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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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2009年通信簿 6 井口資仁

2009-10-17 01:45:09 | 千葉ロッテ

6 井口資仁 内野手 35歳 年俸1億8000万円

【2009年成績】 123試合 448打数 71得点 126安打 打率.281 24二塁打 3三塁打 19本塁打 65打点 4盗塁 81四死球 101三振 得点圏打率.273

まさかロッテに入団をしてくれるとは思ってもいなかった井口だけに、まさにズレータの入団以上の驚きでした。
しかし開花をしつつあった根元と結果を残していたオーティズとの兼ね合いをどうするのかと、彼らを上回る結果を残さなければ補強は失敗に終わるとの指摘どおりに、結果的には昨年からチーム力が上がったことに貢献ができたかどうかは微妙だったりもします。
とは言え、根元の現状やオーティズがロッテではあれほどの活躍ができたはずもないことを考えれば、井口がいなかったらどうなったかと、背筋が冷たくなったのもまた事実です。

それにしてもデビューは鮮烈でした。
開幕戦でいきなりの先制ツーベースを放ったかと思えば、その翌日も2本のタイムリー、4試合目には移籍初ホームランに5試合目で初猛打賞と、さすがはメジャーでレギュラーだったことはあると狂喜乱舞をしたロッテファンは私だけではないでしょう。
極めつけが4月中旬のサヨナラ満塁ホームランで、4月を終わって打率は.373とまさに井口ロッテの様相を呈していました。
逆に言えば4番を井口に任せたおんぶにだっこ状態だったわけで、その井口が故障でDHに回った後も奮起をしつつも徐々に調子を落としていくと同時に、チームも段々と勢いを失っていった責を井口に負わせるのは酷に過ぎるでしょう。

開幕前から竹原が弟子入りをするなどした「右に引っぱる」といった言葉が一人歩きをしていた感はありましたが、確かにツボにきたら引っぱるものの基本はセンターから右方向、というのが好調時の井口のバッティングではありました。
しかし調子が落ちるとともにズレータばりの外角低めのボールに無理に引っぱるようなスイングで空振りをするケースが目立ち始め、右方向はどうしたのよ、と言いたくなるような目を覆いたくなるバッティングが増えてきたのは、おそらくは疲れと無縁ではないでしょう。
全試合全イニング出場を目指す心意気は買うものの、35歳という年齢と動きの多いセカンドというポジションを考えれば適度な休養が必要であることは素人でも分かることで、故障をしながらも結果を残していたDHでの井口を見れば来季もDHで勝負をすべきではないかとすら思います。
もちろん本人はそんなことを是とはしないでしょうが、それであればチームと自らの現状を顧みる必要がありますし、得点差のある試合の終盤で交代をするなどの配慮をするであろう西村監督でしょうから、契約などを盾にとって意固地にならないことを願うばかりです。

正直なところ舞い上がった時期もありましたが、成績としてはこんなものだと思っています。
.280の15本ぐらいがせいぜいだと見ていましたから、よくやった方だと言ってもよいかもしれません。
むしろ井口として正念場なのは来季で、シーズン中盤以降は改善をしたもののマスコミ向けに口にしていた「1点を取りに行く野球」とは裏腹なちんたら走りをしていたのが当の井口でしたし、チーム全体が緩い野球の雰囲気に浸っていたこともあって活きることがありませんでした。
しかし来季は西村監督が堅実な野球を目指すと公言をしていますので、まさに井口が率先をして貪欲な野球をすることが求められます。
結局は口だけだったのかと言われるのか、さすがは井口だと言われるのかは来季の井口の言動にかかっており、恩師とも言われている金森コーチとの邂逅でさらに光り輝く井口を目にする2010年であることを願っています。


【オリオン村査定】 1億8000万円 → 1億8000万円 (±0%) ※3年契約

 

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いい線はいっていた (もちまる)
2009-10-17 02:03:18
序盤はまさに頼れる男だっただけに、途中の失速は悔まれます。
個人的には今期のサブローの様な成績を期待していました。
中盤の微妙な走塁も故障の影響と思いたいです。
今期の成績は、裏を返せば休養をはさみながら出場すれば、まだまだ安定したそれを残せる証明にもなったと思います。
田中雅や根元、塀内、一応早坂も含めて併用しながら出場すれば、やはり獲得して良かったと改めて思える力の持ち主でしから、来期の活躍を期待しています。
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ケガの具合は・・・ (jun)
2009-10-17 10:41:21
GWまでは、まさに「神様、仏様」的な活躍でしたね。
その後の長いトンネルは原因不明ですが、ケガとベンチの不協和音が元凶で、来年は双方とも払拭できる、そんな一年になって欲しいです。

ところで、今江(昨年)も井口も西岡も死球で戦線離脱したと思いますが、特にロッテの選手が避け方が下手、という訳ではないんですよね?
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Unknown (ティック)
2009-10-17 11:52:31
井口選手に関しては入団時は、まあ.280・20本って所かなと予想していましたが、開幕からのまさかの好調で途中でこれは.330・30本はいけるかなと予想を修正しようとしました。
でも結果的には最初の予想とほぼ同じ結果でしたので及第点といった所でしょうか。
後半調子を落としたのはマークが厳しくなったせいでしょう。逆にマークが緩くなった大松選手が調子を上げたように、来季井口選手にかかるマークを減らすためにも、大砲がもう一人必要だと思います。
それがムニスなのか、ズレータなのかは分かりませんが。

大松がダメでも井口が、井口がダメでもサブローが、外人が、福浦がとマークを分散できるような打線を組んでもらいたいです。
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特別な使い方をしなければよいのに。 (Machio)
2009-10-17 15:25:17
こういう契約であればどんなすばらしい選手でも要らないということを勉強させていただきました。

怪我や疲れが原因ならば休ませれば良いだけ。完全に使い物にならなくなるまで見殺し、そんな契約を結んだのも半分は自分の責任だと思います。日本野球の井口攻略で完全に存在感を無くしてしまいました。

とはいえロッテ打線の中で、調子が悪くても一番ストライクゾーンで勝負に行きづらいバッター。四球の多さからわかります。怪我が無ければ出塁率と盗塁嫌いの監督がいなくなったので、さらに存在感が増すと思います。

来年は三割、三十本、三十盗塁に期待してます。

三十盗塁はアレかな。
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うまく起用して通年の活躍を! (放浪カモメ)
2009-10-17 15:32:55
成績からすると、大方予想通りの結果でしたが、優勝を目指すチームとしては、前半の活躍を後半の失速で相殺してしまうようでは頂けません。それでも今季は復帰一年目という事と体力的、精神的な負担、死球による怪我などを考えますと、チーム状況の悪い中、頑張ってくれたと思います。
来季は基本的には先発二塁手で、時にDHとして出場し、試合展開により途中交代をしながら全試合出場を果たして貰いたいものです。いくら出場試合数が多くても、結果が伴わなければ全く意味がありません。希望としては、読売の小笠原のような体をケアしながらの出場が理想的です。
成績としては来季も、打率.300、20本塁打程度の活躍を期待しますし、打順としては5番辺りに座って欲しいものです。彼の彼らしさが最も発揮できる打順で固定して起用する事がチームにとってもプラスとなるでしょうし、何より井口自身のためにもなるでしょう。長距離砲の不在というロッテ永遠の課題が克服される事は期待せずに、バントや機動力を駆使して確実に点数を重ねる野球に徹するためにも、井口のシーズンを通した活躍に期待しています。
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井口 (ちょろ)
2009-10-17 20:56:48
前半戦までは首位打者も狙えるのではと思えましたが、交流戦から内角攻めにあい、そこから失速したんですよね。
されど、チーム内にアーリーワークで練習する姿に共感した選手が出てきたという辺り、意識を変えてくれた選手でもあります。

応援テーマソングもノリが良くて、新しい選手ソングの中では1番ですね。
来季は確約とまではいきませんけど、1軍だった場合、打順を何番に組んでくるかに注目しております。
どちらにしても井口をうまく生かしてほしいね。
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お返事 (オリオン)
2009-10-17 22:26:21
>もちまるさん
まさに仰せの通りで、適度に休養を入れながらの出場であれば今期並みはもちろんのこと、今季以上の結果も期待をしてよいでしょう。
残念なのが骨折で秋季キャンプでの体作りに影響がでそうなことで、それが先々の足枷にならないことを願っています。

>junさん
そのための金森コーチの就任、なのかもしれません(笑)
派手なパフォーマンスが有名でしたが、かと言って致命的な死球を受けたわけでもなく、ほとんどが尻や背中だったような気がします。

>ティックさん
ズレータのためにも井口、井口のためにもズレータ、そして大松なのかもしれません。
まさにソフトバンク時代に各々が活躍を出来たように、マークの集中がされないことが大事だとのご指摘、ごもっともです。
そのためにはズレータだけではなく大砲としてのムニスに期待をしたいですし、福浦の復活にもすがりたいです。
西岡、早坂、福浦、大松、井口、ズレータ、ムニス、里崎、今江と並べば気を抜けない打線になります。
サブローが残留をすれば無敵かもしれません。

>Machioさん
井口自身の問題もご指摘の通りだと思いますが、契約を逆手に取ったベンチの嫌がらせもあったような気がします。
地元最終戦のセレモニーに顔を出さなかったのも、そんなことが理由ではないかと勝手な想像をしています。

そう言えばトリプル3を宣言したことを忘れるところでした(笑)
故障がなくても10まで走れたかどうかは微妙で、メジャー仕様に体を作り直したことで盗塁は期待をしない方がよいでしょうね。

>放浪カモメさん
3割20本の5番、そうあって欲しいです。
塀内の覚醒次第ではDHも考えたいですが、このあたりはズレータやムニスとの兼ね合いでしょう。
自分だけにマークが集中をしなければダイエー時代の大活躍は夢ではないでしょうし、2年目は遠慮せずにチームメイトに直言できる井口であって欲しいです。

>ちょろさん
西村監督が井口を特別扱いをしないこと、ここがポイントだと思います。
特別扱いは井口も望んでいないでしょうし、チームに真に溶け込むには不要な扱いです。
手抜きやヘボプレーがあったら井口でも懲罰交代をさせる、それが井口のためになると考えます。
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井口、井口って言いすぎた (じろうさん)
2009-10-17 22:35:48
まあまあってとこですかね。
1年通して、よりコンスタントな活躍を
期待していたのですが・・・・・・・。
4月までの存在感が大きく、
「井口、井口」と期待しすぎたのが、
よろしくなかったのかも。
井口も歳には、勝てないってことでしょうかね。
来シーズンは、もう一度、マリーンズにおける
井口の存在感というものを
見つめなおしてくれたらいいかなぁ?
っと思いますね。
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指揮官とのコミュニケーションを (JF)
2009-10-17 23:08:18
交流戦の読売戦、9回裏無死1,2塁でバントのサインを出されて激怒した試合がありました。マリーンズファンの間でも物議を醸しましたが、このあたりからバレンタイン監督との関係がこじれてきたのは事実かもしれません。マスコミ向けに「1点を取りに行く野球を」云々言い始めたのもちょうど時期が重なりますし。そういう意味で、新監督が「細かい野球をしなければ勝てない」と明確に発言したわけですから、オリオンさんの仰る通り井口の本当の真価が問われるのは来季でしょうね。
前述のバントの件については、「今まで明らかにバントの場面で散々好き放題打たせてきたのに、何故4番として文句のない成績を残しているオレがバントなんだ」という思いからの怒りだったと推測しています。ですから、来季はどんな野球をしたいのか、西村新監督が井口を含めた選手ひとりひとりとコミュニケーションをとって伝えていく必要があるでしょうね。ミーティングで自分の考えを押しつけがましく言うと、脱ボビーの側面が色濃く出すぎて反感を買う可能性大ですので。

だいぶ話が逸れてしまいましたが、ぜひとも来季は年間を通して平均的に活躍できるよう、体のケアや起用法など十分考えてほしいと心から願います。経験豊富なベテランで自分のことは自分でできるでしょうから、自覚を持って有意義なオフを過ごしてくれると信じています。
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お返事 (オリオン)
2009-10-18 18:54:34
>じろうさんさん
仰せの通り、井口ロッテにしてしまったことがまずかったのだと思います。
それだけの結果を残した4月ではあったのですが、結果的に井口を追い詰めた要因の1つだったのかもしれません。
来季は西村ロッテの一員としてチームを支える、そんな井口であれば期待ができるのではないかと思います。

>JFさん
あのバントは私も納得ができませんでした。
4番にバントをさせること自体は否定をしませんし、場合によってはやらなければならないと考えていますが、ではそういった野球をするための準備(=練習)をしてきたのか、実際にそういった野球をしてきたのかと言われれば、答えは完全にノーです。
ですから単なる思いつき、場当たり的な采配に井口が怒っても当然だと思います。
それで両者に亀裂が生じたのであれば責任は監督にあり、また間を取り持てなかったコーチが責を負うべきでしょう。

ですから西村ロッテで井口がどういったポジションとなるのか、どういった野球をやっていくかを理解するまで話し合っていく、これは井口に限ったことではありませんが、納得はせずともそれが西村野球であれば選手は従う義務がありますので、きっちりとした説明責任を果たす新内閣であることを願っています。
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