カームラサンの奥之院興廃記

好きな音楽のこと、惹かれる短歌のことなどを、気の向くままに綴っていきます。

権之丞長男の消息。

2021-10-20 14:10:04 | Weblog

竹芝桟橋の小笠原協会所蔵の『小花日記』を読まれた鈴木高弘先生のblog記事によれば、「小花は、男子ばかり8人の子だくさんですが、その次男秋作を小笠原以来懇意の松浪に養子にあげる約束をし、内地に戻るとすぐに実行します。松浪には実は他に男子がいたのですが、正妻の子ではないということで秋作を迎えたのです(このため後に秋作は正妻安子が産んだ泰近に松濤家の家督を譲り小花家に戻ります)。」とのこと。つまり、小笠原諸島開拓に出掛ける以前から権之丞には正妻以外の女性との間に男児がいたらしい。権之丞小笠原在島以降の元治元年7月20日生まれの泰近の除籍謄本には、続柄欄に「権之丞弐男」とあるので、これが他に「長男」の男児がいた証拠になるのだろうか。その「長男」が他家に里子か養子に出されていた可能性も考えられるが、そもそも家に伝えられている話に「長男」の消息に関するものが一切ないことがあらためて不可解。

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昨日今朝。

2021-10-20 07:59:11 | Weblog

昨日は、某歌会の詠草を読んでいて、唐突に『ヨブ記』のこと、とりわけ、河野裕子先生18歳の頃の短歌作品〈休学と決まりし午後にぽつつりとヨブ記を読めと主治医が言へり〉のことを思い出した。

今朝は、早くに実家の母へ電話し、松濤家と茨城のご縁の話など、二時間近く話した。

今日は、久しぶりに神奈川方面へ自転車の遠乗りをしようかと画策中。川崎にあるという、美味しくて見事で、かつ安い(リーズナブルな)仕出し弁当屋さんの日替わり弁当をぜひとも見てみたい。と思いつつ、その仕出し弁当屋さんのインスタグラムを見ると、今日10月20日(水)は全ての営業をお休みするとあった。残念。。計画変更して、方面を目下検討中。

結局、朝のもやもやした遠乗り計画は頓挫し、弁当持って近場の美味しいうどん屋のある屋上へ。久しぶりにまともに連作短歌でも詠もうと鞄からノート・ペンを取り出しテーブルに並べるも、吹き抜ける凄まじい風にあっという間に持っていかれ、レンジャーさながら拾いに行く羽目に。ノート・ペンをしっかり手で掴み風に抗いつつ、取り敢えず短歌吟行にいそしむこの昼間。
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