6 井口資仁 内野手 42歳 年俸1億8000万円
【2016年成績】 79試合 152打数 13得点 39安打 打率.257 8二塁打 0三塁打 5本塁打 34打点 1盗塁 21四死球 50三振 得点圏打率.273
春井口も今は昔、そんな旬が無いままにシーズンを終えました。
昨年からさらに出場機会を減らしましたので引退の文字がちらついてもおかしくはない42歳、しかし井口はぼろぼろになるまで続けるタイプのようです。
球団としても幹部候補生ですから本人が望むのであれば、とのスタンスなのでしょう、ロッテの井口としては来季が9年目ですからダイエーの8年を抜いて生え抜きに近い存在でもあり、代打などでコールがされたときのスタンドの盛り上がりもありますから頑張ってもらいたいベテランです。
若手、中堅がピリッとしないので来季も福浦と代打、また一塁のポジションを任されることになると思われますので、いぶし銀の活躍を願わずにはいられません。
とは言いながらも力の衰えは明らかですので、井口を超える存在が出てこないのが嘆かわしくもあります。
開幕スタメンから外れて14試合目がようやくのスタート、それでも左手一本でスタンドに放り込むだけのパワーはまだ残っている井口です。
ただ右に引っ張る、と言われていた打撃スタイルが変わってしまったのはやはり年齢による踏ん張りが利かないからなのか、5本塁打は全て左方向ですし、まるで外国人選手のように外のボールに空を切り、強引に引っ張ってのボテボテの凡打も目立ちました。
守備でも鋭い打球に反応できないのは仕方がないにせよ、さほどでもないゴロに足がついていかないシーンもままありましたから、そもそも守らせるのが酷ではあります。
外野陣が不振だったことでデスパイネを守らせるという手もあったとは思いますが、そこまでしても、とのベンチの考えもあったのでしょう。
球界最年長野手で5月には激戦にけりをつけるサヨナラヒットは球団最年長記録を更新、今後もそういった記録がついてくる井口がどこまで井口であり続けることができるのか、一年に一人としたいであろう球団が福浦との天秤をどうするつもりなのかも気になりますし、背番号6の巻き返し、またその決断が注目の2017年です。
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【オリオン村査定】 1億8000万円 → 1億2000万円 (▼33%)