オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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コーチ陣再編か、就職先の空き確保か

2007-10-07 19:55:03 | 千葉ロッテ

先日の園川2軍投手コーチに続き、佐藤2軍ヘッド兼内野守備走塁コーチと平井2軍打撃コーチ補佐とは来季の契約を結ばない旨が発表されました。
ロッテOBの再就職先として名高い2軍コーチが一度にこれだけ解雇されるのは珍しく、いろいろと妄想のネタとなります。

好意的に見れば、選手育成が中心の2軍に優秀なコーチを配することを目的とした改革の第一歩で、ポストシーズンが終われば1軍コーチ陣にもその範囲が広がると考えたいです。
今回解雇となった3コーチの手腕が劣るかどうかはわかりませんが、今年の2軍の惨敗の責任を取る形でのコーチ陣入れ替えは悪いことではないと思います。
外の飯を食ったことのないOBがコーチではいい兄貴分ではあっても、井の中の蛙でしかない可能性が非常に高くなります。
そういう意味で、後任にはOBに拘らずに多方面から人材を求める努力をして欲しいです。

悪く考えれば、OBの就職先を確保するための単なるところてん式の配置転換でしかないのかもしれません。
バレンタイン後を睨んで打撃コーチに初芝、内野守備走塁コーチに小坂、そして投手コーチには吉井という2軍スタッフを考えているのかもしれません。
他球団での経験がある、評論家として外から野球を見た経験があるという意味では悪い話ではありませんが、船頭多くして船山に上るの懸念がないわけでもありません。

いずれにせよ、兼任ばかりで数の少ない2軍スタッフを充実させることを最優先に考えて欲しいです。
12球団で最少を誇るコーチ陣は各々頑張っているとは思いますが、やはり専門を1つとして集中した指導をさせてあげたいです。

解雇となったコーチには野球振興部署、おそらくは野球教室などで子供たちに野球を指導する部署だと思いますが、こちらへの異動を打診しているとのことです。
こういった仕事はOBでないと務まらないので、よく考えられた人事異動だと思います。
OBはいったんコーチにするとしても適性がないと判断した場合は野球振興部署へ異動、こういった流れが定着すれば優秀なコーチ陣と地元定着に貢献するOBといった理想的な住み分けが実現します。
この3コーチにとどまらず血の入れ替えをどんどんすること、これを切に希望します。

 

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CS初戦は渡辺俊で勝負

2007-10-07 17:23:41 | 千葉ロッテ

CS初戦の予告先発が発表されました。
渡辺俊と斉藤和、今日の各紙で予想されていたとおりの結果です。

渡辺俊はレギュラーシーズン後半の出来が良かったこと、千葉マリンとの相性が良いこと、デーゲームに強いこと、などの理由があるようです。
また彼を初戦に起用することで、小林宏と成瀬を中6日で起用できるメリットがあります。
勝ち星こそ9勝ですが防御率はリーグ4位で、ソフトバンク戦も1勝2敗ながら防御率は2.05という実績を買ったとも言えます。

登板間隔について言えば、レギュラーシーズンからCSを見据えた戦い方をしていれば中6日以上で小林宏と成瀬をCS初戦と第2戦に起用することができたはずですし、万が一連敗して成瀬を起用せずにCSが終わるリスクを負うのかとの疑問は正直なところかなりあります。
しかし決まった以上は渡辺俊の力投に期待するしかありません。

思えば一昨年の日本一も、渡辺俊の好投から始まりました。
また打線も苦手な斉藤和とは言え彼も今年は本調子ではありませんし、一昨年に松坂を撃破したことを考えれば打ち破ることも難しくはないはずです。
とにかく短期決戦は先手を取ることが何よりも重要、それは初戦を取ることだけではなく試合内でも先取点を貪欲に取りにいくことが求められます。
普段着の野球をすることが重要ながらも、バントできっちりと得点圏にランナーを進めるという堅実な戦略をとってくれることを願っています。

さあ、栄光の日本一へ向かっての第一歩を踏み出しましょう!

 

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無事にCSを迎えられるのか?

2007-10-06 23:53:17 | 千葉ロッテ

怪我をしたズレータ、疲労困憊であろう小林宏や成瀬、彼らのことを心配しているわけではありません。
明日は決起集会、明後日はCS第1ステージ初戦と3連休のうち2日は野球三昧であるために、今日はいろいろとやらなければならないことがたくさんあるので土曜日にしては早起きしました。
しかしだるい、寒い・・・何かがおかしい・・・熱を計ると37.7度!

いろいろと事情があって1週間ほどナポレオン状態、毎日3時間程度の睡眠で乗り切ってきたツケがきたのか、ついに体調を崩してしまいました。
仕方なく今日の予定を潰して風邪薬を飲んで二度寝、昼過ぎに起きて熱を計ったら38.1度って・・・悪くなってる!
食欲もないのに頑張って食べたら、暫くしたら下痢に見舞われる始末。
それでも再び風邪薬を飲んで三度寝をしたら、37.5度まで下がりました。

ということで、そろそろ寝ます。

 

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サッポロニイキマショー!

2007-10-05 23:48:34 | 千葉ロッテ

 

今日でレギュラーシーズンも終わり、ポストシーズンに向けた戦闘準備をこれから整えていくことになります。
結局のところ優勝した日本ハムとの差は2ゲーム、惜しいと言えば惜しいと言えるゲーム差です。
吉井などを使っていなければ・・・小林雅をもう少し早く見限っていたら・・・と後悔は多いと思いますが、どの球団も誤算はあったわけですから今さらそれを言っても仕方がありません。
まずはCS第1ステージを勝ち抜くこと、ロッテはここ10試合で8勝2敗なのに対してソフトバンクは3勝6敗1分ですから、勢いは完全にロッテにあります。
しかし消化試合モードで今日のように勝ったからどうよ?という内容の試合も多かったわけですから、あまり過信すると痛い目にあいます。
むしろ開き直れるソフトバンクの方が思いきった戦いを挑めるかもしれず、いかに普段着の戦いができるかにかかっていると思います。

気になるのはレギュラー陣を休養させすぎているのではないか、という点です。
連戦が続いたので休ませることも必要だとは思いますが、数試合とは言え実戦から遠ざかることで感覚が鈍ることも気をつけなければなりません。
今日もTSUYOSHI、早川、里崎、サブローが欠場しましたが、代打で1打席でも立たせれば最終戦に詰めかけたファンへのサービスにもなると思えるだけに残念でもあり、またちょっと極端なような気がします。
どのみち月曜日まで数日空くので感覚も何もないのかもしれませんが、選手達の戦闘モードにスイッチがタイミングよくONになってくれることを願っています。

今日の試合ですが、完封リレーではありましたが内容はイマイチでした。
小野は前回の登板とは全く逆、制球に苦しんでアップアップの悪い小野がそこにいました。
要所で併殺をとるなど粘った投球はできましたが、5回で5四死球では結果オーライでしかありません。
野手の攻撃リズムにも狂いがでるでしょうし、CSに向けて課題が残りました。

今日も中継ぎで久保が登板しましたので、CS第1ステージは小林宏・成瀬・渡辺俊で確定のようです。
久保を第1ステージで中継ぎで起用するとなれば第2ステージでの先発はどうするのか、久保の使い方が意外と鍵になるかもしれません。

最後にでてきた小林雅は、やはり抑えに使うには無理だと再確認しました。
相変わらずストレートは150キロ以上でるものの空振りが取れず、マウンド上でも落ち着きがありません。
どうも上体に力が入りすぎているように思え、投げ終わった後に体が一塁側に流れるのも気になります。
突然炎上する清水と同様に、下半身を中心としたスタミナ不足ではないでしょうか。
いずれにせよCSの抑えは、シーズン終盤と同様に藪田を中心とした日替わりが妥当だと思います。

大松は四捨五入せずに3割になったところで交代、今年はホームラン数こそ伸びませんでしたが課題にしていた左方向を意識したバッティングができていたと思います。
守備のお粗末さと走塁勘のなさも相変わらずですが、やはりCSに向けた貴重な戦力です。
打率こそ低いがパンチ力を披露してくれた竹原とともに、下位でのチャンスメークは彼らにかかっていると思います。

ところで昨日からCSチケットの一般販売があり即完売になったようですが、予想通りヤフオクに出品が溢れています。
試合までの日数が短いために取引が成立せず、購入権を放棄する転売屋が増えると思われます。
せっかくの大舞台のスタンドに空席が目立つという一昨年のプレーオフと同様の状況に陥るかもしれず、やはりチケット販売方法をなんとかすべきでしょう。
日本シリーズのチケットも同様で、本当に観たい人が適正な価格でチケットを購入できる制度を、難しいとは思いますが考えて欲しいと思います。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
楽天 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 1
千葉ロッテ 0 0 1 0 0 0 0 0 X 1 7 0


◆10月5日(金) 千葉ロッテ-楽天最終戦(ロッテ14勝10敗、18時16分、千葉、17,429人)
▽勝 小野 22試合7勝9敗
▽S 小林雅 49試合2勝7敗27S
▽敗 朝井 31試合8勝8敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 小野、高木、久保、小林雅―橋本
楽天 朝井―嶋

 

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評価が難しい清水の完封勝利

2007-10-04 21:33:24 | 千葉ロッテ

順位が確定して各球団とも消化試合モード、楽天は関川と吉田の引退試合でした。
長年プロ野球選手として活躍してきた選手の引退は、他球団の選手であっても哀しくなります。
明日はロッテの最終戦、任意引退ではない黒木の勇姿を千葉マリンで見ることはできないのが悔しいです。

そんなロッテも消化試合モード、TSUYOSHIも1打席目にヒットを放って四捨五入ながら3割に到達したので愛人と早々に交代、早川や里崎も2打席でお役ご免となりました。
そして今日の4番はワトソン、見事に貴重な2点目をたたき出す併殺打を放ちます。

引退試合で打点を稼ぐとは、凄いぞワトソン。

なでるようなバッティング、関川の引退試合をもり立てるヘボ守備、今年の集大成のようなプレーを随所に披露したワトソンの最後の勇姿をナマで見ることができたファンは感動したことと思います。
・・・って、まさかワトソンを1軍登録したままCSに突入するつもりはないですよね?

清水が最終登板で今季初の完封勝利、これをどう見るかが難しいと思います。
結果だけを見れば4安打完封で素晴らしい投球なのですが、ピッチング内容を見れば打ち込まれた試合とさほどの違いを感じることができませんでした。
ストレートはスピードを抑え気味にしていたこともあり伸びを感じられず、変化球もおじぎをするシーンが目立ちました。
そしてお約束の大炎上も早川のファインプレーで辛うじて鎮火できただけで、撃沈と紙一重の内容に見えました。
本人の表情を見れば手応えがどの程度であったかが想像できますので、CSでの清水の先発起用はないと私は考えます。
私が期待していたように1勝することでエースの自覚と自信を取り戻して、一昨年のポストシーズンでの輝きを再び!とはなかなかいきそうにありません。
あまり考えたくはありませんが、序盤に先発が崩れた時の2イニング程度の中継ぎ起用、このあたりが妥当ではないでしょうか。

さて、明日はいよいよレギュラーシーズンの最終戦、地元での最終戦でもあります。
黒木が登板しない以上は盛り上がりに欠けた今日のような展開になりそうな気がしますし、おそらくはTSUYOSHIも出場しても代走か守備ぐらいでしょうから、寂しいスタメンになるかもしれません。
ワトソンを落として秘密兵器としての角中、でも起用してくれれば楽しみも増すのですが、代田あたりが昇格しそうな予感があります・・・



1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 2 0 0 1 0 0 0 0 0 3 6 0
楽天 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 4 3


◆10月4日(木) 楽天-千葉ロッテ23回戦(ロッテ13勝10敗、18時、フルスタ宮城、20,238人)
▽勝 清水 25試合6勝10敗
▽敗 林恩宇 8試合1勝3敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 清水―里崎、橋本
楽天 林、ドミンゴ、吉田、小山―嶋、藤井

 

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地元の星の唐川をロッテが獲得!

2007-10-04 00:38:38 | 千葉ロッテ

小さい頃から憧れていた球団。

今日の高校生ドラフトでロッテが交渉権を獲得した、BIG3の1人である唐川侑己のありがたい言葉です。
ドラフト候補に挨拶に行くことすら嫌がられたと言われるほど不人気球団として有名だったロッテが、その年の目玉選手にこんなに温かい言葉を頂戴できるとは・・・感激です。
千葉に移転してから16年、地道に地元に根付く努力をしてきたことが実った一言だと思います。
同様にロッテを希望して入団してくれた浅間とともに、地元の星として頑張って欲しいと思います。

昨日も書きましたが、今年の高校生ドラフトは唐川を獲得できたことで100点だと思います。
さらに屈指の左腕である植松優友を3巡目で、九州№1右腕と言われる阿部和成を4巡目で獲得できたので合格のドラフトであったと思います。
昨年の大嶺や黒滝とともに、次代の黄金投手陣の一員になるべく切磋琢磨してくれることを願います。

とは言え、全て投手を指名したことに疑問がないわけではありません。
黒木を含む4名の戦力外通告で現有戦力は63名、今後さらなる戦力外通告があるにせよ大学・社会人ドラフトを11月に控えることを考えると3名の指名は妥当だと思います。
しかし今季は67名の陣容のうち投手が35名と半分以上を占めるという異常事態で、定岡が外野を守るなどの野手不足を考えれば投手だけの指名でよかったのかと不安になります。
投手は多い程良いとはよく聞く言葉ですが、モノには限度があり、限られた実戦に登板できる投手が少ないことが成長の阻害に繋がりやしないかと心配になります。
四国ILリーグへの資本参加や選手派遣を検討していることは、現在のいびつな陣容とは無縁でないと思います。

他球団の指名で気になったこと、それはやはり地元千葉の逸材の行方です。
ソフトバンクはどうしても翔くんが欲しかったのか、あるいはロッテへの面当てを何が何でもやりたかったのか、岩崎翔(市船橋)を外れ1巡目で指名しました。
また岩崎と同僚の山崎正貴はオリックスの4巡目、この同一リーグで競い合う3人の今後が非常に楽しみです。
上位指名も噂された坂本大空也(市柏)は横浜の5巡目、丸佳浩(千葉経大付)は広島が3巡目で指名しましたが同僚の大島寛之や大前勇人(拓大紅陵)は指名漏れするなど、このクラスの外野手の評価は意外と低かったようです。
同様に前評判の高かった斉藤彰吾(春日部共栄)は他球団が西武を哀れんで譲ったわけでもないでしょうが、予想外の7巡目指名でした。

次は11月19日の大学・社会人ドラフト、若い選手に目がない私としては楽しみな日々が続きます。
唐川と同じく地元出身の目玉である大場翔太(東洋大)に特攻するのか、小林雅の後継として田沢純一(新日本石油ENEOS)の獲得を目指すのか、夢はいろいろと膨らみます。
本人が希望するかどうかにもよりますが今日のドラフトで指名漏れした大島や大前の育成ドラフトでの獲得も期待したいですし、同様に郭恆孝(福岡一)や下地孝幸(宮古)や小杉直人(報徳学園)にも触手を伸ばしてくれれば嬉しい限りです。


【ドラフト指名選手の横顔】
1巡目 唐川侑己 投手 右 成田    181センチ・76キロ
高校生№1投手との呼び声高い、完成されたフォームにMAX148キロのストレートと緻密なコントロールを合わせ持つ右腕

3巡目 植松優友 投手 左 金光大阪 183センチ・89キロ
中田翔を13打数ノーヒットに抑え込んだ、ややサイドハンドに近い本格派左腕


4巡目 阿部和成 投手 右 大牟田   182センチ・71キロ
MAX143キロの九州№1右腕、野手としての評価も高い

 

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成瀬の最多勝は露と消える

2007-10-03 23:11:02 | 千葉ロッテ

今日の注目はCS地元開催がなるかどうか以上に成瀬が最多勝を獲れるかどうかで、10月の試合とは思えないぐらいにスタンドは観客でふくれあがりました。
そんな中で成瀬は勝ち投手の権利を持ってマウンドを降りましたが、中継ぎ投手が打ち込まれたことで投手三冠を惜しくも逃してしまいました。

今日の成瀬は珍しく制球に苦しみ、投げた瞬間にボールと分かる球が目立ちました。
前々回のソフトバンク戦で1失点ながら11安打を打たれた時には爪の具合が悪かったとの話がありましたが、今回の理由は一体何だったのでしょうか。
もし中5日という今季初の体験が悪い影響を及ぼしたのであればCSの第2戦での登板に躊躇してしまうでしょうし、前回の完封といういい流れを持ってCSに臨みたかったところですが逆にソフトバンクに「いけるかも」と思わせることになったのは残念です。
不幸中の幸いは「0.0029」という僅かな差で防御率のタイトルを守れたこと、最高勝率とともに「負けない投手」を目指す成瀬としてはどうしても欲しいタイトルだと思いますので、彼にとって最高の勲章でしょう。
レギュラーシーズンの登板は今日で終わり、来るべきCSに向けて充分に休んでください。

成瀬を援護しきれなかった打線は、まずい攻めが目立ちました。
初回にいきなり3点を取ったものの前回同様に以降は大隣に抑えられ、チャンスも華麗に潰しまくりました。
4回は無死一二塁からオーティズのバント失敗による併殺、普段やりつけない作戦をとるとこんなものです。
打席に入る前からそわそわしてバントをすることがモロバレだったオーティズ、へっぴり腰のバントは練習を積んだものとは思えませんでした。
ベニーにバントをさせないことを批判した時にも書いたとおり、オーティズと言えども7番打者である以上はあの場面でのバントは正しい作戦だと考えます。
しかし以前にも同様にバントをすべき場面はいくらでもあり、その時にはやらずに今日のように大事な試合で成功させようなどとは考えが甘すぎます。

今からでも遅くはない、CSに向けてバントの練習だ!

同じ失敗をCSや日本シリーズで犯さないことが重要で、過去を振り返らず未来の為に努力しましょう。

今江のホームランで勝ち越したところで福浦を入れて守備を固めながら、その後は大松をそのまま守らせたのは疑問でした。
確かに同点に追いつかれた場面は大塚であっても防げたとは思いませんが、守備を固めるのか攻撃の目を残すのか、バレンタイン采配の特徴が顕著にでたものだと感じました。

中途半端。

守備を固めるために途中交代となった堀ですが、ちょっと肩の衰えがきついように見えます。
よくぞ今季はサードを守ったと思えるぐらいで、普通のセカンドゴロでも必死に投げているように見えます。
併殺の時などは精一杯のプレーであることが見て取れ、ちょっと守らせるには怖い選手になってしまいました。

今日でようやく2位が確定し、CS地元開催が決まりました。
当選したチケットが無駄にならずに済んでよかったです。
残り2試合は明日の先発が清水であるようにCSに向けた調整試合になるでしょうが、3割を目指すTSUYOSHIのように目的がある選手もいますので、怪我をしない範囲で無理せず頑張って欲しいです。
個人的には最終戦は久保に10勝を目指させると思っていたのですが、今日の中継ぎ起用でCSを視野に入れた戦いをしていることがわかっただけで満足です。



1 2 3 4 5 6 7 8 9
ソフトバンク 0 1 0 1 1 0 0 2 0 5 13 1
千葉ロッテ 3 0 0 0 1 0 0 3 X 7 8 0


◆10月3日(水) 千葉ロッテ-ソフトバンク最終戦(ロッテ12勝10敗2分、18時16分、千葉、17,295人)
▽勝 薮田 58試合4勝6敗4S
▽敗 水田 45試合5勝3敗
▽本塁打 里崎14号(大隣)、田上9号(成瀬)、多村13号(成瀬)、今江9号(大隣)

▽バッテリー
千葉ロッテ 成瀬、久保、川崎、荻野、薮田―里崎
ソフトバンク 大隣、柳瀬、三瀬、水田―田上

 


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小林宏の大きな自己最多13勝目

2007-10-03 02:34:17 | 千葉ロッテ

社会人も長い間やっているとストレスの溜まることや精神的に参ることは多々ありますが、今日は久々に相当なダメージを受けました。
何もかも放り出したい気分を抑えて仕事を続けたら結局タクシー帰りで午前様、家に着いたら黒木の戦力外というバッドニュースにだめ押しを喰らいました・・・

以前も書きましたが、小林宏は好投しながら中継ぎ・抑えが打たれて勝ち星から遠ざかっていただけに、CSに向けて絶対に1つは勝たせて勢いを取り戻す必要がありました。
今日はスコアテーブルを見る限りでは球数も少なく、おそらくは久しぶりに制球が戻ったのではないかと想像しています。
100球近く投げましたので2回続けての中5日でCS初戦に登板というのは厳しいように思え、やはり初戦は渡辺俊でいくことになる可能性が高くなってきたようです。

今江が決勝ホームランを放ったのも、CSに向けて大きな材料です。
絶不調が長く続いてベンチを温める事も多かったのですが、ここにきて持ち味の右打ちも増えてきましたから、お祭り男としての活躍が期待できるようになってきました。
彼が下位で調子を上げてくれると打線が締まりますので、今日の1番の収穫だと思います。

心配なのは里崎が2試合連続の欠場だったことです。
バレンタイン監督の十八番であるレギュラーの休養日が2日続くことは珍しく、どうしても故障を想像してしまいます。
明日は成瀬ですから、もし明日も欠場するようですと故障発生と考えて間違いないと思います。
こんなネガティブな私を笑い飛ばすような勇姿を、里崎が見せてくれるように祈っています。

その成瀬ですが、今年2回目の月間MVPを獲得しました。
涌井が17勝で終わったことで、最多勝まで狙えるポジションにいることになります。

四兎を追う者は一兎をも得ず。

最多勝、最優秀防御率、最高勝率、そしてCSシリーズでの好投。
さすがに最高勝率は確実で一兎をも得ずにはなりませんが、序盤に大量失点で防御率のタイトルまで失った挙げ句にCSが連敗で終わってしまうなんて最悪のシナリオにならないことだけを願っています。
ネガティブ思想もいい加減にしろ!という声も聞こえますが、性分なのでお許しください(笑)

今日でCS地元開催までマジック1になりましたが、そんな事よりも今日の最大のニュースは黒木への戦力外通告です。
先日も黒木は今年で終わりの可能性が高いとは書きましたが、いざ現実のものとなるとショックが大きいです。
最終戦で引退試合かとも思っていましたが、本人は現役続行を望んでトライアウトにも参加するとのことですので、このまま1軍で姿を見せることなく退団してしまうことになってしまうかもしれません。
CSの選手登録のことを考えれば、任意引退でない黒木のために貴重な枠を使うことはないのではないかと思いつつも、ロッテファンの絶大なる支持を受ける黒木のロッテでの最後の花道を千葉マリンで見せてくれる配慮はあるのではとの僅かな期待もあります。
ワトソンの1軍登録はズレータの穴埋めではなく黒木の交代要員としての準備、そうであることを信じています。

ジョニー、長い間ありがとう!



1 2 3 4 5 6 7 8 9
西武 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 6 1
千葉ロッテ 0 0 1 0 0 0 1 0 X 2 6 0


◆10月2日(火) 千葉ロッテ-西武最終戦(ロッテ14勝9敗1分、18時15分、千葉、16,417人)
▽勝 小林宏 25試合13勝3敗
▽S 薮田 57試合3勝6敗4S
▽敗 涌井 28試合17勝10敗
▽本塁打 今江8号(涌井)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小林宏、荻野、薮田―橋本
西武 涌井―細川

 

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ズレータの離脱でCSに暗雲

2007-10-02 01:45:37 | 千葉ロッテ

ズレータが右第十肋軟骨挫傷で登録抹消となりました。
10日間は1軍に復帰できませんからCSの第1ステージの出場はなくなりましたし、全治不明と言うことであればポストシーズンの出場自体が無理となる可能性すらあります。
代わりが久しく2軍にいたワトソン、大幅な戦力ダウンとなります。

あんな天候の中で無理に試合をやったからいけないんだ、などと言うつもりはありません。
雨が原因かどうかはわかりませんし、打撃練習や晴れの日の試合でも故障する時は故障します。
それでも昨日の試合がなければ、と思う自分がここにいるのは間違いありません。

明日の先発は清水を飛ばして中5日で小林宏となりました。
私は中継ぎで30球程度の登板を考えていたのですが、先発となると100球前後は投げることになるでしょう。
そうなりますとCSに中5日での初戦登板は苦しいような気がしますので、やはり初戦は渡辺俊となる可能性が高くなってきました。
となると成瀬は第3戦、しつこいですが「それで本当によいの?」との思いが拭えません。

まあ何にせよ、早いところ地元開催を勝ち取ってくださいな♪

 

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ロッテが四国ILリーグの徳島に選手を派遣?

2007-10-02 01:30:28 | 千葉ロッテ

ロッテが四国ILリーグの高知を買収して育成選手を送り込むことを計画しているとの報道が6月にありました。
今度は徳島に育成選手を派遣することを、実行委員会で明らかにして承認を求めたとのことです。

ロッテ、四国IL派遣希望 (10/1 スポーツ報知)

ロッテは1日の実行委員会で、育成選手を来季の四国アイランドリーグ(IL)の徳島に派遣する構想を明らかにした。
各球団に承認を求めたが、継続審議となった。
瀬戸山隆三球団社長は「育成選手を5-8人とって、来年派遣したい。四国のニーズもあるし、育成選手に実戦経験を積ませることができて、お互いのメリットになる」と説明したが、他球団からは期間と人数を決めてほしいなどの意見が出たという。
育成選手の四国IL派遣は可能だが、実行委員会の承認が必要となる。
ロッテの構想は初のケースで、この日は結論が出なかった。
高知買収の時には各球団の「ドラフトの抜け道」などの反発もあり、いったんはバレンタイン監督の個人的な構想であったと撤退の姿勢を見せましたが、その後も着々と計画は進めていたようです。
具体的に徳島という名前をあげたところを見ると、徳島とは話がついているように思えます。
四国ILリーグでは高知のみがスポンサー企業が無く、公募という形でスポンサーの募集を発表したのは記憶に新しいところです。
もしスポンサーが現れなければ活動停止もとの報道もありましたから、地方リーグ救済の名の下にロッテが再び高知への資本参加を働きかけるのではないかと予想していましたが、徳島とは意外でした。
これは「ドラフトの抜け道」との批判を避けるためには資本参加は無理と判断し、現実的な路線に変更したものと思われます。

気になるのは徳島のメリットは何か、です。
ロッテはいまだ育成選手の獲得をしたことはありませんから、もし実現した場合には今年の育成ドラフトで指名した新人を送り込むことになります。
そのためリーグのレベルが上がるとも思えませんし、資本参加が無理なら派遣費という形での援助金の存在も難しいと思われます。
このあたりのルールなどがわからないので判断に苦しみますが、いずれにせよロッテが育成という方針を捨てずに実現に向かって動いていてくれたことは非常に嬉しく、ビッグニュースだと思います。

そんなことよりコーチを何とかしろよ。

と言った突っ込みは、今日はやめておきます(笑)

 


ロッテは唐川を1巡目指名

2007-10-02 01:06:30 | 千葉ロッテ

今年の高校生ドラフトは10月3日に開催されます。
今更ながらではありますが、ロッテの指名についてつらつらと書いてみたいと思います。

ロッテ1巡目で唐川指名へ (10/1 スポーツ報知)

ロッテは30日、千葉マリンスタジアムでスカウト会議を行い、3日の高校生ドラフト1巡目で千葉・成田高の唐川侑己投手(18)を指名する方針を固めた。
これまで唐川をはじめ、仙台育英・佐藤由規投手(17)らを1巡目候補として挙げていたが、バレンタイン監督を交えた最終会議で唐川の将来性を高く評価し、一本化。
松本尚樹スカウティングスーパーバイザーは「地元というよりも能力。監督も『将来、うちのローテに入れる』と評価している」と指名の理由を説明した。
昨年のドラフト会議では意見が分かれる中、ソフトバンク入りを熱望していた大嶺をサプライズ指名するなど周囲を驚かせた。
だが今年は監督、スカウト全員の意見が一致した。
唐川にはすでに広島が1巡目指名を決定。
ソフトバンクも1巡目候補に挙げており、競合覚悟で地元が生んだスターの獲得に乗り出す。

一昨年あたりから隠密ドラフトがロッテの代名詞となっていますが、今年は珍しくドラフト1巡目指名選手を公表しました。

唐川侑己!

今年は中田(大阪桐蔭)、佐藤(仙台育英)、唐川(成田)の3人がBIG3と呼ばれています。
裏金騒動で上位指名権を剥奪された西武を除く11球団の指名が、全てこの3人に集中するのではとまで言われています。
ロッテは唐川か佐藤の指名が噂されていましたが、佐藤の甲子園での登板をバレンタイン監督が視察したとの話もあって佐藤の指名に傾いているという報道が目立ちました。
しかし私は一昨年の選抜で唐川が鮮烈なデビューを果たしたときから、何が何でも彼を指名するべきだと考えていました。

地元球団を標榜して千葉に根付くことを目指す以上は、地元に逸材がいる場合は何を置いても獲得に走るのが使命だと考えています。
力の劣る選手を地元だからと言って無理に指名する必要はありませんが、唐川のような特A級の選手は絶対に見逃してはなりません。
野球王国千葉と呼ばれたのも今は昔、彼ほどの大物が出るのは澤井以来ではないでしょうか。

唐川はロッテファン!

競合してくじで外れたのであればまだしも、指名もせずに数年後に他球団のエースとなった唐川に抑えられる姿など見たくはありません。

中田には阪神・オリックス・日本ハム、佐藤には楽天・横浜・ヤクルトの指名が確実とされています。
巨人は佐藤と言われながらフェイントで高濱(横浜)あたりに流れるような気がします。
残る4球団が唐川にくる可能性がありますが、ロッテと広島は確実、中日が流動的でソフトバンクは中田指名との報道もありましたが唐川にくると読んでいます。
昨年の大嶺のリベンジ、きっとやってくるに違いありません。
かなり厳しい確率になりますが、一昨年の辻内の時のような当日の回避は絶対にやめて欲しいです。

その他にロッテの指名が噂されたのは、春先の下地孝幸(宮古)と丸佳浩(千葉経大付)ぐらいです。
下地は大嶺に続く離島エースとして期待される本格派右腕で、丸は甲子園でも活躍した投手ですが野手としてのセンスが買われています。

唐川、丸だけではなく今年の千葉県には珍しくドラフト候補がひしめいています。
岩崎翔(市船橋)と山崎正貴(市船橋)のWエースは夏に急速に評価を上げた右腕で、150キロをマークした岩崎は外れ1位での指名もあると言われています。
大島寛之(千葉経大付)は丸のチームメイトで4番を打つアーチストですし、大前勇人(拓大紅陵)は膝の怪我で伸び悩みましたが中学時代から全国に名を馳せた選手で、怪我さえなければ中田と双璧とまで言われています。
そして坂本大空也(市柏)も左の大砲で、横浜が狙っているとの報道がありました。
唐川・岩崎・山崎はいずれも右腕ですし、丸・大島・大前・坂本は左の外野手というバランスの悪さはありますが、いずれも堂々たるドラフト候補であることは間違いありません。
今年の指名は2~3名とのことですが、全て千葉勢でもよいのではないかとすら思います。

1巡目 唐川侑己 投手
3巡目 大前勇人 外野手
4巡目 大島寛之 外野手

こんな指名でも合格点をあげられると思います。

他には捕手で伊藤光(明徳義塾)、外野手で赤坂和幸(浦和学院)や小杉直人(報徳学園)あたりを狙いたいです。
今の陣容を考えたら投手は1人で充分、内野手は候補が少ないので今年は外野手を大量補強の方針でよいと思います。

大学三羽烏の西崎・阿波野・関のうちから関を指名し、西の福留・東の澤井で抽選負けして澤井を指名したことなど過去のことです。
唐川と佐藤はダルビッシュと涌井のように高いレベルで切磋琢磨してくれるはず、唐川さえ取れれば100点満点のドラフトだと思います。

 

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