CS第2ステージの初戦、序盤はイマイチな立ち上がりのダルビッシュを攻めてチャンスを作りましたが、あと1本が出ずに大番狂わせとはいきませんでした。
計算に入っている1敗とは言え、悔いの残る試合でした。
ポストシーズンに入ってから絶好調のTSUYOSHIが何度も出塁してチャンスを作りましたが、レギュラーシーズンと同様の作戦と拙攻で攻め切れませんでした。
相変わらずバントで堅実に1点を取りにいくことをしませんし、序盤での前進守備も理解できません。
第1ステージでは奇策もあり期待していたのですが、やはりそれを望むのは無理だったようです。
普段着の野球と言えばそうなのですが、調子のあがらないダルビッシュを攻略できなかったのはもったいなく、一気にシリーズの流れをつかめた可能性があっただけに残念です。
中盤以降は完全に音無しで、最終回のチャンスはものにできなかったものの明日に繋がると信じたいところです。
先発の久保は無駄なボールが多く、苦しい状況になってしまった挙げ句の炎上癖発症でした。
まさに第1ステージの第2戦と似たような展開で、あっさりと久保を諦めたベンチは高木や小宮山と負けパターンの投手リレーを選択し、細切れに失点して試合の流れを完全に相手に押しやりました。
まだダルビッシュが不安定な序盤だっただけにもう少し違った投手起用もあったのではと思いますが、第1ステージと違って控える中継ぎが清水でしたから、まあ仕方がなかったかもしれません。
久保が序盤にKOされたことで、中継ぎ陣の層が厚くなったと前向きに考えます。
その中継ぎで起用された清水ですが、やはり清水でした。
キレがなく簡単にヒットを打たれるところはレギュラーシーズンそのままで、なんとか1失点で済んだのはラッキーでしかなかったと思います。
66球も投げましたので今年のCSでの清水の出番は終わりだと思いますし、単に結果だけ見て起用すると大やけどすることになるでしょう。
悔しい1敗ですが、リーグ優勝チームに敬意を払ってアドバンテージをプレゼントしたと思えば安いものです。
明日は汚名返上を期す小林宏、魂のこもったピッチングを見せてくれるはずです。
例によって左腕対策で打線を大きくいじってくるでしょうが、何にせよ先制点を取って主導権を握って試合を進めたいところです。
日本シリーズのチケット予約も済んで準備万端ですので、笑顔で千葉マリンに帰ってくるためにも打線の奮起に期待します。
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