今日でレギュラーシーズンも終わり、ポストシーズンに向けた戦闘準備をこれから整えていくことになります。
結局のところ優勝した日本ハムとの差は2ゲーム、惜しいと言えば惜しいと言えるゲーム差です。
吉井などを使っていなければ・・・小林雅をもう少し早く見限っていたら・・・と後悔は多いと思いますが、どの球団も誤算はあったわけですから今さらそれを言っても仕方がありません。
まずはCS第1ステージを勝ち抜くこと、ロッテはここ10試合で8勝2敗なのに対してソフトバンクは3勝6敗1分ですから、勢いは完全にロッテにあります。
しかし消化試合モードで今日のように勝ったからどうよ?という内容の試合も多かったわけですから、あまり過信すると痛い目にあいます。
むしろ開き直れるソフトバンクの方が思いきった戦いを挑めるかもしれず、いかに普段着の戦いができるかにかかっていると思います。
気になるのはレギュラー陣を休養させすぎているのではないか、という点です。
連戦が続いたので休ませることも必要だとは思いますが、数試合とは言え実戦から遠ざかることで感覚が鈍ることも気をつけなければなりません。
今日もTSUYOSHI、早川、里崎、サブローが欠場しましたが、代打で1打席でも立たせれば最終戦に詰めかけたファンへのサービスにもなると思えるだけに残念でもあり、またちょっと極端なような気がします。
どのみち月曜日まで数日空くので感覚も何もないのかもしれませんが、選手達の戦闘モードにスイッチがタイミングよくONになってくれることを願っています。
今日の試合ですが、完封リレーではありましたが内容はイマイチでした。
小野は前回の登板とは全く逆、制球に苦しんでアップアップの悪い小野がそこにいました。
要所で併殺をとるなど粘った投球はできましたが、5回で5四死球では結果オーライでしかありません。
野手の攻撃リズムにも狂いがでるでしょうし、CSに向けて課題が残りました。
今日も中継ぎで久保が登板しましたので、CS第1ステージは小林宏・成瀬・渡辺俊で確定のようです。
久保を第1ステージで中継ぎで起用するとなれば第2ステージでの先発はどうするのか、久保の使い方が意外と鍵になるかもしれません。
最後にでてきた小林雅は、やはり抑えに使うには無理だと再確認しました。
相変わらずストレートは150キロ以上でるものの空振りが取れず、マウンド上でも落ち着きがありません。
どうも上体に力が入りすぎているように思え、投げ終わった後に体が一塁側に流れるのも気になります。
突然炎上する清水と同様に、下半身を中心としたスタミナ不足ではないでしょうか。
いずれにせよCSの抑えは、シーズン終盤と同様に藪田を中心とした日替わりが妥当だと思います。
大松は四捨五入せずに3割になったところで交代、今年はホームラン数こそ伸びませんでしたが課題にしていた左方向を意識したバッティングができていたと思います。
守備のお粗末さと走塁勘のなさも相変わらずですが、やはりCSに向けた貴重な戦力です。
打率こそ低いがパンチ力を披露してくれた竹原とともに、下位でのチャンスメークは彼らにかかっていると思います。
ところで昨日からCSチケットの一般販売があり即完売になったようですが、予想通りヤフオクに出品が溢れています。
試合までの日数が短いために取引が成立せず、購入権を放棄する転売屋が増えると思われます。
せっかくの大舞台のスタンドに空席が目立つという一昨年のプレーオフと同様の状況に陥るかもしれず、やはりチケット販売方法をなんとかすべきでしょう。
日本シリーズのチケットも同様で、本当に観たい人が適正な価格でチケットを購入できる制度を、難しいとは思いますが考えて欲しいと思います。
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