モノ作り・自分作り

東横線 元住吉 にある 絵画教室 アトリエ・ミオス の授業をご紹介します。
美術スタッフが、徒然に日記を書いています。

小学生もクリスマス開始!!

2013-12-16 22:17:46 | 小学生・クリスマス会
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月曜クラス クリスマス会

どうも幸介です!!本日より小学生クラスもクリスマス会開始!!!お菓子でテンション上がりすぎて怒られる場面もありましたが、それでも一年で一番人気の授業です。みんなやる気満々であっという間に終了の時間。今年はかなーりしっかりした「お菓子の家」ですので、皆無事に自宅へ持って帰れたのではないでしょうか。

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月曜大人・学生クラス クリスマス会

そして月曜日の本領発揮の大人クラス!!「材料3000円分買ってきました」なんて大人買いも毎年恒例ですね。お菓子の家を主に作っておりますが、40cm越えの城も完成いたしました!!真面目で勤勉な月曜クラスですので、飲酒をするのは僕と小原先生のみでしたが、大人クラスも一年で一番アウトローで楽しい授業になったのではないでしょうか!?

というわけでクリスマス会週間が続きますので、皆様お忘れ物のなきよう(ナイフやタオルなど)お越しくださいませ!!!

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クリスマス始まりました!

2013-12-15 19:15:51 | 大人 イベント
2013_12_15_01

こんな素敵なお菓子の家が出来ましたよ~!

庄司です。今年一発目のクリスマスパーティーが日曜大人・学生クラスで開催されました!アトリエの中も見事クリスマス色で一気にテンション上がります!

大注目のクマの家族の晩餐会、可愛らしいハートに、変形窓、あのキャラクターや犬小屋ならぬ熊小屋やコロンブスの家、小屋の中を覗くと…なんて遊び心があったりと、いろいろ楽しめるお菓子の家。作り始めるとかなり熱中してしまいますよね。どんどん、おおっと唸るアイディアが出てきてワクワクしっぱなしでした。そんな中、家族に持って帰るお菓子のお家を建てている佐々木パパさんは、日曜乙女度ナンバーワンのとってもかわいい家を作られました!やはり誰かのために作ると気合が違います!?
ちなみに今回のお菓子の家はかなり頑丈な作りなので酔っ払っていても崩壊せずに持ち帰れそう、という話もあり…。


2013_12_15_02

お酒飲みの方が多い日曜クラスでは、差し入れのワインに金粉入りの日本酒に、日曜クラスのクリスマス定番のカラスミ(なぜに?学生たちもすっかりお気に入り)もしっかり並びました。家を建てるまではお酒は我慢、創りあげたら解禁でもっとワイン開けましょう!なんて声が飛び交い…。私はワインと日本酒で乾杯したらすでにヘロヘロの酔っぱらいです~
小屋を建てたらオッケー、さあ飲もう!という方も、コツコツとデコレーションする学生も、皆一緒になって制作する様子というのはふと冷静になるとなかなか面白い図ですね。大人学生混合のクリスマス会に参加するのは初めてだったので、新鮮に楽しませていただきました!

そんなこんなで、クリスマスウィーク始まりました!今年の締めのお楽しみです、子どもも大人も思いっきりはしゃぎましょう!!(≧∇≦)/

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独自の描画法

2013-12-14 23:51:49 | 大人 油絵・アクリル
Morichristmas_3森 油彩

本日ご紹介の作品は森さんの油彩です。今日出来立てホヤホヤのやつです。
モチーフはヨーロッパのとある国(聞いたのに忘れただけです。)のクリスマスの風景。とても大きい電飾ピカピカのもみの木と情緒あふれる建物をバックに道に人が所狭しとごった返している風景です。

森さんはやはり今日までにどうしても仕上げたかったんです。もう再来週はクリスマスですからね。それにしてもこちら、今の時期を彩るに相応しいとてもきらびやかな風景です。やはり本場は日本のそれとは一味違ったものを感じさせてくれます。

こちらの油彩、いつも以上に森さんらしい独特のタッチで仕上げています。個々のモチーフにピントを合わせて描いて行くというよりとにかく全体の雰囲気を重視して描かれていますね。そういった意味でも写真を写すといった次元では無く、オリジナティーを存分に感じさせてくれる仕上がりになっています。

例えば手前のピントの合っている人々とは対照的に奥に群がる群衆は独自の描画法で描かれており、一見すると人とは認識しづらいのですが遠目で見るとをしっかりそれを感じさせてくれます。その何とも言えない表現が実に面白いです。

そして何と言ってもメインのもみの木の電飾の表現がとても美しいです。点灯している光の一個一個が輝いている様を多彩な色使いでふんわりと描いている。虹を感じさせるがごとき色のバリエーションもかなり見応えがありますね。寒さの中にも暖みを感じるクリスマスを見事に表現した作品です!

明日からアトリエミオスも毎年恒例のクリスマス週間に入ります。今年はどんなことになるのか今から楽しみです。
お菓子の家作りに没頭する方、いつも通り作品作りに励む方アトリエミオス今年最後の一週間、皆さん心より楽しんで下さい!

岩田




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ゆらりゆらりと…

2013-12-13 19:16:57 | 大人 パステル・色鉛筆・他
Oohirakodama大平 ポスターカラー

今年は日曜クラスがクリスマストップバッターですね、私も楽しみにしております。日曜は毎年飲みまくるという恐ろしくも楽しげな噂が聞こえてきますが…負けないように頑張ります!

さてさて、今日はそんな日曜大人クラスより大平さんのデザイン画をご紹介します。
柔らかい黄色が目に飛び込んでくるこのマスコット、ご存知の方もいらっしゃるでしょうか。 ソーラーで頭がゆらゆらとゆれる癒し系マスコットです。大平さんの作品には毎回こっそり登場しているこの子ですが、今回はメインに据えてデザイン画を描かれました。

モチーフの人形はシンプルなデザインなので、背景は賑やかだとひきたちますね。癒し系、まったり、という言葉には意外に鮮やかな色使いで、楽しさも表現されています。
細かく丁寧に観察して描かれる大平さん。タイル状に敷き詰められた三角形や五線譜もとても綺麗で、この作品からも几帳面さが伝わります。デザイン画なのでいつものスタイルとは少し違えど実力をいかんなく発揮されています。

胸の水玉模様を上下に並べてリズムを表しているのが素晴らしいです!大小の変化や配置で首を振る時のゆるやかなリズムが伝わってきます。上の水色は気分をリセットして明るくしてくれる色、下の紫は落ち着かせる色、というのも画面に安定感を与えていますね。
大平さんは仕事場のデスクに置いているとのことで、ちょっと疲れた時にこの人形を見てこんな楽しくもゆったりとした気分を取り戻しているのかな…なんて想像してしまいます。さりげなく横にいて元気を与えてくれるかわいい相棒ですね!
キャラクターをモチーフにする時は、この作品のようにデザイン的に構成してみると、楽しくまた勉強になりますよ!色の組み合わせや背景を考えていくと、自分がモチーフにこんななイメージを持っていたのか、なんて沢山の発見があります。

大平さんは毎回CDジャケットをモチーフに描かれているので、その中に今回のような作品を何点か混ぜて一緒に飾るとアクセントになって楽しそうです。ぜひまたデザイン画にも挑戦して頂きたく思います!期待高まる…  庄司でした。

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サツマイモ畑より 

2013-12-12 21:58:47 | 親子
Oyako
親子クラス作品

親子クラスのKちゃんのご実家がサツマイモ畑をもっているそうで、近所の幼稚園生がサツマイモ堀りをした後のツルを「何かにつかえませんか?」と先日大量にアトリエへ持ってきてくださいました。ツルは乾燥してしまうとポキポキと折れてしまうので、収穫したばかりのしんなりした状態をとりあえず輪にしてしばらく教室内に吊るして乾燥していたので、目にした方もいたのでは?

そして私は、毎年恒例山梨での松ぼっくり拾いに行ってきました!確か昨年は松ぼっくり300個ゲット。今年は150個位かな。段ボール3箱分の松ぼっくりから今年は親子・幼児・小学生・学生クラスにて色々なアイデアでクリスマスのオーナメントに大活躍!(でもまだ1箱半は残ってます・・・)

本日の写真は、サツマイモのツルで作ったリースと松ぼっくりをメインにしたクリスマスリースです。所々に緑・黄緑・赤といったクリスマスカラーのフェルト、そして自然の木の実やマカロニなど異素材をあしらった素敵なリースに仕上がりました。
11月からクリスマス工作をいくつか制作して、おうちの中の飾りも華やかになってきたのではないでしょうか?

今現在親子クラスに参加してくださっている方々は皆さん初めてのクリスマス会になりますね!!
2・3歳児にとっては人生初めて見る大量のお菓子で、しかもカラフルな駄菓子もいっぱいでお母さんもびっくりしちゃうかも?
来週は今年ラストの授業です。親子一緒に食べる工作を楽しみましょ~!!!

伊藤

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お菓子の山

2013-12-11 23:06:27 | 小学生 工作
Tonakai3
どことなく本人に似ている低学年ピックアップ。顔のパーツの切り方や貼り方でここまで個性的になるものだと感心ですが、期限までに全員がなんとか間に合いトナカイ80匹が完成しホッとしております。
こちらぜひともアトリエの壁に80匹飾らせてもらいたかったのですが、子どもたちもクリスマスまで一日でも多くおうちで飾りたいでしょうし、残念ですが我慢して持ち帰ってもらいました。
みんな家族を喜ばせるだけでなく、ぜひ玄関に飾って道行く人に見せびらかしてもらいたいものです。
Kuripa『倍返しチョコ-当たったら倍返しだ!(スーツで土下座の写真に一目惚れ☆でもこれ100個しか売ってなかったので、よりウケるであろう大人限定です。)』
内職というより行事に近い『お菓子分け』。今年は参加者164人!合計金額はまだ出ていませんが、今のところ11万円分のお菓子(正確に言うとテーブルクロスやアルミホイルなどの消耗品も含まれますが)が段ボール箱に積まれています!先程なだれが起きて危うくお菓子につぶされ窒息するところでした。(大袈裟)
今年のパーティーの日程は、朝から酒の消費量が半端ないクリパーという名の宴会をする日曜クラスが初日になってしまうのでちょっと恐ろしいですが、先のことを考えてほどほどなんてことは絶対にしないと誓います!一週間毎日盛り上がることを誓います!   オバラ

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学生達もリース

2013-12-10 23:21:30 | 学生
Tonakai
オバラです。海外に留学した学生とスカイプで話しましたら、「クリスマスパーティーの準備はもう大丈夫?」や「年賀状は今週から手を付けないとヤバいね。」など、話題はこちらの心配ばかり。アトリエの雑用を手伝わせまくっていたので年間行事が染みついているようです。すっかり立場逆転、気分は田舎のおばあちゃんです。

さて学生クラスでも希望者のみ11人(当然?ほとんどが女子)、トナカイリースを作りました!
学生達は靴下を使わせず、私が描き起こした型紙を使って立体裁断、本格的な裁縫にしました。角は厚手の馬革を使い、ずっしり重厚です。顔の細工は自由なのでそれぞれが個性的。自ら「宿題にしたいから持って帰ってもいい?」「早く飾りたいから絶対今日中に完成させる!」など、誰もが意欲的でした。
この期間限定のイベント感がそうさせるのかわかりませんが、私としては油絵やデッサンもこの調子で貪欲に描き込んでもらいたいものです。
Tonakai2こちらピックアップは、展覧会の人気投票で2年連続1位だったあみかのトナカイ。目を花の形にするとは斬新!リースにも花を散らし、リボンで赤い花のコサージュをあしらうなんて、さすが手馴れています。裁縫に関しては教わることしかない…
月謝もらってごめん。
右は私が年賀状用に作った『小原シロ用ユニコーンの被り物』のはずが、採寸中の攻撃をかわせず図り間違え、少々キツかったので嫌がってかぶってくれず乗せただけ。中途半端。

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クリスマスに間に合った…

2013-12-09 22:21:46 | 小学生 工作
20131209
月曜・木曜クラス トナカイのリース

どうも幸介です!フエルトで作るトナカイのリースもついに完成!!穏やかな木曜日クラスは余裕を持って終わり、時間をもてあます生徒が続出。松ぼっくりでオーナメントを追加制作するほどでした。しかし騒がしい月曜クラスはほんとにギリギリで、完成するはずの今日の授業の終了10分前の時点で「先生ここ結べなーい」とか「つぎどこ縫うの?」なんていう状態。

なんとか終了することができましたが、木曜クラスも月曜クラスも僕と小原先生の2名で担当し、教え方は同じはずなのになぜこうもクラスの授業の空気が違うのか。騒がしい月曜と落ち着いた木曜、その差は大きく、月とすっぽんほどあります。ほどそこで僕は仮説を立てました。

ずばり差の原因は「曜日」です!月曜日は土日の休日明けで、つまりは充電直後なのです。生徒の皆も元気が余っております。土日の出来事など話したいことも山積みでしょう。これが月曜が騒がしい要因。そして木曜日、これはもう土日が休みの小学生にとっては週末も同然。充電したパワーもアクティブに月・火・水と使いましたので、その出がらしの状態です。これは木曜日クラスが落ち着かざるを得ないですね!

ということで、半ばクリスマスには関係ない記事にはなりましたが、結局月曜日だろうが木曜日だろうがクリスマス会はどのクラスも騒がしいに決まってますので、来週で僕の体力が全て無くなってしまわないか心配です。小学生クラスの生徒の皆さん、クリスマス会は絶対に忘れ物をしないようにしてくださいね!!

田中幸介

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本日は飲み会でした。

2013-12-07 08:42:00 | 大人 イベント
Bounenkai_2岩田です。
今まで5週に渡りブログでご紹介して来ました「THE横浜展」に出展された方々のお疲れ様会、受賞のお祝いを兼ねて、本日生徒さん達で飲み会が企画されました!ご参加頂いたのは土曜日の生徒さんを中心に総勢12名。美味しいワインとイタリアンで盛り上がりました。
途中、梅田さん、小林さんのチェス講座を受けながら酔っぱらった状態でチェスの駒を動かしていた私でしたが・・・。
帰りの駅から登り方面の電車に乗られた方々は車中でも引き続き晩餐が行われていたそうですヨ!

ブログを思いっきり私的流用させて頂きますが本日会場となったJR港南台駅からほど近いイタリアンレストラン「ジョルナータ」は私の兄が経営しているお店です。皆様お近くにお越しの際は是非お立ち寄り下さいませ。

「ジョルナータ」

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ふっと抜けるように

2013-12-06 19:19:51 | 大人 水彩
Suzuki_01鈴木 水彩

トナカイリースたちがずらりと並び、ブログ上でもクリスマス感が高まってきていますね!ハレの雰囲気、たまらずワクワクしてしまいます。

さて本日は水曜午前大人クラスより、鈴木さんの水彩画をご紹介します。
基本のデッサンが終わって一枚目の水彩ですが、素晴らしい作品に仕上がりました。
元々ご自宅で水彩画を描かれていた鈴木さん。その作品も背景の建物の細かい意匠まで丁寧で細かい描き込み、見応えのあるものでした。しかし、主題から背景まで全てに力が入りすぎていて、少し息苦しく感じてしまう部分もありました。
今回の目標はそこの克服!

バックの丘に連なる家々も、窓まで細かく描き過ぎてしまったので、思い切って屋根は一ストロークで描く、丘もひと固まりと意識しながら描くことに注意し、背景にかなり時間をかけました。力を抜く、描き込み過ぎない。けれどそれは手を抜くという事ではありません。暖かな陽射しが眩しい丘の色彩は、画面全体の光を静かに表現しています。

また、近くの建物も写真のままだと少し大きいのでうるさくならないようにサイズダウン。主題の漁船が引き立つように、色もとても淡くのせています。そのため漁船はぐっとせり出し、船体の青も鮮やかに目に飛び込んできます。
そして水面への映り込みも美しいですよね。水の表現はとても難しく、苦労されている方も多いと思います。しかし鈴木さんの描く水面は素晴らしいです。今回、力を抜くという技力が加わったことで、そこの魅力がより伝わってくるのも嬉しいところです。

真面目に誠実に絵と向き合っている鈴木さんです。今回この省略がうまくいったのも、背景まで丁寧に追いかけて描き練習していたからこそだと思います。積み重ねた作品から、このように抜けた感のある柔らかい作品が生まれたことをとても嬉しく思います。次作も早く見たくって、ウズウズしてます~! 庄司でした。

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クリスマスリース

2013-12-05 21:39:47 | 幼児
Youji
ジャ、ジャ~~~ン!!こちら幼児クラスで制作したトナカイリースです☆
小学生は縫い物に格闘して制作した靴下トナカイリースでしたが、幼稚園生はモコモコの布を使ってホワホワ毛並みのトナカイヘッドです。布の折り方によって、トナカイの顔の輪郭がシャープだったり、ちょっと太り気味だったり(?)
一人一人の作品を見ても愛嬌たっぷりでもらってしまいたいくらいキュート。ずらっと並んだトナカイの色々な表情を見るのも楽しいですね。これは、ぜひぜひご家庭の玄関に飾ってお子さんの作品を世間に自慢しちゃいましょう!
Yoiji1
来週は松ぼっくりを使ったクリスマスオーナメント作り、そして再来週はクリスマスパーティー♪
お楽しみに・・・!    

伊藤




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裁縫はいかが?

2013-12-04 22:21:00 | 小学生 工作
Tonakai1
水曜小学生クラス

オバラです。皆さん裁縫は好き(もしくは得意)ですか?
私は母が和裁をやる事もあり、家庭科の成績は常にトップでした。(母に全部やってもらうので)

裁縫は器用か不器用か、丁寧か雑かが一目瞭然に出てしまうので、辛い授業だった子もいるでしょう。油絵のように『適当さが味』には決してなりませんからね。
どうしても上手くいかなくて「ごめん、これやって下さい。俺、不器用だからさぁ…」なんて珍しくしおらしくしょんぼりお願いに来る子が無性にいとおしくなり、いつもなら「さっき教えたよなぁ!?自分でやれ!!ぜってぇ手伝わねぇ!」なんて激怒するところが「真剣にすごく一生懸命何度もチャレンジしてるの、見てたよ。自分の理想に近付ける努力してるのに思ったより上手くいかないって、妥協しないで私のところに来るなんて、逆に格好いいと思う。」と褒めてしまったり、私にとっては子ども達の意外な一面が見える楽しい授業でした。
現在小学校で裁縫は5年生から習うそうです。1年生で玉結びも玉止めも、かがり縫いもすくい縫いもできるなんて自慢できますね!(少なくとも南澤先生にだけは♪多分南澤先生、玉結びと玉止めの違いを説明できないんじゃないかな?私どっちも『鼻くそ結び』って言ってたし。)
自信を持って「裁縫は得意!」と言える子になったと思います。
Hangakazu自画像木版画 ラスト一枚

ブログを見た大人クラスの皆さんから「まったくあいつは!!」や、「あの子はもう終わったんですか?」と、可愛い息子か孫のように妙に心配されていたkazuki。
この屈託のない笑顔が愛される要素なんでしょうか?私にはムカつく顔にしか見えませんが、今週ようやく刷り終わって完成してみると、かなりいい出来で益々ムカつく!
でもさすがにトナカイはできまい。自業自得だなkazuki。来年からは頼むから先生に甘えないで、一人で頑張ってくれよ。

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真っ赤なお鼻でいこう!

2013-12-03 22:06:00 | 小学生 工作
今回は靴下でトナカイのリースオブジェをつくりました。(南澤)
Tonalkai

一応今回の課題をご説明すると、靴下に綿を詰めてトナカイに見立て、お裁縫で目鼻や角などを縫い付けた装飾作品なのでありますが、白状いたしますと、実は僕はこれが何なのか今まで解っていないのです。勿論、クリスマスに飾る装飾なのは解るのですが、リースだとすれば穴が空いているはずの真ん中には応接間のシカの首の剥製みたいなトナカイが突き出ているし、靴下って確かプレゼントをもらう為に暖炉の下に並べて使う役目だったような気がいたします(笑)。そうです、これはとても斬新なクリスマスの解釈が凝縮したアバンギャルドな課題なのです!
でも僕は裁縫なんて小学校の家庭科以来やっておりません。タマ結びを授業開始前にあわてて小原先生に伝授してもらっての参戦ですので、指導もヘチマもありません。授業中は生徒からなるべく声がかからぬように壁際で小さくしているばかり。タマ結びの声が掛かった時のみ偉そうに飛び出していくミジメな状況であります。そんな訳で今回はまったくエラそうな講評など出来ませんので、クリスマスのウンチクでご勘弁を。

クリスマスの起源は、古代の冬至の祝祭にキリストの誕生日を重ね、、なんて書いてもつまらないので戦国時代のエピソードをひとつ。織田信長と松永久秀という戦国大名が激突したある戦いのクリスマスの夜のこと、ハイカラ好きな信長は外人宣教師とマブダチだったので部下にもクリスチャンが結構おりました。久秀もオシャレ度では戦国一番を自負する文化人ですから、部下にもやはりクリスチャンがおります。そこで激戦のさなかではありましたがその夜だけは停戦し、両軍からの70名が集まりミサをあげお互いの存在を讃え祈りあったのでした。(完)どうです、裁縫なんかでののしる気も失せるじゃありませんか。トナカイが生えてたっていいじゃないですか。オシャレに愛し合おうじゃありませんか!(一杯ひっかけてやってます、スミマセン)










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描き込みの執念

2013-12-02 22:02:38 | 学生
20131202
麻実 「CHICKEN」 鉛筆

どうも幸介です!本日紹介するのは、中学生の頃よりアトリエに通い、今は現役美大生の麻実の作品。美大生ということで期待も高まりますが、まずは本人のコメントからどうぞ。↓

「今回の制作の課題が画面全体を描くのではなく、描かずにみせる練習ということだったので、部分的に色を入れようか、とさかを面取りしてみてどうにかできないかと試行錯誤してみたのですが、結局いつもと変わらずに描いてしまいました。絵としては気に入っているのですが、課題としては失敗です。今、もう一作品描いているので、そちらもこの絵に負けないくらい頑張りたいです。」


描かずにみせる課題用に制作した本作でしたが、彼女の得意とするところは「描いて描いてとにかく鉛筆を動かす」ということもあり、なかなか思うように表現の力を緩めることができなかったようです。もし「描かずにみせる」という課題なのであれば、ニワトリの場合はアイデンティティであるトサカのみ細かく描き込んで他はシルエットでみせたり、背景を真っ赤にしてトサカは描かずに鳥本体だけ描くとか、なにかしら戦略が必要だったのではないでしょうか。もしも描かずに止めることができないのであれば、それを生かす画材やキャンバスなどを探すべきでしたね。

一枚の絵としては力強さも感じますし構図もパキっとして気持ちのいい絵ではあります。トサカの禍々しさなんかはゾクっとしますね!!このまま彼女の描き込みの良さを生かしながら今後は様々な作品を作る術を身につけていってもらいたいと思います!!

田中幸介

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