20 東條大樹 投手 25歳 年俸1200万円
【2016年成績】 11試合 0勝0敗0S 防御率10.03 11回2/3 14被安打 1被本塁打 14与四球 2与死球 6奪三振 被打率.318
ドラフト4巡目ながらも即戦力として期待をされた東條でしたが、しかしその背番号に相応しい結果を残せませんでした。
ルーキーながらも大学経由社会人出身の25歳ですから、あまりに無様な結果が続けばあっさりと切られる可能性があるとの危機感を持ってやっていってもらいたいです。
益田を先発にと、その代わりに目している投手が軒並みダメダメなのが脱力もので、矢地に続いてお前もかと、同じことを来季も言いたくはありません。
50試合登板で勝利の方程式にとの言葉に少しでも近づけるよう、西野の先発転向、益田の守護神で東條の働き場所は目の前に広がっているはずです。
それにしてもコントロールが悪すぎました。
いや、コントロールと言うよりは気持ちの問題なのでしょう、ここまで制球を乱すタイプではないはずです。
被安打よりも多いイニング以上の与四死球ではお話になりませんし、これでは守っている野手もげんなり、マウンド上でもいっぱいいっぱいの表情で見ているこちらが辛かったです。
春季キャンプは二軍スタート、早々に左膝を痛めて紅白戦、オープン戦、教育リーグのいずれでも投げることなく開幕を迎えながらも4月下旬に関谷らに先んじてルーキーで一番に一軍に登録をされたのですから、ベンチが期待をするだけのものは当然に持っているのでしょう。
浦和では無双とまでは言わずとも通用をしていましたから、ある意味でロッテらしい投手と言えなくもありません。
サイドハンドながらも打者から見づらいようなフォームではなく、球持ちもあまりいいようには見えないのがネックなのか、社会人時代はもう少しテイクバックが大きかったような気もしますが、球威がありながらもイヤらしさが共存するピッチングを志して、そして気持ちで負けないのが第一歩です。
【オリオン村査定】 1200万円 → 1000万円 (▼17%)