オリオン村(跡地)

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壮大なる前振りか

2014-12-17 01:40:06 | 千葉ロッテ

山室球団社長が成瀬の人的補償ならぬ鳥的補償に、つば九郎を迎え入れると記者会見を開きました。
来季に向けての戦力補強に余念のない、そして多忙な中でのQVCマリンでの会見ですので、その本気度が見て取れます。
人気者のつば九郎の獲得はこれ以上にない朗報で、マーくんもうかうかとはしていられません。
懸念は「キャラクターが被る」とつば九郎が移籍に懸念を表明していることで、もちろんヤクルトがプロテクトをしなかったのですから拒否権はなくルール上は何の問題もないのですが、やはり来てもらうには気持ちよく喜んでもらいたいですから今後の交渉状況が注目をされます。

球団社長、FA成瀬の“鳥的補償”でつば九郎獲得? (12/16 スポーツ報知)

ロッテの山室晋也球団社長が16日、QVCマリンで記者会見し、FAでヤクルトに移籍した成瀬善久投手の補償として「つば九郎がプロテクトされていない。いい条件で迎えたい」と人的補償ならぬ“鳥的補償”を求めるプランを口にした。
ロッテではマーくんら4体のマスコットがファンに親しまれているが、球団として活性化を模索。
山室社長は発信力のあるつば九郎に「非常に個性がある。第3のキャラとして活を入れてほしい」と期待を寄せていた。

とまあ、あまりにオフのネタがないロッテですので、これは苦肉の策とも言えます。
あるいは成瀬ほどのチームの顔を手放したのだからそれなりの見返り、人的補償を期待するファンへの壮大なる前振りなのかもしれません。
説得はしたけれども首を縦に振ってもらえなかった、無理矢理に来てもらうのは申し訳ない、ズーちゃんとクールがいじけてしまった、つば九郎に断られたのでと別の選手を指名すればプライドを傷つけてしまう、といった理由を出して、全額金銭補償にならざるをえなかったとの言い訳のための一芝居です。
いずれにせよ結論が出る日はそう遠くはないのでしょう。
ちょっと脱力感も漂うのですが、しかし客商売ながらもバットの一振りもしていないルーキーの個人グッズを発売するとのそれよりは、個人的にはツボにはまったニュースでした。

 

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