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2016年通信簿 14 大谷智久

2016-11-11 00:25:32 | 千葉ロッテ

 

14 大谷智久 投手 31歳 年俸8000万円

【2016年成績】 32試合 1勝3敗0S 防御率3.45 31回1/3 32被安打 2被本塁打 10与四球 1与死球 15奪三振 被打率.262

さしもの鉄人大谷も、6年で200試合超の疲労蓄積には耐えられませんでした。
中継ぎではありながらもイニング跨ぎで登板数よりもイニング数の方が多い大谷は昨年のCSがその予兆だったのか、開幕早々に腰を痛めて腰椎椎間板症で全治3週間、復帰後もピリッとしないピッチングが続いた挙げ句に8月頭には右膝内側側副靱帯損傷で全治6週間と満身創痍に目を覆いたくもなります。
それでも32試合にも登板をしたのですからベンチの信頼が厚いことは間違いなく、このリベンジを期した来季の復活を心から願います。

ただ正直なところ、あまり前途が明るいようには思えません。
夏場には使う方が悪い、と嘆きたくなるぐらいに逆転打を打たれまくり、体調が万全でないにせよらしくないピッチングが続きました。
大谷の持ち味は重いストレートのはずが腰痛の影響か重さが感じられず、また昨年に比べて半分のイニング数ながらも四球は倍、三振は半分ですから自分の土俵で勝負ができないのも当然と言えば当然で、もがき苦しんだ一年だったのではないかと思います。
ストレートが走らない自覚はあったのでしょう、昨年に比べればその割合はかなり減っているはずです。
肩肘ではないのが不幸中の幸いながらも腰、さらには膝と投手にとっては痛すぎる箇所の不安を拭えるのか、少しでも不安が残れば厳しさは増すでしょう。
思えば鉄壁な中継ぎ陣の綻びの最初は大谷だったわけで、来季に西野が先発に回ることから益田が守護神に転出をするのが濃厚、となれば年齢的にも実績からしても大谷がぐいぐいと引っ張る構図にならなければしんどくなるのは避けられず、悪いながらもトータルで数字をまとめた大谷の復調にすがるしかありません。
ジンクスで言えば3年周期で悪くなるのが今季でしたから、脂が乗ってくる30代前半に勢いを付ける来季であってくれればと思います。

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