半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

今年の味噌作り♪

2011年02月27日 | 農的体験・生活
味噌作り、それは男のロマン。。。っていうわけじゃありませんが、とにかく自家製味噌は市販品とは全く香りやコク、旨味が違うんです

数年前から自家製味噌を作り始めてからは、味噌つくりは我が家では毎年欠かせない行事になりました

そしてこの2年は神崎の「わくわくの西の城」という公民館みたいなところで、かみやま酒店の店主さんが主催する味噌作りに参加させて頂いて作っていたのですが、大人気で毎年参加者が増え、今年はあっという間に定員オーバーで締め切りになり、参加できなかったのです

泣く泣く、家で作ろうと思いたったものの、わくわく西の城で作っていた味噌の麹は「発芽玄米麹」という何とも贅沢な麹を使っていたので、先日かみやま酒店さんにお伺いしたところ、かみやまさんのところではもう無く、しかし、こうざき自然塾の鈴木さんをご紹介いただいたのでした。
→詳しくはコチラ


そして、本日鈴木さんのところにお伺いし、ついに大豆(無農薬で品種は小糸在来)と発芽玄米麹(こちらも無農薬だそう)を購入しました

大豆7kg、麹7kgで塩が2.8kgぐらいの材料で、大豆は煮ると2倍以上に膨れるので計算すると27kgぐらいの味噌ができます

以下が今回買わせてもらった材料です。写真の左が「発芽玄米麹」、右が「大豆(小糸在来)」です。


とはいっても、家庭で大量の味噌を作るのは大変です。。。
大豆を煮るのも大釜が必要で、煮るのも4~5時間かかります。(圧力鍋を使えば別)
そして、麹と塩と大豆を混ぜるのも大変だし、それをつぶすのもミンチにする機械が無いと大変です。

団地の集会所が使えないか頼んでみたら「だめ」とのこと。。。

結局、家で作ることにしました。

味噌は寒仕込みといって、寒い時に作った方がカビも出にくくじっくり美味しくなります。とはいってももう2月末なので、次の土日ではなく、この日曜日の夜から豆を洗い、水に漬け始めました。


我が家には、この大きなポリ樽が2つあるんですが、1つは大豆を水につけるように使いましたが、麹と塩を混ぜるように使おうと思っていたもう1つはまだ昨年の味噌がわずかに残っていたので、空けてしまうことにしました。

まだ我が家には5kgの瓶の味噌が残っていますが、発芽玄米麹を使った味噌はこれで最後。
かぐわしい発酵した味噌の香りが部屋中に広がって美味しそう~
ほんと、手前味噌ですがこの味噌でにぎったおにぎりは絶品ですよ


そして、底には味噌を作るときに出来た汁が。。。これが醤油の原型になったやつですね
毎回味噌を作る時に思うのですが、世の中の調味料でこの味噌の上澄み液みたいなもの以上に美味いものは無いんじゃないかと思うほど美味いんです


味噌を15kgぐらい作って、わずかお茶碗一杯分ぐらいしかできないこの味噌の上澄み液。1杯数千円の価値はあるんじゃないですか

本日、久々に行った私の畑で、わさわさと生えていた小松菜を茹でて、かつおぶしとこの汁で頂きました。
あ~、美味い、美味い ご馳走って本当にこういうものをいうんだな~


さあ、明日は月曜日ですが、日中、我が妻が大豆を煮てくれて、私は会社から帰ったら夜中に麹&塩と煮た大豆を混ぜ、つぶし、樽に詰める作業です。
がんばるぞ
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