オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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2009年通信簿 12 川崎雄介

2009-10-23 23:05:34 | 千葉ロッテ

12 川崎雄介 投手 27歳 年俸5400万円

【2009年成績】 45試合 1勝1敗0S 防御率4.74 43回2/3 50被安打 5被本塁打 18与四球 3与死球 24奪三振 被打率.313

まさに絵に描いたような転落、と言うほどの成績でもありませんが、今季の中継ぎで期待を裏切った一番手は川崎であることに異論があるロッテファンは数少ないと思います。
昨年のホールド王の面影もないピッチングに、来季への不安が募ります。

昨年に続いて故障で出遅れた川崎でしたが、今季は輝きを取り戻すことなくシーズンを終えることになりました。
その奪三振率の低下を見ても分かるとおりボールにキレが無く、やや横手から出てくる肘の下がったフォームも気がかりで、単に不調で片付けてよいかの不安があります。
まさかのフェニックスリーグへの参加も球団の危機感の表れだと思いますし、そんな中でシーズン同様の打ち込まれっぷりを見せているようですから、かなりやばい状況です。
期待をしていた松本が伸び悩み、老骨にむち打っていた高木がチームを去った今、唯一と言ってもいい中継ぎ左腕である川崎の復活がなければ来季への展望が開けません。

勤続疲労、この言葉と今季の不振は無関係ではないでしょう。
昨年の65試合の登板だけではなく、一昨年の48試合も含めて無駄な場面での登板が目立ちました。
川崎である必要がないところでの投入、中継ぎ投手を単なる駒としか見ていないベンチの酷使に潰された投手だと、もし川崎がこのまま復活ができないようですとロッテファンの中で向後も語り尽くされることになるでしょう。
それだけにフェニックスリーグへの参加はある意味で賭けでもあり、休養をさせるべきだとの意見に頷きたくもなります。
ただ結果が伴わなかったからという理由での参加であれば無意味ですし、何らかのテーマを持って取り組んでいると思いたいところです。
どこか気弱な表情を見せた今季を振り切るためのフェニックスリーグであって欲しいですし、相手を見下すような自信を取り戻す秋季キャンプとしてもらわなければなりません。

川崎の復活のためには、中継ぎ左腕の新外国人投手が必須だと考えます。
もちろん今度こその松本の台頭には期待をしたいですし、古谷や服部、そして根本の出番も来季は増えてくるでしょう。
しかし古谷は今季のピッチングで底を見せた感がありますし、服部や根本は明らかに先発タイプですから、手っ取り早いのは即戦力の助っ人です。
根本はそれでもロングリリーフの左腕としての活路がありますので、何とかこの2人で川崎を支える体制を取りたいところです。
また力でねじ伏せるタイプではないだけにボールのキレが生命線であり、とは言え130キロ台半ばしか出なくなってしまったストレートの復活が急がれることは言うまでもありません。
ストレートがあってこその変化球というのは私の持論でもあるのですが、140キロ前後のストレートにスライダーとチェンジアップという王道を確立することが川崎の復活への第一歩だと思いますので、球数制限が撤廃をされて数多く投げる周りに影響をされることなく、疲労回復を最優先にしながら量より質の調整で復活を期してもらいたい川崎です。

2007年通信簿
2008年通信簿


【オリオン村査定】 5400万円 → 4800万円 (▼11%)

 

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エリクサーで便乗商法

2009-10-23 03:04:34 | ゲーム
FINAL FANTASY XIII ELIXIR with TRADING ARTS MINI 化粧箱×6箱セット

サントリーフーズ

このアイテムの詳細を見る

予想はしていましたが、年末に発売となるファイナルファンタジーXIIIの便乗商品が発売となりました。
ここのところのFFの定番となっているポーションシリーズで、今回はエリクサーとなります。
しかもラインナップが増えており、コレクターとしては頭が痛いところです。

オーソドックスなのがver.1ver.2で16種類の柄があるものです。
コンビニでも売られるのがこの商品ですが、ここまで種類が多いと集めるのに苦労をしそうです。
楽なのはケース買いですが無駄も多く、不味いと地獄を味わうことになるでしょう。
もっとも最近のものは普通の炭酸飲料ぐらいの味わいになっていますので、あまり心配はしなくてもよいかもしれません。

マニアにとって垂涎なのがトップに紹介をしたフィギュア付きのもので、全部で6種類となります。
どうやら缶の柄は1種類しかないようですので、こちらはケース買いしか選択肢はありません。
前回もそうでしたが、ケースで買えば全種類が揃うものと思われます。

そして注目がタンブラー付きのセット商品です。
エリクサーはオーソドックス版の16種類が揃っていて、タンブラーとプレートと合わせて化粧箱に入っているだけではあるのですが、収集心を刺激してくれることは確かです。
価格的に見合わないので躊躇をしがちですが、さっそく売り切れとなっているところを見ると人気は高いのでしょう。
数量限定のようですから、もう手に入らないかもしれません。

ゲームが発売となる前から関連商品で盛り上がるのはよくある話ですが、肝心のゲームがハズレではないことを願うばかりです。
もっともプレイをする日が私に訪れるのかどうかは微妙だったりもしますが、そこは気にせずに年末を待つことにします。

 


オフも暇なし

2009-10-23 02:14:57 | 千葉ロッテ

相変わらずこまめにニュースを提供してくれるロッテですが、この2日間はさらに大サービスでした。
驚きあり、笑いあり、喜びありと、いろいろと楽しめるオフで助かります。

ロッテがユニホーム一新、「新選組」廃止 (10/21 日刊スポーツ)

ロッテがビジター用ユニホームを一新することが20日、分かった。
08、09年に導入された黒グラデーション×赤や、バレンタイン監督が取り入れた新選組をモチーフにしたギザギザ模様を廃止する方針。
ホーム用のストライプは残すという。
球団関係者は「去年、今年とビジターの成績が良くなかったので、気分一新するためにも変える予定です」と話した。
ビジター成績は昨季は32勝40敗、今季は25勝46敗1分けと結果を残せなかった。
プランの中にはイメージカラーの黒から、マリンブルーをイメージした青を基調にしたパターンも含まれているという。
西村新監督によるチーム改革だけでなく、外見もチェンジしていくことになる。

こんなところにも経費削減の波が押し寄せた、そんな世知辛い内容です。
どうやらユニフォームのデザインが変わるのはビジターだけのようで、来季からはホームのセカンドユニフォームは廃止ということなのでしょう。
まあ他球団でも恒常的にセカンドユニフォームを採用しているところは無かったと思いますので、これを持ってファンサービスの低下と判断をすることはできませんが、先発投手の嗜好が見えたりしてそれなりに楽しんでいただけに、ちょっと残念な気がします。
また「黒軍団」と呼ばれたカラーを捨てる可能性があるのは意外でもあり、しかも青という不思議なチョイスに驚きを感じています。
赤を捨てることは予想をしていましたが、ここまで根付いた黒は維持をすると思っていましたので、もし本当に青に変わったら違和感があるでしょうし、多くのロッテファンからかなりの反発があるであろうことは想像に難くありません。
そこまでしてでもチェンジという意思表明をしたいのか、球団の出方が注目をされます。

清水がFAでメジャー挑戦へ (10/22 スポーツ報知)

ロッテの清水直行投手(33)が今オフにフリーエージェント(FA)権を行使してメジャー移籍を検討していることが21日、分かった。
昨オフに球団と総額5億2000万円の2年契約を結んでいたが、「メジャーへのあこがれの気持ちは変わらない。いろんな条件が整えば」と明かした。
2年契約2年目となる来季の年俸は、成績に関係なく4000万円上がる2億8000万円。
異例の変則複数年で、2年目の更新と破棄を決められる選択権も勝ち取っていた。
メジャー志向を公言している右腕は、今年6月に海外移籍可能なFA権を取得。
「去年とは状況が全然違う。残りの野球人生を考えても、いろんな文化を吸収したい」と揺れる思いを激白した。
国内FA権を取得した昨オフは、阪神など複数球団が獲得へ調査していた。
FA宣言すれば、国内からも熱い視線が注がれることになりそうだが、「FAするなら海外。ロッテは好きだし、お世話になっている。他球団へは100%ない」と国内移籍は封印する考えだ。
この日、主力選手主体の鹿児島・鴨池キャンプに向け、空路で移動。
球団との来季交渉は秋季キャンプ中にも行われ、早ければ11月上旬にも態度を表明する。
「メジャーは野球人なら誰でもあこがれる場所。いろんな方と話して、考えを固めていこうと思う」。
ロッテ残留か、夢のメジャー移籍か―。
プロ10年で通算93勝を挙げたベテランの決断に注目が集まる。

しかし驚きという意味では、こちらの方が衝撃的すぎます。
今年の成績で恥ずかしくもなく、いったいどの口がメジャーと言うのかと不思議でならないのですが、まあ本人が望むのであれば仕方がありません。
などと冷静に語るほどの価値があるニュースとも思えず、私は清水の高等戦術だと見ています。
さすがの清水も来季の2億8000万という年俸に後ろめたさを感じ、メジャー挑戦をちらつかせた上で慰留を受けて、球団に請われて残留をしたという形にしたいのでしょう。
今年の上原や川上の現状を踏まえればメジャー挑戦が容易ではないことは明らかで、それこそマイナー契約でもとの意気込みがあればまだしも、昨年のサブローと同様にそこまでの根性があるとは思えませんし、もしあるのでしたら本当に心から「頑張れ」と応援をしたいと思います。
国内ではロッテ、と言ってくれたのが嬉しい、このニュースの意義はせいぜいそんなところでしかありません。

西村ロッテ脱・伸び伸び西岡も黒に染めた (10/22 日刊スポーツ)

ロッテが脱・伸び伸び野球で5年ぶりV奪回を目指す。
今季5位に終わった屈辱を晴らすべく、21日にキャンプ地の鹿児島・鴨池入り。
夕方には西村徳文新監督(49)が初ミーティングを行い、さっそく活を入れた。
「これからは練習中のユニホームの着こなしや髪形についても指導していく。プロ野球を目指している子供たちも見ているわけだから、今までのやり方を考え直さなきゃいけない」と話した。
バレンタイン前監督の下では、練習中にTシャツ、短パン姿で帽子をかぶらなくてもOKだった。
今後はアップ中から帽子、ユニホーム着用で、ユニホームのすそはズボンに入れることを徹底させる。
新キャプテンに就任した西岡は「今まで自由すぎたので、当たり前のことに戻すことが特別になっていた。大きな問題が生じることはない」と、口元を引き締めた。
髪形も、茶髪やコーンロウなど人一倍こだわりを持ってきたが、今キャンプに合わせて黒く染め直した。

そして主力組の秋季キャンプも始まりましたが、噂をされていたとおりに規律に厳しいスタートとなったようです。
帽子をかぶって、ユニフォームを着て、すそはズボンに入れてと、当たり前すぎることがニュースになるぐらいに乱れていた今までのチームですから、ようやく普通のチームに戻ったといった安堵感があり、できれば勢いでストッキングも出すスタイルにしてもらいたいところです。
また西岡が黒髪に染め直すほど入れ込んでいるのは微笑ましくもあり、また心配でもあります。
見てくれを気にせず真摯に野球に取り組んでくれる証左であればいいのですが、逆に自分を殺して無理をしてしまっているような気がしないでもありません。
もちろん身だしなみは恥ずかしくないようにしては欲しいのですが、それが目的ではないことを理解して欲しいと思います。
目的と手段がいつの間にかはき違えられてしまうことがよくあるだけに、今後の西岡の言動から目が離せません。

ロッテ、高橋打撃コーチの2軍監督就任を発表 (10/22 サンケイスポーツ)

ロッテは22日、高橋慶彦1軍打撃コーチ(52)の2軍監督就任が決定したと発表した。
宮崎で開催中のフェニックスリーグで指揮を執る高橋2軍監督は24日から薩摩川内での秋季練習に合流する予定。
また、6コーチの配置変更や名称変更も決まった。
以下の通り(カッコ内は前担当もしくは前名称)。
▽1軍内野守備兼走塁コーチ(2軍内野守備走塁コーチ)上川誠二
▽1軍ブルペンコーチ(1軍投手コーチ)井上祐二
▽1軍外野守備兼走塁コーチ(1軍バント兼一塁ベースコーチ)諸積兼司
▽1軍バッテリーコーチ補佐(1軍バッテリーコーチ)吉鶴憲治
▽2軍総合コーチ(1軍バッテリーコーチ)袴田英利
▽2軍投手コーチ(1軍ブルペンコーチ)成本年秀

そしてようやく正式に発表となった高橋2軍監督ですが、同時に発表となったコーチ陣の担当変更に凹まされています。
走塁コーチが上川と諸積、外野守備コーチが諸積と青山と、またしても責任の所在が曖昧な状態になってしまっています。
しかも吉鶴までが1軍ですと2軍スタッフが昨年と同様に頭数が少ないままになることが濃厚であり、若い芽が育つことに大きな期待を寄せるのはやめた方がよさそうです。
配置からすれば遅れている西本、山中、長嶋のコーチ就任発表がご破算になることは無さそうなのが、せめてもの救いかもしれません。
残る注目点は三塁コーチャーになるのが上川なのか青山なのかで、前者であって欲しいと願うばかりです。

その他では城島の日本球界復帰ではしごを外された形になりかけた橋本将も、まあ横浜だけにあてにはならないものの、救いの手がさしのべられかけています。
ドラフト会議まで1週間を切りましたし、CSの盛り上がりをよそにロッテのオフが熱気を帯びていくことを喜ぶべきか、哀しむべきか、なかなか悩ましいところです。

 

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