今日のひとネタ

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「勝った」と思った瞬間

2008年02月09日 | 日記・雑記・ただの戯言
 昨夜は会社の飲み会で電車を降りたのは12時半。実は、先月市内で二人組のスタンガン強盗が出たというニュースを聞いたので帰り道がコアイです。

 私はと言うとスーツ着た酔っ払いサラリーマンですので強盗のターゲットとしては格好でしょう。さらに帰り道の一部がすごく細くて車も通れないところがあるので物騒ですから、何度も振り返りながら歩きました。で、何度目かに振り返った時に相当な速さで近づいてくる人影が見えたですよ。

 「すわ、強盗?」と思いこちらも超高速歩行にチェンジ。イメージとしてはスキージャンプ並の前傾姿勢でおでこが足の爪先より1mくらい前に出てたと思います。(いや、あくまでイメージですが)

 さらに角を曲がってからは100m程ダッシュ。そこで振り返ってみたら既に人影は無し。ただし、いつどこから現れるかわからないので鞄の取っ手をギュッと握り数回振り回してみました。しかし、結構重いのでテニスショットのような感じでは肘がちょっと痛いので、ボクシングのフックかスイングのように肘を軽く曲げてみたら結構いい感じ。

 強盗が現れたらとにかく鞄を無茶苦茶振りまわしながら相手がひるんだ隙に言葉で威嚇しながらとにかく近くの家の庭先に逃げ込んで携帯で110番通報する、というシミュレーションはバッチリ。

 そうしているうちに我が家が見える位置まで来たところ、踏み切り工事の人たちに出会いました。終電が出たという事で作業を開始したのでしょう。踏切から50m程手前に1人と踏み切りの前に1人警備員がいて線路には作業員数名。

 その警備員の姿を見た瞬間「勝った!」と思いました。これで襲われる心配はないということで。家に帰ってこの話をしたのですが、妻によると相当興奮してたらしいです。

 冷静に考えてみればその人影もコート姿でサラリーマン風だったので強盗だった可能性は低いのですが、なにしろ当方用心深い性格ですので。それにしても、夜中にあちこちで道路工事とか踏み切り工事とかやって警備員と作業員がウロウロすればオヤジ狩りも減るかもしれませんのにね。作業する人は大変でしょうけど。