オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

2016年通信簿 9 福浦和也

2016-11-04 00:56:25 | 千葉ロッテ

 

9 福浦和也 内野手 41歳 年俸4500万円

【2016年成績】 36試合 82打数 4得点 20安打 打率.244 2二塁打 0三塁打 0本塁打 7打点 0盗塁 8四死球 12三振 得点圏打率.207 

福浦の2000本安打は本人の思惑を超えて球団としての責務、まで昇華をしたのではないかとすら思えてきますが、それにしてはベンチの起用が伴わない一年でした。
昨年に続いて春季キャンプでの二軍スタートはベテランは自分のペースで調整を、とのことだったのでしょうが、開幕メンバーから外れて浦和でそれなりの数字を残しても呼ばれることなく、マリーンズストアに掲げられたFUKUMETERがどこか寂しげで、まさかの堀ロードかと思ったぐらいです。
それがようやくに7月中旬での一軍、フューチャーズの試合に出てまで耐え続けてきた甲斐があったからなのか、伊東監督はそれでも「もっと後に上げるつもりだった」と終盤戦でのキラーとして福浦を考えていたようで、ファンからすれば不満であり、怒りすら覚えたものです。
もちろん記録のためにプレーをすることを是とはしませんし、ベテラン枠の撤廃は当然のことだと考えますが、こと今季の福浦の起用には納得をしていません。
体調を慮ってのことかもしれませんがマルチヒットでも早々に代えてしまう、勝負どころでは鈍行列車ですから代走を出さなければならないのは仕方がありませんが、とてもそうは思えない交代が少なくなかったとは僻目なのか、出番も少なかったですし調子に乗りきれないままに積み上げは20本、残り68安打は果てしなく遠いです。
来季に42歳となる福浦にあと3年を望むのは酷ですから来季はどうしても倍の40本は積み上げたい、ベテラン特権の排除であれば若手中堅と横一線で競わせてもらいたいです。

さすがにパワーは衰えて長打は僅かにツーベースが2本、次の塁を狙えそうでも鈍足でシングル止まり、そのあたりも出番を減らしている理由でしょう。
しかし芸術的なバットコントロールはまだまだ一軍レベルで、センターから左方向、低めのボールをすくい上げてショートの頭を越えていく打球は素敵すぎます。
当然に相手バッテリーは力押しでくるわけで、それをどう凌いで自分の土俵で勝負ができるか、そこを乗り越えていくしかありません。
守備でも卓越したグラブ捌きで鈴木らが何度救われたか、それが結果的にナバーロの悪送球を無理して捕りにいって左背筋痛、あっさりと抹消をされたのが痛すぎました。
ファンもそうですが腰痛など福浦を労りの目で見すぎているのも悪いのではないかと、ここまでくれば多少の無理をお願いするぐらいがよいようにも思います。
福浦さん勘弁してくださいよ、背番号9を狙う角中がそう愚痴るような、老福浦の踏ん張りを来季も見せてください。

2007年通信簿 2012年通信簿
2008年通信簿 2013年通信簿
2009年通信簿 2014年通信簿
2010年通信簿 2015年通信簿
2011年通信簿


【オリオン村査定】 4500万円 → 4500万円 (±0%)


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

コメント (24)