今日のひとネタ

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カセットテープは偉いのか?

2008年02月19日 | 日記・雑記・ただの戯言
 昨日カセットテープの事を書いてた時にいろいろ思い出しました。考えてみれば初めてカセットテープレコーダーを使って以来、私にとってその立場がMDやボイスレコーダーに取って代わられるまで約30年。ずいぶんお世話になったものです。そこは敬意を表しておかねばならないでしょう。

 ただのテープレコーダーからラジカセになって、その後カセットデッキを使って、さらに我が家にはカセットMTRまであります。カセット関係で使用した機材は10数台。買ったテープは数百本でしょう。

 カセットの一番のメリットは手軽に録音再生できることと機材が普及してたことでしょうか。デメリットとしては主にノイズの影響による音質と音のムラとか揺れとか。あとは熱に弱くて耐久性に欠ける点。もっとも耐久性については、テープを少ししか持ってないときに繰り返し使用したことが大きかったかと。音楽の録音テープをいっぱい揃えてからはそんなに伸びたテープにはお目にかからなかったですし。

 音質についてはあのテープ幅でステレオで両面録音できるのだから、あの時代では十分満足といえたでしょう。ちなみに我が家のカセットMTRはハイポジ専用で倍速録音でdbx付ですが、ヘッドフォンで聞いてもかなりノイズが少なく音も良いです。「それだったらそもそもカセットを倍速にすればよかったじゃん」という声もあろうかと思いますが、そうすると録音時間が半分になっちゃいますしね。結局カセットテープというものは音質と手軽さと携帯性の兼ね合いの中での妥協の産物だったのでしょう。

 初めてカセットテープに音声を録音したときは、テープの表面に自分のしゃべった言葉が白抜きで記録されてないのが不思議でした。(小学校の低学年だったので…) なぜあのテープに音声が記録できるのか、皆さん小学生にわかるように仕組みを説明できますか? かえってメモリとかHDDにWAVEファイルとかMP3で録音する方がわかりやすいような…。デジタル世代の人には「このカセットの中に録音されてるのはWAVE形式ですか? MP3ですか?」なんて聞かれそうですが。(そんなことはない?)

 ということで、カセットテープは偉い! VIVAアナログ!
(なんてね~。実はカセットテープは嫌いです。MDは音質は許すけどどうも信頼できないし。)