半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

素敵なかみやま酒店さん&素敵な「しぼったまんま」!

2011年02月12日 | 素敵な人・友人との時間
 今年は味噌がまだ作れていません
 神崎の「わくわく西の城」という場所で、この2年は味噌作りに参加させて頂いていたのですが、人気で今年の分は昨年の11月時点で申し込みを締め切ってしまったとか

 味噌はやっぱり「寒のうち」に仕込むのが良いようなので、立春も過ぎたのでそろそろ作らなくちゃな~、と思っていました。

 で、今日神崎に行く用事があったので、「わくわく西の城」で味噌作りを開いてくれている「かみやま酒店」さんへ寄って来ました

 かみやま酒店のご主人は、自分で発芽玄米麹を作っている方。発芽玄米麹で作ったお味噌は、普通の麹とは違って麹の形がそのまんま残るのですが、やっぱり美味しいんです

 ということでご主人に「自分の家で味噌を作ろうと思っているんですが、発芽玄米麹って売っていますか?」とお聞きしたところ、「すみんませんね、味噌作りイベント用に作るので手一杯で売っていないんだよね」ということでした

 ところが、「鈴木さんならあるかもよ?」とのことで、その場ですぐに電話をしてくれました

 鈴木さん、とは神崎で「神崎自然塾」をやられている鈴木さんのこと。今日は寺田本家さんで醤油絞りをやっているところだったみたい。

 そして「麹は今は無いので2月末頃なら、、、」とおっしゃってくれたので、2月末ぐらいに大豆と麹の予約をお願いしました

 しかし、こういったのって本当に嬉しいですよね~

 お店に売っていないから「ごめんなさい」ではなくて、知り合いにその場で電話をしてくれて手配をしてくれる。。。今のご時世やチェーン店では出来ない、町に根ざした商店の主だからこそ出来る、心のこもった振る舞いです

 かみやまさんにお礼を言い、今日の夜は友達が泊まりに来るのでその手土産に寺田本家の「しぼったまんま」を買って帰りました。

 その夜は数年ぶりに夜中の3時過ぎまでみんなと飲み明かしました
 その酒のメインは、「しぼったまんま」


 最初の1口目はそんなに「美味しい!」って感じじゃありません。
原酒をしぼったものなので、にごりもありますし、炭酸のように発泡していますし、寝かしていないのでまだまろやかになっていません。
 スパークリングワインのような口当たりっていうのが一番適している表現かな?
 荒々しい、というか、若い、っていう感じのお酒です。

 でも、どんどんいけちゃうんです
 味が美味しい、というより、「体が美味しい」と言っている感じ
 先月買って、美味しいと思い、この前のおかげさま農場研修でも飲み、なんだか「無いと困る」っていう感じになってしまいましたなので今日は飲めて幸せ
 好みもあるんでしょうが、私は大好きです
 かつて学生時代、日本酒に少しはまったこともありますが、今は「はまる」というより「嬉しいお酒」になっています。しぼったまんまがあると幸せになれちゃうんです
 相性が良いんでしょうね

 そして、自然農法で有名な福岡正信さんの元秘書さんが自給自足暮らしをしていて、その方が作っている「菊芋」という芋を使って寺田さんが奈良漬のようにつけた漬物を酒の肴に食べました。

 
 食感は生姜の漬物のようにカリカリしていて、味は奈良漬って感じです。血糖値をさげるはたらきがこの菊芋にはあるとか。。。普通に美味しかったですよ

 美味しいお酒を自然体でつきあえる友人や妻と飲み明かす、、、本当に幸せですね
 ほんっと久しぶりに「楽しい~」幸せな時間を過ごせました。
 親切にしてくれたかみやまさん、そして美味しいお酒を作っている寺田さん、ありがとう~ 

 
コメント
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