世間ではCSが始まって盛り上がりを見せていますが、ロッテでは地味に細切れでの新コーチの発表が続いています。
昨日の金森コーチの就任に次いで、今日は青山コーチが発表をされました。
青山氏がロッテのコーチに (10/16 スポーツニッポン)
ロッテは16日、球団職員の青山道雄氏(49)が来季の1軍外野守備兼総合ベンチコーチに就任すると発表した。
背番号は「76」。
昨季までは横浜でコーチを務めていた。
まるで素人がコーチになったかのようなミスリードをさせる「球団職員が」という見出しをつけているスポーツ紙もありましたが、さすがはスポニチは機関紙だけのことはあり、しっかりと横浜でコーチをしていたという経歴を紹介しています。
現役を引退してから15年間もコーチを務めながらもまだ49歳、これだけの実績を無視するような報道にはやや違和感がありますが、とりあえずはまだ見ぬ幻影を楽しむことにします。
秋季キャンプの初日で本職の高橋2軍監督とバトンタッチをしてフェニックスリーグの代理監督の任を終え、そして今日の就任発表に至りました。
それにしても総合ベンチコーチとは、またわけの分からない肩書きです。
そもそもベンチコーチのポジションが不明で、メジャーではヘッドコーチに相当するケースが多いようですが、しかし今年はヘッドコーチとベンチコーチが鼎立をしていましたし、しかも総合とはなんぞや、ただのベンチコーチも他にいるのか、などなど魑魅魍魎の世界になりそうです。
何はともあれベンチコーチですから青山コーチはベンチにいるのだと思われ、三塁コーチャーを務めるのは他のコーチになるのでしょう。
2代続けて壊れた信号機か、と心配をしていたロッテファンには朗報かもしれません。
もっともヘッドコーチがベンチにいなかったロッテだけに、何が起こるか油断がならないことを改めて言う必要もないでしょうし、さりげなくベンチにいない総合ベンチコーチを楽しむ西村ロッテ、それはそれでいいかもしれません。