オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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2007年通信簿 0 荻野忠寛

2007-10-22 22:37:33 | 千葉ロッテ

0 荻野忠寛 投手 25歳 年俸1200万円

【2007年成績】 58試合 1勝3敗1S 防御率2.21 53回 43被安打 2被本塁打 13与四球 2与死球 35奪三振 被打率.223

ルーキーながら右の中継ぎとして藪田の後継と目されるようになるほどの活躍を見せてくれました。
藪田と並ぶチーム最多の58試合の登板で防御率が2点台前半、川崎と成瀬に次ぐ被打率の低さが彼の今季のピッチングを物語っています。

正直なところ、彼がここまでやるとは思っていませんでした。
嗜好として小柄な投手があまり好きでないと言うのもありましたが、特徴のなさからその活躍を想像できなかったというのが正直なところです。
ドラフト候補に挙がった時から彼について回ったのは「多くの変化球を駆使する技巧派投手」という評価で、実際にプロに入ってからも評価に違わぬピッチング内容でした。
記憶されている方もいらっしゃるかと思いますが、彼が初めて1軍で登板した時の私の評価は芳しくないものでした。

背水の陣 (4/17 オリオン村)

多彩な変化球という評価は逆を言えば決め球を持たないことの裏返しではないか、という懸念通りの投球内容で、何を投げてもファールで粘られるという私から見れば散々なデビューでした。
僅か2年で見切られた酒井や鈴木の二の舞になるのではとの心配すらしました。
その後の登板も粘られて打たれるの繰り返しでしたが、それでも期待されて起用される理由があるのではないかと思い、逆に問題は里崎のリードではないかとの指摘もしています。

一発の威力 (4/20 オリオン村)

とりあえず思ったことは言ってみるもので(笑)、プロでも珍しい大きなカーブを武器と見定めてからの活躍はご存じの通りです。
予想外だったのは緩いカーブを武器にしたことで、逆に140キロに満たないストレートもカーブとのコンビネーションにより生き返ったことです。
またそのストレートですら手元で微妙に動くことで打者のタイミングを外すことができるようになり、成瀬と同様に出所が見づらいフォームも手伝ってか打者に思い切ったスイングをさせないピッチングができるようになりました。
ルーキーをシーズン序盤から大事な場面で起用し続けたベンチの采配も、この荻野の特徴を見いだした結果であるのであれば大ヒットだと思います。

課題も当然ですがあります。
慣れられたこともあるのでしょうが、シーズン終盤にやや逃げの投球が目立ったことが気になっています。
アウトコースへの変化球が外れてカウントを悪くしてしまい、結局ストライクを取りにいったところを痛打されるケースが目立ち始めました。
力でねじ伏せるタイプではなくコンビネーションでかわすタイプの投手は打者に慣れられると厳しいのは確かで、今まで打ち取れていたボールをヒットにされることもある程度は仕方がないことです。
しかしだからこそ逃げるのではなく、逆に内を攻めることでストライクゾーンを大きく使うことが荻野には求められることだと思います。

神田が1軍に定着できず、また藪田の動向も不透明である中継ぎ陣を見れば、来季は荻野を右の中継ぎのエースとして考えなければならないのが今のロッテのスタッフです。
2年目のジンクスがシーズン終盤にきたと考えれば課題が早くわかったことでラッキーであり、今年の結果に浮かれることなく今のポジションを盤石なものにできるかどうかの試金石となる来シーズンに向かって気持ちを引き締めてくれることを願っています。


【オリオン村査定】 1200万円 → 2500万円 (△108%)

 

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清水の報道に思うこと

2007-10-22 02:22:27 | 千葉ロッテ

デイリーは清水と濱中とのトレード記事を続けており、今度は一面に持ってきました。

両球団思惑ピタリ?浜中獲りにロッテも参戦 (10/21 デイリースポーツ)

ロッテが、阪神・浜中治外野手(29)のトレード獲得を視野に、水面下で調査活動を進めていることが20日、明らかになった。
阪神も主力野手放出覚悟で、ロッテ・清水直行投手(31)を最有力候補に、先発獲得に乗り出す構えで、大型トレード成立の可能性が強まった。
一方、日本ハムもすでに浜中獲得を検討していることが判明しており、今後、さらに浜中争奪戦が激化しそうだ。
来季のV奪回へ向け、ロッテが迅速な動きを見せた。
「今オフは、トレードなどを含め大きな動きがある」と球団首脳。
主力級の放出覚悟で戦力補強を行う構えを見せている。
その中で浮上したのが阪神・浜中だ。
すでに日本ハムがトレードでの獲得へ向けて調査を行う方針で、浜中をめぐって“争奪戦”の様相を呈してきた。
ロッテは今季、シーズン序盤からズレータ、今江ら主力が故障で長期離脱。
しかも離脱したズレータの15本塁打がチームトップと、長打力不足は明らかだった。
浜中は今季、4月に古傷の右肩痛を再発させ離脱。
62試合で打率.193、6本塁打と振るわず、後半戦は主に代打で起用されていた。
しかし昨季は139試合で打率.302、20本塁打の成績を残している。
ロッテは「勝負強い打撃には魅力を感じる。故障した右肩も問題はなさそうだ」(球団関係者)と高く評価している。
さらにFA権を持つ福浦がメジャー移籍も視野に入れている。
球団は引き留める方針だが、流出となれば大きな戦力ダウン。
そんな中、阪神で出番が激減している浜中の調査に乗り出した。
浜中と並行して、もう一つの補強ポイントである左打ちの内野手には藤本をリストアップ。
今季は塀内、根元らを起用してきたが、攻守両面で力不足は否めなかった。
シュアな打撃と、抜群の守備力を誇る藤本に白羽の矢を立て、調査を進めている。
一方の阪神は先発投手が手薄。ロッテ・清水らを獲得リストの上位に挙げて調査を続けている。
主力の放出も覚悟しているロッテと、現状で思惑は一致している。
条件面などで折り合えば、大型トレードへ発展する可能性も十分にある。
バレンタイン監督はクライマックスシリーズ敗退後、「(来季のことは)しばらくしてから、じっくり準備を始めたい」と話している。今後の動きから目が離せない。
まさにタイトルにあるとおり、?な記事です。
両球団の思惑ピタリどころか、阪神の都合の押しつけでしかありません。

先日も書きましたが、ロッテには先発を放出する余裕はありません。
6人体制を維持するために久保が骨折で離脱していた時に吉井を使うほど追いつめられているのが、哀しいかな今のロッテの先発陣です。
期待していた呉は日本との野球のレベル差に沈み、期待された古谷や手嶌は2軍でもがき苦しんでいます。
記事にあるとおり大砲不足というチーム事情から濱中が加入すればプラスにはなるでしょうが、それも清水に取って代わる若手の台頭があってこそです。
今のチーム事情を考えれば、清水を出して濱中を取る必然性がないことは、ロッテファンなら誰でもわかっていることだと思います。

清水を出せないという以上に、濱中を使いづらいということもあります。
ロッテの外野はサブローと早川はレギュラーをがっちりと固めていますし、DHにはズレータがいるので濱中はレフトでしか起用ができません。
しかしそのレフトには大松と竹原という、大きく成長した期待の若手が眈々とレギュラーの座を狙っています。
つまり濱中を起用すれば大松と竹原がベンチ要員となるわけで、層は厚くなっても先発1枚を出した穴埋めになるほどの強化にはならないと思います。
怪我人が多いチーム事情とは言っても、その濱中自身が怪我人ですから話にもなりません。

そんな事情は記事を書いている記者もわかっているはずで、だからこそ福浦がFAを視野に入れているという記事を書いたのだと思います。
福浦が移籍すればファーストとDHをズレータと濱中で分け合うと言った図式が成り立つ、そういうシナリオを描いているように見えます。
藤本の名前も出ていましたが、セカンドにはオーティズが鎮座する中で控え内野手であれば根元で充分です。

来年も怪我人が出れば濱中や藤本がいれば助かるのは確かですが、そんなことでローテーション投手を出すわけにはいきません。
繰り返しになりますが、今シーズンに若手の台頭があれば可能性はあったでしょうが、先発6人体制を維持するためには清水にはまだまだ頑張ってもらわなければなりません。
このあたりは規定投球回に誰1人到達しなかった阪神を追っている記者には、理解できない事情かもしれません。
それに林や桜井が活躍したとは言っても1年だけですから、阪神としても赤星が怪我がちなだけに濱中を放出するリスクは取らない方がよいと思います。

真っ当に考えればロッテ側から見れば全くありえないトレード話で、万が一にでも成立したら暗黒時代への第一歩になるでしょう。
交換要員として江草や杉山、あるいは大学社会人で即戦力投手でも獲得できない限りは、清水は絶対に出してはいけません。
今年が最後の売り時、来年ダメならトレード話もこなくなる、などといった考えは捨てるべきだということを強く主張します。

 

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今年は頑張りました

2007-10-22 01:32:40 | 千葉ロッテ

 

今年は観戦回数の自己記録を更新しました。
とは言っても昨年も63回ですし、今年は試合数が多かったことに引っ張られただけというのが実情です。
ただそれにしても70回を越えると感動と言いますか、他に人生やることないのかという自嘲もあったりします(笑)

一昨年の日本一の時はレギュラーシーズン中はあまり球場に行けなかったので、とは言っても40回は越えていたはずですが、その反動でポストシーズンに入ってから相当のお金を使いました。
プレーオフや日本シリーズのチケットに始まり、優勝記念グッズなどはほとんど手を出しました。
胴上げなどのスポーツ新聞の写真をパネルにしたものも10枚ぐらいありますし、G-SHOCKも購入しました。
スポーツ新聞や記念雑誌などは全て3部ずつ保存してあります。
31年ぶりの祭りに驚喜して我を忘れ、気がつけば30万円近く使いました・・・

今年もきっと我を忘れるのだろうと資金を溜めていたのですが、残念ながらCSで敗退したので資金はパソコン購入費用に化けそうです。
困ったことに千葉マリンのチケットは全滅したくせに、なぜかナゴヤドームのチケットは全勝してしまうという理不尽な目にも遭っています。
発券しなければ無効になるだけ(一般販売に回る)ですが、これをやると来年以降の抽選に影響がでやしないかと頭を悩ませているところです。

何にせよ、生活の大部分をロッテにつぎ込んだわけですが、楽しいオフシーズンはこれからです。
低迷していた時期はオフシーズンが唯一妄想できるオアシスだったので、その習性が身に染みついているため今年も心はずんでいます。
ブログもオフ企画を考えていますので、引き続きご愛顧いただければ幸いです。

 

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今度はベニー、そしてFAで藪田と福浦

2007-10-21 02:29:03 | 千葉ロッテ

オフに入ったばかりなのに、いろいろな選手の動向が出始めました。
先日の清水に次いで、今度はベニーと藪田と福浦です。

オリックス助っ人に熱視線…ロッテ・ベニー&阪神・ダーウィン (10/20 サンケイスポーツ)

オリックスがロッテのベニー・アグバヤニ外野手(35)と、阪神のダーウィン・クビアン投手(34)の獲得を目指していることが19日、わかった。
フェニックス・リーグが行われた宮崎・アイビースタジアムでコリンズ監督と会談した中村勝広球団本部長が「スタメンに野手の外国人を4人並べようかという話が出た。野手を2人、投手を1人とる予定で1人はすでに考えている」と話した。
ローズ、ラロッカについては、近日中にも残留で合意できる見込みで、今季でロッテとの契約が切れるベニーの獲得で打線強化、さらには先発、中継ぎの両方をこなせるダーウィンで投手力の底上げをはかる。
ロッテ薮田FAメジャーも (10/20 スポーツ報知)
ロッテの薮田安彦投手(34)が、メジャー移籍も視野に入れてFA権の行使を考えている。
クライマックスシリーズを終えて札幌から帰京した19日、FA宣言について「終わったばかりでこれから考える。メジャー? それも含めて考えていきたい」と明かした。
今季FA権を取得した薮田は、38ホールドポイントで最優秀中継ぎ投手を獲得。
中継ぎ、抑え投手はメジャーでも人材不足で需要は高い。
昨年のWBCでも登板し、米国での知名度もある。
シーズン中にはタイガースやパイレーツなど複数のメジャー球団が千葉マリンへ視察に訪れた。
「家族も僕の決断に任せている」宣言した場合、国内球団を含めて争奪戦になる。
ロッテ・福浦 FAでのメジャー移籍視野 (10/20 デイリースポーツ)
ロッテ・福浦和也内野手(32)がFAでのメジャー移籍を視野に入れていることが19日、分かった。
福浦は昨季にFA権を取得し、今季で2年契約が切れる。
関係者は「福浦は以前からメジャー挑戦の夢を持っている。(FA権行使を)彼がどう決断するかだ」と話した。
小林雅、薮田、藤田の“YFK”など、FA資格取得選手を多数抱えるロッテ。
中でも地元千葉出身で、ファンの人気が高い福浦の引き留めは最優先事項となっていた。
権利行使に「まだ何も考えていない」と福浦。
近日中に球団との話し合いが行われる。
さらに薮田も「それ(メジャー移籍)を含めて考えたい」と話し、FA権行使に含みを持たせた。
すでにメジャー球団に加え、国内では中日などが調査を開始している。
資金面から小林雅、藤田の残留も微妙な情勢。
FAでの主力大量流出が現実味を帯びてきた。

まあ藪田は昨年の契約更改の時から話がありましたが、ベニーと福浦には驚きというか笑いをもって受け止めています。

まずベニー、ロッテが契約解除をしなければありえる話ではないでしょう。
本人が以前から「ロッテからいらないと言われるまでやりたい」と言っており、コーチとしての残留も希望しているらしいです。
チーム内ではズレータやオーティズに押されて出番が減りつつありますが、バレンタイン監督との繋がりから言っても残留が濃厚だと思われます。
オリックスは昨年もフランコ獲得を検討したと報道されていますので、まあ飛ばし記事でしょう。
あるいはベニーの代理人が契約交渉を有利に進めるために何か画策しているのかもしれませんが、墓穴を掘ることになると思われますのでやめた方がいいでしょう。

次に藪田、こちらは可能性は高いかもしれません。
来年35歳という年齢を考えればラストチャンスでしょうし、ドジャースで斉藤が成功したことが刺激になっているとも考えられます。
岡島もそうですが、日本での実績がそのままメジャーに反映しない傾向が強くなっていますし、先発タイプよりも中継ぎタイプの方が成功の確率が高いのも事実です。
国内移籍の可能性は低いでしょうが、メジャーからのオファーがあれば乗るかもしれません。

そして福浦、これは何なんでしょうか。
外野手ならともかく、ファーストというメジャーでも大砲が守ることが多いポジションの福浦にオファーがあるとは考えづらいです。
まあ彼のようなタイプがメジャーでやっていけるかどうか興味がないわけでもありませんが、メジャー挑戦はちょっと考えづらいと思います。
地元出身ということもあり国内移籍は球団が引き留めるでしょうし、とにかくまずは体調を万全にして来季の復活を目指す方が先決だと思います。

あとは藤田と小林雅ですが、藤田はFAはおろか現役続行すら危ぶまれる立場ですから大幅減俸で残留するでしょう。
小林雅は本人が勘違いしている嫌いがありますが、移籍するなら本人のためにはセントラルがよいと思います。
数少ない全国区の選手ではありますが、あまり強気なことを言うと放り出される懸念は充分にあると思います。
個人的にも減俸を受け入れないでのであればFAも止む無しだと考えます。

仮に全選手がいなくなっても来年も何とかなると思える今年の若手台頭がありますので、心穏やかにオフの動きを見ている今日この頃です。

 

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お疲れさまでした

2007-10-18 21:41:15 | 千葉ロッテ

3月に開幕してから半年以上の激戦を戦い抜いた選手、ベンチ、スタッフ、そしてファンの皆様、お疲れさまでした。
残念ながらCS第2ステージの敗退で今年のロッテの野球は終わりましたが、とても楽しませてくれた1年に感謝しています。
今年のロッテの躍進を支えた成瀬、そして小林宏が打たれての負けですから仕方がありません。
彼らがいてこそのCS第2ステージ進出でしたから、彼らで終わったことはある意味良かったのかもしれません。

成瀬は悪くはなかったと思います。
いつも通り130キロ台のストレートで振り遅れの空振りを取れていましたし、彼らしい投球ができていました。
あの稲葉のラッキーヒットがなければ違った展開になっていたと思いますので、そういうこともあると思って気にする必要はありません。
このまま無敗で来季に突入するよりも、1つ負けてリフレッシュして新たなスタートを切ると考えれば意味のある敗戦だったと思います。

小林宏も負傷降板から中3日での登板、球が高めに浮いていたのは疲労からだったのかもしれません。
なんとか踏ん張れば流れを取り戻せるかもしれないとの願いでの起用だったでしょうが、残念ながら日本ハムのプレッシャーに押し流されてしまいました。
抹消されたと勘違いしていた清水も無失点に抑えたことで、トレード話などを忘れて来季に向かって復活を期してくれるはずです。

何にせよ、ダルビッシュが凄すぎました。
第1戦同様に不安定な立ち上がりだった序盤に攻略できなかったことで、ほぼ試合が決まってしまったのかもしれません。
高めに浮き気味で、またすっぽ抜けの球も目立ったところを攻めきれなかった、いや攻めさせなかったダルビッシュを天晴れと言うしかないでしょう。
初回の福浦やサブローなどは完全にボールの威力に力負けで、結局のところTSUYOSHIと里崎以外はまともにバッティングをさせてもらえませんでしたから、これは完敗と言うしかありません。
最終回に粘って一矢を報いたこと、これが来季に繋がると信じましょう。

成瀬や小林宏だけでなく、疲労や故障をかかえた選手も多いと思います。
明日からはオフですから、ゆっくりと体を休めて欲しいと思います。
活躍した選手は日本シリーズの解説や芸能番組などのゲストに呼ばれることもあるでしょうが、むしろそういった選手こそ完全オフモードでじっくりと体をいたわるべきです。
球団は来季の事を考えて、球団主導で強制的に選手を休ませるよう動いてくれることを願っています。
私たちが見たいのは選手達のプレーであって、野球以外のおちゃらけた姿ではありません。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 0 0 0 1 0 0 1

2

8 0
日本ハム 0 0 3 1 2 0 0 0 × 6 11 0


◆10月18日(木) 日本ハム-千葉ロッテCS第2S第5戦(日本ハム3勝2敗、18時、札幌ドーム、42,222人)
▽勝 ダルビッシュ 2試合2勝
▽敗 成瀬 1試合1敗
▽本塁打 セギノール1号(成瀬)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、小林宏、清水―里崎
日本ハム ダルビッシュ、グリン、MICHEAL―鶴岡、中嶋

 

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まずは清水

2007-10-18 01:11:58 | 千葉ロッテ

CSを戦っている4球団を除く8球団は既にオフモード、ストーブリーグが開幕しています。
新監督やコーチングスタッフなどの発表が相次いでいますが、ついにトレードの話題が出始めました。

虎、「ミスター完投」ロッテ・清水獲り!先発陣再建へ大出血覚悟 (10/17 サンケイスポーツ)

V奪回に向けて先発陣の再建を目指す阪神がロッテ・清水直行投手(31)のトレード獲得を目指すことが16日、分かった。
5年連続2ケタ勝利を挙げ、通算74勝のうち16勝(完投数29)を完投で挙げた“ミスター完投”の右腕。
交換要員候補には一軍の主力投手級も見据え、聖域なき大型トレードで、念願の先発完投型投手を狙う。
ロッテの“元エース”が、先発補強の最大ターゲットだ。
今季わずか完投3試合に終わった虎の先発再建に向けて、熱視線を注いでいるのが、清水だった。
150キロの直球と高速スライダーを武器とする右腕は、05年から5年連続2ケタ勝利。
チーム内では選手会長も務める絶対的な存在だったが、3度目の開幕投手を務めた今季は不調。
今季最終登板の10月4日に6勝目(10敗)となる完封勝利を挙げたが、バレンタイン監督の評価は低いまま。
防御率4.78に終わった清水はCSでは先発ローテに組み込まれず、13日のCS第2S初戦・日本ハム戦(札幌D)で、追う展開でのリリーフとして登板した。
そんな右腕に目をつけたのが虎だ。
京都府出身で阪神のお膝元、報徳学園(西宮市)出身。
常に関西弁を操る明るい性格もあり、環境を変えれば、今まで以上に力を発揮できると判断。
トレード補強の最優先候補にリストアップした。
魅力は虎に足りない“完投力”だ。
05年には10勝のうちの7完投(3完投勝ち)で挙げたもの。
プロ8年で稼いだ74勝のうち、16勝(29完投)が完投だ。
清水ならば、JFK頼みだった先発陣の柱になれる。
球団は昨オフ、横浜が多村(最終的にはソフトバンク・寺原との1対1のトレードが成立)の放出を決めた際、ロッテは清水を交換要員に立てて交渉していたという情報も入手済み。
「バレンタイン監督次第だが、清水の放出は十分ある」と球界関係者。
先発が手薄というロッテの先発事情を含んだ上で、福原クラスの主力級投手を交換要員に、ポストシーズン終了後にも交渉に入る。
清水はメジャー志向が強く、球団側にポスティング(入札制度)要求を何度もしてきたと伝えられている。
慎重な調査が必要だが、根は関西人。
甲子園の熱狂的な応援を受ければ、虎のエースになれる可能性は十分ある。
FAでの広島・新井獲り、新外国人助っ投と並ぶ、積極的なトレード補強で、5年目を迎える岡田政権を築き上げる。
最初は阪神御用達のデイリーの飛ばし記事かと思っていましたが、他紙にも載っていましたので阪神の球団関係者がそれらしき発言をしたのは確かなようです。
しかし具体的な選手名は清水、久保、金村、濱中、福原とバラバラですから、名前は記者が勝手に想像したのでしょう。

そもそもトレードは水面下で交渉するもので、事前に名前が出たあとに決まるなんてケースはほとんどありません。
昨年の多村のトレードにしても相手投手はいろいろと憶測されていましたが、寺原の名前がでたのは発表の直前でした。
CSを戦うロッテが清水放出を前提に阪神と交渉しているわけもなく、完全に憶測記事だと思われます。

だいたい内容が阪神側の思惑のみが語られており、ロッテ側の都合はお構いなしです。
確かに阪神はCSの第1戦に下柳、第2戦に上園を起用しなければならないほど先発陣が枯渇していますので、先発投手を補強ポイントにしていることは間違いないでしょう。
井川が抜けただけでここまでボロボロになるのか、期待した安藤や福原が故障などで期待を裏切ったということもありますが、下柳と上園の成績を見て彼らが今年の勝ち頭であることを知るまでは「血迷ったか!」と思っていました。
ですから関西出身の清水や久保が欲しいと思うのは当然ですが、ロッテにもそんな余裕はありません。

6人でローテーションを回すために吉井を先発に起用しなければならないほど、若手が今年は不振を極めました。
ここ数年はエースとは名ばかりで、そして今年は完全に失速した清水ではありますが、では彼の代わりに誰を起用するかと問われても名前が出てきません。
大嶺や唐川は数年かかるでしょうし、手嶌や古谷などの成長を期待するには今年の結果が悪すぎます。
少なくとも来年は清水の復活を期待するしかない、これが実情です。

交換要員として名が上がっている濱中は昨年でしたら欲しかったですが、今年は大松や竹原が成長したおかげで濱中の居場所はありません。
福原に至っては交換して両球団に何のメリットがあるのかが理解できません。

ただ1つ言えることは、他球団から見れば清水は先発としてローテーションを任せられる魅力がまだあるということです。
これはつまりロッテでの復活も期待できるわけで、であれば秋季から春季キャンプでの復活を目指して欲しいというのが私の願いです。
CSのメンバーから早々に外された屈辱を胸に、不死鳥のように蘇る清水を是非とも見てみたいです。

 

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壮絶な拙攻合戦を制して逆王手

2007-10-16 23:29:56 | 千葉ロッテ

投手戦と貧打戦、粘り強い投球と貧打戦は紙一重と言いますか見る側の見方にもよるとは思いますが、今日の試合は両チームとも拙攻の嵐であったことは間違いないと思います。
両チームで25安打7四死球で6得点、バント失敗あり併殺あり走塁ミスありのオンパレードでした。
そんな中でワンチャンスをものにしたロッテが、日本シリーズ出場に逆王手をかけました。

里崎凄すぎ。

ポストシーズンに入ってからの里崎のバッティングは鬼神のような凄さです。
まさに狙っているかのようなピンポイントの迷いのないスイングが壺にはまった感じで、打った瞬間入ったとわかるような豪快なホームランがチームを救いました。
先制された後の効果的なアーチは間違いなくCS第2ステージを勝ち抜けばMVPもので、思い切りの良い里崎の面目躍如でしょう。
チームの雰囲気を一変させる活躍を明後日も期待します。

小野も良く投げました。
ヒットは打たれましたが、カットボールを巧みに使ってピンチを凌ぎました。
このプレッシャーのかかる試合で4回途中まで1失点で切り抜けてくれたことで試合が壊れずに済みましたので、合格点をあげてもよいと思います。
リリーフした川崎は犠牲フライを打たれたものの、後は彼らしい安定した投球を見せてくれました。
怖かったのは藪田ですが、いきなり迎えた無死一二塁のピンチを何とか気合いで凌ぎました。
おまけの小林雅は引き続き日本ハムの陰謀・・・(以下自粛)

それにしても今日は良くも悪くも今年のロッテを象徴するかのような試合でした。
ランナーを溜めても犠牲フライも打てない、バントをしない、しても失敗する、そして残塁の山を築いていくといった、まさにロッテらしい攻撃でした。
結局得点したのはホームランとバント失敗の挙げ句の5連打でしたから、今日はことごとく采配が思い通りにいかなかった試合だったとも言えます。
これがロッテと言ってしまえばそれまでですが、明後日の決戦は相手が中4日と言えどもダルビッシュだけに不安が残ります。

成瀬とダルビッシュの最終決戦!

まさにシナリオライターでもいるかのような最終戦でのリーグを代表する両投手の激突は、日本中の注目を集めることは間違いありません。
今年の躍進を支えた成瀬とダルビッシュにチームの命運を託すのは当然と言えば当然の話ですから、どういう結果になろうとも最後まで応援し続けたいと思います。
パリーグの正真正銘の最終戦、お互い悔いの残らない試合をしてくれればと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 0 0 0 2 0 0 3 5 14 0
日本ハム 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 11 0


◆10月16日(火) 日本ハム-千葉ロッテCS第2S第4戦(2勝2敗、18時、札幌ドーム、42,222人)
▽勝 川崎 2試合1勝
▽敗 武田勝 2試合2敗
▽本塁打 里崎3号(武田勝)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小野、川崎、薮田、小林雅―里崎
日本ハム スウィーニー、武田勝、萩原、山本、武田久、MICHEAL、菊池―高橋、中嶋

 

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打線沈黙で崖っぷち

2007-10-16 00:46:37 | 千葉ロッテ

今日は午前様、ですので試合は携帯メールで追っていただけです。
緊迫した投手戦が結果的に大差で終わるとは、この信じられない展開に茫然自失です。

心配していた通り、グリンを打てなかったことが最大の敗因でしょう。
中盤以降のチャンスに福浦と橋本、序盤にヒットを打っていた打者に回ったところまでは巡り合わせが良かったのですが、ここでタイムリーが出なかったことで結果的に零封されてしまいました。
携帯メールで「チョロチョロ」と評されたようにTSUYOSHIがグリンを苛立たせるべく動き回ったようですが、その苛立ちにつけ込むような攻撃が残念ながらできなかったようです。
昨日とは逆のようなスコア、まさに打線は水ものでした。

渡辺俊は好投していたようですが、味方打線の援護なく悔しい敗戦となりました。
7回のピンチは球数的にも交代は仕方がなかったと思います。
もっともあそこで藤田が出てきたのには驚きで、川崎がくるものだとばかり思っていました。
昨日の展開で2イニングを投げさせたツケが出た感じでしょうか。
まあ次の久保も打ち込まれましたので、グリンの出来からしても2点目を失った時点で既に試合は決していたのかもしれません。

レギュラーシーズンでもそうでしたが、日本ハムとロッテの大きな違いは守備力の差でしょう。
一昨年に日本一になった時には堅実な守備がチームの勝利に貢献していたロッテですが、昨年以降はむしろ拙守が目立っています。
逆に今日の工藤や昨日の稲葉の例を取るまでもなく、投手陣の優秀さに加えて守備力の高さが日本ハムの大きなアドバンテージであることは間違いありません。
ここのところに気がついていてくれているのかどうか、来季の守備に注目したいです。

明日は小野、シリーズ前のローテーション予想が全て当たりました。
小野は負ければ今年が終わるというものに加えて、成瀬に繋げなかった男と言われるプレッシャーがのしかかる厳しい登板になります。
飄々と投げてくれればいいのですが、とにかく彼に言えることは「平常心で頑張れ」だけです。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 0
日本ハム 0 0 0 1 0 0 6 0 7 13 0


◆10月15日(月) 日本ハム-千葉ロッテCS第2S第3戦(日本ハム2勝1敗、18時、札幌ドーム、42,222人)
▽勝 グリン 1試合1勝
▽敗 渡辺俊 1試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 渡辺俊、藤田、久保、荻野―里崎
日本ハム グリン、武田久、MICHEAL―高橋、中嶋

 

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札幌で花火大会、勝利の女神がほほえむ

2007-10-14 23:25:35 | 千葉ロッテ

 

今日は都合があって外出、試合はワンセグでチェックしようと考えていました。
13時からのNHK衛星はワンセグでは入らないので14時からのTBSで我慢かと思っていましたが・・・大きな誤算でした。

東北じゃTBSは入らない!

まあTBSそのものはなくとも地方局と提携しているところがあるだろうと甘く見ていましたが、完璧に打ちのめされました。
そう、今日は仙台方面に出没していたため、結局携帯のメール速報での情報のみとなりました。
家でじっくりとTV観戦すればよかったとの後悔が少しありつつも、それでも充実した1日を送れたのでよしとします。

汚名返上を目指して登板した小林宏がいきなり先制されるというイヤな立ち上がりを、女房役の里崎が口火となって大逆転してくれました。
ポストシーズンに入ってから長打爆発の里崎の逆転アーチは、昨日の悪い流れを見事に断ち切りました。
続くオーティズの連続アーチと早川のタイムリー、特に4点目となった早川のタイムリーは流れを完全にロッテに引き寄せた大きなヒットでした。
逆転はしても追加点を奪えずにじわじわと追いつめられて、といった展開がレギュラーシーズンでも多かったので、序盤で武田勝をKOしたことは非常に喜ばしい出来事です。
その後も手を緩めることなく、お疲れ休みのTSUYOSHIを除いてまんべんなくヒットが出ましたから、打線は水ものとは言いながらも明日に向けて気持ちよく試合を締めくくることができました。
特に不調だった早川が右打席だけでなく左打席でもヒットが出たこと、TSUYOSHIが好調なだけに2番打者の復調の気配が見えたことはいい傾向です。
それにしても広い札幌ドームで5発とは出来過ぎの感がありますが、一度火がついたら止まらないのがロッテ打線、交流戦の時の燃える打線復活といきたいところです。

一方で小林宏は、右足のけいれんで4回途中で無念の降板となりました。
味方が逆転してくれた後は疲れからか本調子ではないものの抑えていただけに、何とか勝ち星をつけてあげたかったです。
それでも打線の奮起は彼の奮闘を見ての援護射撃、チームには貢献してくれたと思います。
レギュラーシーズンでも足の故障がありましたので、オフに向けて鍛え直す課題が明確になったことをよしと考えましょう。
また緊急登板となった高木、毎度似たような展開での登板ですが今日は勝っている場面でしたから、今日の投のMVPは彼でいいでしょう。
正直なところを言えば、あの場面では高木ではなく川崎を投入すべきだと思っていました。
せっかく逆転した流れを失いかねない突然のアクシデント、あの場面では左右を問わず今の中継ぎ陣で一番信頼感のある川崎を起用するべきだったというのがその理由です。
高木が抑えてくれたので結果オーライですが、負け試合でも勝ち試合でも同じように起用するといったバレンタイン采配にはいつまで経っても馴染めません。
その後の投手リレーは虫干しも兼ねたものですのであまり参考にはならず、そしてまたしても小林雅の好投は日本ハムの陰謀だと信じています(苦笑)
ここのところ結果は出ている小林雅を大事な場面で起用すること、これだけは勘弁して欲しいと思います。

1勝1敗となりましたので、これで第4戦の先発は小野ではなく成瀬になる可能性がでてきました。
明日の渡辺俊の勝ちを信ずるのであれば成瀬に充分な休養を与えて第5戦での起用を考えたいのですが、如何せん打線がグリンを攻略できるかが不透明なだけに小野で幕を降ろすという可能性は避けたいところです。
第3戦の結果を見てからの予告先発ならともかく、そういうわけにもいかないでしょうから中5日での成瀬に期待するしかないようです。
船橋東武も商機を期待していますので、千葉県の平和のためにも何としても明日は勝って王手をかけましょう!



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 4 0 0 1 0 0 1 2 8 13 1
日本ハム 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 4 0


◆10月14日(日) 日本ハム-千葉ロッテCS第2S第2戦(1勝1敗、13時、札幌ドーム、42,222人)
▽勝 高木 2試合1勝
▽敗 武田勝 1試合1敗
▽本塁打 里崎1号(武田勝)、2号(山本)、オーティズ1号(武田勝)、サブロー1号(押本)、早川1号(金森)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小林宏、高木、川崎、藪田、小林雅―里崎
日本ハム 武田勝、押本、萩原、山本、金森―高橋

 

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序盤のチャンスを逃してもったいない1敗

2007-10-13 21:50:15 | 千葉ロッテ

CS第2ステージの初戦、序盤はイマイチな立ち上がりのダルビッシュを攻めてチャンスを作りましたが、あと1本が出ずに大番狂わせとはいきませんでした。
計算に入っている1敗とは言え、悔いの残る試合でした。

ポストシーズンに入ってから絶好調のTSUYOSHIが何度も出塁してチャンスを作りましたが、レギュラーシーズンと同様の作戦と拙攻で攻め切れませんでした。
相変わらずバントで堅実に1点を取りにいくことをしませんし、序盤での前進守備も理解できません。
第1ステージでは奇策もあり期待していたのですが、やはりそれを望むのは無理だったようです。
普段着の野球と言えばそうなのですが、調子のあがらないダルビッシュを攻略できなかったのはもったいなく、一気にシリーズの流れをつかめた可能性があっただけに残念です。
中盤以降は完全に音無しで、最終回のチャンスはものにできなかったものの明日に繋がると信じたいところです。

先発の久保は無駄なボールが多く、苦しい状況になってしまった挙げ句の炎上癖発症でした。
まさに第1ステージの第2戦と似たような展開で、あっさりと久保を諦めたベンチは高木や小宮山と負けパターンの投手リレーを選択し、細切れに失点して試合の流れを完全に相手に押しやりました。
まだダルビッシュが不安定な序盤だっただけにもう少し違った投手起用もあったのではと思いますが、第1ステージと違って控える中継ぎが清水でしたから、まあ仕方がなかったかもしれません。
久保が序盤にKOされたことで、中継ぎ陣の層が厚くなったと前向きに考えます。

その中継ぎで起用された清水ですが、やはり清水でした。
キレがなく簡単にヒットを打たれるところはレギュラーシーズンそのままで、なんとか1失点で済んだのはラッキーでしかなかったと思います。
66球も投げましたので今年のCSでの清水の出番は終わりだと思いますし、単に結果だけ見て起用すると大やけどすることになるでしょう。

悔しい1敗ですが、リーグ優勝チームに敬意を払ってアドバンテージをプレゼントしたと思えば安いものです。
明日は汚名返上を期す小林宏、魂のこもったピッチングを見せてくれるはずです。
例によって左腕対策で打線を大きくいじってくるでしょうが、何にせよ先制点を取って主導権を握って試合を進めたいところです。
日本シリーズのチケット予約も済んで準備万端ですので、笑顔で千葉マリンに帰ってくるためにも打線の奮起に期待します。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 0 1 1 0 0 0 0 0 0 2 5 0
日本ハム 0 4 0 0 1 0 0 0 5 13 0


◆10月13日(土) 日本ハム-千葉ロッテCS第2S第1戦(日本ハム1勝、13時、札幌ドーム、42,222人)
▽勝 ダルビッシュ 1試合1勝
▽敗 久保 1試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 久保、高木、小宮山、藤田、清水―里崎
日本ハム ダルビッシュ―鶴岡、中嶋

 

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鍵となる初戦は誰か

2007-10-11 23:52:43 | 千葉ロッテ

明後日からCS第2ステージ、やはり気になるのは初戦の先発が誰になるかです。
第1ステージが第3戦までもつれたために両輪と渡辺俊を使ってしまい、かなり苦しいことは間違いありません。
第2ステージは6日間で5試合ですから、基本的には各先発は1回だけの登板となります。
6人で回していたロッテは1人を中継ぎに回すことになり、それを誰にするかがポイントになります。

【積極策】
13日(小林宏・中3日)
14日(久保・中8日)
15日(渡辺俊・中6日)
16日(成瀬・中5日)
17日(休養日)
18日(小野・中11日)

2回でKOされた小林宏を初戦で使い、ダルビッシュでも諦めないという姿勢を見せます。
仮に負けても第5戦までいった場合に小林宏を中継ぎとして起用できるメリットもありますし、適度に間隔を空けながらも良い投手から投入していく策です。
しかし両輪の負担が大きいため、総崩れになる危険性もあります。

【消極策】
13日(清水・中8日)
14日(久保・中8日)
15日(渡辺俊・中6日)
16日(小林宏・中6日)
17日(休養日)
18日(成瀬・中7日)

初戦は完全に捨てることで、小野を中継ぎとしてフル回転することができます。
しかし捨て試合が露骨過ぎて清水だけでなくチーム全体のモチベーションが下がるデメリットがあり、また下手をすると両輪に出番がなくシリーズが終わる可能性があります。

【オーソドックス策】
13日(久保・中7日)
14日(小野・中8日)
15日(渡辺俊・中6日)
16日(小林宏・中6日)
17日(休養日)
18日(成瀬・中7日)

シーズン中と同様にローテーションの順番を崩さず、かつ間隔をあけるとこうなります。
各投手が能力を充分に引き出せる可能性が高いですが、消極策と同様に両輪抜きで終わるリスクもあります。

私はオーソドックス策の小野と小林宏を入れ替えた形でくるのではないかと想像しています。
成瀬はやはり中6日空けたいですし、中4日であれば小林宏も8割ぐらいの力は出せるのではないかと思います。
久保もはまるともの凄い投球をしますので、ダルビッシュを狩れる期待もあります。

最終登板で完封はしましたが内容はイマイチだった清水を初戦で使うのかどうか、これが大きくシリーズの行方を左右することだけは間違いないでしょう。
明日の予告先発の発表が楽しみです。

 

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成瀬と歩む札幌への道

2007-10-10 23:44:18 | 千葉ロッテ

 

ついにCS第1ステージの勝ち抜けが決まり、札幌への道が開けました。
レギュラーシーズンと同様の成瀬の好投、サブローのタイムリーで息詰まる接戦を制しました。

今日は昨日までとは違って1塁側特別内野指定席、普段は3塁側に陣取ってロッテベンチの動きを見ながらの観戦ですので違和感が少しありました。
しかし席は前にカメラマンがいるだけのベンチ上2列目で、特等席と言って良い場所でした。

投げ終わった成瀬が自分のところに戻ってくる(笑)

マウンドとベンチ内の成瀬のポジションと私の席が一直線上にあったようで、まるで私のところに戻ってくるような感じでしたので表情もよく見えて、なかなかナイスな席でした。

第1ステージのMVPに選ばれたサブローがインタビューでも言っていましたが、成瀬は本当に凄い男です。
これだけのプレッシャーがかかる試合で普段通りの投球ができるなんてのは歴戦のベテラン選手でもなかなか難しいことで、もう向かうところ敵なしという感じです。
しかも「初球がすっぽ抜け」「川崎がバントの構えで牽制」「フルカウントまでいく」「結局はヒットを打たれる」という昨日の小林宏と全く同じと言っていいほど似通った立ち上がりでしたから、イヤな雰囲気が球場全体に漂いました。
しかし成瀬は相手のバントミスにも助けられながらも、松中と小久保を連続三振で退けるという見事なピッチングでピンチを切り抜けます。
出来としては素晴らしい!と絶賛できるようなものというよりは、本人が目指している「負けない投球」という感じで、ストライク先行で決して相手に主導権を握らせないものでした。
絶好調というわけではなくても完封できてしまう成瀬の最大の武器、伸びのあるストレートは今日も健在で、130キロ台のストレートに振り遅れるシーンが多く見られました。
150キロを出しても空振りが取れない小林雅は、成瀬に弟子入りした方がいいかもしれません。

そうは言っても1回・3回・5回と先頭打者を出す苦しい場面もありましたが、ソフトバンクの拙攻は短期決戦では絶対に犯してはならないミスの連発によるものでした。
しかしそれもこれも成瀬が最多勝を逃した試合、実はあの試合が今日の勝利の伏線にあったと思います。

あの日の田上のホームランが王監督の判断を狂わせたに違いない!

3回の無死一塁の場面、1回にバント失敗でチャンスを潰しただけに今度こそ確実に先取点を取りに行きたい場面であるにも関わらず、王監督は田上に強行を指示して結局併殺でチャンスを潰しました。
松中や小久保にバントをさせる王監督が田上のバントを躊躇するとは思えず、あの日のホームランで相性が良いと判断した結果の強攻策だと思われます。
本来は何が何でも得点圏に走者を進めてプレッシャーをかけなければならないはずで、スタンドリッジが好投していることからも絶対に先取点が必要でした。
あれは私から見ればデータに踊らされた完全な采配ミスだと思います。
このミスは5回の無死一塁の場面にも後を引き、同じく成瀬からホームランを放った多村に今度はバントの指示で、しかし指示が徹底できていなかったのか多村は何度もサインを確認するなど迷いが見られて結局またしても併殺でチャンスを潰しました。
成瀬は最多勝という勲章を逃した代わりに、今日の勝利を手にしたのだと思います。

TSUYOSHIの撹乱が勝負を決めた!

決勝タイムリーを放ったサブローは、まさに4番の活躍でした。
初戦の同点タイムリーもそうですが、ファンが打って欲しいという絶好の場面で期待に応えられるのが真の4番です。
外角低めの球を逆らわずに右中間を破るサブロー得意のバッティング、もう神が憑いているとしか思えないぐらいの強運の持ち主で、MVPも当然です。
そんなサブローのタイムリーを引き出したのは、TSUYOSHIの足技だったと思います。
塁にでた後に盗塁しただけではなく、投球の度にスタートを切る構えを見せてスタンドリッジを牽制したことで、それまでのピッチングからは想像も出来なかった3者連続の四球を引き出したのだと思います。
表のMVPがサブローなら、裏のMVPはTSUYOSHIです。

また決定的な4点目を奪った里崎のスクイズ、この意表を突いた作戦は見事でした。
試合の流れがどこで変わってもおかしくないのが短期決戦ですから、引き分けさえ許されないソフトバンクに突きつけられた4点差の重みは相当なものであったはずで、以降はやや淡泊な打撃になってしまったのも致し方ないでしょう。
それぐらいあの4点目は大きく、決めた里崎も指示したバレンタイン監督も素晴らしかったです。

また千葉に帰ってくるぞ!

今週末から札幌でCS第2ステージに挑戦することになりますが、ロッテファンはチームが千葉に戻ってくることを信じて待っています。
契約したTEAM26コインロッカーの鍵を今日の試合後に返却したのですが、想いは「返却するのは日本シリーズが終わった後」で、返す時にそれを言ったらさりげなく笑みで返されて鍵は回収されました・・・



1 2 3 4 5 6 7 8 9
ソフトバンク 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 5 0
千葉ロッテ 0 0 0 0 0 4 0 0 4 6 0


◆10月10日(水) 千葉ロッテ-ソフトバンクCS第1S第3戦(ロッテ2勝1敗、18時15分、千葉、30,011人)
▽勝 成瀬 1試合1勝
▽敗 スタンドリッジ 1試合1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬―里崎
ソフトバンク スタンドリッジ、水田、篠原、藤岡―田上

 

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小林宏がまさかの大乱調

2007-10-09 23:31:14 | 千葉ロッテ

 

昼過ぎまで降っていた雨も上がり、今日は昨日に比べるとホームに近い50番台の席で傘なしで観戦できました。
レギュラーシーズンにSS席を買うとしてもこの辺りが一番見やすい角度なので、なかなか良い番号が当たってくれました。
しかし試合は惨敗、と言っていいほどのものでした。
ソフトバンクの雰囲気がどうだとか、相手の心配をしている場合ではなかったようです。
今季千葉マリン7勝無敗の小林宏がまさかの2回途中でKO、試合開始30分ほどで試合が決まってしまいました。

レギュラーシーズン終盤に制球がままならず調子を落としていた小林宏だけに、彼の出来が気になっていたのは昨日書いたとおりです。
そして先頭打者の2球目まですっぽ抜けに近い球でしたので「やばい」とは思いましたが、すぐに追い込んだので「さすがは悪いなりにまとめてくるな」と高をくくっていました。
結局ヒットを打たれたのには「歩かせるよりはましでしょ」と余裕をかましていましたが・・・そこまででした。
生で見た小林宏でここまで悪いのは記憶になく、どこか故障でもしているのではないかと心配になるほどの乱調ぶりでした。
とにかくストレートも変化球もストライクが入らない上に高めに浮くという、制球力が売りの小林宏とは思えないぐらいの内容でした。
打ち取った打球もバントと強い当たりが野手の正面を突いただけで、実質的には1つもアウトを取れないままにKOされたことになります。
ただ悪いだけなら悪いなりに試合の中で立て直した実績がいくらでもあるので心配もしないのですが、あまりの悪さに2回に川崎を歩かせて満塁になった時点で、まだ2点しか取られていないのに「久保に変えろ!」と叫んでいた特別内野指定席の観客は私です(笑)
投げているうちに調子が戻るだろうと思えるようなレベルの悪さとは思えなかったこと、今の時点なら傷口も浅いので明日の中継ぎや第2ステージ初戦の先発に起用できること、これがその理由です。
しかし先発陣の両輪の1人である小林宏を2失点で2回途中で交代させられるわけもなく、結局これが傷口を広げる結果となってしまいました。
一昨年のプレーオフや日本シリーズを経験している小林宏が今さらプレッシャーで我を忘れたとも思えず、またソフトバンク打線に攻略されたと言うよりは単なる自滅に過ぎませんから、何が彼をそうさせてしまったのかが気になります。

久保を使って欲しかった。

あの場面で小林宏を続投させたことは、それは当然の判断であったと思います。
しかし本多の場面で高木にスイッチしたこと、これは残念でした。
3点を先制されたのは昨日と同じ、であれば久保を投入して「まだ試合はこれからだ」という意思表示をスタンドのファンにもグラウンドやベンチの選手達にも見せて欲しかったです。
レギュラーシーズンも頑張ってくれた高木や小宮山ではありますが、その多くがビハインドのゲームのいわゆる「敗戦処理」に近い使われ方でした。
もちろん僅差の試合や勝っている展開での起用もありましたが、あそこで久保や小野を投入するのと高木や小宮山を投入するのとでは、敵にも味方にも与えるイメージは天地の差であると思います。
左vs左を重要視して、でも川崎の投入はまだ早く藤田では不安、だから高木といった判断であったと思いますが、あそこは左右を考えずに久保を投入すべきだったと考えます。
高木がコールされた時に「久保を出せ!出し惜しみするな!」と叫んでいた特別内野指定席の観客は私です(笑)

打撃はキーマンがどうだとかいう以前の話で、これだけ点差が開くとただ打つだけしか作戦のとりようがありませんから、仕方がない結果だと思います。
TSUYOSHIが鬼のように打ちまくっていること、ポストシーズンは期待できるかもと昨日感じた福浦が明日に繋がるホームランを放ったこと、これぐらいでしょうか。
竹原が左キラーではなく和田キラーであること、早川の不調の度合いが深刻かもしれないこと、これらが今後の不安材料です。

今日は今日、もう吹っ切るしかありません。
おかげで荻野や川崎の虫干しもできましたし、ソフトバンクの策略かもしれませんが小林雅も3者凡退に抑えました。
明日は成瀬ですから彼で負けたら仕方がないと開き直った戦いができますし、久保や小野などを惜しみなく投入することもできます。
何より大事な最終戦に和田ではなくスタンドリッジがくること、この影響が微妙にソフトバンクナインに影を落とすことを期待しています。
成瀬にはプレッシャーを楽しんで、悔いのない投球をしてくれることを期待します。

今日も余談ですが、発表は昨日とほぼ変わらずの観客数ですが、スタンドの空席はかなり目立ちました。
平日ということもあり当日券も余っていたようですが、ヤフオクで無駄になったチケットも多かったと思います。
今日は昨日以上に「チケットあります」の札を持った素人ダフ屋が多く、「ばーか、ざまーみろ」と腹の中で思ったのは私だけではないと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
ソフトバンク 2 4 0 1 1 0 0 0 0 8 15 0
千葉ロッテ 0 0 1 0 0 0 2 0 0 3 7 0


◆10月9日(火) 千葉ロッテ-ソフトバンクCS第1S第2戦(1勝1敗、18時15分、千葉、29,411人)
▽勝 杉内 1試合1勝
▽敗 小林宏 1試合1敗
▽本塁打 松中1号(小宮山)、ブキャナン1号(小宮山)、福浦1号(杉内)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小林宏、高木、小宮山、藤田、荻野、川崎、小林雅―里崎
ソフトバンク 杉内、水田、馬原―田上

 

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今季ベストゲームで札幌行きに王手

2007-10-08 18:33:23 | 千葉ロッテ

 

朝には晴れ間さえ見えていたので天気予報もハズレかと思いきや、家を出る頃から降り出して開門の11時には「これやるの?」というぐらいの降りになりました。
しかし12時過ぎにいったん止み、試合前からまた降り出して試合中も間断なく降り続いたものの試合に影響のでるような雨ではなく、決行して正解でした。
とは言え病み上がりの身にはちょっときつい天候で、勝利の余韻に浸るまもなく帰宅して温かくしています。

立ち上がりの両先発投手を見ていたら、これは先に1点取られた方が負けかなと思えるぐらいの出来でした。
渡辺俊はレギュラーシーズン終盤の調子そのままで、緩い変化球のブレーキが見事に効いてタイミングを外し、高めのストレートも打者が振り遅れるぐらいの伸びがありました。
今日は三塁側ベンチ上ぐらいから観戦だったのでコースはわからなかったのですが、逆に高低ははっきりとわかり、低めに集まっていたために安心して見ていられました。
一方、斉藤和も荒れ球ながら芯に当てさせず、フォークを有効に使ってのらりくらりと打者を翻弄する手管はさすがでした。

ところが3回に入り、いきなり試合が動き出します。
焦るところでもないのにバントの送球を一塁に悪送球した渡辺俊が最初に崩れ、一気に3点を失いました。
しかしストレートの伸びに勢いがなくなってきたとは言え変化球のキレは衰えていませんでしたので、あまり心配するような崩れ方ではありませんでした。
3点目の松中のタイムリーにしても、一瞬前にでた今江がバウンドを合わせ損なっただけで、打球としては打ち取ったものでした。
しかし斉藤和を相手に3点のビハインドはきつく、ほとんど諦めかけていたか・・・と思えばそうでもなく、チャンスはきっとくるとの予感がありました。

今日の斉藤和はキレがない。

2回までノーヒットに抑えられていながらも、サブローや里崎はファールで何球も粘った挙げ句の凡退でした。
好調の斉藤和であれば、こんなに粘られることなどないはずです。
この予感は、3回裏にオーティズが粘りに粘ったところで確信に変わりました。
1点を取ったあとの無死満塁から早川とオーティズが連続三振をしましたが、次のサブローが見事にセンターにはじき返して同点、苦しんで真ん中に投げ込んだボールを見逃さなかったサブローの殊勲打です。

追いついた直後に伏兵的場に勝ち越し打を浴びるものの、あっさりとその裏に逆転しました。
そんな今日の打線のキーマンは福浦と今江、地味ですがこの2人をあげたいと思います。
まず福浦は3点を失った直後の無死一塁で、左打者にもかかわらず一二塁間を大きく空けたシフトをあざわらうかのように三遊間を抜くヒットでチャンスを広げました。
また4回と6回にもボール球に手を出すことなく四球を選び、いずれも得点に繋げました。
顔で四球を選べる福浦と言えども斉藤和のクラスになればそれもなかなか難しく、そんな中できっちりとボールを見極められたことは復調の兆しと見ることができると思います。
ファールになった打球もシャープに振り抜けていましたので、このポストシーズンの福浦は期待してもいいかもしれません。

福浦と同様に四球を選んで得点に結びつけた今江は、こちらは積極的に四球を選びにいきました。
何度もバントの構えを見せてピッチャーを牽制するなど、あまりシーズン中には見られない姿です。
サブローや里崎、そしてオーティズが粘ったこと、福浦と今江が四球を選んだこと、これが斉藤和の球数を増やして彼の自滅を導き出したと思います。
これは単なる結果ではなく、「ボールを見ろ、粘れ、数多く投げさせろ」という肩に不安のある斉藤和への戦略として、ベンチからきっちりと指示があったものだと信じたいです。

斉藤和をKOしたあとは、もう一方的な試合になりました。
中継ぎ投手に対しても粘りのある打撃を見せたロッテに対し、ソフトバンクはあっさりと初球から打ち上げるなど淡泊な打撃に終始して、渡辺俊は5回以降は1人の走者も出さないパーフェクトピッチングで完投勝利を飾りました。
TSUYOSHIのセーフティーバントも見事でしたし、サブローや大塚の守備もさすがでした。
投打ともロッテが圧倒した試合で、特に攻撃陣は今季ベストゲームと言ってもよく、これで札幌行きへの切符はほとんど手中に収まったも同然です。

レギュラーシーズンを2位で終えたことでCS第1ステージの地元開催ができましたが、あまり知られてはいませんが実はそれ以外にも密かなアドバンテージがあります。
それは「下位チームは上位チームを勝ち星で上回る必要がある」ということです。
日程的に3戦、ないしは5戦以上はできないCSだけに、勝敗がタイの場合は上位チームが勝ち進むことになります。
極端な話、例えば第1ステージで3戦とも引き分けだった場合も第2ステージに進むのはロッテになります。
つまり初戦にロッテが勝ったことで、ソフトバンクは残り2戦を連勝するしかなく、引き分けることもできなくなったということになります。

明日は小林宏と杉内、いよいよソフトバンクの左腕が登場します。
竹原が大松に代わってスタメン出場することが予想され、彼とベニーのバッティングが試合の鍵を握ると予想します。
小林宏が調子を落とし気味なのが気になりますが、中継ぎ陣も休養たっぷりですので頭から全力で飛ばしてくれることを期待します。

余談ですが、まさかワトソンをそのままにして愛人を落とすとは思いませんでした。
そして昇格したのが田中雅、代走にも使える根元の方が良かったと思いますが・・・



1 2 3 4 5 6 7 8 9
ソフトバンク 0 0 3 1 0 0 0 0 0 4 5 0
千葉ロッテ 0 0 3 2 1 1 0 1 X 8 9 1


◆10月8日(月) 千葉ロッテ-ソフトバンクCS第1S第1戦(ロッテ1勝、13時、千葉、30,010人)
▽勝 渡辺俊 1試合1勝
▽敗 斉藤和 1試合1敗
▽本塁打 オーティズ1号(柳瀬)

▽バッテリー
千葉ロッテ 渡辺俊―里崎
ソフトバンク 斉藤和、柳瀬、藤岡、篠原―的場、田上

 

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ついにRD-X7が登場か

2007-10-07 21:41:39 | 独り言

私はDVDレコーダに関して言えば東芝ユーザです。
普通に録って見て消してなら他社のものでもOKなのですが、野球中継などを保存するために編集することが多いので、編集機能に長じている東芝マシンは私にとってのベストチョイスです。

RD-X1でDVDレコーダの世界に足を踏み入れ、RD-X5に買い換え、今年の頭にリアプロ購入にあわせてRD-XD92Dを購入しました。
本当はフラッグシップモデルであるXシリーズを狙っていたのですが、RD-X6が発売されてから久しく、また「簡単・わかりやすい」といった商品を発売して方向転換をしたとも思われることからXシリーズは打ち止めかと思い、仕方なくXDシリーズに手を出しました。

DVDにHD録画する「RD-X7」 (10/2 AV Watch)

ところが今年のCEATECで、唐突にRD-X7のプロトタイプが発表されました。
既存のDVDメディアにHD解像度の映像を記録できる「HD Rec」をひっさげての登場で、東芝ファンとしては待ちに待ったニュースです。
製品としての発売はまだ先のようですが、このRD-X7に期待する人は少なくないと思われます。

次世代DVDの世界でも大攻勢をかける東芝、どんどん頑張ってくれることを期待しています。