オリオン村(跡地)

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2014年通信簿 52 益田直也

2014-12-30 01:30:27 | 千葉ロッテ

52 益田直也 投手 25歳 年俸7200万円

【2014年成績】 52試合 7勝3敗1S 防御率4.94 51回 56被安打 3被本塁打 16与四球 2与死球 57奪三振 被打率.280

今季も50試合オーバーで獅子奮迅、と言っていいぐらいに投げ続けた益田です。
守護神の座は西野に譲りましたが中継ぎとして欠くことのできない存在であり、よくぞ持ちこたえてくれたといった感じです。
ただ7勝と自己最多の白星を手にしながらも防御率が5点に近いことを考えれば素直には喜べず、またルーキーイヤーからの下り坂は否めません。
藤田という例外中の例外はありますが、荻野忠と川崎は三年、伊藤は四年で力尽きました。
益田がどうなるかはチームの浮沈に関わる重大事ですので、順調にミリオンダラーズの仲間入りができる無事な活躍を願い、そして祈ります。

数字的には目立つほどに四球が増えたわけではありませんし、奪三振率は上がっていますので切れ味が落ちたわけでもないのでしょうが、それでも今季の益田は安定感に欠いていると言いますか、打者を打ち取るのにかなり苦労をしていた印象があります。
登板をした状況に左右されますので一概に比較はできませんが、昨年、一昨年と比べても一人あたりの球数はむしろ減っていますし、無安打無四死球で切り抜けた割合もさほど変わりはないところでそう感じてしまうのは、明らかなボールが多いことが理由なのかもしれません。
すっぽ抜けるようなボールもままありましたし、高めに浮きがちで四苦八苦をしているのが今季の益田、が自分の評価です。
もうどうにもならないのか楽天にはまた17.36という壊滅的な、これを防御率と呼んでいいのかをためらうような数字ですし、オリックスと日本ハムとの相性は良いままですがソフトバンクには押され気味となり、とにかく相手によって差がありすぎますのでベンチも使いづらいのが本音でしょう。
それでもストレートに力があるからこそ抑えることもできているわけで、140キロ台半ばが出ているうちは大丈夫ではないかとの思いもあります。
逆に言えば140キロそこそこになってしまえば黄色を通り越していきなりの赤信号ですので、開幕から出遅れた理由である右肘、そして右肩の状態が気になります。
とりあえずの山場である四年目を無事に乗り切って欲しい、そう願ってやみません。

2012年通信簿
2013年通信簿


【オリオン村査定】 7200万円 → 7600万円 (△6%)

 

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