野菜に「旬」があることは皆さんご存知の通り。
例えば、ほうれん草などは本来は寒い時期に作るもので、夏などに無理に作られたのは美味しくありません。きゅうりやトマトは逆に夏のものなので、この時期には本来育つものでもありません。
でも、プロは違うんですよね~。お客様はいつだって美味しい野菜を欲しいわけですから、それにあわせて工夫をして頑張って出来るだけ野菜を出荷しようと努力をしています。
この前、農家さんのグループで出荷時期の事を聞いてきたのですが、1週間単位でいつ、どんな野菜が、どのぐらい出荷できるかを、今年いっぱい既にスケジュール化してしまっているんですよ凄い
大根を例にとってみると、本当は秋冬野菜なので、11月~1月ぐらいが美味しいわけです。
ところが、年間を通して私達は食べています。そういった需要に対して、農家さんは頑張って切らさないで出荷できるように種を蒔いたり、栽培方法を考えて作ります。
家庭菜園であれば、「適期に種を蒔く」ことは素人でも無理なく野菜を作る最も重要なことの1つ。例えば大根であれば8月下旬~9月下旬ぐらいが適期でしょうか。この時期の大根を11月~1月の間に収穫するのが一番簡単で美味しいと言われています。
でも、プロ農家さんは違います。
例えば出始めとして、まず10月には出荷できるよう種を蒔きます。でもこれはなかなか大変なのです。
10月に出荷するためには8月には蒔かなければいけません。でも、夏のまだまだ暑い時期に種を発芽させなくてはいけないので、雨が降らないと水をあげなくてはいけません。
そして、9月は一番虫が出る時期です
昨年は大量発生したシンクイムシという蛾の幼虫にやられて、千葉県産の無農薬大根葉のほとんどは10月出荷はできなかったほどです。
まあ、10月はさておき「寒いからこそ美味しい♪やっぱり冬は大根だよな~♪」と素人ながらに思うわけですが、11月~1月ぐらいまでは良いのですが、1月下旬ぐらいからは、葉っぱの付け根が早朝の寒さや霜で凍り、これがお日様が出てきて解けると腐りやすくなり、これまた安定した出荷が非常に難しい時期なのです
なので2月以降は本当は大根の旬とは言えず、農家さんはビニールトンネルで大根を育てるのです。
そして3月に出される大根はハウスで栽培されたものです。ハウスの中は暖かいので、12月という本来はありえない寒い時期にまかれた種が寒さに耐えながらも育ち、3月頃出荷されます。
大根1つとっても、「冬の大根は美味しいよね~」と我が家での会話に出てきてしまいますが、今の時期の大根は本来は露地栽培であれば本来は旬から大きくずれている時期に頑張って育てた大根なんですよね。。。
だから、今の時期に大根を食べるときは、小さいとか値段が高いとか言わずに、私達の要望にこたえて頑張って作ってくれた農家さんと、頑張った大根に感謝をして頂きましょう
例えば、ほうれん草などは本来は寒い時期に作るもので、夏などに無理に作られたのは美味しくありません。きゅうりやトマトは逆に夏のものなので、この時期には本来育つものでもありません。
でも、プロは違うんですよね~。お客様はいつだって美味しい野菜を欲しいわけですから、それにあわせて工夫をして頑張って出来るだけ野菜を出荷しようと努力をしています。
この前、農家さんのグループで出荷時期の事を聞いてきたのですが、1週間単位でいつ、どんな野菜が、どのぐらい出荷できるかを、今年いっぱい既にスケジュール化してしまっているんですよ凄い
大根を例にとってみると、本当は秋冬野菜なので、11月~1月ぐらいが美味しいわけです。
ところが、年間を通して私達は食べています。そういった需要に対して、農家さんは頑張って切らさないで出荷できるように種を蒔いたり、栽培方法を考えて作ります。
家庭菜園であれば、「適期に種を蒔く」ことは素人でも無理なく野菜を作る最も重要なことの1つ。例えば大根であれば8月下旬~9月下旬ぐらいが適期でしょうか。この時期の大根を11月~1月の間に収穫するのが一番簡単で美味しいと言われています。
でも、プロ農家さんは違います。
例えば出始めとして、まず10月には出荷できるよう種を蒔きます。でもこれはなかなか大変なのです。
10月に出荷するためには8月には蒔かなければいけません。でも、夏のまだまだ暑い時期に種を発芽させなくてはいけないので、雨が降らないと水をあげなくてはいけません。
そして、9月は一番虫が出る時期です
昨年は大量発生したシンクイムシという蛾の幼虫にやられて、千葉県産の無農薬大根葉のほとんどは10月出荷はできなかったほどです。
まあ、10月はさておき「寒いからこそ美味しい♪やっぱり冬は大根だよな~♪」と素人ながらに思うわけですが、11月~1月ぐらいまでは良いのですが、1月下旬ぐらいからは、葉っぱの付け根が早朝の寒さや霜で凍り、これがお日様が出てきて解けると腐りやすくなり、これまた安定した出荷が非常に難しい時期なのです
なので2月以降は本当は大根の旬とは言えず、農家さんはビニールトンネルで大根を育てるのです。
そして3月に出される大根はハウスで栽培されたものです。ハウスの中は暖かいので、12月という本来はありえない寒い時期にまかれた種が寒さに耐えながらも育ち、3月頃出荷されます。
大根1つとっても、「冬の大根は美味しいよね~」と我が家での会話に出てきてしまいますが、今の時期の大根は本来は露地栽培であれば本来は旬から大きくずれている時期に頑張って育てた大根なんですよね。。。
だから、今の時期に大根を食べるときは、小さいとか値段が高いとか言わずに、私達の要望にこたえて頑張って作ってくれた農家さんと、頑張った大根に感謝をして頂きましょう