オリオン村(跡地)

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2016年通信簿 13 平沢大河

2016-11-10 00:46:39 | 千葉ロッテ

 

13 平沢大河 内野手 19歳 年俸1200万円

【2016年成績】 23試合 47打数 3得点 7安打 打率.149 2二塁打 1三塁打 0本塁打 3打点 0盗塁 4四死球 18三振 得点圏打率.167 

ドラフトで指名をしたときから開幕スタメンなどと期待先行だった平沢でしたが、さすがにプロはそこまで甘くはありませんでした。
甲子園での活躍で2~3巡目から入札まで評価を上げましたが、その甲子園でも春は.220、夏も.240でしかなく、代表に選ばれた18UW大会でも.258と記録より記憶の平沢です。
それでも壮行試合で故障前の田中正の153キロをはじき返すなど資質が高いのは間違いなく、青ユニ発表のモデルになるなどチームとしての期待はエベレストより高いです。
9月に発熱で登録抹消となった後に再昇格のタイミングはあったはずがそのままだったのは、53打席で来季の新人王を視野に入れてのことだったのでしょう。
秋季キャンプでもみっちり鍛えると伊東監督は力こぶ、台湾ウインターリーグにも派遣をされますから、まだまだ平沢狂騒曲は続きます。

あの野村が大絶賛、「欠点を教えて欲しい」とまで言わしめた平沢でしたが、一軍キャンプ、初のフリー打席で6発、対外初試合のラミゴ戦に八番ショートでスタメンと期待どおりの出足もまずは守備の乱れでプロのスピードについていけていないところを露呈してしまい、スタメンどころか開幕一軍も逃しました。
浦和でも守備でミスが多く、肝心のバットも2割そこそこで苦労のスタート、しかし4月早々に初アーチを放ち打率も徐々に上げて5月には3割近くまでの浮上で待望の一軍、まずは守備でプロ初出場を果たすと翌日にはプロ初打席、そして西岡以来の高卒ルーキーでのスタメンは2三振でしたがしっかりと振って、それなりの手応えはあったはずです。
しかしスピードだけではなく力で押し込まれる、振り負けるスイングが目立ち23打席20打数ノーヒットの12三振はよくベンチが我慢をしたなと、そこは惜しみなく拍手をしたいです。
その甲斐もあってか故郷の仙台でプロ初ヒット、身長にも満たない打率ではありますが左腕の菊池から痛烈に引っ張ってのスリーベースなど才能の片鱗は魅せてくれました。
ただやはり振り遅れ、差し込まれるなど力が足りていないのは明らかで、本人も食が細くてなかなか体が大きくならないと悩んでいるようにシャープさはありながらも体幹の弱さを感じさせる体つきの改造が最優先事項か、意識をして食べるようにしているとのことですし、秋季キャンプでも精力的に体力増強に力を入れているようです。
世界征服、その言葉どおりの活躍を見られる日を一日千秋の思いで待っていますので、二軍に慣れてはいけない、常に一軍を意識したプレーをする、そんな意識高い系の平沢が中村、高濱、三木とパッとしない内野陣に殴り込みをかけて、鈴木をセカンドに追いやる日を楽しみにしています。


【オリオン村査定】 1200万円 → 1100万円 (▼8%)


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