3月に開幕してから半年以上の激戦を戦い抜いた選手、ベンチ、スタッフ、そしてファンの皆様、お疲れさまでした。
残念ながらCS第2ステージの敗退で今年のロッテの野球は終わりましたが、とても楽しませてくれた1年に感謝しています。
今年のロッテの躍進を支えた成瀬、そして小林宏が打たれての負けですから仕方がありません。
彼らがいてこそのCS第2ステージ進出でしたから、彼らで終わったことはある意味良かったのかもしれません。
成瀬は悪くはなかったと思います。
いつも通り130キロ台のストレートで振り遅れの空振りを取れていましたし、彼らしい投球ができていました。
あの稲葉のラッキーヒットがなければ違った展開になっていたと思いますので、そういうこともあると思って気にする必要はありません。
このまま無敗で来季に突入するよりも、1つ負けてリフレッシュして新たなスタートを切ると考えれば意味のある敗戦だったと思います。
小林宏も負傷降板から中3日での登板、球が高めに浮いていたのは疲労からだったのかもしれません。
なんとか踏ん張れば流れを取り戻せるかもしれないとの願いでの起用だったでしょうが、残念ながら日本ハムのプレッシャーに押し流されてしまいました。
抹消されたと勘違いしていた清水も無失点に抑えたことで、トレード話などを忘れて来季に向かって復活を期してくれるはずです。
何にせよ、ダルビッシュが凄すぎました。
第1戦同様に不安定な立ち上がりだった序盤に攻略できなかったことで、ほぼ試合が決まってしまったのかもしれません。
高めに浮き気味で、またすっぽ抜けの球も目立ったところを攻めきれなかった、いや攻めさせなかったダルビッシュを天晴れと言うしかないでしょう。
初回の福浦やサブローなどは完全にボールの威力に力負けで、結局のところTSUYOSHIと里崎以外はまともにバッティングをさせてもらえませんでしたから、これは完敗と言うしかありません。
最終回に粘って一矢を報いたこと、これが来季に繋がると信じましょう。
成瀬や小林宏だけでなく、疲労や故障をかかえた選手も多いと思います。
明日からはオフですから、ゆっくりと体を休めて欲しいと思います。
活躍した選手は日本シリーズの解説や芸能番組などのゲストに呼ばれることもあるでしょうが、むしろそういった選手こそ完全オフモードでじっくりと体をいたわるべきです。
球団は来季の事を考えて、球団主導で強制的に選手を休ませるよう動いてくれることを願っています。
私たちが見たいのは選手達のプレーであって、野球以外のおちゃらけた姿ではありません。
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