CSを戦っている4球団を除く8球団は既にオフモード、ストーブリーグが開幕しています。
新監督やコーチングスタッフなどの発表が相次いでいますが、ついにトレードの話題が出始めました。
虎、「ミスター完投」ロッテ・清水獲り!先発陣再建へ大出血覚悟 (10/17 サンケイスポーツ)
V奪回に向けて先発陣の再建を目指す阪神がロッテ・清水直行投手(31)のトレード獲得を目指すことが16日、分かった。最初は阪神御用達のデイリーの飛ばし記事かと思っていましたが、他紙にも載っていましたので阪神の球団関係者がそれらしき発言をしたのは確かなようです。
5年連続2ケタ勝利を挙げ、通算74勝のうち16勝(完投数29)を完投で挙げた“ミスター完投”の右腕。
交換要員候補には一軍の主力投手級も見据え、聖域なき大型トレードで、念願の先発完投型投手を狙う。
ロッテの“元エース”が、先発補強の最大ターゲットだ。
今季わずか完投3試合に終わった虎の先発再建に向けて、熱視線を注いでいるのが、清水だった。
150キロの直球と高速スライダーを武器とする右腕は、05年から5年連続2ケタ勝利。
チーム内では選手会長も務める絶対的な存在だったが、3度目の開幕投手を務めた今季は不調。
今季最終登板の10月4日に6勝目(10敗)となる完封勝利を挙げたが、バレンタイン監督の評価は低いまま。
防御率4.78に終わった清水はCSでは先発ローテに組み込まれず、13日のCS第2S初戦・日本ハム戦(札幌D)で、追う展開でのリリーフとして登板した。
そんな右腕に目をつけたのが虎だ。
京都府出身で阪神のお膝元、報徳学園(西宮市)出身。
常に関西弁を操る明るい性格もあり、環境を変えれば、今まで以上に力を発揮できると判断。
トレード補強の最優先候補にリストアップした。
魅力は虎に足りない“完投力”だ。
05年には10勝のうちの7完投(3完投勝ち)で挙げたもの。
プロ8年で稼いだ74勝のうち、16勝(29完投)が完投だ。
清水ならば、JFK頼みだった先発陣の柱になれる。
球団は昨オフ、横浜が多村(最終的にはソフトバンク・寺原との1対1のトレードが成立)の放出を決めた際、ロッテは清水を交換要員に立てて交渉していたという情報も入手済み。
「バレンタイン監督次第だが、清水の放出は十分ある」と球界関係者。
先発が手薄というロッテの先発事情を含んだ上で、福原クラスの主力級投手を交換要員に、ポストシーズン終了後にも交渉に入る。
清水はメジャー志向が強く、球団側にポスティング(入札制度)要求を何度もしてきたと伝えられている。
慎重な調査が必要だが、根は関西人。
甲子園の熱狂的な応援を受ければ、虎のエースになれる可能性は十分ある。
FAでの広島・新井獲り、新外国人助っ投と並ぶ、積極的なトレード補強で、5年目を迎える岡田政権を築き上げる。
しかし具体的な選手名は清水、久保、金村、濱中、福原とバラバラですから、名前は記者が勝手に想像したのでしょう。
そもそもトレードは水面下で交渉するもので、事前に名前が出たあとに決まるなんてケースはほとんどありません。
昨年の多村のトレードにしても相手投手はいろいろと憶測されていましたが、寺原の名前がでたのは発表の直前でした。
CSを戦うロッテが清水放出を前提に阪神と交渉しているわけもなく、完全に憶測記事だと思われます。
だいたい内容が阪神側の思惑のみが語られており、ロッテ側の都合はお構いなしです。
確かに阪神はCSの第1戦に下柳、第2戦に上園を起用しなければならないほど先発陣が枯渇していますので、先発投手を補強ポイントにしていることは間違いないでしょう。
井川が抜けただけでここまでボロボロになるのか、期待した安藤や福原が故障などで期待を裏切ったということもありますが、下柳と上園の成績を見て彼らが今年の勝ち頭であることを知るまでは「血迷ったか!」と思っていました。
ですから関西出身の清水や久保が欲しいと思うのは当然ですが、ロッテにもそんな余裕はありません。
6人でローテーションを回すために吉井を先発に起用しなければならないほど、若手が今年は不振を極めました。
ここ数年はエースとは名ばかりで、そして今年は完全に失速した清水ではありますが、では彼の代わりに誰を起用するかと問われても名前が出てきません。
大嶺や唐川は数年かかるでしょうし、手嶌や古谷などの成長を期待するには今年の結果が悪すぎます。
少なくとも来年は清水の復活を期待するしかない、これが実情です。
交換要員として名が上がっている濱中は昨年でしたら欲しかったですが、今年は大松や竹原が成長したおかげで濱中の居場所はありません。
福原に至っては交換して両球団に何のメリットがあるのかが理解できません。
ただ1つ言えることは、他球団から見れば清水は先発としてローテーションを任せられる魅力がまだあるということです。
これはつまりロッテでの復活も期待できるわけで、であれば秋季から春季キャンプでの復活を目指して欲しいというのが私の願いです。
CSのメンバーから早々に外された屈辱を胸に、不死鳥のように蘇る清水を是非とも見てみたいです。
日本シリーズに勝ち進んだら第5戦あたりで清水先発になるかもしれませんね。
そうなったら、是非とも魂のこもったピッチングを見せてもらいたい。
自分はまだ終わっていないとファンの前でアピールしてくれ!!。
仮に清水がトレードになるとしたら…、
仮の話ですが、内野手の今岡あたりが釣り合うのではないでしょうか。
どちらも今年は不本意な成績でしたが、彼ぐらいのポテンシャルがないと二桁勝利投手をそう簡単には放出はできませんね。
まあそれも、広島から新井を強奪できた場合に限られますが。
正直、阪神の野手と清水のトレードじゃロッテが損するだけだと思います。
今岡も来年34歳、しかも二遊間は埋まっていますので守る場所がないような気がします。
ローテーション投手を出すからにはレギュラーが欲しいですね。
>通りすがりさん
そうですね。
狩野や桜井あたりが絡めば魅力も出ますが、阪神側がそんな選手を出すわけもありません。
おそらくは福原や藤本あたりを絡めてのトレードを画策してくるような気がします。
具体化する前に潰れるとは思いますが・・・
しかし、仰せの通りでマリーンズ側から直行を出して欲しいという選手は出してくれないだろう。という感じですね。
この記事は阪神の希望ですが、直行としてはトレード候補に書かれてしまった事、今年のばねを踏まえて、復活して欲しいです。この程度の投手ではありませんよね。
正直、今、阪神から名前があがっている選手とはトレードしても意味がないと思います。
現状、ロッテは野手は若い芽が出て来てます。問題は投手陣の方で野手ではないと思います。
敢えて野手なら個人的希望ですが、福留くらいでしょうか。
まぁ資金的にも、またそれ以外の状況を考えても来てくれるはずもないですが…。
阪神は勝ち頭の下柳ですら規定投球回に足りていませんから、完投能力のある投手は確かに欲しいでしょうね。
ただやはり交換相手を考えると、成立しそうなトレードにはなりそうにありません。
放出候補として名前があがったことを屈辱と感じてくれれば、多少は明るい材料になるのではと思います。
>富山マリンさん
濱中も守れればまだしも、それなら竹原を使えと言うのがロッテファンの気持ちだと思います。
清水を出してまでも、という感じでしょう。
福留は鹿児島出身でロッテのキャンプを見に行ったこともあるらしく、ドラフト時にはロッテなら入っていたと言っていたそうです。(サブロー談)
でも今の年俸を考えると、手が出せる選手じゃないですね。
なんか見ていると選手に気迫や執念といったものがあまり見られません。簡単にフライを打ち上げてはすぐに交代となりどんどん試合が進んでしまうから正直見ているほうはショックでした。最後に見せた大松と里崎のヒットだけが執念みたいなものとなったように思います。最後の試合にしては内容はどうであれあっけなく終わってしまったのが寂しすぎます。
終わってしまったのは仕方ないですから選手には1年間お疲れさまということだけですし私もゆっくり休みたいと思います。
まともにバッティングをさせてもらえませんでした。
3ヶ月以上も野球から離れるのは辛いですが、来季を睨んで私も充電しようと思います。
トレードの話ですが、エースという点はおいておいても、ローテーション投手であり、持病ともいえる故障のないナオにつりあうとしたら、最低限、シーズンを棒に振りかねない故障をもってない選手ということが必須だろうと思います。そういう意味では、名前の挙がっている選手は、故障もちばかりですから。交渉にならないのではと思います。また、みなさんご指摘のように大きいのがある野手という点では、自前でいますし、セでの長打力というのは、パではあてになりませんしね。可能性があるとしたら、左のしぶといバッターがいればですが。阪神で出せる選手にはいないですよね。
故障が不調の理由ではないことは、喜んでいいのか哀しむべきなのか微妙なところですが。
まずは制球を安定させるためにも、長く投げれるスタミナをつけるためにも、泥臭いようでも血反吐が出るほど走り込むことが必要だと思います。
くれぐれも立花コーチの甘言に迷わされないこと、これが重要です。
本文にも書いたとおり、名前が出た時点で清水のトレードはないと思っています。
清水を出せる先発スタッフではないこともそうですが、自ら動くといいながらも出てくる名前がこちらの事情を考えないようなものですから、成立するはずもありません。
濱中+中村泰あたりで妥協してしまわないことを願っています。