小原個展 作品紹介

小原　『儚き夢』　透明水彩、絹本

８月２２日から開催する個展に向けて毎日３時まで制作している小原です。本日、京橋のあらかわ画廊に今まで制作した作品を持って行き、ＤＭ（ダイレクトメール）にはこの作品が使われる事に決まりました。
こちらのブログでもご紹介しました、私の個展にあたってのインタビューが、絵画教室　アトリエ・ミオスのホームページでご覧頂けます。雑誌の対談記事のような読みごたえのある立派なページですので、ぜひ皆様アクセスしてみて下さいね！
御感想など頂けましたら、ＨＰ大臣も喜びます。（もちろん私も☆）

http://www13.ocn.ne.jp/~mios/obara05/obara_f.htm

好きな事

菜摘　４年　『油彩３日目』　油彩　

いつもマイペースな菜摘ちゃんはおっとりしていますが、アトリエに来て絵を描いたり、工作を制作すると顔付きが変わりシャキーンとします！好きな事をすると、まるで別人のようになれるのですね。
これまたすばらく深い色合い。赤い丸い物は実際は黒い帽子です。明日菜摘ちゃんが来たら、この帽子をロンドンで購入した時の話しをしてみようかな。

画伯

宙紀　3年　『油彩３日目』　油彩

まだ幼稚園に入る前に、カナガワ国際ビエンナーレで入賞した経験のあるヒロ君は、我々スタッフから「画伯」と呼ばれ尊敬されています。その名に相応しい大胆な画風！凡人には何が描いてあるかわかりません。そして制作中は夢中になるが為か、ボディーペインティング？と間違う程の汚し方。将来が楽しみな大物君です。

油彩３日目

知恵子　４年　『油彩３日目』　油彩

どうです！？このすばらしい下塗り！
美しい色！

以前紹介した１２色相環の補色を使い塗っていますので、赤で描いてあるランプは、実際は深緑です。
もうこのままでも十分絵になっていますよね☆

季節先取り？のザクロ

猪野　『秋の思い出』　鉛筆

チケット制の猪野さんは、月に２～３回必ず授業を受講し鉛筆デッサンを続けます。（チケット制の方は１ヶ月～半年に１回しか来ない方も在籍しています）デッサン力があり質感もうまいので、赤ちゃんの柔らかい靴や、籠の乾いた枝のかさかさした手触りがとてもよく表現されています。これからもう一歩深く詰めて描く練習を重ねると密度が増していきますので、猪野さんの口癖「もう終わりでいいですかね？」と聞かれても「いーや、まだまだぁ！！！」と厳しくするつもりです♪

トホホ

今日は名古屋方面で知り合いの結婚式に出席したのですが、あいにくの雨で新幹線が止まり５時間半も車内に閉じ込められ、１：３０に新横浜に着き、１時間半タクシーを待って、アトリエに着いたのは３：３０なのでブログはお休みさせて頂きます。すみません。
以上　小原の愚痴＆言い訳でした

油絵具

赤系　『カドミウムレッド・パープル、ディープ、ミドル、ライト、オレンジ』
緑系　『カドミウムグリーン・ディープ、ミドル、ライト、ペール』
紫系　『コバルトバイオレット、ミネラルバイオレット、マリンバイオレット、パーマネントバイオレット』
クリーム系　『ジョンブリアン№１、№２、№３、№４、ネイプスイエロー・アイボリー』
初心者用の油彩道具には、油絵具１２色セットが入っています。油絵具は水彩絵具と違って、混色してもなかなか思うような色がでません。もう少し増やそうかなという方は、上記左から３つ目までの『赤系』『緑系』『紫系』から、１本選んで購入してみて下さい。なかなか使い易く、美しい色です。
そして一番右のクリーム系は、必要ありません。基本的に白が入った色は混色してそれに近い色を出すのが容易だからです。たくさん絵具を持っていて、「ま、試しに買ってみるかな」と言う方だけどうぞ。

じっくり

寺山　『よさこい』　油彩

寺山さんはよさこい好きで、一人で出掛けてたくさんの写真を撮り、油絵の題材にしています。いつもしっかり細部まで描く画風ですが、今回敢えておおまかな捉え方で進めていました。
しかし、おおまかだからと言って、早くて雑、などとは思わないで下さい。この作品も４月から描き始め今日完成したのですから！
寺山さんの作品をもっとご覧になりたい方は、ホームページへGO！
http://homepage1.nifty.com/terran/

夏の風物詩

斉藤　『蚊取りブタ』　鉛筆

チケット制会員の斉藤さんは、月謝制にした方がいいのでは？と思う程、月に何回も授業を受講されています。自分で気に入ったモチーフ（静物）を買い、葉書サイズの紙に鉛筆デッサンを続けていますが、今回は季節感たっぷり「夏の風物詩」を描きました。やはり絵も季節を先取りして描くと気持ちがこもっていいですね！（しかし、描いてる時間が長過ぎて季節外れになることもあるのですが・・・）

恐竜のたまご

学生クラス　『石膏たまご』　石膏

これ、なんのたまごだと思いますか？クマのぬいぐるみが入ってしまう程、大きなたまごです。
実は風船の中に石膏を流し込み、転がしながら固めたものなんです。均等に回し続けないと一部分だけが固まり、風船を割る時に壊れてしまうのが難しいところ・・・。でも楽しそうでしょう♪

ファッション

先程（真夜中）グラフィックデザインから、ファッション系に志望を変えたくなった、という浪人中の生徒がアトリエにやってきました。でも彼は「ファッションを志す人はなぜ敢えて普段着られないような奇抜な服ばかりデザインするのかわからない。自分はもっとシンプルでオシャレな服をデザインしたいのに。」と言いました。私は「絵と同じでアカデミックな写実が描けるようになったからこそ、具象を崩した抽象画に説得力がでるように、シンプルでちょっとだけオシャレなものを目指すなら、もっと上のものを修得しそこから剥ぎ取ってシンプルにしていくのが、遠回りなようで近道であり、逆にそれをしなければ辿りつけないのではないか。」と言いました。彼は私がうれしくなる程納得してくれましたが、皆さんはいかがお思いですか？

小原 作品紹介

小原　『波』　鉛筆、透明水彩、絹

個展に出品する為に、海の絵を何枚か描いています。波は写真を見ながら描いていますが、やはり海の匂いを嗅ぎ波の音を聞きながら描く方が思い入れが入るので、今日は由比ヶ浜に行って海の家でビールを飲んで来ました。
おや？なんだか最初と違う文になってます？だって、ビール飲んじゃったら絵なんか描きたくないですもの☆こんなんで個展に間に合うのでしょうか・・・不安。

小原 個展に向けてのインタビュー

『インタビューを受けるオバラ』

自分の宣伝ですみません。
８月２２日～９月１日まで、京橋〈あらかわ画廊〉にて個展を開きます。
その個展に向けての心境や、意気込みをインタビュー形式で記事にすると、アトリエ・ミオスＨＰ大臣が申しまして、先程取材されました。私はつい話し過ぎてしまうので編集するのが大変そうですが、ＨＰ大臣は「みなさん、どうぞ期待していて下さい！お楽しみに☆」と張り切っております＾＾；
余談・・・私はこの写真を撮る為、昨日パーマ＆カラーリングなぞいたしてきました。ＨＰ大臣は「そんな事に気合い入れなくていいから、語彙を増やしてちゃんと頭使うっ！」とお怒りモード。女心がわからない大臣ですね。

筆の購入場所

『１００均の筆』

先週このブログに書いた、筆の説明が「難しすぎてわかりづらかった」と、何人かの方からお叱りを受けましたので、一気に砕けます！
筆は〈NAMURA〉です。〈NAMURA－日本のメーカー〉の筆を買って下さい。回し者ではありません。いい品です。
画材屋が近くにない方はコレ。１００円ショップに売っている紅筆がお薦め。１００均の絵具用の筆は粗悪品が多いのですが、さすがに口紅用の筆は１本でも毛先が割れていると口紅がはみ出てしまいますから、しっかり作られています。ケース付きで５本も入って１００円ならば、騙されたと思って買っても損はない！？