オリオン村(跡地)

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2016年通信簿 7 鈴木大地

2016-11-02 01:11:17 | 千葉ロッテ

 

7 鈴木大地 内野手 27歳 年俸8000万円

【2016年成績】 143試合 501打数 62得点 143安打 打率.285 30二塁打 2三塁打 6本塁打 61打点 3盗塁 59四死球 56三振 得点圏打率.273

目を見張るような数字はありませんがルーキーイヤーから5年、安定をした成績が続いている鈴木です。
それだけに8月上旬まで維持してきた3割をキープしたかった、その勲章があれば自信にも繋がって大きな飛躍への踏み台になったであろうことからして残念でなりません。
キャプテンマークを剥奪されかけたところでの志願の三年目、話題のルーキー平沢の挑戦、球団の思惑もあり納得はしていないでしょうが安穏としていられないプレッシャーはあるはず、ショートというポジションを考えれば立派ではありますがもう一段、もう二段も上を目指せるだけの力はあると思いますので、来季こそは3割を期待したいです。

ただそのショートでこのままいくのかどうか、なかなかに微妙です。
ずっとセカンド推しですし守備の負担が打撃に影響を及ぼしているところもあるのではないかと見ていますが、なかなか代わりが出てこないのも現実ではあります。
守備力を評価されていたはずのクルーズはショートでは雑さが目立って守り切れず、開幕ショートとまで持ち上げられていた平沢は打撃もそうでしたが守備でもプロのスピードに四苦八苦でライバルには至らず、一昨年からその雰囲気が出ていたセカンドへのコンバートはなかなか実現とはなりません。
春季キャンプで平沢に声をかけるなどして余裕の鈴木が来季もショートでスタートなのでしょう、今季初の対外試合だったラミゴ戦ではセカンドでスタメン、またオープン戦ではサードを守り、それは開幕をしてからも同じで平沢が守るときにはショートを譲った鈴木は平沢との比較の結果ではなく、ショートしか守れない平沢だから、によるものです。
それでも球団は何としてでも平沢をレギュラーにしたいはず、台湾でのウインターリーグにも送り込みますし、その成長次第でしょう。
鈴木のためにも平沢が伸びてセカンドに押しやられるのが理想だと考えていますが、しかしチームのためであっても本人たちのことを思えばあがく鈴木であって欲しいのも本音で、奪い取ってこそのレギュラー、物分かりの悪い鈴木が実のところ来季の鍵を握るのではないかと思います。
オープン戦では.400で首位打者となり、春先にやや出遅れましたがじわじわと数字を上げて6月には8打数連続安打で打率2位になるぐらいに打撃でも勝負ができるところまできましたから、今宮あたりと比べれば劣りますがそれでも肩はどうにもならないにせよ守備範囲、併殺プレーでの動きはかなり良くなってきています。
思い切りのいいシャープな打撃とともに平沢の大きな壁であってもらいたい、そんな鈴木の超ブレイクを願ってやみません。

2012年通信簿
2013年通信簿
2014年通信簿
2015年通信簿


【オリオン村査定】 8000万円 → 1億1000万円 (△38%)


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