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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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全ては赤字削減のために

2009-10-05 23:37:31 | 千葉ロッテ

明日の地元最終戦は降水確率が午前は90%なのですが、午後は70%、そして夜は50%ですから、何となく強行をするような気がしています。
台風18号が関東に近寄って猛威を揮うのは8日のようで、どうやら今日と同様に明日も雨量はさほどでも無さそうですから、よほどグラウンドに水が浮かない限りは大丈夫でしょう。
球団としては中止にして祝日である12日に振替日、といったシナリオを考えないでもないでしょうが、CS出場を決めている楽天の日程が詰まっており、今週は雨続きで必ずしもロッテ戦の振替が希望どおりとなるとも限りませんから、妙な色気は出さないのではないかと思います。
本当は好天の中で選手にお疲れ様と声をかけたいところなのですが、こればっかりは仕方がありません。

ズレータ テスト生でロッテ合流…昨年戦力外の古巣に再挑戦 (10/5 スポーツ報知)
ロッテが、来季の新外国人選手としてリストアップしているフリオ・ズレータ内野手(34)を、11月からテスト生として合流させる。
期間は鹿児島・薩摩川内市内での秋季キャンプ中の3日間前後。
合格すれば、2年ぶりの古巣復帰となる。
日本通算6年間で145発を放ったズレータは、バレンタイン監督との対立から08年オフに戦力外通告。
左手小指と中指を骨折した影響で、昨季は8本塁打と不振だった。
今年、WBCにパナマ代表として出場したものの、メキシカン・リーグでは打撃不振で途中解雇された。
球団関係者は「手の骨折からどの程度まで回復しているかを見たい。全首脳陣と編成担当で見て、獲得するかを判断したい」と説明。
チームは今季4番が固定されず、右の長距離砲は最大の補強ポイントだ。
もしテストに合格しても昨季まで3億円だった年俸から大幅ダウンの2、3000万円前後になりそうだ。

予定どおりに試合が消化できれば8日にも西村ロッテが誕生をしますが、どうやら球団からのバックアップは期待をしない方がよさそうです。
昨年と同様に「外国人選手は3000万が上限」のようで、大枚をはたいて大物を獲得なんて考えはこれっぽっちも無いということが分かるニュースですし、シコースキーが解雇なんて馬鹿らしい話も信憑性が高まってきます。
ズレータのキャリアハイはソフトバンク時代に金森打撃コーチがいた2005年ですし、ダイエー時代には井口とも被っていますので期待をしないでもないのですが、バレンタイン監督への面当てという意味合いもありそうですし、まあ赤字削減の御旗の前には誰も立ちはだかることはできないのでしょう。
バーナムJr.とランビンよりは活躍をしてくれるだろう、ぐらいの気持ちでいれば、もしかしたらビッグなプレゼントになるかもしれません。
何にせよ現場の意向だけではなく編成部の同意が必要とのことですから、あまり多くを期待せずに待つのが正しいロッテファンのあり方だということです。

ロッテ、フェニックスリーグ監督は球団職員 (10/5 スポーツニッポン)

ロッテはフェニックスリーグ参加メンバーを発表。
レン・サカタ2軍監督(56)の退任が決まっており、新体制が発表されるまで球団職員で来季1軍ヘッド兼守備走塁コーチ就任が決まっている青山道雄氏(49)が代理監督を務める。
こちらも素敵なニュースです。
そもそも青山がヘッドコーチというのが信じがたいのですが、フェニックスリーグの代理監督まで務めるということですから、何だか頭痛がしてきました。
まるで豊臣秀吉に大封を与えられて舞い上がり、そして自滅をしていった木村吉清のようにはならないことを願うばかりです。
2軍コーチの多くを解雇しましたし、まだ1軍は試合が残っているので仕方がないところもあるのですが、青山コーチがあれだけの数の選手を差配できるのか、そもそも監督だけではなくコーチはどうするのかなど、いろいろと疑問は尽きません。
これまでと同様にヘッドコーチが守備走塁コーチを兼ねるということも理解ができませんし、流れでいくと青山コーチが三塁コーチャーを務めるものと思われ、攻撃の際にヘッドコーチがベンチに居ないというのはどうよ、という気がします。
横浜コーチ時代の壊れた信号機との評価は自分の目で確かめていないので保留としますが、今はこういった懸念が払拭をされるような辣腕を見せてくれることを願うばかりです。

 

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フェニックスリーグに大塚

2009-10-04 22:35:31 | 千葉ロッテ

日曜日に試合がないのはオフモードの予行演習のようで、CSに向けて盛り上がる他チームを横目に虚しい気分に浸っています。
まだ残り試合があるためにオフ企画を始めるわけにもいかず、なんとも手持ちぶさたな週末となってしまいました。
左手首は骨はくっついたものの捻りのある動きの痛みがなかなか抜けず、ジェッターを駆使しての史跡巡りができそうな状態でもありません。
仕方がないので来月の資格試験に向けて勉強をしたのですが、アラフォーにもなると記憶問題はかなり厳しいものがあります。

2009年 みやざきフェニックス・リーグ参加選手決定のお知らせ (10/4 千葉ロッテマリーンズ・オフィシャルサイト)
秋季教育リーグ「みやざきフェニックス・リーグ」に以下の選手の参加が決定いたしましたのでお知らせいたします。

投手 川崎、橋本健、服部、下敷領、古谷、根本、木村、坪井、 黒滝、林、中郷、香月、松本、植松、相原、田村、山本、阿部、木本、鈴江、西野
捕手 田中雅、青松、金澤、宮本
内野手 渡辺正、根元、塀内、早坂、青野、細谷、定岡、角、生山、吉田
外野手 大塚、竹原、南、神戸、佐藤、角中、岡田

そんな中で発表をされたのが、恒例のフェニックスリーグの参加選手です。
とりあえず主力以外の全員を並べただけのメンバーで、総勢42名は育成枠選手が多く含まれているとは言っても他球団に比べて異様に多くなっており、これは第2次戦力外通告に向けての最終テスト、あるいはトレード交渉のための見本市の意味合いも含んでいるのではないかと、そんな想像をしています。
それであれば移籍の手助けをするためにも高木を参加させればとも思いますし、以前に広島を戦力外通告をされた伊与田がロッテへの移籍を希望したためにロッテ戦に使ってもらってホームランを打った、なんてこともあったのですが、投手の頭数を考えればそんなことも言ってはいられないのかもしれません。

このメンバーで気になるのは新里の名前が無いことと、逆に川崎、大塚、竹原の名前があることです。
新里はインフルエンザの関係かとは思いつつも、同時期に発症をした他の選手の名前はありますので、単なる記載ミスだと思いたいです。
逆に川崎はともかく、大塚や竹原は実績を考えればフェニックスリーグへの参加は不自然であり、残留もしくは移籍のためのテストの可能性を否定できません。
私が記憶問題に四苦八苦をしているのと同様に、フェニックスリーグに参加をさせられて試される大塚の心情を思うと、かなり複雑な心境になります。

おそらくは10月中旬から始まる秋季キャンプでは、上記のメンバーは薩摩川内に参加をするのでしょう。
そして主力のうちベテランは沖縄石垣島で、他は鹿児島となるのだと思いますが、場所の問題はあるにせよ3箇所に分かれてやる意味が今ひとつ分かりません。
鍛え上げるという意味では薩摩川内が主戦場となり、監督やコーチの多くはそちらに常駐をするのでしょうが、底上げという意味では正解でも、弛みきったレギュラー陣をたたき直すという意味では好ましい展開とは思えません。
実際のところどうなるかは分かりませんが、地獄のキャンプとは名ばかりのポーズで終わらないことを願っています。

先発前にメール…大嶺“自覚ゼロ”で8失点KO (10/4 スポーツニッポン)

今季ラスト先発の大嶺がプロ最短1回1/3で自己ワーストタイの8失点KO。
前回9月23日ソフトバンク戦(ヤフードーム)で右手に打球を受けた影響は否定し「またやり直します」。
登板直前に携帯電話でメールするなど緊張感がなく、石川球団副代表からしっ責された。
来季から先発の軸の1人と期待される21歳右腕だが、まだまだ自覚が足りない。
早期降板で出番が回ってきた小野、清水は規定投球回に到達した。
そういう意味で、このニュースには考えさせられます。
別に試合前に携帯メールをしようが構わないとは思いますが、もしそれがチームとして禁じられていることであれば、注意をすべきは監督やコーチ、あるいは先輩選手です。
こういったところにまで石川球団副代表が出てきてニュースになること自体は相変わらず目立ちがり屋としか言いようがありませんが、ルール違反に対して怒るということは重要なことであり、そして今のチームに一番欠けていることでもありますから、坊主が憎けりゃの論理で否定をすべき行為ではありません。
もちろん西村コーチに言わせるといった手法をとらなかったことは稚拙ではありますが、自覚が足りないのは大嶺だけではなく、監督やコーチ、選手も含めてチーム全体に言えることであり、こういった意識改革がなければ体力や技術を磨いても結果は出ないだろうと、そう考えます。
外様には酷だとは思いますが、このあたりの役回りを西本、金森の両コーチにお願いをしたいですし、その長たる西村監督にも自覚を促したいところです。

 

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小野のための試合

2009-10-03 22:23:11 | 千葉ロッテ

楽天が神がかり的な勢いで勝ち続けているためにリーグ優勝がかかっているわけでもなく、またロッテにとっては単なる消化試合ではあったのですが、出場をしている選手にとっては生き残りをかけた必死な戦いが続いています。
結果が出た選手も出なかった選手も当然のことながらいるわけですが、その結果を噛みしめて来季に繋げて欲しいです。

今日は何と言っても小野でしょう。
大嶺が2回途中でKOをされて大量のリードを奪われたこともあってか、3番手として完投勝利から中3日での登板となりました。
もちろん目的は残り5イニングだった規定投球回数をクリアすることで、別に達していなくても小野の評価が下がるわけでもありませんが、やはりシーズンが終わった時点で防御率ランキングに名前が残っていることはチームの主力として投げ抜いた勲章でもありますから、頑張った小野へのご褒美なのでしょう。
もちろん行き過ぎた個人記録への執着には反対ですし、中3日で5イニングを投げることへの心配もありますし、何よりそういった起用をするならチームとして大事なところで中6日に固執をして吉井を起用し続けたバレンタイン監督にふざけるなと言いたくもなりますが、結果的に今日が小野のための試合となったことに不満はありません。
ピッチングとしては疲れからか上体が前のめりになってボールが全然いっておらず、よくぞ最後の3失点だけで済んだものだと言うものでしたから、敢えて触れることはしません。

そして小野の次に投げたのが清水、こちらも規定投球回数まで残り1/3イニングと迫っているので目的は同様で、順番でいけば今季最終戦で先発をしてクリアだと思っていたのですが、こちらは残り7イニングである唐川に譲る形になるのではないかと想像をします。
渡辺俊は残り2/3イニングですから次の試合からはずっとベンチ入りをするのでしょうが、さすがに小林宏は残り9回2/3イニングは厳しそうです。
小野とは違ってミリオンダラーズに勲章を与える必要があるのかどうかとの議論はあるでしょうが、酷い防御率が歴史に残るというお仕置きと見ることもできます。
何にせよ若手に出番を与えるよりは主力に恩を売るというスタンスは、バレンタイン監督らしいと言えばバレンタイン監督らしいのですが、一概に非難をできるものでもないでしょう。

そういう意味で今日の先発の大嶺が好投をすれば唐川が6日、小野が7日の先発となったのでしょうが、その大嶺がダメダメ過ぎました。
いつもの立ち上がりにボールが高めに浮くということはありませんでしたが、とにかくコントロールが悪いと言いますか、真ん中に投げ込みすぎました。
これが145キロを越える力のあるボールであればあそこまで打たれることはなかったのでしょうが、コントロールを意識した抑えめのボールが真ん中に、まさにこれ以上もないぐらいのど真ん中に入ってしまったのですから、滅多打ちにされてもおかしくはありません。
おそらくは7イニング以上を投げてシーズン100イニングを達成し、防御率も4点台にすることが目標だったのでしょうが、結局は1つの借金を背負って5点台後半の先発投手としては恥ずかしいシーズンとなってしまいました。
期待先行ながらも徐々に結果を出しつつあるとは言っても数字的には寂しいシーズンでしたので、来季の奮起に期待をします。

久しぶりの登板となった上野は、らしくないピッチングを見せてしまいました。
と言いますか里崎のリードが外角中心で、あれでは上野は活きません。
もちろんストレートに今ひとつキレを欠いていたということもありますが、攻めてこその上野です。
コントロールがままならずにカウントを悪くして打たれたことは反省材料として秋季キャンプの課題としなければなりませんが、今日の結果をあまり気に病む必要なないでしょう。
ロングリリーフができるスタミナをつけて、来季は先発をも窺うぐらいの上野に期待をします。

打線はあれだけ序盤に大量点をリードされればバットをただ振るしかないのですが、それでも3回の今江の発病が痛すぎました。
まだ回が浅く、あそこで3点ぐらいを取れていれば試合の行方はどうなったか分からなかっただけに、無死満塁から例によって初球を注文どおりに引っかけての併殺と、まさに日本ハムからすると笑いが止まらないバッティングをしてしまいました。
こういった打撃スタイルを見ると里崎と同様に下位に置くのがベターなのかなと、そう思わざるをえません。
背番号8が泣いています。

こうなると本人の希望はあるものの、やはり田中雅を今江にぶつけたくなります。
今日もヒット2本に痛烈なピッチャーゴロと、持ち前のガッツのあるバッティングを見せてくれました。
根元のイップスや塀内の覚醒、あるいは青野の肩の調子次第ですが、田中雅にはPL学園の後輩である今江とサードでガチの勝負をさせたいと考えています。
内野手としての守備力も向上してきましたし、ああいった気迫が表に出る選手がサードを守っていることはチームにとっても好影響を与えると思います。
またそれが今江のためにもなるでしょうし、チーム内での競争が無いところにチーム成績の浮上はありません。

右打者をずらっと並べたオーダーは珍しくも何ともありませんし、それで負けても「そりゃそうだろ」ぐらいにしか思いません。
大松の連続試合安打は止まってしまいましたが、またスタートを切ればいいだけの話です。
相変わらずサブローはベンチの置き石で選手を使い切ることを放棄したバレンタイン監督には呆れるだけですし、そのツケで虚しく帰国をするムニスの来季残留は当たり前すぎてニュースになること自体が不思議だったりもします。
それよりも未だにシコースキーの残留が微妙だと報道をされていること、そのことに心を痛めている今日この頃です。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 1 0 0

0

0 0 0 1 7

0

日本ハム 3 5 0 0 0 0 3

0

X 11 16 0


◆10月3日(土) 日本ハム-千葉ロッテ24回戦(日本ハム18勝6敗、18時1分、札幌ドーム、34,228人)
▽勝 八木 20試合9勝3敗
▽敗 大嶺 16試合5勝6敗
▽本塁打 スレッジ27号(大嶺)、金子誠12号(大嶺)、13号(小野)

▽バッテリー
千葉ロッテ 大嶺、上野、小野、清水―里崎
日本ハム 八木―鶴岡

 

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最悪だ

2009-10-02 22:59:39 | 千葉ロッテ

あ、私にとってです。
9月25日からマリーンズストアで始まった2009年シーズン応援感謝セールと銘打った在庫整理は今日からはオンラインショップでも取り扱いを開始したのですが、グラウンドコートが最高値引きの60%オフで販売をされていました。
25日にプラザ店を覗いたときにはセール対象外だったので油断をしていたのですが、どうやら勘違いだったようです。
ポイント倍付けにつられて25,000円で買ったものが1ヶ月も経たないうちに10,000円に値下がりをするとは、さすがに気が滅入ってきます。
頭にきたので普段着の白をナンピン買いしたのですが、何ともやりきれない気分は拭えません。
この価格ですから当然のことなのですが、白も黒もあっと言う間にソールドアウトとなりました。

気が滅入るもう一つの理由は、やはり恐れていたとおりに来季はだんだらが消えそうだ、ということです。
そうでなければここまでの安売りをする理由が見当たらず、一部で囁かれているだんだらの版権をバレンタイン監督の関係者が握っているという噂の真偽はさておき、おそらくは年内にも新ユニフォームの発表があるのでしょう。
そしてファンはまた新しいユニフォームシャツなどのグッズを買うことになり、球団としては安売りの穴埋めは充分にできるということです。
今年はグッズを買い控えたことで来季のプラチナ会員はほど遠いと思っていたのですが、この1ヶ月の買い物でもしかしたらぎりぎり滑り込むことができるかもしれないと、そのぐらいしか前向きに考えられるネタがありません。

ところで6日の地元最終戦は天候がかなり怪しいのですが、そんなことはお構いなしにロッテの恥部がスポーツ紙だけではなく一般紙でも報道をされています。
先日の騒動の対策として外野入場ゲートで不適切な横断幕などの持ち込みをチェックするという、まるでバレンタイン監督の継投のような後手後手の対策を打ち出しました。

ロッテ、球場入り口で横断幕の内容チェックへ (10/1 asahi.com)

球団や選手を中傷する横断幕が掲げられたことを受け、ロッテ球団は1日、本拠最終戦(6日)の入場に際し「外野入場ゲートで、横断幕・ゲートフラッグなどの内容確認にご協力願います」というお知らせを公式ホームページに載せた。
関係者によると「もともとチェックはしていたが、前回のこともあり、混乱がないようにチェックさせてもらう」という。

当日の警備員を増やすという報道もありましたが、これで球団批判の横断幕などを封じ込めることができると本当に思っているのか、ちゃんちゃらおかしいです。
ただ立っているだけしか脳のないシミズオクトがチェックをしきれるはずがありませんし、仮にチェックができたとしても無地の横断幕を持ち込んだ後にスプレーで書く、ビニールテープで書いた文字を入場してから貼り直す、などの抜け道はいくらでもあります。
物をチェックするのではなく人をチェックしなければ効果があるはずもなく、もし例のならず者たちが再びやる気であれば何でもやり放題となるでしょう。
実は球団としては大々的に対策をぶち上げる一方で隙をわざと見せて、暴動を起こさせて世論を味方につけた上で一網打尽を企んでいる、なんてこともあるかもしれません。
無理に試合前に入場拒否で騒ぎを起こすよりは、その方が禍根を断つという意味では効果があるとも言えます。

もっともならず者たちもさすがに今度は選手をターゲットにする愚は犯さないでしょうし、それに球団を批判したければしても全然構いません。
ただし試合中にはやらないことが最低限のルールで、小宮山らのセレモニーの途中でやるのも厳禁です。
先日にベニーを送ったように大方の観客が球場を出た後に騒ぐのであれば他者への影響は軽微で済みますから、せめてそのぐらいの配慮はあって然るべきでしょう。
もちろんそれでもロッテが相変わらず揉めているとの報道はされるでしょうし、球団批判が目立つことを目的とするであろうことから上記のような地味な形での行動になるかどうかは極めて疑問で、結局はやるせない気分にさせられる地元最終戦となりそうです。
もちろん何も起こらないに越したことはないのは言うまでもなく、拍子抜けの結末となることを切に願っています。

 

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大谷がぁ・・・

2009-10-02 00:03:18 | 千葉ロッテ

10月1日は第1次戦力外通告の解禁日と選手会と合意をしていたと記憶をしていますが、各球団から一斉に発表がされました。
ロッテでは育成枠選手を含む8名が戦力外通告をされ、予想をした名前もあれば驚くような名前もあり、いろいろいろな意味で凹み気味です。

高木らに戦力外通告 (10/1 時事通信)

ロッテは1日、高木晃次投手(41)、神田義英投手(30)、手嶌智投手(27)、江口亮輔投手(25)と育成の小林憲幸投手(24)、白川大輔内野手(21)、田中崇博投手(19)、大谷龍次外野手(21)に戦力外を通告したと発表した。
手嶌は現役を引退し、来季から球団スタッフになる。
神田、高木、小林憲、田中崇は現役続行を希望。

高木は既に報道をされていましたし、多くが先日に予想をした顔ぶれなのでさして驚きはないのですが、大谷の名前があるのにはビックリとしています。
個人的に贔屓にしていたということもありますが、アマチュアなどとの試合ではそこそこの結果を残していたようですし、1試合しかなかった2軍の試合でもきっちりとホームランを打つなどしていたことから、むしろ来季は支配下選手登録がされるのではないかと思っていたぐらいです。
ロッテには数少ない守れる外野手で、しかも右打者だけに、非常に残念な結果となりました。
また白川は怪我もありましたし、角の存在が大きかったのかもしれません。
田中崇は現役続行を希望しているとのことですから故障などではないと思われ、僅か1年で解雇では育成枠の意味がなく、球団は育成枠の活用を見直すことを示唆していたとのことですから、来春までに支配下選手登録をされなければ他の選手も来オフには一斉に解雇なんてこともありえそうです。
阪神では15歳でドラフト指名をされて話題となった辻本は育成枠契約となった挙げ句に解雇となりましたし、木興も1年で見切られるなど育成とは名ばかりで、遅くとも2年目までに結果を出さなければ首を切られるとの覚悟が必要なのが育成枠だと割り切るのが正しい見方なのでしょう。
要は育てるのではなく、ドラフトで指名をするほどではないがもしかしたら化けるかもしれない、という選手を囲うための枠、と言うことです。

話を戻しますが、今回の第1次戦力外通告から林が外れたのは別の意味で驚いています。
今年は2軍での登板がゼロで、シリウスやフューチャーズなどでもストライクが入らずにボロボロとの話を聞いていますから、さすがに今年はダメだと思っていました。
もしかするとインフルエンザにかかったことから今回の発表を見合わせただけなのかもしれませんが、球団として諦めきれない魅力のある投手なのか、いろいろと興味は尽きません。
またあっさりと自ら身を引くかもしれないと思っていた大塚は「来年は絶対働くから」と来季への意欲をブログで表明をしていましたし、まだまだ頑張ってもらいたいです。
古谷や渡辺正らは第2次戦力外通告が終わるまでは、枕を高くして寝られないであろうことは言うまでもありません。

 

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西武の執念に屈する

2009-10-01 22:12:31 | 千葉ロッテ

CS出場が断たれたも同然の西武を3タテ寸前まで追い込みながらも、最後の最後に希望を捨てない執念にうっちゃられてしまいました。
しかし楽天も終盤の粘り腰の逆転勝ちで2位に浮上し、西武の苦しい立場に変わりはありません。

と他球団の心配をしている場合ではないのですが、今日の渡辺俊は小林宏に並ぶリーグ最多の13敗目を喫したものの、ストレート、シンカー、カーブを駆使して久しぶりに渡辺俊らしい、緩急を使った打者を翻弄するピッチングができたと言ってよいでしょう。
ストレートとシンカーが120キロ台で打者の手元にくるまで見分けがつかず、また90キロ台のカーブでタイミングを外してと、渡辺俊としても負けはしたものの投球内容としては満足をしているのではないかと思います。
ただ惜しむらくはシンカーやカーブに比べてストレートを制御しきれなかったことで、そのストレートを打たれてのサヨナラ負けですから、今日の象徴的なシーンではありました。
里崎の強気のリードで右打者の内角を果敢に攻めながらも攻めきれなかったという課題はありながらも、それでもこれだけのピッチングが出来たことは大きな収穫です。
最後の場面はシコースキーへの継投もありでしたが、来季を考えれば渡辺俊の続投で正解だったと思いますし、それなりに意味のあったサヨナラ負けだったと思います。

打線は西岡のリーグ記録に並ぶシーズン8本目の先頭打者アーチのみの1点に終わり、渡辺俊を援護しきれませんでした。
プロ初リリーフらしい岸を追い詰めながらも得点に至れなかったのが痛かったのですが、むしろ試合としては西口を攻めきれなかった方が敗因としては大きいでしょう。
今日も南、里崎と1ストライクからのバントのサインで両人とも失敗をし、このあたりは最後の最後までロッテでした。
南は打撃好調とは言ってもこういった場面できっちりと仕事ができなければ安定した出番は望むべくもなく、今日のミスは大きな反省材料となります。
初球で決められなかった今江ともども来季に向けてチームとしてバント技術の向上を命題として取り組むであろう西村ロッテでしょうから、来春の見違える姿に期待をします。

一時期はぼろぼろになった内野守備もここ最近は落ち着きを取り戻していますし、今日も一塁への送球を妨げようとした中島のスライディングをすかして併殺を成立させた西岡のプレーは見事でしたし、個々の選手のポテンシャルはやはり魅力のあるロッテの布陣です。
既にコーチ陣の入れ替えや戦力外通告が発表をされて2010年へのスタートを切ったわけですから、残り3試合も目的意識を持ったプレーをしてくれることに期待をしましょう。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 1 0 0 0 0

0

0 0 0 1 7

0

西武 0 0 0 0 0 0 0

0

2X 2 6 0


◆10月1日(木) 西武-千葉ロッテ24回戦(ロッテ14勝10敗、18時、西武ドーム、25,207人)
▽勝 岸 26試合13勝5敗
▽敗 渡辺俊 23試合3勝13敗
▽本塁打 西岡14号(西口)

▽バッテリー
千葉ロッテ 渡辺俊―里崎
西武 西口、岸―細川

 

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高沢や荘らがコーチから外される

2009-10-01 00:04:14 | 千葉ロッテ

2軍は全日程を終了し、残念ながらファーム選手権への出場も叶いませんでしたので、人事ネタが飛び出すのに驚きはありません。
ですから昨年に柳田らが戦力外通告をされたのは10月1日でしたし、明日にも同様の発表があってもおかしくはないのですが、今日も新たに中郷と山本が発症をするなど2軍でインフルエンザが蔓延をしていることを考えれば、もしかしたら落ち着くまでは発表を見合わせるかもしれません。
病床の中で追い打ちをかけるような通告とはならないよう球団には配慮を求めたいのですが、かと言って次のスタートを切るのは早いに越したことはありませんし、なかなか難しくもあり、悩ましいところではあります。

2軍の5コーチと契約せず (9/30 スポーツ報知)

ロッテは30日、2軍の高沢秀昭打撃兼外野守備走塁コーチ、荘勝雄投手コーチ、定詰雅彦バッテリーコーチと和田孝志、山崎健の両投手コーチ補佐に対し、来季の契約を結ばないと通告した。
高沢、荘の両コーチには、球団スタッフへの転身を要請している。

そんな中で発表をされたのが、2軍のコーチの退団です。
10年以上に渡ってコーチを務めてきた高沢と荘には球団に残るよう要請をしているようですが、僅か1年で解雇をされた和田と山崎健はちょっと可哀想ですし、コーチとしての能力が無いと判断をされたのであればそれまでですが、それであればせめてマリーンズアカデミーのコーチなどで採用をすることは考えられないのかと、せっかくのOBは大事にしてもらいたいとの気持ちがあります。

この発表で2軍のコーチとして黒木や初芝らが代わりに招聘をされるかもしれないとの希望はありますが、本音を言えばあまり期待はしていません。
既にロッテ本社にコーチングスタッフを含めたリストを提出済みですし、もしその中に黒木らの名前があれば隠す必要もなく、むしろ今のチーム状況を考えれば大々的に発表をして世間の注目をそちらに集めることをするぐらいの才覚を瀬戸山球団社長は持っているでしょう。
何より先日に予想をした来季のコーチングスタッフから高沢らを除いても、長嶋が高沢のように守備走塁コーチを兼任するか、あるいは諸積を2軍に回すことで解決をしてしまいます。
もし不幸にもそういった形で組閣が終わるのであれば、球団は相変わらずコーチの重要性、2軍の重要性を理解していないことになりますし、下からの底上げでチームが大きく変わるといったことに期待をするのはやめた方がよさそうです。

黒木や初芝らでなくても構いませんので、せめて投手、打撃、守備、走塁、バッテリー、コンディショニングの各々のコーチは兼任をすることなく指導が出来る体制にして欲しいですし、それがチームを長期的に強化をする第一歩となりますので、蓋を開けてみたら嬉しい誤算の組閣となることを願っています。

 

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