半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

奇跡のレッスン「世界の最強コーチと子どもたち」

2015年05月05日 | 自分の時間
録画しておいたNHKの番組で「奇跡のレッスン「世界の最強コーチと子どもたち」」というのを見ました。

フットサル日本代表監督を務め、アジアカップ2連覇を達成したスペイン人、ミゲルさんが東京の小学生サッカーチームを1週間指導するものです。

いや~、とっても感動した

その教え方は日本のものとは全く違い、子供も1週間で劇的に変わったのですが、親もその姿を見て3日目にして、ミゲルさんに子育て相談に乗ってもらうという流れが出来るほど。

そして1週間で、親子共に大きな変化が本当に起きたのです。

ミゲルさんが言う「日本でよくあるやり方」は、「ミスを叱る」こと。

なぜそうしたの?そうじゃないだろ?ということを指摘していくと、子供は考えなくなり、言われたとおりにやろうとし、またミスを怖がって「自分で決断しなくなる」。

また、相手もいない、パターン化された練習は「型を覚えるだけ」。

そうではなく、子供たちに一番求めたのは「早く考えること」、「2秒先の未来を読もう」ということ。

そして、その指導方法は「良いところをほめること」。

失敗をしてもそれは問題ではなく、1つ1つのプレイで「?」と思ったところがあれば、すぐに止めて、その本人に考えさせる、あるいはプレイを改めてどうしたらよかったか選択させる。

そして、褒める。

例えば、あるプレイを上手に出来た子に「凄い上手い新しいネイマールの誕生だ」と褒めちぎられたら、そりゃ~、子供だって得意になります。そしてその子は本当に、この1週間、ミゲルさんから「ネイマール」と呼ばれ続け、チームメイトからも「ネイマール」と呼ばれるようになったのです


2~3日目で子供たちの名前をほとんど覚え、1人1人の良いところを見つけ、例えば自信が無い子には自信がつくような言葉のシャワーを浴びさせ、練習中は2分に1回はプレイを止めて、プレイを考えさせる、という姿が本当に凄いんですが、それを反映して子供達も見る見る変わっていくのがわかるのです。

いや~、本当に世界のトップクラスのコーチというのは、本当に凄い。

こういったコーチに1週間だけでも人生の中で出会ったら、子供達は大いに将来が伸びるでしょうね~

特に、サッカーを通じた子供を育てるミゲルさんの言葉が胸に突き刺さりました。

「ミス(失敗)を見つけて指摘することは誰でも出来る。でもそれは臆病者のすること。そうではなく、隠れた良いところを探し出してほめてあげる。それはとても難しいけど、私はそれを選びます」

実際にそれを体現し、成果を出している人であり、それを大人だけでなく子供に対しても実践してしまっている姿にとても感動しました。

ちなみに、最後の日、同じレベルのチームと試合をし、なんとスコアーは9:0
劇的な大差でした。。。

奇跡のレッスンの10カ月後、変わった子供や親の姿も映し出されていました。


色々な子育て基金とかはありますが、1週間でも1日でも良い、世界中の多くの子供たちに「世界1流のコーチ」を味わせる体験を広げていけばいいのにな~とも思いました。

そして、昔習ったCTIのCO-ACTIVE-COACHINGの「間違っている人はいない」「人は無限の可能性を持っている」ということも思い出しました。

いや~、凄かった。

1流は1瞬でわかる。

1流は1瞬で人の心を変える。

1流は出会っただけで子供のその後の成長に劇的な変化を生み出す。

とても良い学びになりました
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1 コメント

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Unknown (湘南たかとり1丁目)
2017-10-21 16:53:01
奇跡のレッスンは、来年の4月からはTBSが「水曜日のダウンタウン」の後継番組として放送するそうです。
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