9 福浦和也 内野手 37歳 年俸1億円
【2012年成績】 84試合 180打数 5得点 45安打 打率.250 3二塁打 0三塁打 0本塁打 25打点 0盗塁 16四死球 27三振 得点圏打率.254
3年契約の2年目の福浦でしたが、昨年よりも大きく成績を落としてしまいました。
一軍に定着をしてからは最低の打席数でしたし、本塁打がゼロだったのも初めてです。
本塁打はおろか代名詞とも言える二塁打ですら僅か3本しか打てず、その長打率は岡田を下回っているのですから寂しすぎます。
目指していた2000本安打ではなく堀を越えるための21本を来季に打てるかどうか、そんな心配をしなければならなさそうです。
それでも夏場に各選手が数字を落とす中で7月は.381、8月も.279と打線を支えたのは福浦でした。
ボールに逆らわないテクニックは健在で、福浦らしい巧みなバットコントロールに助けられた試合は少なくはありません。
しかしこれまでは野手の頭を越えたり間を抜けていた打球が詰まらされてポップフライやボテボテのゴロになるケースが増えてきたのは、やはり体に力が無くなったからなのでしょう。
あるいはそのちんたら走りに象徴をされる下半身への不安が軸をしっかりと保てない理由なのかもしれず、数字を残していた時期でもスタメン落ちをしたことからしても体調が万全ではなかったのでしょうし、そんなシーズンが続いているわけですから先行きが不安にもなります。
このままでは費用対効果を考えれば契約の切れる来季でユニフォームを脱ぐことを球団から勧められる可能性が高いでしょうから、福浦にとっては正念場の来季となります。
その打撃よりも衰えが顕著だったのは、華麗だったはずの守備です。
横への動きが鈍くなりましたし、強い打球に反応できない自分に苛立っているようなところを何度か目にしました。
芸術的なグラブ捌きもポロポロとすることがあり、もう一塁を守るのは無理なのかもしれません。
福浦に守備固めが出される日がくるとは思ってもいませんでしたが、悲しいかなこれが現実です。
守備でもアピールができなくなってしまえば一塁、あるいはDHでスタメンを勝ち取るには打撃で勝負をするしかありませんので、どうにも八方ふさがり気味です。
そうなれば初芝の晩年がそうであったように、あるいは前田智が広島ファンを狂喜させているように、福浦には代打稼業を極めてもらうしかありません。
今でも球場でその名がコールをされたときのスタンドの盛り上がりようはサブローと双璧ですから、ファンの期待もまだまだ大きいです。
今季も代打での犠牲フライ、押し出し四球と二度のサヨナラ勝ちを演じた福浦は、まさに経験と顔を活かすだけの存在感があります。
もちろん本人はスタメンを諦めてはいないでしょうし、その気概は持ち続けてもらいたいのですが、一日でも長く野球ができるよう自分の場所を見つける来季であってもらいたいです。
俺たちの福浦、その歌声がQVCマリンに数多く響き渡ることに期待をしましょう。
2007年通信簿
2008年通信簿
2009年通信簿
2010年通信簿
2011年通信簿
【オリオン村査定】 1億円 → 7500万円 (▼25%) ※3年契約
大好きな福浦を見る機会はすっかりと減ってしまいました
スタンドではよく福浦を使え!という声を毎回聞きましたが
それは打撃不振が深刻な大松を使い続けたことへの批判が大きかったと思います
出場機会が少なくなったのと今までの守備力を思うと衰えはかなり目立ちましたね
期待をしていなかったホワイトセルの方が守備も良かったので特に感じました
今年は井口や福浦と守備の衰えが顕著でしたね
井口は来季も全試合は別としてスタメン出場は多いでしょうが
福浦の起用は伊東監督がどう考えているのか興味があります
伊東監督と面談をして一番危機感をもっているのが福浦だと思いますので
来季は出場機会がふえるべく奮起をしてもらいたいです
春先は好調でありヒットもタイムリーもよく出ていて、スタメンの機会も多かったのですが、
交流戦におけるヤクルト戦での膝の負傷による離脱。
あれが実に痛かったと思います。
後半戦では代打の切り札のポジションにありましたが、個人的にはやはりスタメンでの姿を見たいというのが希望で、
来季の復活に期待したいと思います。
このキャンプとオフでしっかりと体を作り直し、来季にのぞんでほしいと思います。
春先から交流戦ころまではスタメンでも結果を出せると思います。その後の夏場以降の失速もある程度計算にいれて、
次第に今季と同じく代打ポジションに回すなり、他のベテランとうまく使い分けて間隔をあけてスタメンで出すなりして、
来季は100安打を一つの目安に頑張ってもらいたいです。
2000安打まであと何本かな、というテーマがわりと大事かと思いますが、
「堀を越えるための21本」ではイメージがイマイチわきませんね。
普通に「あと193本」という文言を書いていただいた方がベターだと思います。いかがでしょうか。
生意気ついでに、越える→超えるですね。
パリーグに全く興味がない、という中日ファンの77歳の父が、「ロッテと言えば福浦やろ。あいつはホンマに芸術品やぞ。なんでスタメンやないのや。福浦超える奴なんか、若手で聞いたことない。」といってました。この年齢の人たちからも尊敬されるくらいですから、もうひと華、なんとか咲かせてほしい。怪我を含め体力の問題だと思いますが、05年から、毎年フォームとっかえ、ひっかえ替えて工夫されてる姿が、痛ましいと思えてしまいます。頑張れ!俺たちの福浦!
代打成功率は鬼のような数字だったと思いますが、先発だと案外だったですね・・・
試合で足を痛めたこと、ありましたよね、今季は調子が万全でなかったと解釈し、来季改めて期待したいと思います。
あの、美しい放物線を描くホームラン(フォロースルーも美しい)、ぜひもう一度見てみたいです!
マリーンズファンの心の支えでした。
その福浦もついに衰えが…。
晩年になればプロレスラー並の体に改造し、
パワーヒッターに変身すれば天性のバットコントロールと相まって、「一発で仕留めるバッター」として生きていけるのですが、
福浦の場合、腰が悪いのでウェイト増を期待するのは腰の負担を増やすだけという図式のようで、これまた八方塞がりです。
代打稼業として左の必殺仕事人としてなら一年間は乗り切れそうですね。
右の必殺仕事人は井口かサブローか、左右の仕事人が揃うのが夢でしたので、それはそれで楽しみです。
おっしゃられる通り代打に専念するのが一番です
2000本がちょっと絶望的なのは残念ですが、そんな記録なくてもロッテファンに語り継がれる大打者には違いありません
残りわずかであろう、そのプレーする姿を目に焼き付けたいと思います
昔野球ゲームでロッテを使う際に、ミートカーソルの大きい、福浦でしかヒットを打てなかったのは良い思い出です