゲットしたんですけど、仲良く談話をしていたのが印象的です。

まー、若手はとにかく納得するまで投げ続けてほしいですね。
日ハムの中田が発奮してくれればいいんですけどね。
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投げ込みが必要 (ひこちゃん)
2009-12-14 23:35:23
フットワークが軽いので、和田前コーチのお店に行って、イースタンの投手事情を聞いてきました。
やはり投手陣が多いので登板機会が少ないのと、前監督の意向で投げ込みは少なかったそうです。
そのため、体の使い方や指先の感覚を体で覚えることができず、変化球にせよコントロールにせよ、
いい球を投げてももう一度同じ球を投げてみろと言っても投げられないとのことでした。
その典型が植松なんですが、監督が変わり練習方法が変われば良い方向に向うんじゃないかなと言っていましたよ。
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まずは基本から (放浪カモメ)
2009-12-14 23:58:10
若手投手はまずは投げ込みが基本ですね。野球で使う筋力、体力は野球で付けるのが一番です。副次的に筋トレなども必要ですが、それはあくまでも怪我の予防や全体的なバランス、筋力アップのためですので、まずはしっかりとプロ野球の投手としての体作りに期待します。
今の状態では、深く考えながら投げ込みをするレベルではないでしょう。まずは若者らしく力と気持ちのこもった投球に期待します。
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贔屓 (くろべえ)
2009-12-15 00:10:44
高卒左腕でしかも速球派ですから無条件で贔屓の対象です。

基本的にじっくり養成で良いのですが、来期は調子の上がってきた時に少しでも良いので上で経験を積ませて欲しいもの。まあ植松に限らないんですが。
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お返事 (オリオン)
2009-12-15 02:36:27
>ろびんそんさん
若い選手が伸びるときは短い期間で別人のようになりますので、そのきかっけを与える育て方をしてもらいたいです。
成本コーチ、お願いします!

>ちょろさん
新入団選手発表会でも関西人らしいノリを発揮していましたし、なかなか二枚目ですし、成績を残せば人気がでる植松だと思います。

>ひこちゃんさん
軽すぎます(笑)
2軍だけではなく1軍でも唐川なんかが「投げ込みを出来るので鍛えられる」などと言っていますので、いい悪いは別として、前監督のやり方は選手の育成には役立っていなかったということなのでしょう。
急に施策が変わってやり過ぎないことが心配ではありますが、伸びてくる選手が増えてくるのではと期待をしています。

>放浪カモメさん
反復練習が重要な競技ですし、とにかく今年までの緩い練習がなくなることに期待が高まります。
かなりの選手がルーキーみたいな感じで練習に臨んでいるのではないかと、そんな気がします。
植松もしっかりと基礎を身につけて、課題の制球難を多少なりとも克服する糸口を見つける2010年にしてもらいたいです。

>くろべえさん
下で先発としてシーズンを通して使い続ければ、終盤にも1軍でのお試し登板があってもおかしくはないと思います。
来季がとても楽しみです。
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Unknown (パンテーラ)
2010-01-07 13:14:00
大魔神佐々木の言葉に
「マウンドからキャッチャーに全力で投げないと鍛えられない筋肉がある」というのがあります。

微妙な感覚をつかさどる筋肉のことだったのかは忘れましたが、
浦和の投手は練習不足が過ぎました。

今年も投手は多すぎるぐらい多いですが、植松がいつか抜け出せるかも。
剛球を投げていたような・・・。
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お返事 (オリオン)
2010-01-07 23:01:49
その佐々木の言葉は重いですね。
前監督の休養第一は故障者が少なくなることへの貢献があった一方で、若手の伸び悩みという弊害も生みました。
過ぎたるは及ばざるがごとし、ということなのでしょう。
投手に転向してから日が浅い植松には投げ込むことこそが成長に繋がりますので、来季には期待をしたいと思います。
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